おとぎ銃士 赤ずきん 27〜39話

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第27話「魔女の城」

なんかのったりしていたなー。
それからハーメルンの野郎!俺のりんごちゃんになにをする!

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
ついにサンドリヨンの城へたどりついた赤ずきんたち。
赤ずきんたちはサンドリヨンとの戦いで草太やりんごの身に危険が及ばないため、二人を残して城へ向かおうとする。
だが、草太はおとぎ話が何を語りたいのか、その答えを自分自身で見つけたいと赤ずきんたちに語る。
草太の気持ちを知り同行を許す赤ずきんたち。
だが、この城こそがサンドリヨンの罠だった!!
以上公式のあらすじ。

赤ずきんご一行の前についに姿を現したサンドリヨンとか、
別勢力、狼族のライカン達も出てきたりで、お話的には色々と盛り上がるところなのだろうけど、
なーんかのったりとした展開でじぇんじぇん盛り上がらなかったな。
だって赤ずきん達がてくてくと城の中を歩いていただけで、戦闘が激しかったわけでもなく、
ライカン達も特に見せ場があったわけでもなく、これで盛り上がろうってのも無理な話だな。
特にライカン達なんて、全然話に絡んできていないので、今回突然出てきて裏切るだ、端から協力してないとか言われてもなぁ。
たぶん、単なる勧善懲悪を避けるために第三勢力であるライカン達を出したんだと思うんだけど、
それなら彼らも頻繁とはいかないまでも、彼らの行動なりなんなりが分かるように、
ちょこちょこと出して三つ巴のパワーゲームであることを示さないとダメだよな。
あと1クールしかないけど、こんな調子でいーのかしら?

今週のりんごちゃん
城内でキュピを抱きながら歩いているりんごちゃんには激ラヴューでしたが、
久々登場のハーメルンの野郎が出てきてりんごちゃんの肩を抱いてやがった!
魔笛エンバーテリオンを吹きすぎて死ねばいいのに。
(「魔笛エンバーテリオンは自分の生命を削りながら吹く命がけの魔法です。」だそうだ)
ラストでハーメルンの野郎が別行動を取ると言ったときに、
りんごちゃんも「えっ!?」とか言ってるしぃ〜(ォД`;)
だめだりんごちゃん!やつぁダメだゾ!やらせはせん!やらせはせんぞー!!
しかし、最近りんごちゃんあんまり目立たないなぁ(´・ω・`)ショボーン


第28話「ドワーフの植木鉢」

う〜ん。どうしてこのアニメはいつも突然そーいうことになっちゃうんだろう。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
グレーテルと赤ずきんの戦いの最中、洞窟へ落ちてしまった草太。
そこはドワーフ族の国の入り口で、草太は彼らに捕まってしまう。
草太を救うため、赤ずきんたちはドワーフ族に投降する。
ドワーフ族の長老の下へ案内される赤ずきんたち。
平和を愛する長老は草太が災いの元だと知ると、国から追い出そうとする。
その時、ランダージョが現れ、草太を奪おうと赤ずきんたちに襲いかかる。
以上公式のあらすじ。

話の展開的にはおもしろかったんだけど、もうちょっと足りないんだよなぁ。
ドワーフ族の長老が、四葉騎士団が守り、サンドリヨンが欲しがるエルデの鍵を災いの元と結論づけるのは、
このアニメとしてはおもしろいのだが、そこから草太や赤ずきんがそれを論破することもなく、
襲ってきたナイトメアリアンからドワーフ一人守っただけで、ある程度の信頼を得てしまうのはどうかと思うぞ。
長老のいうとおり、エルデの鍵=草太がいることによって、
ナイトメアリアンが襲ってきて街は壊されるし、怪我人も出たし、家屋もかなり倒壊したしな。
正直なところ、戦闘後みんなに石投げられつつ「出ていけー!」と言われても、何らおかしくはないと思いましたよ。
なので本来ならば、エルデの鍵は災いの元ではないということを説いて、
ドワーフ族との交流などを描かなければならないのだがそーゆーあいだがないので、
冒頭書いたように「突然そーいうこと」になってしまたように見えてしまうんだよなぁ。
ドワーフ族との交流等があれば壊れたグリムテイラーを直してもらうことにも意味があったろうに。

