打球の種類

縦に変化するボール

打球には、ドライブボール、スライスボール、カットボール、フラットボールの4種がある。図1参照
フラットボールを除き、ボールの飛ぶ方向に向かって前向きに回転(トップスピン)するボールと後ろ向きに回転(バックスピン)するボールがあって、それぞれのボールには表1に示す特徴がある。

表1:縦に割れる変化球の種類と特徴

 

ドライブボール カット(スライス)ボール フラットボール
回転方向

前向きのに回転
トップスピンと呼ばれるボール

 

後ろ向きの回転
バックスピンと呼ばれる

飛距離の長いのがスライス、短いのがカット

無回転、若しくは緩慢な回転

特徴

・ボールが落ちる
スピードボールでもラインアウトし難い
・回転が速いと、バウンドが沈んだり走ったりする

・ボールが浮き上がる
着地したところでバウンドするか、逆に戻る
スライスボールはカットボールより変化が緩やか

・前触れもなく”ストン”と落ちる。
・予測の付かない変化をすることが多い

長所

・スピードボールを打ちやすい
・ボールコントロールが容易

・ドロップショットを打ちやすい
ノータッチエースを取りやすい
・ドライブボールを楽に返球できる

・スピードボールを打ち易い
・バウンドが小さい
・魔球のような予測不能な飛び方をする
短所

・球速が無いとチャンスボールになり易い

・カットリターンされやすい

・ネットに掛かりやすい
ボールが浮くとチャンスボールになりやすい
・相手に守備時間を与えやすい

・ネットに掛かりやすくラインオーバーし易い
・ボールコントロールが難しい

 

横/斜めに変化するボール

打球には、横及び斜めに変化するカーブボールとシュートボール等もある。
カーブボールとシュートボールの特徴を表1と図2-1~3で説明する。

表2:変化球の種類と特徴

種類

カーブボール シュートボール
回転方向 前向きの回転 前向きの回転

特徴

・レシーバーから見てボールが右方向に曲がる。
回転が早い曲率半径は小さくなって攻撃力は向上する。

・レシーバーから見てボールが左方向に曲がる。
回転が早い曲率半径は小さくなって攻撃力は向上する。

長所

・レシーバーを左右に振リ回せて、オープンスペースを作りやすい。

同左

短所

・球威が無いと相手にネットプレー等をされて攻撃されやすくなる
・左利きの人は打ち難い

・同左

・右利きの人は打ち難い

有効なサーヒ゛スコースの例

有効なサーブのコース1

サーブのコース2

有効な攻撃コースの例

攻撃のコール1

攻撃のコース2

元に戻る