ガラスの仮面 1〜13話

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第1話 千の仮面をもつ少女・第2話 ビビの仮面
「ガラスの仮面」といえば言わすとしれた名作マンガですが、私マンガの方を読んでなかったりします。
次の新刊は何年後?レベルなマンガは迂闊に手を出すともうやきもきしちゃってしょうがないので。
しかしこのマンガ新刊が出ればすごい勢いで売れるんですよね。
そーゆー事もありまして「読みたいなぁ、けどなぁ」みたいにずーっと迷っていたわけです。
そこで今回のアニメ化ですよ、渡りに舟とばかりに録画予約。
で、見たんですがこりゃおもしろい。

お話の方は学生時代に女の子からちょっと聞いたのと、
昔、安達裕美(この字だったっけ?)がやってたドラマをちろっと見たくらいの事前情報でおおまかなあらすじは知っていたのですが、
引き込まれてしまったですよ。
お昼のドラマのような展開・設定がなんかたまらないんです。
ちょっと感心したのが主人公の声優さん。
私は声優さんには全く疎くてよく知らないんですが、この小林沙苗さんはうまいと思った。
あと忘れちゃならんのが月影先生ですよ!私はこの月影千草というキャラが大好きなんです。
マンガ読んでない私のイメージとしては「演技の鬼で根っからの役者バカ」、
語弊を怖れずゆーなら「演技のことで頭がいっぱいでイッちゃってる人」というイメージなんですが、そんな感じが出ててイイですねぇ。
1話でマヤを見つけるシーンはホントイッちゃってるよねぇ、そりゃ普通逃げ出しますよ。
2話目では出前かこつけて中学生の女の子を数時間軟禁です(笑)、
今の時代なら間違いなく警察呼ばれちゃいますよ?もうね、なんかね素敵です、月影先生素敵すぎ。
こーゆーキャラが大好きなんです、エスカフローネのディランドゥとか好きだし(ディランドゥは後半萎えたけど)。
絵の方も1、2話ともすごく綺麗で、もしかしてずっとこんな感じでいってくれるのかと思いきや3話の予告でガクッときた。
絵違いすぎや。

なにわともあれ予想外に面白かったので見続けるつもりです。
そーいやこのアニメ1年続くシリーズなんだってね、年末あたり録り逃さないようにしなきゃなぁ。
どーでもいーけどOPの曲がすごく好き。


第3話 逃げた小鳥
ついにマヤの初舞台なわけですが、ビビの仮面をかぶる時の演出はとてもよかったんですが、
学校の先生が非常に邪魔でしたな。あそこは「台本と違う」「いったいどうなっているんだ」の2回だけでればいいところなのに、
何回も出てきてとてもくどい。せっかくのマヤの見せ場がとぎれとぎれになってしまって、見ていて入り込めなかった。
そーいえば、原作の方もなかったんですが、あの後家に帰ったマヤは、
学校祭に来なかった母親とどうなるのかちょっと楽しみにしていたんですが、原作通りスルーしましたな。
ここすげー気になるんですけど。つかここは一悶着ないとおかしいと思うんだけどな。
ま、それは置いといて、劇団オンディーヌいって姫川亜弓登場、矢島晶子やっぱうまいですな。
で、パントマイムですが、部屋や小鳥、机などが見えたりすおもしろい演出だったんじゃないですかね。
次回は劇団つきかげの発足の話。

さて困ったことに1、2話見て原作を一部買ってきたわけですが…その所為かどうかはわからないけれど、
今回の3話は前回よりも面白いと感じなかったなぁ。
スタッフさんにはがんばって頂きたいところです。


第4話 炎の階段
なんと!4話でOPが変わりましたよ!前のやつよりもかっこいいです。
(↑TV版のみ。単に正式OPが間に合っていなかっただけ/20060405追記)
前のOPはヘレンのところまでしか出ていなかったので、どこまでやるのかちょっと心配していたんですが、
とりあえず、今現在私が買っている文庫版14巻以上やるみたいで一安心です。
さて、今回は前回と違って絵は1、2回とまでとは言わないがそこそこの作画で安心していていられた。
お話の方はちょっとあっさりしていたかな。マヤが女優になると決意するシーンや、
母親が押し掛けてからのシーンはもっと大げさにやってほしかった。
特に母親がやかんを投げつけるところは今回のキモなわけですから、そりゃもう大げさすぎるくらいでも良かった。
どーでもいいがあのやかんは漫画の方ではグツグツと沸騰した熱湯が入っているんですよね。
さすがにこれはちょっとマズイとおもったんですかね(笑)。
沸騰したお湯なんかかけられたら月影先生は全身大火傷になりますもん。(DVDでは熱湯になっていました/20060405追記)
で、ここまで見てきて思ったんだが、マヤ役の小林沙苗さんはホント上手いなと思う。
が、残念なことに上手すぎて他の人が喰われてしまっている。
他、上手いと思ったキャストはマヤの母親と、亜弓役の矢島明子くらいか。
残念で仕方ないのが月影先生。なんかしゃがれ声のおばさんにしか聞こえないよぅ。
先生はもっと威厳と狂気をはらんでないと。だからたまにやさしいときがコワイんだよね。