順番は逆になりましたが、今回は冒頭からグレーテルとの戦闘もあって、
魔剣ミッシンググレイヴが大地の力によりパワーアップして巨大化していましたな。
その際の大剣に振り回される感はなかなかよかったですよ。
大剣に少女が振り回されているように感じがしつつも、
ちゃんと扱えているっていうのは、なんかすごく萌えるものがありますなぁ。
さらにその後に巨大化させたデメリットとして手首を腫らしてしまうってのもポイント高し。
さすがこのアニメの人気NO.1キャラですな。

どーでもいーですけど、洞窟へ落ちた際にドワーフ族の国までズササーと、
滑り台のように落ちていったんですけど、あれって別に床がつるつるなわけでもないので、
普通に考えるとメチャメチャ痛いよな。皮膚なんかずるむけになってもおかしくない。
なので見ていて「うわぁ!痛そう!」と思い、太股やケツのヒフがずるむけ&土まみれになった
赤ずきん一行を想像して直視できなかったのは俺だけか?

今週のりんごちゃん
ぜんっぜん出番なかった(´Д`;)
セリフも2つ3つくらいあっただけだったし。
三銃士なんていやがおうでも出番がありますので、もっとりんごちゃんを活躍させてあげて下さい。


第29話 「ひとりぼっちのグレーテル」

寝オチして見逃す&録り逃す。
し、死にたい… _| ̄|○
見たかったなぁ、この話…

こんな話だったらしいよ。
赤ずきんとの戦いで、草太と共に谷底へ落ちてしまったグレーテル。
いちごの森にたどりついたものの、これまでの赤ずきんとの戦いで傷ついいたグレーテルはその場に倒れこんでしまう。
草太や赤ずきんたちに介抱されるグレーテル。
だが、ランダージョと共に現れたヘンゼルが赤ずきんたちに襲い掛かる。
そして、容赦ないヘンゼルの攻撃が妹のグレーテルにも襲いかかる・・・・・・。


第30話 「ヴィーゼ村の想い出」

え?ランダージョがグレーテルがいなくなったとか言っていましたけど、
見逃した前回にそんな何かがあったのか!く、悔しいノ

とりあえず今回のお話をずっきゅ〜ん。
廃墟と化したヴィーゼ村を訪れた赤ずきんたち。
そこは赤ずきんが生まれた村であり、ヴァルと出会った場所でもあった。
しかし、無理をして元気に振舞う赤ずきんとヴァルに違和感を抱いた草太はその夜、
赤ずきんからヴィーゼ村で起こった悲しい出来事を聞くことになる。
それは赤ずきんにとってもヴァルにとっても永遠に忘れることのできない過去だった・・・・・・。
以上公式のあらすじ。

ちょっと補足すると、そのヴィーゼ村に狼族のジェドが現れ戦闘になり、
村を襲ったのはジェドであることが分かり、さらにその襲われた原因が、
赤ずきんが幼少の頃の幼なじみでカインであったことと、
村が襲われたときに死んだと思われていたカインはヴァルだったことが明かされ、
赤ずきんとヴァルの信頼関係にヒビがはいる。というところで引っぱった。

と、そんなわけで、回想でカインが出てきた瞬間に、
これはおそらくヴァルだろうと思ったら、ひねりもなくその通りだったな。
それにジェドもカインが弟なんだろ?だったらヴァルを見たときに気付けよ(´Д`;)
そんな感じでお話の方はもう30話だというのに、相変わらずのグダグダっぷりだ。
個人的にはこの話っているのかなぁといった感じ。
もう30話なんだからサンドリヨン関係の話を少しずつ盛り上げていけばいいのに。

と、お話の方はそんな感じで特に書くことがないので、気になったところを。
といっても、今回の見せ場(?)は3歳の赤ずきんだけだったりする。
あのちびっこっぷりは反則だろ(笑)。
ああ、そうそう、あの「ずっきゅ〜ん」のルーツも紹介されたのだが、
それなら次回の仲直り後はヴァルもずっきゅ〜んって言うのだろうか?
それはちょっと見てみたいな(笑)。

