機動戦士ガンダム00 13〜25話

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#13 聖者の帰還

前後編の後編。

そんな今回のお話は…
アザデイスタン王国で宗教的指導者マスード・ラフマディーの誘拐に端を発する内紛が勃発した。
その内紛が軍事クーデターまで発展した段階で、ソレスタルビーイングはガンダムによる武力介入に踏み切る。
戦術予報士スメラギ・李・ノリエガが不在の状況で、刹那・F・セイエイとロックオン・ストラトスは、
アザディスタン王国の内紛を止める事ができるのだろうか…
って感じ。

お話はソレスタルビーイングがマスード・ラフマディーを発見保護し、アザディスタン王宮へ移送するってだけの話。
こうして前後編を見てみて、ソレスタルビーイングがどうこうとか、姫様が云々とか、そういうのよりも、
内紛がどうして起こり、そこからどういうことが起こってどうなるかってのを見せたかったように思えるな。
まぁ、各キャラに色々あるにはあるんだけど、それは枝葉に分かれた話であって、話の本筋は内紛だものな。
その内紛ですが、やっぱりというか最終的にラフマディー氏を保護し、姫様との共同声明を出したところで、
結局内紛は止まらないって言う、ある意味とってもリアル。
アニメ的なご都合主義なら内紛が止まって平和に向けて…なんてなるんでしょうが、
現実にイスラエルとかの事をニュースなどで見聞きしている我々としては、そんな事ある訳がないことを知っているので、
そーゆー意味でリアルなんだけど、やっぱりあんまりすっきりしないよね。
ただ、最後のエクシアが非武装で王宮前へ降り立ち、攻撃をされながらも反撃せず、ラフマディー氏を移送する件は、
青臭くはあるけれどそれなりにすっきりした。ないよりはずっとマシ。

これまで見てきて思うんだけど、このガンダム00は各キャラクターを柱とした話じゃなくて、政治がメインになっているよなぁ。
メインというよりは政治色が強すぎます。
私としてはもっとキャラクターを中心とした話を見たいのだがなぁ。
ガンダムがプラモデルのPVである以上、ああいった政治の話よりも、キャラクターやロボットをメインにした方が良いと思うんだけどな。
ってゆーか、前回、今回みたいな話は感想書きにくいんだよ。見ていてあんまり楽しいものでもないしな。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんは白いブラウスにエンジのベスト、ピンクのタイに紺のスカートとスクールガールっぽい格好であった。
が、水色のタイツが今ひとつだ。
姫さまはいつもの正装ですが、ご自分の無力さを悲観しておられました。姫さまがんばって。
だけど侍女が暗殺しにきたりと、一応保守派と共同声明を出したりしましたけど、姫さまは立場が非常に危ういなぁ。
今回で一応アザディスタン編(?)は終わりなので、しばらくは何もなさそうだけど、姫さまはどうなっちゃうのかなぁ。

今週のルイスと沙滋のコント
コントはありませんでしたけど、先週に引き続きママンが沙滋にくっついちゃってルイスがご立腹です。
その後を見るとどうやら沙滋とママンの間に強引に座ったご様子。
しかし沙滋とルイスはソレスタルビーイングとかと絡んでくるのかなぁ。
それにしてもこいつら和むなぁ。


#14 決意の朝

OP、ED共に変わりましたな。
そしてコーラサワーさんってMすか?

そんな今回のお話は…
人革連、ユニオン、AEUの各国家群が合同軍事演習を行うという情報が入ってきた。
場所はタクマラカン砂漠、濃縮ウラン埋設地域。
ただの軍事演習ならソレスタルビーイングは動かないのだが、ウラン埋設施設をテロ組織が標的としている。
だがそれは各国家群はこの情報をリークして演習場所に選んだのだった。
テロに武力介入すれば、圧倒的な物量でカンダム鹵獲に動く各国家群。
それを知ってもなおソレスタルビーイングは目的を遂行する。
って感じ。

今回からの国家群合同のガンダム鹵獲作戦はどうも前中後編っぽいな。
前編の今回は作戦開始前の各国家群各キャラクターの動きを今回の作戦にまとめるもの。
なのでロボットプロレスもないし、話が大きく動く事もなかったのだけれど、
次回からの大規模戦闘へ向けてのじわじわくる感じは個人的に結構好きだ。
しかし、感想を書くにあたってはいったい何を書いて良いのやらといった感じで、
各キャラクターの動きをザッピング手法的に描いていただけなので、
書くとしたらこのキャラはこうだったという風にしか、私の文才では書く事が出来なくてまいっちんぐ。
そんなのあらすじを細かく書くのと一緒だしねー。

というわけで、ちょいと新しいOPについてでも書いてみる。
つっても気になる点は二つ。ソレスタルビーイングのガンダムではないガンダムっぽいシルエットが三つでてきた事。
やっぱ各国家群打が作るガンダムもどきなのかなー。
だとしたら、エクシア以下と互角に戦える性能じゃないとつまらないわけで、
となると各国家群がどーゆー経緯でその技術を手に入れるかが問題なわけですよ。
ガンダムを鹵獲されちゃったら話が破綻しそうなのでそれはないとして、どーするのか見物。
残る一つは、やっぱりファンネルでてきた事。
ファンネル扱えそうなのってピーリス少尉くらいしかいないので、やっぱその人革連のガンダムもどきがファンネル搭載しているんだろーなー。
それにしてもファンネルって発明っていっていいほどの発想だよなぁ。あんなに心躍る兵器はそうそうないよ。
四方からのファンネルを避けていく主役機ってのがまたアクション的に好きなのです。
あーはやく戦闘メインになってくれないかなー。俺はロボットプロレスが見たいんだ。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんは今週はサービスなのか(?)衣装は三つ。
最初は白ビキニに薄紫のパーカーを羽織っていた。ここはパーカーを脱いでください。そして相変わらずスメラギさんはけしからん乳でした。
次はピンクのちびTに白っぽいローライズ(?)。
最後はなんか良くわからんが、エンジのチャイナっぽい服下は白かな?よく見えんかった。この服奇抜すぎです。
さて今週の目玉、姫さまはお休み中に刹那が夜這(わらぃ)を仕掛けてきてちょいとびっくりしましたが、
アザディスタンは中東で暑そうなうえに、お布団からお肩がでていたのでもしや!と思ったら案の定、
濃いブルーのネグリジェ!(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
肩が露出しているだけでもハァハァものなのにネグリジェなんて!なんというサービスシーン!(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
あ、ちなみにネグリジェがよくわからない人のために以下wikiより。
『ネグリジェ(英語:negligee)とは就寝時に着用するワンピース型の寝具である。
 17世紀頃からフランスで使い始められ、17世紀から18世紀には男女問わず着用されていたが、
 現在では婦人用寝具として使用されている。ちなみにフランス語では「だらしない」という意味である。
 柔らかい素材を使い、ゆっくりとした形でフリルやレースなどの装飾が付いた優雅なデザインとなっているものが多いが、
 パジャマとの差異はワンピースであるかツーピースであるかという点であり、装飾性の高さで分類されているわけではない。』
まぁ、要するに露出多めのワンピースにハァハァしているのです(わらぃ)。