さて次回は亜弓とマヤの初対決、マヤがおそろしい程の才能の片鱗を見せるところ。
亜弓が大好きな人を見つけるところなんですよ。
いや、わたしはそう見てるんですよ、この二人を(笑)

そうそう前回漫画の方を読んだからか、このアニメがつまらなく思えたと書いたが、今回みてそれは杞憂だったなと。
しっかり引き込まれてみていましたよ。
大事な回で3話みたいにならないように祈っておこう。


第5話 限られたセリフ
あいかわらずOPかっこいいなぁ。
さて、今回は亜弓さんの初恋の話です、じゃなくて初対決のお話ですが、
その前に桜小路くんは全然原作と顔違うなー、真澄は大体同じなのに。
まあ、それは置いといて初対決ですよ。
亜弓さんはもっとイジワルな感じのほうがよかったような気がします。
それとふたりのやりとりが少なすぎです。
簡単に答えているところも見せないと四つの言葉で1時間以上続いている感じがしない。
ここからマヤと亜弓さんの壮大な百合物語がはじまるので、このシーンはもっと尺とってもいいと思うんだけどなぁ。
まあ、なんにせよここから亜弓さんのちょっと屈折した百合的感情が芽生えていくわけです。
けど、それが花開きはじめるのが芸能界失脚編の最後のほうなんだけど。
ちょっと調べたところでは「吸血鬼カーミラ」は演るみたいなので、
マヤのために亜弓さん激しく怒るあのシーンがみれるようです。
楽しみですね。
そーいえばさすがに「レコード」が「CD」に変わっていました、時代ですね。
次は若草物語の稽古のところです。
なんか展開早いなぁ。まぁ、後の方のを長くやってくれた方がありがたいんでいいですけどね。


第6話 あたしのベス
き・み・に このおーもいっ、いつの日かー伝えーたぁいぃ〜。やっぱいいなぁOP。

さて、今回は若草物語のベス役にマヤが決まってからの話。
なんだけど、なんか結構細かいところはしょったなぁ。
今回だけで桜小路と「白薔薇夫人」をみる、若草物語の配役決定、稽古でマヤうまくできない、一週間ベスとして生活、マヤ「ベス」の役所をつかむ、
まで一気にいってしまいましたよ。
このペースでいくと紅天女のところまで行っちゃいますけど、どうやって終わらすつもりなんでしょうね。
まあ、それは置いておいて、今回は絵がきれいだったし細かいところで結構動いていてよかったですよ。
みんなで部屋で自主練の準備で、2段ベットからカーテン引っ張っていて転んじゃうマヤに萌えちゃった、
つかあのへんのシーンは妙に凝っていたような気がするなぁ。というか、Aパートはかなり気合い入ってたなぁ。
その自主練に月影先生が気づいて稽古を見てくれるとこはいきなりだった。
原作読んでれば流れがわかるんだけど、アニメから入ってわざと読んでない組の人は
なんで部屋でいきなり稽古はじまっちゃうのかわからないんじゃなかろうか。
でも、そこのシーンは月影先生がちょいギレしてて良かったです。とくにマヤのときに台本を投げるとこなんかイイですよねぇ。
やっぱり月影先生はそーでなくっちゃ。

Bパートでは本格的に入った稽古でのシーンが中心です。さやかとマヤの演技の違いがはっきりとわかってこの辺はよかったな。
ただ、ピアノの絵があからさまにおかしい、白鍵と黒鍵が一緒に動いてましたが(笑)。
ベスとしての生活のところはネコが妙によく動いてました。毛糸玉をつついていたかと思ったらとびついて転んじゃったりしてかわいいです、ネコ。
コレ絶対動画さんで凝った人がいたんだろうなぁ。もっとうごかしちゃおうとかやってたに違いないよ。ネコかわいかったからよし。
んで今回のキモ、ベス役をつかむところですが室内なのに草原で青空バックでした。
もうちょっと大げさでも良いかと思ったけど、まあ、部屋の中なのでこんなもんかな。
あと泰子がマヤをベスと呼んでしまう所は全員もっと驚いてもいいと思うんだけどな。
そーいや、マヤがベス役をつかんだあと、ちゃんとマヤの声の感じがちがってました。ちょっと感心。
毎回絵は今回みたいな感じでいってくれないかなぁ。