今週のりんごちゃん
相変わらずの出番のなさに全俺が泣いた。
もっと出番を!りんごちゃんの魅力が前面に惜しみなく出るお話を是非!
狼族の話とかもうどーでもいいよー。


第31話「ふたりの絆」

もう、このアニメはホントに…(´Д`;)
途中までは良かったんだけどなぁ。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
ジェドとの戦いの最中、ヴァルの過去を知ってしまった赤ずきん。
それはヴァルがジェドの弟であるがため、赤ずきんの故郷に悲劇を招いたことだった。
事実を知った赤ずきんは戦うことさえおぼつかなくなる。
そんな二人を心配する草太にヴァルは11年前について語りだす。
そして赤ずきんの心を傷つけてしまったヴァルは自らの運命に決着をつけるため、たった一人でジェドに立ち向かう!!
以上公式のあらすじ。

ジェドと戦闘する前までは概ね良好だったのだがなぁ。
ホントこのアニメはなんかテキトーに済ませたりするんだから。
と、いうわけで、中盤くらいまでは普通に見れたのだが、ヴァルが一人でジェドと決着を付けににいってからがどうもなぁ。
まず、ジェドが遠吠え?でヴァルを誘い出したらしいのだが、それらしいシーンがないんだよな。
そこはちゃんと見せないとダメだろ。見ていて突然ヴァル対ジェドになったように見えてしまった。
それから赤ずきん以外の人物をぞんざいに扱い過ぎ。
ヴァルがいなくなったとわかってから助けにいくまでに、台詞のやり取りがあって、
赤ずきんが「行かなきゃ」とか言って真っ先に走り出しちゃうんだよなぁ。
個人的には周りが立ち上がって赤ずきんに手を差し伸べて、草太に「行こうよ赤ずきん」って言わせてほしかったな。
勝手に赤ずきんが絆を復活させていたんじゃ仲間がいる意味がないじゃないか。

そんなわけでそれまでが普通に出来ていた分、ラストの方で(´Д`;)な感じになってしまった。
まぁ、尺の問題とか色々あるだろうが、最後にあんなんになるんなら、もう1話使ってでもしっかり作るべきなのでは?
まぁ、この赤ずきんの過去話。いらないっちゃぁいらないので別にいーけど。

今週のりんごちゃん
今回も特にコレといったところはなし。
ですが、次回予告でハーメルンとりんごちゃんがフューチャーされておった!
おのれ天敵!笛吹き野郎めっ!笛吹き過ぎてしねばいいのに。


第32話「ブレーメンよ永遠に」

ブ、ブレーメーン!!!(;つД`)
ランダージョーッ!!!(ToT)涙ドプァ!

そんな全俺が泣いた今回のお話をずっきゅ〜ん。
ランダージョと共にいつか劇場で演奏会を開く夢を持つブレーメン遊撃隊。
だが、彼らが慕っているランダージョは度重なる失敗をサンドリヨンやヘンゼルから責められていた。
結果を出さなければならないランダージョの苦労を知ったブレーメンたちは
ランダージョを助けるため自ら進んでナイトメアリアンになってしまう!!
以上公式のあらすじ。

そんなわけで今回はブレーメン遊撃隊のお話。
三銃士共はホントとってつけたようなオマケです。
ナイトメアリアンになってしまったブレーメン遊撃隊(除くランダージョ)を救う辺りは、
もう蝶・強引でちょっとげんなりしましたが、愛すべき悪役ランダージョが全編にわたりいい味を出していてちょっと感動したよ。
個人的には牢に入れられたグレーテル(見てない回でそんなことがあったのか)に、
強がりいいつつもおでん缶を投げ入れて、「手がすべったにゃ〜」などと、バレバレの嘘をつくシーンが印象的。
その他にも、サンドリヨンから成果を求められて悩んだり、
ナイトメアリアンになった遊撃隊の為に三銃士に罵られようとも結果を求めたり、
暴走した遊撃隊がステージを壊すとここは将来、自分達が歌うステージだと止めに入ったりと、
今までほんのりとしか垣間見えなかったランダージョのいい人(いい猫か?)っぷりがしんみりくるな。
そして、白雪の回復魔法+プリンセスモードで元に戻った遊撃隊は今までの記憶を失ってしまい、
4人でカルテットを組んでいた事も忘れてしまうのだが、
そんな4人にランダージョが「おまえら思い出すにゃ!ブレーメン、ブレーメンおれたちゃ…」と、
必死に記憶に語りかけようとする様が涙を誘うよ(;つД`)
そしてハーメルンと草太に、またサンドリヨンの元で働かせるより、このまま帰らせた方が幸せだと諭され、
涙ながらに「すみません人違いいや、魔族違いでしたにゃ」と見送るランダージョを涙なしでは見れませんよ、男なら。