今週のルイスと沙滋のコント
ついにお母さん帰っちゃいましたな。
そこへ居合わせた刹那を沙滋が誘ってどうするのかと思ったら、
寂しくて泣きわめくルイスの気がまぎれるためにとかり出されたのだったが、まぁ、最悪の人選ですよ。
案の定、ルイスは刹那がお気に召さないご様子で「帰れ帰れ!バーカバーカ!」です。
刹那じゃないけどホントこいつら「平和だな」
だがそこがいいのです(わらぃ)。


#15 折れた翼

第三勢力!そうきましたか。

そんな今回のお話は…
各国家群がガンダム鹵獲のためのプロジェクトである合同軍事演習のまっただ中に飛び込むガンダムマイスター達。
圧倒的な物量と絶え間なく続く攻撃にマイスター達は疲弊していく。
疲れ果て鹵獲されそうになったエクシアの前に現れたのは…
って感じ。

と、いうわけで、OPの新たなガンダムは第三勢力のものでした。その線は全く頭になかったなぁ。
ガンダムといえば三つ巴や四つ巴になる事がしばしばなので、その辺は頭に入れておくべきだったな。
新しいガンダムは次回が詳しいはずなのでとりあえず放っておくとして、とりあえずGN粒子の色が悪役っぽいですよね。

さて、お話の方はというとまぁ、あらすじどおりなんだけど、いくら何でもソレスタルビーイングの方は作戦に無理があるよなぁ。
作戦に無理があるというよりは、テロ阻止の為に強行し過ぎ。
まったくマイスターピンクはろくなことしねぇ。お前が前回「それでもやるのがソレスタルビーイング!」とかいうから。
いくら脅威のメカニズム搭載のガンダムといえど、たった4機で1000機近くを相手に出来るかつーの。
まぁ、テロ阻止したらさっさと逃げるつもりだったみたいだけど。
そもそも、デュナメスの高高度距離射撃があるんだから、宇宙から打ち抜く事も出来たんじゃね?などと思ってしまいました。
っていうか、放っておいても軍事演習のまっただ中で、ソレスタルビーイングがこないと分かれば、各国家群が自前でなんとかできたろうしな。
まぁ、冷静に見ればソレスタルビーイング最大の危機と、新ガンダムお披露目のためのお話なんだけどね。
しかし、ここで第三勢力を出す意味はあるんだろうか。コーラサワーさんの影がますます薄くなるよ。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんは上半身だけで服がよくわからなかったなぁ。
白の上着に黒いセーラーカラーみたいな襟に胸元から緑のスカーフが見えました。
姫さまは赤紫の上着に藍色のスカート。髪を下の方でまとめておられたな。
軍事演習の最中にソレスタルビーイングが現れたとの一報に、「まさか!あの時…あなたは…」とか刹那を想っておいででしたが、
何にお気づきになられたんですかね?

今週のルイスと沙滋のコント
お母さんが帰ってしまって落ち込んでいるので「物理的」に励ましてください。
と、沙滋にブランド物の指輪をねだっていた。価格は¥120,000也
いや、いくらなんでも沙滋では無理だろ(わらぃ)。しかも「買って買ってぇ!」攻撃付きです。
こいつら平和だなぁ。


#16 トリニティ

釘宮病感染拡大の恐れあり。
ってゆーか、後半は総集編かよ。

そんな今回のお話は…
タクラマカン砂漠での各国家群によるガンダム鹵獲プロジェクトにより、
鹵獲寸前に追い込まれた刹那達の前に現れたのは新たな新たな3機のガンダム、ガンダム・スローネだった。
計画プランにも存在しない3機のガンダム出現に、監視者アレハンドロ・コーナーは、
他の監視者達に新たなガンダムを了承するか否かを問う。
って感じ。

というわけで、釘宮病感染の恐れがありますので視聴には十分お気をつけ下さい
それはともかく、刹那達も知らないというソレスタルビーイングのセカンドチームが出てきたわけですよ。
その件に関してはどうもアレハンドロ・コーナーが一枚噛んでいそうですな。
お話の方はそのトリニティ兄妹がガンダム・スローネで刹那達を助け、監視者達による総集編が流れただけ。
なので、彼らのこと語ってもそれは憶測以上にならないので、今回は放っておこう。
ならばというわけでガンダムの方をすこし。
なんというか、まず格好良くないですよね(苦笑)。ガンダムっぽさがまるで無いのはどうか。
ガンダムっぽさというよりは、ベースがガンダムじゃないって感じがする。
その辺がどうも気持ち悪いんだよなぁ、デザイン的に。あと全体的に野暮ったいです。
まぁ、あんまりガンダムしすぎていてもそれはそれで斬新さに欠けるので難しいところではある。
戦力的な部分に関しては、ファンネルとGN粒子広域散布、長距離射撃くらいしか分からないんだけど、
その辺をとってみるだけでも割と卑怯臭い。
どうも、エクシア達よりすごいって感じにしたいのかなぁという印象を受けたんだけど、
おそらくは後にこいつらと戦うことになるのであろうことを考えると、ちょっと疑問が残る。
それは、各国家群にいる主要キャラ達はどーするのかという問題。
ただでさえ現戦力ではここ数回の合同軍事演習くらいの物量つかってやっとという状況で、今後彼らに見せ場があるのかと。
パワーバランスが均衡していないとおもしろくないので、各国家群は一つにまとまるとか?
それくらい無いと戦力均衡しなさそうだなぁ。大丈夫かしら。
ともあれ、今後話がどーいった方向へ向かっていくのか気になります。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんはちょいと出たが前回と同じ服。
スクールガールっぽいのかなと思っていたら、割と落ち着いた感じで下は黒のタイトスカートだった。
襟もそんなにセーラーっぽくなかったし。
姫さまは出番なし。あうう。