次回はマヤ役決定戦から舞台までやっちゃうみたい、バケツぶっかけシーン楽しみだなー。


第7話 紫のバラ
…………………………………
………………………
……………
…ビデオ録り忘れたぁー!!
ウワァァ━━━━━゚(゚´Д`゚)゚。━━━━ン!!!!
バケツぶっかけシーン見たかったなぁ。

と、いうわけでDVD第二幕で補完しました。
これはなかなか良くできていました。最近の劇中劇もこれくらいやってくれればいいのに。
若草物語のベスの試験から公演終了までやったのだが、うまく30分でまとめ上げました。
ベスの試験、うまくベスとマヤを重ねてマヤが役に入っているのを上手く表現したと思います。
私としてはマヤのあくびとか編み物をはじめたところらへんはもっと大袈裟でも良いと思う。
今回のキモであるベットからずり落ちのベスもなかなか衝撃的だったともいます。
原作未読の人は楽しく見れたんじゃないでしょうか。
さて、私が一番楽しみにしていたバケツの水ぶっかけシーンは残念ながら割とあっさり流してしまいましたな。
もっとショッキングな感じにしてほしかったなぁ。
でも全体的に楽しく見ることが出来ました。


第8話 風の中を行く
さて、今回は意外にもマヤの学園生活から始まってます。このへんはオリジナルですね。
しかも紫のバラをラミ加工してますよ、時代ですね。
今、漫画みてみたら2Pだけだけどこの辺の話あったよ、でもドラマのマネをするところで学友たちに引かれるようなことはしてないです。
アニメのこのシーンのマヤはなんかヤヴァイ人みたいだよ。
そして嘘記事で動揺するマヤと劇団員。ここでも時代を感じられるモノが出てきました。
なんとノートパソコンでニュース(?)を見てました。

今回は若草物語が終わったし、ちょっと休憩って感じなんですかね、いまひとつ盛り上がりに欠けました。
まあ、お話的に盛り上がるところでもないですし。
そうそう、劇団つきかげ設立時の借金が五千万から三億にスケールアップ!こりゃ大変だ。
しかし、今回のお話は特に重要なところではないのだけれど、結構原作に忠実だなー。
場面や登場人物がちょっと違うことはあっても、台詞なんかはほとんど同じだよ。
それに場面のちょっと付け足しもあって、漫画であっさり流してるところがおもしろくなってる。
今回で言えば演劇コンクールで真澄たちにあったところ。
漫画では月影先生がただ邪見にあつかうだけなのですが、こっちは真澄たちのおかげで世間の注目を浴びることができると皮肉ってます。
こっちの方が大人の駆け引き感があっておもしろい。
こーゆーのがちょこちょことあってなかなかいい。
ちょっと聞いた話だと美内先生が脚本だかに手をだしてるらしいので、そのせいなのかな。

ま、今回はそんな感じでちょうど谷間?だったので今ひとつでした。
次回は原作通りなら月影先生がマヤを殴り倒すシーンと、倉庫に閉じ込めて五日間もドア越しの稽古と見所がたくさんです。楽しみですなぁ。


第9話 新しい美登利
あー、なんか録ったビデオに全然ちがう番組がうつってるー。
…ああ、野球延長しましたか。そうですか。

野球なんか大っキライだーっ!!
くそっ、プロ野球なんてサッカーに喰われてなくなってしまうがいいっ。
とほほ…


第10話 たけくらべ 二人の美登利
前回は野球のおかげで見逃しましたが、今回は野球のおかげでビデオに撮る事ができました。
野球万歳!