と、そんな全俺が泣いた今回でしたが、ちょっと残念なのは、ブレーメンたちのバックボーンがあればなぁと。
なんで彼らがランダージョをそんなに慕っているのかの理由があれば、全米くらいは軽く泣いたんじゃないですかね(大袈裟)。
たぶん彼らの衣装が脇のくせに面倒なデザインなので、ちょくちょく出すのを嫌ったのかなぁ。
その辺と、プリンセスモード辺りの強引さが気にはなりましたが、このアニメでこんなに感動するとは思いませんでしたよ(笑)。

今週のりんごちゃん
ブレーメンといえばやっぱり出ますよ、あの笛吹き野郎ハーメルン。
やつぁやはり我が愛しのりんごちゃんに気があるようです。しゃらくせぇ!
ま、そんな笛吹き野郎はエンバーテリオンの吹き過ぎで死んでもらうとして、
なんかりんごちゃんが最後に活躍するかもしれないようなフラグ?がありましたな。
ハーメルンの草笛にはスリープの効果があるようなんですが、
りんごちゃんには効果がなくてハーメルンが「なぜだ!」とか言っていましたな。
これはもしかしてりんごちゃんに隠された特殊能力とかなんじゃないんですかね。
最後の最後でりんごちゃんのそれが草太を、そして世界を救うんですよ!
…そうなるといいなぁ。


第33話 「仲間のしるし」

みんな大好き裸エプロンのグレーテルが仲間に。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
サンドリヨンに逆らい牢に入れられていたグレーテル。
兄であるヘンゼルの身を心配するグレーテルだったが、
その身に突然、サンドリヨンの命を受けたヘンゼルの魔の手がのびる。
必死の思いで牢の外へ逃げ出したグレーテルだったが、
兄から命を狙われ心に傷を負った彼女は助けを求めて赤ずきんたちの元に身を寄せる。
だが、それこそがサンドリヨンの仕掛けた罠だった。
以上公式のあらすじ。

お話は特にこれといったこともなく、戦闘で良いアクションがあったでもなく、いつも通りのおとぎ銃士赤ずきんでしたな。
印象に残ったのはグレーテルの健気さと、トゥルーデの正体?みたいなのが垣間見えたことくらいか。
だってなぁ、サルタンとか出てきたけど、そんなジジィすっかり忘れてたよ。
そんなわけで、なんか全然書くような所がないや(´Д`;)
むしろ、あと6話ということで、りんごちゃんの方は気になります。
ちゅーことで以下。

今週のりんごちゃん
グレーテルが仲間にして欲しいと言ってきたときに、反対に回ったりんごちゃん。
りんごちゃんはファンダベーレに行く際にグレーテルに拉致されてますからね。
当然といえば当然なのだが、赤ずきんと違ってちゃんと警戒してる辺りはさすがだ。
その後、草太とグレーテルを探すために3手に別れるのだが、
赤ずきんとヴァル、白雪といばら、そして我が愛しのりんごちゃんにはあの笛吹野郎ハーメルンですよ!
くそっ!ちゃっかりおいしいポジションとりやがって!笛吹すぎて死ねばいいのに。
最後は誤解が解けたグレーテルに真っ先に誤るりんごちゃんはやはりさすがだな。
しかし、今回のりんごちゃん的見所は、サンドリヨン城から逃げてきたグレーテルが、
草太を見つけ泣きながら抱きついた時のセリフですよ。
出会って十数年、まだそんなことはしたことがないそうですよ。
奥手だなぁりんごちゃんは(´д`;)ハァハァ
そーゆー肝心なところで奥ゆかしいりんごちゃんはやはりイイ!のである(*´Д`)/ヽァ/ヽァ