今週のルイスと沙滋のコント
沙滋が合同軍事演習のニュースを見て朝方まで起きていたのに対し、
ルイスは「そんなことより明日からのテストの方が大事です!」と一蹴。
「だよねぇ〜」。相変わらず平和なふたりでなによりです。


#17 スローネ強襲

どー見ても悪役だなぁ。

そんな今回のお話は…
プトレマイオスに接触してきたトリニティ兄妹。船内で初顔合わせになる両ガンダムマイスター。
早速疑問をぶつけるスメラギ達であったが、守秘義務により答えることが出来ないと回答が得られない。
何のための訪問なのか。それはスメラギ達の介入が手ぬるいので、
トリニティ兄妹達は独自に介入行動をするということを伝えにきたのだった。
程なくして、ガンダムスローネ3機は米国施設への武力介入を開始する。
エイフマン教授はソレスタルビーイングの戦争根絶の裏に隠された真実に気付くも、
スローネの攻撃によって施設とともに命を落とすのだった。
って感じ。

にしても、すんごい悪役っぷりですね、トリニティ兄妹。
ちょっと気になるんですが、次男はコーラサワーさんと若干キャラかぶってますよね。
ますますコーラサワーさんの影が薄くなっていくじゃないか(笑)。
コーラサワーさんはさておき、今回のお話でポイントだったのはエイフマン教授だったんだけど、
「お前は知りすぎた」として消されてしまいましたな。
謎は深まる一方でまるで明かされないのはなんなのであろうか。
一応ヒントらしきものがアバンに出ては来ましたけど、パズルのピースが無さ過ぎなのでどーにも。
まぁ、その辺はもしかしたら次期のお楽しみなのかもしれませんねぇ。

ということで、特に書くことがねぇ(笑)。
敢えて書くならばネーナがいきなり刹那にキスしたことくらいです。
ちょ、姫さまがだまっちゃいねーぞ!ってゆーか釘宮病患者の方々が騒ぎすぎです。(笑)
ま、それはそれとして、決して一枚岩ではないことが分かったソレスタルビーイングと、
各国家群がどうなっていくのかは気になるところではある。
全く先を読ませない展開は見事といえば見事だが、少しは予想できそうな何かがあれば、
こっちは「こうなるのかな」「ああなるのかな」と色々想像できて楽しいのですが。

今週の王ちゃん&姫さま
出番ねぇ。オレは姫さまが見たいんだ!(無駄に太字)

今週のルイスと沙滋のコント
定期試験が終わりルイスはいとこの結婚式のために帰郷。
どうも沙滋は前回の指輪を買うためにバイトをしているみたいですねぇ。おうおう、良いぞ若人よ。
空港でお別れのちゅーをせがむルイスでしたが、沙滋には無理だなぁ。
でも、そういうところがルイスは良いみたいで。
いやはや全く、若人は平和で良いねぇ。


#18 悪意の矛先

ぎ、ぎゃぁあああ!ゆ、許せない!

そんな今回のお話は…
トリニティの武力介入は7度目を数えた。
軍の施設ばかりを徹底的に殲滅する彼らと同等に見られている刹那達は動くことが出来なかった。
そんな中、次のミッションのためスペイン上空を移動中だったトリニティ兄妹のネーナは、保養地でのパーティ会場を発見する。
働き詰めの自分に対し遊んでいる彼らに気分を害したネーナはその会場に砲撃する…
って感じ。

そのネーナが砲撃したパーティ会場は、前回ルイスが言っていたいとこの結婚式会場で、ルイスはその所為で左手首を失ってしまいました。
足を曲げていただけかもしれないが、布団の形からして下手すると両足をも失っている可能性も捨てきれない。
う、ううううああー!酷い、酷すぎるっ!
別に彼らは戦争関係者ではなく、ネーナの攻撃はただのやっかみですからね。
ロックオンじゃないけれど、これは完全に無差別テロと大差ありませんよ。
な、なんという気分の悪さ。そしてなんというトラウマ。
このお話は自分の「胸くそ悪い話トップ10」に見事にランクインですよ。
一番何が嫌って前々回だかにねだっていた指輪を買って持ってきた沙滋に、ルイスが「ごめんね…」と謝ることですよ。
ルイスはなにも悪くないじゃない!うあーっ!この怒りをどこへ持っていけば。
というわけで、刹那がトリニティを紛争幇助対象と勝手に断定して喧嘩をふっかけにいきましたよ。
今まで刹那にはなーんも思っておりませんでしたが、がんがれ!蝶・がんがれ刹那!
んでも3対1じゃちょっとなぁ…

さて、思いの丈はとりあえずぶちまけたので、以下は冷静になって感想を書き進めていこう。
しかしトリニティは見事な悪役ですな。
これまでの話を見てきた人ならば、何をどうしても彼らを良くは思わないはずだ。
これで刹那達に対する明確な敵役が出来たわけですな。今までの国家群達では敵にならなかったからなぁ。
お話も政治的なところから少し離れて人物にスポットが当たってきたので、割と見ていて楽しい。
しかし、ここへくるまでに話数をかけすぎなような気はしますな。

トリニティ以外のところではやはりグラハムか。
やつぁ、キザでいけすかない野郎かと思いきや、けっこう熱いヤツなんだよねぇ。
っていうか、わざとなんだろうけど、彼のまわりはすごくアメリカンだよな。そこがまたらしくて良いのだ。
今回で言えば、フラッグ格納庫での片桐との会話とか、ハワードの墓の前での事とか。
キザでいけすかない野郎なのだが、どーしても彼を憎めないんだよなぁ。
むしろけっこう好きだから困る(わらぃ)。