それはさておき、今回は「たけくらべ」の上演。
劇団オンディーヌと劇団つきかげで同じ演目を演って両方1位になるという流れなんですが、
あの「たけくらべ」の見せ方はどうかと思う。
Aパートはオンディーヌ、Bパートはつきかげの「たけくらべ」なのは常套手段として、
Aパートで端折った所をBパートで補って「たけくらべ」がどんな劇かみせたかった、ように見えた。
…この話のキモは亜弓の完璧な「美登利」とマヤの新しい「美登利」の対比。
亜弓の「美登利」に対してマヤの「美登利」がどう違うかってゆうのがおもしろいところだと思うんだけどな。
同じシーンは水仙の花をもらう約束するシーンと、喧嘩のシーンだけ。
ちなみに「鼻緒が切れて」のシーンは亜弓側しかやらなかった。
ここはマヤの演技も重要なところだとおもうのになぁ。
ほとんど違うシーンだったので、二人の演技の違いがよくわからなかった、残念。
それと亜弓が泣くシーンでマヤが笑う演技をするところは、亜弓が解説をいれてしまった。
ここは観客なり、亜弓のとりまきが言った方が良かったんじゃないかな。
亜弓が言ってしまうと演技に造詣が深い人しか気付かない様なことのように思えてしまう。
観客が「このたけくらべはオンディーヌのとは違うぞ」と気付いていると言った感じが全く伝わってこないのですよ。
あれだと「なんか色々いわれてたけど、劇団つきかげ上手いじゃないか」くらいにしか感じない。
月影先生が教えてるんだからつきかげの団員は演技が上手くてあたりまえだ、
客はそこにまず驚いて、さらに新しい「美登利」という解釈が審査員及び観客の度肝を抜くわけですよ。
そういうなんてゆーかドラマチックさがなかったなぁ、もったいない。

もったいないといえば、今回は亜弓さんの中の人ががんばりすぎちゃいました(笑
おかげでマヤがかすんでしまいましたよ。
もうちっと押さえてほしかったですねぇ、亜弓さんの見どころは後々沢山ありますから。
というかマヤの中の人がもうちっとがんばるべき、かな?


第11話 春の嵐
やっぱOPいいなぁ。つい見入ってしまうよ。
さて、今回から全国大会です。
流れとしては、「ジーナの青いつぼ」の上演直前まで。
展開は相変わらず割と早めだったけど、前回と違って入り込んで見れました。
絵の崩れもなく割りかし綺麗に描かれていました。

今回から出てくる一角獣の面々、今後つきかげと協力体制を取ってくれる後々も出てくるそれなりに重要な人たちですが、
さすがに原作通りではなかったな。ビジュアル的に(笑)。
恵子さんはかわいいし、団長も今風な風体になってるよ。
あと名前が出てこないけど、「真夏の夜の夢」で王様と王女を演った太っちょさんと前髪で目が隠れてる人がいないよ。
一角獣が出るときはいつも出てくる人なのになぁ。
一角獣の劇の前に桜小路とマヤのやり取りがありました。これはオリジナルですな。
しかも桜小路、「君が好きだよ」とか言っちゃいましたよ、この後のこと考えるとどうかなと思うけど、
むしろ原作の方がふたりの関係が希薄過ぎなのでいいのかも、桜小路は里美茂と違って最後まで出てくるからな。
とか思ったらマンガの方にもこのシーンあった(笑)
きっと俺的にどーでもいいと思ったんでしょうな、完全に忘れていましたよ。
ま、ホントに桜小路なんてのは完全にかませ犬みたいなモンですしね、マヤ的には男は紫のバラのひと、女は亜弓さんだからな。

さて、今回は一角獣とオンディーヌの劇を上演しましたが、一角獣の方は初出なのもあってけっこう長い尺を取って見せてくれましたが、
オンディーヌの方は原作以上に端折りましたな。
と、思ってマンガ読んでみたら原作の方もわずか4Pほどしかなかったよ。
どーりで前回を見終わった後「全国大会でオンディーヌって何を上演したっけ?」と思った訳だよ。

あと気になったのが、つきかげの上演間近に雨の中みんなを待つマヤのシーンでの真澄とのやりとり。
真澄がけっこうイジワルな感じだったな、私がマンガを読んだ印象は、一応敵ではあるが気になってしまう存在であるマヤに、
素直じゃないながらも気を使っている自分に戸惑っている真澄。って感じだったのだが、
まだ全体的な話の序盤だし、これはこれでいいんじゃないかなーと。
ああ、あと月影先生の「マヤなんて子… 絶望するということをしらないのかしら…?」のセリフがなかったのが残念でした。

「ジーナの青いつぼ」は次回に持ち越し。まるっと一回分使ってくれるみたいですねぇ、次回が楽しみです。


第12話 一人きりの舞台
今回は「ジーナと5つの青いつぼ」上演から劇団つきかげ閉鎖まで。
「ジーナと〜」は割りかし長い尺をとっていたんだけど、どうもあっさりしていかなぁという印象。
ま、これは今回に限らず今までずっとそうなのだが、ガラスの仮面の半分は劇中劇でできているわけだし、
劇自体も面白いのでもっと突っ込んだ作り方してくれてもいいと思うんだがなぁ。
どうもこのアニメは劇よりもその上演に至るまでの方に重きを置いているようだ。
再出発後の劇団つきかげとしての最初の劇「石の微笑」はすごいおもしろそうな話なのに、原作では全て見せてくれないので、
アニメで話の最後までの流れをやってくれないかなーと思っていたんだけど、この様子じゃちょっと無理かな。
話がそれたので戻そう、上演後のアンコール、緊張したマヤが天然ぼけをかますんですが、そのときの月影先生ギャグ顔がなかったなー、残念。
密かに楽しみにしてたのにぃ。