第34話 「ヘンゼルとグレーテル」

ヘンゼルとグレーテルの兄弟愛の話。
このアニメにしてはとても出来のいい話だった。のだが…

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
幼い妹を守るために邪悪な魔女に教えを乞う兄、ヘンゼル。
魔女に見込まれた兄に追いつくため、必死に追いつこうとした妹、グレーテル。
だが、互いの絆は魔女の手により失われてしまっていた。
兄を救うために新たな仲間と共に前へ進み出す妹。
だが、その前に魔女の力に支配された兄が現れる。
兄を慕う妹の想いは奇跡を起せるのか?
以上公式のあらすじ。

話はとてもおもしろく、グレーテルが健気に兄を想う様や、
サンドリヨンに操られ、グレーテルを消そうとするヘンゼルから、
彼女を必死になって庇い続ける仲間達はなかなか感動的でありました。
が、主役である赤ずきん達がメインでない方が話がおもしろいっていうのはどうなんだろうな(苦笑)。
プリンセスモードになった意味もあんまりなかったし。まぁ、プリンセスモードはスポンサー的に出さないとまずいのだろーが。
ともあれ、お話の方はこのアニメきっての人気キャラグレーテルの一番の盛り上がりどころであるので、
作る側も色々と思い入れがあったのではなかろーか。
前半の赤ずきんとグレーテルの特訓の殺陣もいつも以上のアクションだったし。
つか、これぐらい出来るのなら毎回やればいいのに。

個人的にはヴァルがグレーテルを庇うシーンが好き。
その後の「お互い兄で苦労する性分らしいな」(台詞うろ覚え)がかっこいい。
ヴァルはたまにすんごいかっこよかったりするんだよな。
いつもそんな感じでいてください(笑)。

今週のりんごちゃん
残念ながらあまり出番がありませんでしたな(´Д`;)
そろそろ、またりんごちゃんが大活躍してくれてもいーんじゃないかなー。
終わりも近いしさ。つかもう34話なのか。早いなー。


第35話「封印の地へ」

ちょ、次回予告でネタバレすんなよ(´Д`;)
それはともかく、やっぱちょっと強引だな。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
サンドリヨンが封印されていた場所へ足を踏み入れた赤ずきんたち。
そこにはサンドリヨンの力により、ナイトメアリアンに変身したジェドの姿があった。
ジェドの強大な力に苦戦し、次々と傷ついていく赤ずきんたち。
その光景を目にした草太の持つエルデの力がついに解き放たれてしまう・・・。
以上公式のあらすじ。

お話的にはもうラストも近い事もあって、なかなかおもしろかった。
二つの世界の物語はサンドリヨン誕生秘話ってのはいいとして、あのマレーンの想い人の出てき方が突然すぎだよな。
なんで突然ファンダベーレに来てるのかの説明がないですよ。
あんまりあの男の子に意味はないみたいに見えるよ。
とりあえずマレーンの想い人が死んどけばいいみたいな、そんな印象を受けてしまったよ。
それと細かい事だが、サンドリヨンとなったマレーンの攻撃から赤ずきんが草太を庇うのだが、
直前に赤ずきんが間に入るカットを入れれば良いのに。なんか突然すぎて盛り上がりに欠けたよ。
しかし、この話の肝心な所、サンドリヨンの真の目的や、草太の母親との関係、
エルデの鍵あたりの真相がまだわからないのはおもしろいな。

物語の中でない方の話でちと気になったのは、
力を噴出したエルデの鍵の力があまり良い力には見えなかったな。
まぁ、あまりに大きい力ってのは毒にも薬にもなりますが、そういった意味ではなさそうだ。
サンドリヨンが鍵の力を使って何をどうするのか気になりますな。
あとはジェドの最後がジェドらしく、高笑いしながら消えていく様はかっこいい。