そーいえば、なんだか良く分からないけれど名前だけはずーっとでていたヴェーダ。
今回ようやく説明が入りましたな。量子型演算処理システムで本計画の核なのだそうだ。
それがどうもハックされているようなのでスメラギさんたちはすったもんだしているわけですが、
まぁ、どー考えてもアレハンドロ・コーナーだよなぁ。
おそらくハックしているのはいつもそばにいるヤツ(名前忘れた)なんでしょうよ。
ソレスタルビーイングの真意すらまだお話の中で明確ではないのに、さらにその裏で暗躍している者がいて…ってもうどうなってるんだ。
2期があるからっていくら何でも引っ張りすぎだよ、気になるよ(制作者の術中にはまっているね)。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんはトリニティの事を調べておりましたが、「それで世界が変わるなら…」とか言っていて、
割と手段を選ばずなのかもしれんと思ってちょっと戦々恐々としております。
まぁ、トリニティのやり方自体はあまりお気に召していないようなので、そっち側につく事はないと思いますが。
それはそれとして、今回はアレハンドロ・コーナーと面会ということで、グリーンのドレスっぽいやつを着てた。
つーかよく見えなかったよ。残念。
残念と言えば姫さまに全く出番がありません。なんとかしてください。

今週のルイスと沙滋
上記の通り。なんだけど、ついに巻き込まれてしまいましたなぁ。
彼らはこれからどーなっていくんだろう。幸せになってくれればいいのだけど。


#19 絆

よかった、ルイスの足は大丈夫みたい。
それにしても、状況設定がキン肉マンみたいになってきたな。

そんな今回のお話は…
紛争幇助対象としてトリニティを攻撃するガンダムエクシア。
3機のガンダムスローネに苦戦を強いられるかと思いきや、すぐさまティエリアのバーチェが参戦。
そしてプトレマイオスのスメラギに対応を求めたロックオンのデュナメスも到着し、
3対3のガンダム同士のつぶし合いが始まるが…
って感じ。

せっかくルイスの敵を取ってもらおうと思っていたのだが、割とあっさり水引になってしまって残念。
にしても、冒頭描いたように刹那達がキン肉マン(初代)の王位争奪編みたいな状況になってきたな。
キン肉マンの王位争奪編みたいな状況といっても分からない人の方が多いと思いますが(苦笑)。
とにかく主役達が不利な状況で戦いを強いられると言った状況なのですよ。
今回、おそらく切り札であったであろう、ガンダムナドレの特殊能力が明かされ、
それはベーダにリンクする期待を全てを制御下に置けるというモノだったが、ヴェーダがハックされているため、
それは途中でキャンセルされちゃうし、今言ったようにハックされているヴェーダを今後信用して使う事は出来ない。
しかもソレスタルビーイングの裏切り者は今回のラストで、スローネと同型のGNドライブを、主要国家群に渡してしまうようだし。
これで刹那達は現状戦力のみでなんとかしなくてはならなくなったわけですよ。
しかも戦力は拮抗状態にあって、刹那達のアドバンテージはGNドライブの活動時間に限界がないって事くらい。
こういう状況で刹那達に一体何が出来るんですかね。
でもまぁ、トリニティが出てきてから、各国家群の影が思いっきり薄まってしまったので、ここへ来ての戦力の拮抗はとりあえずお話をおもしろくはしている。
が、刹那達がピンチになるためにわざとそういう舞台を設定したように見えるのがどうもな。
その辺がキン肉マンみたいと言った理由で、戦闘中に戦況が悪化する、例えば主要基地が落とされたとか、
このアニメ的に言うならガンダムを1機撃墜されるとか、そういうのなら何とも思わないのだけど、
とりあえず不利な舞台を作っとけ、と思ってはいないだろうが、そういう風に見えてしまうのが残念。
まぁ、まだ敵方が有利でないだけましだが。。
(キン肉マンがそれ。主役に不利だが敵に有利になっている。しかもそれを止める役がいるのに止めない。)
しかし、戦争なんて戦線が開かれる前からはじめっているの様なモノなので、
その辺のもにょもにょした気持ち悪さっていうのは割とリアルでおもしろい。
そーいえば、今回のサブタイが「絆」ということで、最初は割とバラバラ感があった刹那達が、
こういう状況にあって一つにまとまってきている感じはけっこう気持ちがよい。
おそらくは、それのために今の状況を設定してきたんじゃないかと思うのだが、はてさて。
なんにしても、次回以降どうなるのか読めなくて楽しみではある。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんは1話のチャイナドレス着ていましたな。って1話のチャイナってあれだっけか?
それはそれとして、前回王ちゃんは目的のために手段を選ばすか?みたいなことを言ったが、どうもホントにそんな感じになってきたな。
刹那達から王ちゃんまで抜けちゃうと孤立しちゃうので、残って欲しいのだけどなぁ。
と、いうか彼女は一本筋が通っている人かと思っていたけど、何でも良いって言うのはちょっとなぁ。
そして姫さまはまた出番なし…姫さまはヒロインなんだよね?

今週のルイスと沙滋
ルイスが私の夢を託すから沙滋は学校へ行ってと机上に降るまい送り出してしまいましたな。
そんな中で今までの彼女らのシーンや、出会いの回想シーンが入り、沙滋がいなくなって泣いているルイスを見て悲しくなる。
あうう…沙滋はルイスを幸せにしてあげてください。頼むよ少年。
それにしても、沙滋はソレスタルビーイングに絡む事はあるのかなあ。
どうも、戦闘している側だけじゃなくて、それとは直接関わらない一般人側も描いていこうかって感じはしているのだが。


#20 変革の刃

色々ありすぎて何を書いていいか分からん。

そんな今回のお話は…
ユニオン・A.E.U・人類革新連盟が国連管理下で軍事同盟を発表した。
トリニティの介入により軍事施設に壊滅的な打撃を受けた中でのこの行動は、
ソレスタルビーイングからの裏切り者からGNドライブ搭載のMSを受け取ったからだ。
全30機のMSは各国家群に10機づつ配備され、そんな中トリニティが人革連へ武力介入を開始する。
が、GNドライブ搭載機10機を相手にする事は出来ず、トリニティは撤退を余儀なくされる。
国家群が初めてガンダムから勝利したのだった。
一方刹那達は今後を見据え、ロールアウトしたばかりの新兵器GNアームズを受け取りにいっていた。
そして、裏切り者の首謀者、アレハンドロ・コーナーは、ヴェーダの本体の場所を割り出し、月へ移動していた。
って感じ。