そうそう、劇団つきかげに戻ってきてからの先生とマヤのシーンは何だったんですかね。
桜の花びらが舞い散っていたんだけど妙に気合いが入ってたな、
つかなぜあんなに花吹雪を舞い散らせてるんですかね。
月影先生とマヤのラブシーンでも始まっちゃうのかと思っちゃいましたよ。
なんか変なところで凝るよなぁ、このアニメ(´Д`;)
さて、ここからマヤが芸能界入りまでの話はけっこう面白いのでこれからが楽しみです。
しかし劇中劇、ホントなんとかしてくれないかな。


第13話 あした草
今回あらすじとしては、
閉鎖に追い込まれた劇団つきかげが安アパートから再起を目指す。
マヤ達はアルバイトをしながら稽古を続けるが、中学生のマヤは雇ってもらえない。
そんな折り、アイドル田淵エミ主演映画の「田淵エミの友達役」オーディション記事を見つけ受けに行くが落選。
だが、助監督から「主役の落とし物を拾う左足がマヒした少女」という端役をもうらうのだが…
といったところ。

今回の「あした草」は劇団がつぶれ極貧の生活ながらも、演技への情熱を持ち続けるマヤ達がいきいきと描かれていて、
気持ちの良いところだった所為もあるが、おもしろく見させてもらいました。
が、何故こーいった感じのを劇中劇の時にやってくれないのかと不満も持った。
だが、評価したい点もあった。原作では月影先生とマヤと麗、さやかと美奈、泰子が別の場所で暮らすことになるのだが、
アニメは全員同じ場所で暮らすこととなった。
分かれて暮らすことになってからさやかはまだしも、美奈と泰子はほとんど出番がなくなってしまう。
美奈は中盤「真夏の夜の夢」で一角獣の団長とくっつくというおいしいシーンがあるものの、
泰子なんて一角獣の恵子さんとキャラかぶってしまった為に、最後の方はマリみての桂さんがごとくいないも同然になってしまったからな。
しかし、全員で布団もなく毛布にくるまって寝ている姿は涙をさそう、極貧すぎだ(笑)
お話の流れは割と自然で特に違和感なく見れたのだが、気になった点もあった。

まず、稽古場かわりに借りれることになった教会が大きすぎ、大劇場くらいのでかさなのはどうかと思う。
このアニメスタッフはどうもこういうところの細かい気配りが足りないんじゃないかな。
教会ついでに、ここを借りることになった時、「やっとお芝居の稽古ができるね」と自分を慕ってついてきたマヤ達の若い情熱に、
月影先生が涙ぐむというシーンがカットされたしまった。
普段はとても厳しくて演技の鬼なんだけど、素はやさしくていい人なのが垣間見えて印象的だったのになんでカットしちゃったんだろうか。
こんな風に思ってたのは、もしかして俺だけ?

他、気になった点は、片足の不自由な子の役を得ようと階段を片足をひきづらせながら上るマヤの足を、
月影先生がマヤの足をけっ飛ばすシーンがなかった。いや、そのシーン自体はあったのだが足をけっ飛ばす所が描かれなかった。
これは知らない人が見たらマヤがどうして倒れたかわからないんじゃなかろうか。ここはちょっと不自然な気がした。なんか規制があった?
最後にもうひとつ。先生がマヤに紅天女とはどんな役なのか聞くところ。
このころのマヤは才能はあるけれど、演技としてはまだしょぼしょぼな頃なので、
先生もまだ「今のあなたではとうてい無理ね、フッ」って感じで諭すイメージだったのだが、
「おまえにはまだ早いッ!がつーん!」といった感じになっていて妙な違和感が。
今回はここ数回に比べて出来が良かったので、ちょっとした違和感が逆に印象に残ってしまったのが残念。
次回は久々にマヤLOVEの亜弓さん登場。でも予告を見る限りでは…う〜ん。
あと、マヤの片足の不自由な子の演技があっさり流されそうでイヤな予感。

どーでもいーけど、麗と桜小路の顔の区別がつきません。


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