さて、次回予告でやっちまったネタバレ。
今回のラストで鏡に一瞬写った草太の母親が
サンドリヨンとトゥルーデのどちらの後ろに写ったか判らないような位置だったのに、
(まぁグレ子が仲間になる回で前フリがでてますが)
次回予告でトゥルーデの服を着た母親が倒れてるところを持ってきちゃうのはどーかと思うぞ。
あそこで引っぱった意味ないじゃん。

今週のりんごちゃん
今回は白雪とともに良いシーンを作っていただきましたよ。
落ちそうなったりんごちゃんをなんとか片手つなぎでキャッチした白雪。
りんごちゃんを支えている所為でうごけない白雪に
「もういいから、白雪。わたしみんなの足手まといになりたくない。このままじゃあんたまで…」
と自分を見捨てるように言うりんごちゃん。
りんごちゃんにそんな事言われたらその手を離す事なんて誰も出来やしないよ!
その後の白雪もなにげに良かったりする。
一瞬、困ったように笑って、すぐいつもの調子で
「あなたひとりごとき、守れないでどうしますの!」
と返す所はらしくてとてもよかったです。
まぁ、手を離したところで、底までツルーと滑っていくだけなので、
特に問題はなかったりするんですけどね(笑)。

どーでもいーけど、なんかすごくまともに感想を書いた気がするなぁ(苦笑)。


第36話「鍵のちから」

草太の母親、小夜って若すぎないか?
ああ、だから草太はマザコンなのか(笑)。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
サンドリヨンに連れ去られてしまった草太を救い出そうとする赤ずきんたち。
だが、サンドリヨンの強大な魔力の前に赤ずきんたちは苦戦を強いられてしまう。
草太と交わした約束を守ろうとする赤ずきん。
しかし、草太はトゥルーデの放つ罠に次第に追い詰められていく。
やがてトゥルーデと対峙した草太はある秘密を知り、自らの手で「エルデの鍵」を解放させてしまう・・・
以上公式のあらすじ。

草太自身の手によってトルゥーデになっている小夜を倒させる事で、鍵の力を解放しようって作戦だったようです。
まぁ、最終的にサンドリヨンが殺っちゃいましたが。
しかし、小夜はサンドリヨンにやられて消えちゃうのかよ。結構酷いなぁ。最終的には大団円で復活するんだろうけど。
それはそれとして、小夜はファンダベーレの七賢者ってことなのだが、若すぎるよなぁ。
10年前にサンドリヨンを封印したときにはもう七賢者なわけだから、
見た目の様な10代前半ってことはないだろう。20代後半くらい?
その後、エルデにいって草太作って4歳まで育てて、サンドリヨンにつかまって10年でしょ。
ってことは若くても40代くらいのはずなんだけどな。
そんな若作りママなもんだから草太がマザコンなわけですよ。
つか草太があのハーレムパーティの中にいて、何にも無かったのはマザコンの所為だったのか!
って八神くんの家庭の事情かよ。
しかし残り3話ってことでお話の方は終わりにむかっているんですが、
どうもいまひとつ盛り上がりに欠けるのはなんでなんですかね?

赤ずきんたち?いや、特になんもしてないし(笑)。
つかあんま他に書く事ねぇよ。

今週のりんごちゃん
特にこれと言った事はないんですが、
今回草太がサンドリヨンの策にはまって鍵の力を発動させちゃったので、
次回以降それを止める為にりんごちゃんが大活躍ですよ!
…だといいなぁ。


第37話 「ふたつの世界の物語」

なんやようわからん。
つか、「ダンバイン」思い出した。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
ついに「エルデの鍵」を解放してしまった草太。
フェレナンドもその力に抗うことができず、鍵の力を発動させてしまう。
ついに2つの鍵を手に入れたサンドリヨン。
エルデではサンドリヨン城が出現し、エルデの人々を混乱に陥れてしまう。
草太を救おうとする赤ずきんたち。
だが、暗黒魔法の力に取り込まれた草太の力が、赤ずきんたちに襲い掛かる!
以上公式のあらすじ。