前回、戦力拮抗といいましたが、各国家群の新MSが30機となると、少数精鋭なソレスタルビーイングの方が圧倒的に不利ですな。
ソレスタルビーイング側がそれに対抗するとしたら、トリニティと同盟するか、
まだ明らかになっていない新兵器GNアームズが圧倒的な戦力を有しているかといったところだが、
ここからどう盛り返すか。製作陣の腕の見せ所ですな。
さて、話の本筋的なところでは、まずはアレハンドロ・コーナーか。
代々ソレスタルビーイングの関係者でありながら、イオリア・シュヘンベルグの計画に介入しようとしていたらしいのですが、
なんだろう、彼としてはヴェーダを破壊するのか牛耳るのかはまだ分からないけれど、一体どうしようというのか。
彼の真意が読めなくて、しかも裏で暗躍しているというところが気持ち悪くて逆に良い。黒幕としては見事だ。
それから、今回特に気になったのだが、王ちゃんこと王留美がトリニティと接触し、ホントに目的のために手段を選ばなくなっちゃったな。
これでますますプトレマイオス組が孤立してしまうことになるのだけど、それはそれとして、
王ちゃんはもちっと深みのあるキャラかと思っていたが、「世界を変える」ことに相当固執しているようで、
世界が変わりゃなんでもいいみたいなちょいと悪役よりになってしまって残念。
そーいや、最初バラバラだった国家群がまとまり始め、強固な一枚岩かと思われていた組織としてのソレスタルビーイングは現在バラバラですな。
おそらくはワザとそうしたのであろうが、その辺はちょっとおもしろいな。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんの行動については上記なので割愛。
服装としては薄いグリーン地に紫の縁取りなワンピース(?)。割とデカダンスタイルのファティマスーツっぽいな。
姫さまは久々にご登場でしたが、キャラ表のあの服でした。もっと姫さまに出番を。

今週のルイスと沙滋
ルイスからのメールを読み返す傷心の沙滋。
そこに彼女から新たなメールが届き、曰く「宇宙で待ってて」。
そんなけなげな彼女にまた涙する沙滋少年であった。
しかし、ルイスが再生治療をうけられないとのことだが、GN粒子兵器は人体に影響があるのか?赤い粒子だけっぽいが(根拠なし)。
そして真実をおっていた沙滋の姉、絹江はリニアトレイン社会長ラグナ・ハーベルを取材中、戦争屋サーシェスに会ってしまい、消されてしまいましたな。
あうう、沙滋をどんだけ不幸にするつもりだ…。
しかし、彼をお話的にどう持っていくかは見所ではある。

最後に今週のコーラサワーさん
上官の女性(名前忘れた)の自宅へ出向き、食事に誘うコーラサワーさん。
あきれた彼女の「今世界は大きく変わろうとしているが、何も思わないのか?」の問いに、
「はいっ!思いませんっ!」と元気いっぱいです(笑)。
めっちゃ怒られると思いきや、母性本能をくすぐった様子でお食事に付き合ってもらいました。
やったな!コーラサワーさん!がんばれ!コーラサワーさん!いろんな意味で(わらぃ)。


#21 滅びの道

ロ、ロックオォーンッ!
ったく、マイスターピンクときたら…

そんな今回のお話は…
月面へ赴きヴェーダを掌握しようとするアレハンドロ・コーナー。
そんな中、国連統合軍に疑似太陽炉搭載MS GN-X(ジンクス)の配置が完了し、トリニティ、ソレスタルビーイングへ攻撃を開始する。
それを察知したトリニティは先制攻撃に打って出て、敵軍の中央突破をはかる。
プトレマイオスも迎撃を開始、ガンダムによる戦術フォーメーションで対抗するが、
ヴェーダからのバックアップが途絶えガンダムはシステムダウンしてしまう…
って感じ。

その後、事前にクリスティナ、フェルトにヴェーダのバックアップなしでも動くシステムを構築させておいたので、
システムを切り替えたのと、新兵器GNアームズの到着によりこの戦闘をなんとか乗り切りましたが、
なぜかシステム移行にエラーが出て動かなかったヴァーチェをかばって、デュナメスが大破、ロックオンも負傷してしまいました。
ば、馬鹿野郎!フェルトが悲しむじゃないか!ロックオン、無茶しやがって…。

ってゆーか、システムエラーの原因はマイスターピンクことティエリアがあきらめたからっぽいですな。
彼はどうもただの人間じゃなく、機械的ななんらかのようで、それがまたアレハンドロ・コーナーのそばにいて、ヴェーダへの介入をしているリボンズも同じっぽい。
どうも彼らは自分の意志でプログラムなりなんなりをなんとかできるようで(根拠なし)。
ヴェーダに見放されたと思って死を受け入れたティエリアは新システムの移行を(無意識的に?)拒否してしまった。
ってところなんでしょうか?疑問文や〜っぽいばっかりですが、今の時点で何も分からんので、そんな風にしかけないのでした。
仮にそうだとして、全くマイスターピンクはろくな事しねぇ。

さて、今回はソレスタルビーイングの方の話でしたが、状況的にはトリニティも同じで、
役目を終えたとされ、おそらくスポンサーであったラグナ・ハーベーは暗殺され、
トリニティも捨て駒として処理されそうなところで終わりましたが、次回は彼らの話なのかな。
状況的にトリニティ、ソレスタルビーイングは圧倒的に不利なので、
前回も言ったように同盟というか、合流というか、彼らはひとつにまとまらないと、国連統合軍にはとても太刀打ちできないよなぁ。
今回からの新兵器GNアームズは全容は明らかにはされませんでしたが、それだけで戦況をひっくり返すような代物ではなさそうだし。
しかし、GNアームズはSEEDでもあったようにデンドロビウムみたいなやつなんですかね?複数機あるみたいな事いっていたし。
それとプトレマイオスに武装が無いのが戦力的に痛すぎなので、なんかつけないとね。
せっかく「砲撃手」なんて肩書きのラッセ・アイオンがいるわけだし。

お話の方は第1期も佳境に入ろうかというところなので、ロボットアニメらしく戦闘メインで楽しく見れた。
やっぱロボットアニメはロボット動かしてなんぼです。主役機が全く動かないロボットアニメもありましたが(笑)。
それはともかく、状況的に不利なソレスタルビーイングが19機もの敵機に強襲され、
また、ヴェーダ乗っ取りによるガンダムシステムダウンっていうピンチに次ぐピンチのハラハラ感から、
スメラギさんの策によるヴェーダからのシステム切り離しや、GNアームズの投入と、
それをなんとか切り抜けさせながらも、デュナメス大破、ロックオン負傷が次を気にさせ、その辺は上手く作ってるのですが、ちょっと気になる部分もあった。
それは、ソレスタルビーイングのMS4機に対し19機のGN-Xを投入したというのに、
母艦であるプトレマイオスに攻撃しないのはやはりおかしな感じがします。
プトレマイオスを落とせばマイスター達の士気も下がるし、取り付いて人質みたくする事も出来ますしね。
その辺が考えられてなかったのが残念でした。にしても次回が気になって仕方が無いです。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃん出番なし。姫さまも刹那の夢に出てきただけで本物じゃないし。
一応姫さまの服装としましては、キャラ表とは違う水色ワンピースのアザディスタンの民族衣装(?)でした。
あの、もうちょっと姫さまの扱いを良くしていただけないでしょうか?

今週のルイスと沙滋
ルイスは出番なし。沙滋はお姉さんの遺体を確認。
沙滋はとりあえずひとりぼっちになってしまったですよ。あうう。
これはもう、戦争孤児と言っても過言ではないよな。
親父さん、絹江姉さんの意志を継いで、彼も報道記者になるのかなぁ。

今週のコーラサワーさん
大佐のキッスはお預けです(わらぃ)。


#22 トランザム

クロックアップ!いや、V-MAX発動?

そんな今回のお話は…
国連統合軍の人革連超部GN-X部隊から撤退戦を続けるトリニティ。
疑似太陽炉の活動限界が近づき、残存粒子の少ない彼らは逃げる事を余儀なくされる。
一方、宇宙のソレスタルビーイングは、先の戦闘でロックオンが効き目を負傷、
デュナメスはプトレマイオスで修理できないほど損傷していた。
国連軍がトリニティを攻撃し、ひとつにまとまっていくのを見ながら、
やはり自分たちは滅び行く運命なのかと意気消沈する中、刹那は国連軍が紛争を起こしているとし、GNアームズのラッセと共に地球へ降りる。
その頃、逃げた先で王留美がスローネと共に宇宙へ帰る手はずを整えるのを待つトリニティに、アリーアル・サーシェスが近づき、
月面ではアレハンドロ・コーナーがヴェーダを完全掌握。
生き返る保証の無いコールドスリープで眠りについていたイオリア・シュヘンベルグを呼び出していた。
って感じ。色々ありすぎて上手くまとまらんかった。

さて、何から語れば良いのやらと言った感じの今回、話が大きく動きましたな。といっても核はひとつだが。
撤退戦を続けていたトリニティはサーシェスによってヨハンとミハエルが死亡。
スローネツヴァイを奪われ、ネーナにとどめを刺そうとしたときに刹那登場。
トリニティは完全にコーナーに捨て駒として利用されただけでありましたな。
また、そのコーナーもイオリア・シュヘンベルグにやられた格好で、
どうも、ソレスタルビーイングの誰かが悪意を持っていたとしても、それも計算のうちだったようで、
それのカウンターとして純正GNドライブを持つものにドライブの全能力を授けると言った形で、隠しシステム、トランザムシステムが起動。
サーシェスにやられそうだったエクシアが赤く発光し、エラいパワーアップを果たしました。
今回の細かい流れはこんな感じ。

今回の目玉は、イオリア・シュヘンベルグの裏をかいたと思われていた黒幕、アレハンドロ・コーナーが
さらに裏をかかれ、ガンダムがパワーアップする事。
なんだけど、ちょっとそのクロックアップというか、V-MAXはどうなんだという気がしますな。
主役機のパワーアップは王道ではあるものの、すごく都合がいいように見えてしまっていかん。
結局、機械の性能が良ければいいのか。みたいなところがあるよなぁ。
私としては、機械の性能よりもパイロットのセンスでなんとかして欲しいところではあった。
しかし、話としてはソレスタルビーイングが劣勢からひっくり返すとなると、
純正ガンダムがアレくらいの能力アップがないと話にならないからなぁ。GN-Xは量産体制に入っているわけだし。
トリニティもふたり死んで組織(?)としては無くなり、ネーナはきっと刹那達と一緒に宇宙に帰りそうですね。
スローネが動けないデュナメスの代わりになるのかしら?
んでもプトレマイオスにネーナが来たら、クルーと一悶着起こしそうだなぁ。特にクリスと(笑)。
まぁ、なんにせよ、純正ドライブの優位性が活動限界がない以外に、強力な戦力となってちょいとほっとした。
あとはヴェーダがどうなるか。あそこまで用意周到ならシステム凍結とかしちゃいそうですがさて。

個人的なところでは、プトレマイオス内でロックオン、ティエリア、フェルトの三角関係(笑)がおもしろかったな。
私はBLとかにまったく興味が無いのでとりあえずフェルトかわいいよフェルトなんですが。
ロックオンに話しかけようとしたら、ティエリアと話し出しちゃったので、
こっそり話を聞いて「優しいんだ…だれにでも」とつぶやく彼女の表情が良い。
以前ロックオンが自分に優しくしてくれたのは、下心無く彼が本当に優しい人間なんだという事を知ったうれしさと、
優しく接してくれるのは自分だけじゃないんだという残念な気持ちが入り交じった良い台詞&表情でした。
フェルトには幸せになってもらいたいなー。いい子なので。

今週の王ちゃん&姫さま
王ちゃんは携帯端末の映像のみの出演、服装は2話で着ていた探検隊みたいな服。
姫さまは久々登場。国連軍VSトリニティのニュース報道をご覧になっておられました。
攻撃されているのがエクシアじゃなくて安堵されたご様子。ホント、姫さまはせっきゅん大好きですね。
お召し物はキャラ表の正装でした。

今週の沙滋
姫さまがご覧になっていたニュースを見ていた沙滋。
かなり黒くなっているようで、彼がどうなってしまうのか心配です。
ルイスを悲しませるような事しなければいいのですが…


#23 世界を止めて

ロックオーン!!あんたバカだよ…(;つД`)

そんな今回のお話は…
ラグランジュ1(資源衛星群)に隠されたソレスタルビーイングの秘密ドッグで補給中のプトレマイオスに、
宇宙へ帰ってきた刹那からの暗号通信が入った。
地上にあったGN-Xが全てとサーシェスによって鹵獲されたスローネが宇宙にあがったという。狙いはもちろん自分達だ。
急いで補給を終え、新装備をつけたガンダムに国連統合軍のGN-X26機が襲いかかる。
って感じ。