結局の所、サンドリヨンは何をしたいんですかね?
世界が二つに分かれていた為に、大切な人を失ったので(本当は自分の所為なのだが)、
世界を一つにまとめる、ってのはわかる。が、その後どうしたいのかと。
まとめた世界の頂点に立ってボヘーっとしているつもりなのか。それとも「あー、すっきりした」ってことなのか。
その辺が全く見えてこないので、なんかポカーン(゜Д゜)となってしまったよ。
どうせなら、まず、二つの世界を一つにすると世界が滅ぶって設定にする。
で、滅ぶってのは後々になって三銃士どもが調べた結果判るようにする。
これで三銃士共がサンドリヨンを討つ大義名分が出来たな。
それで、サンドリヨンもその事実を知らないかと思いきや、実は知っていてだな、
大切な人がいない世界など無いのと同じと自暴自棄になっていて、
その人が殺した(と思っている)世界なんかなくなってしまえーという行動原理にすれば、
サンドリヨンがふたつの世界を一つにする理由ができるな。
それにこれなら三銃士共に、「世界を守る」という事と、「サンドリヨンを救う」っていう2つの使命が出来て、
単なる勧善懲悪じゃなくなるっていうメリットも出るな。
「サンドリヨンを救う」ってのは、彼女を殺しちゃうと三銃士がとても非情に見えてしまい、
大義名分の為に人情を捨てているように見えるからな。あと一応子供向けだし。
そして最後は世界を救って、サンドリヨンはファンダベーレに残すと、
色々とまずいのでエルデで一から人生をやり直してもらえばOK。
って感じにすればいいのに。
…あれ?感想じゃなくて提案になってしまった。ま、いっか。

今週のりんごちゃん
りんごちゃんは最後までただ見ているだけなのか?
せっかくラストバトルまでついてきたんだから、
なにか最後に大活躍させてあげてください。

どーでもい−けけど、三銃士達が魔法を使えなくなった時、
ハーメルンのエンバーテリオン自体が消えたな。
あれ自体が魔力の塊ってことなのか?なんか無理あるな。


第38話「未来への扉」

工エェェ(´д`)ェェエ工 問題先送りかYO!
それでいいのかと小一時間。

そんな今回のお話をずっきゅ〜ん。
「2つの鍵」を手に入れ、エルデ侵略を開始するサンドリヨン。
さらにサンドリヨンは草太とフェレナンドを体内に取り込んだまま、城と一体化する。
このままでは草太とフェレナンドはサンドリヨンと同化してしまう!!
赤ずきんは傷つきながらも草太たちを助けようとする。今まで自分たちを信じてくれた仲間たちと共に。
やがてその想いは眩い光と共に奇跡を起こす・・・。
以上公式のあらすじ。

ラストバトルだってのに作りが粗いなぁ(´Д`;)
赤ずきんが落ちるところグレーテルが助けるのだが、その描写が無く、どう助けたか全くわからなかったり、
ビルの屋上にいたはずなのにいつのまにか地上に降りていたり、
プリンセスモードがついたり消えたりと、なんか気になる事が多過ぎ。
白雪がりんごちゃんにもずっと結界を張っていたとか、
サルタンのじじぃが草太の母親を助けていたとかもかなり強引な感じがしたな。

さて、一番気になったのはサンドリヨンですよ。
助けるんじゃなくって再封印っていうのはどうなのかと。
冒頭にも書きましたが、これって問題の先送りをしているよな。どう考えても。
とてもじゃないが大団円とは言えませんよ。
せっかく草太がサンドリヨンじゃなくマレーンと呼びかけるシーンがあるのだから、
ここはやはり、まず巨大化を元に戻して、サンドリヨン説得という方向に持っていかなくてはいけなかったんじゃなかろうか。
それまでにサンドリヨンの悲しい過去を見せておいて、結局最後は「力でねじ伏る」ではこっちはガックリきちゃいましたよ。

今週のりんごちゃん
ここへ来てなんもなしかよ…(´Д`;)
物語の最初から出ていて、キーパーソンの幼なじみで、なんの力も無いのに異世界まで脱落せずについてきて、
ラストバトルだっていうのに見せ場が全くないのかよ!
もうバカじゃないの?普通なら何か絶対にある所じゃん。
例えば、サンドリヨンに取り込まれた草太が鍵の力を噴出させる所で、
フェレナンドじゃなくてりんごちゃんの呼びかけで自分を取り戻すとか、なんかそんなような所を作っとけよ。
これじゃ、りんごちゃんが一体何の為にいたのかが全くわからないよ。
キャラクター的におもしろいキャラなのに、何にも活かせてなかったな。