薄々感じてはいたんだよ。前回、国連軍が紛争を起こしていると刹那焚き付けたり、
ソレスタルビーイングに沈黙は許されないとか言い出したりしてるのは、死亡フラグなんじゃないかって。
プトレマイオス内で待機を言い渡されたロックオンが、キュリオスとヴァーチェのピンチに勝手に出撃し、
対艦攻撃をしかけ、途中でサーシェスのスローネに妨害されたときに逃げれば良かったんだ。
生きている限りサーシェスと決着を付ける機会はいくらでもあったというのに、お前ってやつぁ…
そんなわけで、ロックオンはサーシェスと相打ちになり死亡しました。
そこまでは薄々感じていたこともあって、ホントに死んじゃったよ…くらいに思っていたのですが、
プトレマイオス内で帰艦コースに入ったデュナメスにロックオンがいないと知った船内のシーンでぐっときた。
というか、フェルトが…あうう。悲しいけど、これ戦争なのよね。(言ってみたかった)

お話以外の所では、今回はほぼ全編戦闘なのでメカ作画がすげぇ。
特にデュナメスVSスローネは人が動くみたいにロボットが動いてる。
ただでさえ線の多いロボットでプロレスするんだから、それだけでもうすごいと言わざるを得ないな。
ロボットがきれいにスムーズに動いているだけではダメなので、
ちゃんとコクピット内の人間も映さないとならないが、それもうまーいことやっているんだよな。
画面奥からガンダムが飛んできて、ガンダムのアップからパイロットのアップ、
そしてコクピット内の描写ときれいな流れで、ただロボットから人間ヘと切り替えるだけじゃないところがニクイ。
それからメカ関係でGNアームズがデンドロみたいな形ではないけれど、やっぱり合体みたいな格好になっていました。
っていうか、放送見る前にたまたまヤマダ電機のおもちゃコーナー覗いたらそれのプラモがあってさー。
なんていうか、番台は放送に合わせるとかそーゆー気の回し方できねーのかよと。
まぁ、特撮でもCMで盛大にネタバレしてますし、そんな時代なんですかねぇ。とりあえずオレはがっくりきちゃいましたよ。

そんなメカ以外のことでは、前回、仲間になるのかなーなんて言っていたネーナはひとりでどっかに行っちゃいましたね。
スローネは活動限界が近いし、彼女ひとりで何かできると思えない上に、
裏切られたからコーナー側につくとも思えないし、どうなっちゃうんでしょうね。去就が気になりますな。
あと、今回すんごい気になったんですけど、マイスターピンクことティエリアってなんもやってないよな。
まぁ、2・3機撃破したけど、基本的に集中攻撃されて、今度は僕が彼を守るとか言っておきながらロックオンに助けてもらって、
あげく守ってもねぇとはどーゆーことだ。せめて何かの役に立ってくれ。

ともあれ、今期は残り後2回。
中途半端な所で終わりそうな予感がしますが、クライマックスに向けてどーなるか楽しみです。
っていうか、2008.3.29の最終回は30分繰り上げなんて、どんな嫌がらせだよ。

今週の王ちゃん&姫さま、ルイスと沙滋は出番がまったくなかったのでお休みです。


#24 終わりなき詩

ガンダムのクライマックスにはありがちなことですが……みんな逝っちまう。ちくしょう。

そんな今回のお話は…
ロックオンを失い悲しみの色に染まるプトレマイオス内、その場は乗り切ったものの、戦況は予断を許さない状況であった。
一方、国連統合軍も半数以上のGN-Xを失い、指揮官であるセルゲイは一時退却を考えていた。
それは同じ指揮官であるマネキンも同意見であったが、国連軍から援軍到着と共に第2次攻撃を開始せよとの命令が下っていた。
程なくプトレマイオスが敵機を捕捉、GN-Xとともにやってきた国連軍の援軍は、
アレハンドロ・コーナーの駆る数基の擬似太陽炉を搭載したMAであった。
そのMAから大口径の砲撃がプトレマイオスに向けて発射される…
って感じ。

冒頭にも書きましたが、どんどん人が死んでいきます。あうう。
今回はなんといってもプトレマイオス(以下トレミー)でしょう。
前回、前々回もそうでしたがなんで国連軍がトレミーを狙わないのか不思議だったのですが、ようやくそのことに気付いたようで、
今回のガンダムマイスター達の使命は敵の迎撃と共にトレミーを守ることなのですが、いかんせん、戦力が圧倒的に足りません。
しかもトレミーはコーナーのMAから砲撃されるわで、戦力が足りないどころの話ではないわけで、まぁ、実際そうなっちゃったですが…。
技師のおやっさん(名前忘れた)、スメラギさんが強襲用コンテナで迎撃するなか、
クリスティナ(以下クリス)がフェルトに嘘ついてそっちへ向かわせるんですよ。
この時点で「うわ、死亡フラグ?」と思ったら案の定、GN-Xがトレミーブリッジに直撃弾ですよ。
操舵士ツエーリがクリスをかばうカットが入ったが、正直無駄だろ。
と思いきや、ツエーリはテロに巻き込まれ体のほとんどが機械の体になっており、クリスを守ることに成功するが、彼は絶命してしまう。
うぉお、ツエーリ良くやった!おまえの勇士は決して忘れない!
とか思っていたら、クリスの背中に破片が思いっきりぶっささってるじゃないですかーっ! orz
またそれがすぐ死なずに強襲用コンテナと通信する時間的猶予があるのが悲しすぎる。
ふたりの死に際を聞くことになったフェルトの悲しみといったら…あうう。
せめて強襲用コンテナの三人には生き残ってもらいたい。
キュリオス、ナドレももう虫の息みたいなものなので、後は刹那が黒幕コーナーを殺れるかどうか。っていうか敵とってくれよ刹那。

以上とっても感情的な感想は終わりにして、冷静に今回を見てみるといろいろと突っ込み所や気になるところがありますな。
まず、最初は突っ込みどころというか、気になるというか、とてもそれっぽいなぁと思ったのがコーナーのMA。
形は「シャープなグラブロ?」みたいなのにカラーリングがゴールドだもんね。
とてもダサイが(デザイン的にも)そこがコーナーっぽい趣味が出ていていい。
軽い突っ込み所としては、やはり期待を裏切る働きのマイスターピンクことティエリアだろう。
今回冒頭から刹那に「おまえが地上に降りなければ彼(ロックオン)は死ななかった」などと
割とお門違いなところでキレたり(その作戦はロックオンが推奨したものだからね)、
出撃した際にも「ここから先は行かせない!」とか格好いいこと言っておきながら、やっぱりそんなこと出来ませんし、
マイスターピンクは全体的にホントいいところがなかったなぁ。
今回一番の突っ込み所は、トレミーブリッジに直撃弾です。今回の目玉シーンですけど。
ま、見た人はみんな思っていることでしょうが、あんな近距離から高エネルギープラス高熱量を打ち込まれたら
トレミーのブリッジが完全になくなっていたことでもわかりますが、普通ツエーリもクリスも一瞬で蒸発してますわな。
ついでにいうとクリスの背中に破片が刺さるのもちょっと不思議。
力の方向が前から後だったので、クリスの背中に破片がぶっささる状況がよくわかりません。
まぁ…冷静に見ると上で言ったので夢のないこと言いますが、クリスを死なせたかったんでしょうね、脚本が。
もうついでに言ってしまうとフェルトの叫び「クリスティナ・シエラーッ!」もどうかと。
何故フルネームなんだ。普通に「クリスーッ!」でいいだろ。すんごい気になってしまったよ。

前回同様戦闘メインではあるものの、人がメインなのでものすごいロボットプロレスって事はないが、
滅びゆくソレスタルビーイングというお話としては、上記のように突っ込み所はあるものの、次回を気にさせるおもしろいものだった。
キュリオス、ナドレとも半壊、トレミーも墜ちて、戦況的にはひっくり返すことは不可能なので、
ソレスタルビーイングの方々は生死不明な形で2期まで待てって感じになりそうですな。
ポイントはコーナーが次回で死ぬかどうかってところですが、死なない方が引っぱり方としてイヤらしい上に、
早く次見せろよって感じになって制作サイドとしてはいい感じかもしれません。
が、見てる人としてはコーナーを討って一矢報いたいところなのですがどーなりますか。


#25 刹那

続きが気になるぅ。

そんな今回のお話は…
アレハンドロ・コーナーが世界の歪みと悟った刹那は彼の駆るMAを撃破する。
しかしその直後、疑似太陽炉搭載のフラッグを駆るグラハム・エーカーに襲われる。
激戦の末、両者相打ちになり、時は流れ4年後…
って感じ。

あらすじが短いのはワザとです。次期に繋がる4年後のエピローグを見ると、細かいことを書くことに意味がなさそうなんで。
さて、お話の方はそんな感じで今期の黒幕はやっつけたってだけ。
ですが、次期を含む全50話でみれば、今回のことはターニングポイントになっております。
って、あたりまえか。わざわざ間あけて放送するんだからな。
お話的に覚えておくことは、本当の黒幕はコーナーの側にいた少年でヴェーダをハックしたリボンズだった。
(思ったんだけど、情報改竄しているんだからクラックだよなー)
ってことを覚えておけばいい。っていうのも今回はむしろ4年後の方が重要だろって感じだからです。

4年の間にいろいろあったようで、沙滋はちゃんと宇宙で仕事するようになって、
ルイスはどーしたのかなーと思っていたら、マイスターピンクと一緒にいるし、
ネーナは王ちゃんの所に就職したみたいだし、姫さまの意地悪侍女シーリンは辞めちゃったみたいだし、
国連統合軍は地球連邦になってしまうし、なんかその中に知った顔があるし、っていうかコーラサワーさんいるし、
グラハム・エーカーは仮面かぶって出てくるし、サーシェスすらでてくるし。
と、死んだと思ってた奴らも出てきやがりまして、まぁ、死亡確認していないのでいーんですけど、
そーするとロックオンなんか死亡確認どころか死体も見つかってないので、ロックオンの兄貴は生きている様な気がします。
こんな具合なので、刹那もティエリアも間違いなく存命でしょうな。ハレルヤはどうもいなくなっちゃったみたいですが。
と、こんな感じで第1次太陽炉戦争(勝手にオレが命名)はいったん世界を閉じて、お話を次期へと誘導しております。
我々のようにもうすでに次期があることを知っている人じゃない人のために、
伏線残しまくりな上に、次期の4年後の世界をちろっと見せて、「お話は全部終わってませんよー」と言いはしないが、
知っている人にも知らない人にもちゃんと伝える姿勢は見事だな。

今回のお話的にはもう特に書く事無いのでちょっと気になった所。
気になった所と言ってもほぼ全編戦闘なので、その戦闘の所なんだけど、ちょっと派手に動かしすぎなんじゃないですかね。
派手に動かすというよりは、なんて言ったらいいかよくわからないのだけど、ロボットの挙動がよくわからないんですよ。
すごくよく動いているのはわかる。のだが、どう動いているかが目で追っていけない。
ロボットアニメの魅力はロボットが格好良く動くってところがミソなので、格好良く動いているのがよくわからなかったのが残念。
とはいえ、メカ作画は相変わらずスゲェ。あんな線の多いものを良くあれだけ動かしているよなぁ。
あ、そうそう、思い出したのだけど、エーカーVS刹那の戦闘はよく動いていて感心したのだけど、
フラッグを黒に塗ったのは製作陣も多分失敗したと思っているんじゃなかろうか。
魔女の宅急便で魔女のキキの服の色が黒じゃなくて紺なのは、ジジが前に来ると目玉だけになっちゃうからっていうのと同じで、
フラッグが背景の宇宙と同化しちゃってどう動いているかよくわからねぇよ。せっかくよく動いているのに。
ついでにコーナーのMAからでてきたMS。アレはどうなの(笑)。
羽のついている金色のジムかと思ったよ。コーナーはセンス悪いなぁ。

というわけで、お話は全部終わってないんで、ここまでを全体的に感想するのはやめておきます。
それにしてもラストで地球連邦なんて言葉が出てきて、
あんまりに突拍子もないことなんで実は前々から思ってはいたが黙っていたんだけど、
もしかしてこの00はファーストガンダムにつなげようと思っているんですかね?
時代は西暦だし、スペースコロニーの計画はあれどまだできていないし。
なんにせよ、次期が待ち遠しいですね。2008年の秋には再開いてくれるのかな?


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