文句ばっかりではなんなので、感心した所も書いておこうかな。
白雪がりんごちゃんにもずっと結界を張っていたという件で思い出したのだが、
以前、ハーメルンの草笛のスリープ効果がりんごちゃんに効かなかったのはこの所為なんだな。
なんかすげーどーでも良い所で細かいことしてるなぁ。
それと、次回まるっとエピローグみたいですね。しかも温泉ですよ。
その点はすばらしい(笑)。


第39話 「さよなら赤ずきん」

温泉だったのになぁ。

そんな最終回のお話をずっきゅ〜ん。
サンドリヨンとの戦いの後、平穏な日々を過ごす草太。
しかし、草太の隣には赤ずきんやヴァルたちの姿はない。
ふたつの世界は人の心が育まれるまで交わってはいけないのだ。
だが、草太は新しい鍵を手に入れた。互いを信じるという大切な想いを。
そして、草太は赤ずきんたちとの再会を願い、ふたつの世界がやがてひとつになることを信じて、物語を完成させる・・・。
以上公式のあらすじ。

そんなわけで、最終回は丸っとエピローグ。皆で温泉へいってお別れしておしまいです。
ちゅーことであんまり書く事ないんだよなぁー。
つか、草太たちを温泉に連れて行こうと三銃士共がバイトをするんだけど、
あの外見はどう見ても小学生だし、実際14歳だし、バイトできねぇじゃん。
赤ずきんは宅配ピザやっていたんですけど、あの原付バイクに乗っていたんだろうか?
つかヴァルに乗っていたのか?いや、それよりも4丁目の鈴木さんちと、
鈴風草太の家を間違うのもどうかしているが、一番の突っ込みどころは、
ヴァルが家を間違ったと気付かず喋っていたってことは、他でも人前で喋っていたってことになるのもさることながら、
あの前足でストップウォッチを操っていたのはどうかと思うぞ。
と、まぁ、そんな感じで最後まで作りが粗いのでありました。

と、いうわけで、全体を総じて評してみよう。
個人的にはそれなりに楽しんでみたのだけど、作りの粗さ、というか、細かい所まで作り込まれていないなって言う印象。
もうちょっと突っ込んだ部分もしっかりしてほしかったなぁ。
お話が一番そんな感じで、本当はそうではないのかもしれないが、行き当たりばったりな感じがしたな。
やっぱりサンドリヨンを最終的に再封印ってのはどうかと思う。
私としては、せっかく「二つの世界」ってのがポイントなんだから、
ファンダベーレだけじゃなくて、エルデと行ったり来たりをすれば良いのにと思った。
そう思うのは初期にエルデでの赤ずきんたちのドタバタが結構おもしろかったからだ。
なので、「夏休みを利用して異世界へ」じゃなくて、
草太とりんごちゃんが普通に暮らしながらも、エルデの方に敵が襲ってきたり、
ファンダベーレへ草太たちがいったりしながら、「二つの世界の物語」を完成させていくって言う風にすれば、
あの魅力あるキャラクター達をもっと活かせる楽しい話が作れたんじゃないかな。
そうすれば、エルデ側の話で我が愛しのりんごちゃんも、もっと活躍できたろうに。
せっかく秋葉原という実際の地名まで出したのにもったいないですよ。

と、いうわけで、このアニメ「おとぎ銃士赤ずきん。
個性あるキャラクターはとても良かったのですが、お話の方が今ひとつだったし、
毎回ある戦闘の方もこれと行った何かがあったわけでもなく、残念な結果に終わってしまいましたな。
もう一工夫すればもっと良くなるであろう基本設定だっただけに、すごくもったいなかったです。
こんなお話ならば2クールで十分だったんじゃないでしょうか。

ちょっと気になったんだけど、サンドリヨンを再封印したって事は、
もしかして、いつか次に繋がるようにってことなんですかね?


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