あにゃまる探偵キルミンずぅ 1〜13話
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第1話「キルミン・フォーゼ、しちゃった!?」
ちょっと期待しているアニメ。 なかなか斬新で面白い。のとは別に着ぐるみが可愛い。 そんな今回のお話は… リコとリムがクラスメートのケンとタマオと公園でバスケの勝負する約束をして家に帰ると、ハルカ母さんが獣医のフーコさんからあずかったかわいい子ネコがいました。 家の中を走り回る子ネコのライラを追いかけて、暗い屋根裏部屋に入ったリコとリムは、古めかしいソファの上にとても不思議なかわいいものが置いてあるのをみつけました。 以上あにてれ公式のあらすじ。 第1話という事で、お話としては世界観や主要キャラの紹介、変身するまでの過程と、ちょっとしたトラブルという感じで、お話としてはちょっとおとなしいかなと思った。 だが、第1話にして同じ学校の男の子に変身した姿を見られてしまったことは、この手のアニメとしては斬新だ。 OPの絵や変身アイテムのシーンを見る限り、今回変身した主役のリコ、リムの他に、お姉ちゃんであるなぎさはもちろんとしても、男の子ふたりも変身するようだ。 今回の目玉はむろん不思議アイテムで変身しその能力を見せる事。 なので、お話としての面白さはあまりないのだが、これからお話がどう展開していくのかなという期待感はある。 それよりなにより、だ。変身後のリムのネコ着ぐるみの愛らしさといったらもう。 ネコしっぽが揺れるとふゆんふゆん鳴るし、歩けばぴょっぴょっと音が出るし、こんなんんが目の前を歩いていたら、きっと攫ってしまいますよ、ってくらい愛らしくてどうにかなりそうです。ぽわわ〜ん。 個人的に面白かった所としましては、まずは変身アイテム。 おじいちゃんは遺伝子工学かなんかの研究していたみたいで、その遺産(?)のようだが、プリキュアみたいな外世界のオーバーテクノロジーではなく、網膜スキャンして使用者の登録したり、音声認識したりするのはこれまでにない感じが良い。ってゆーか販促玩具にリアリティが出て、お子様は楽しいかもね。 それと、お話的な所では、今回の冒頭と最後に出てきたゴスな格好の悪者っぽい女の子。 この娘が上手いことお話を盛り上げてくれれば良いなーと思います。 あと、どーでもいーんですけど、御子神一家は誰ひとりとして共通点がなく、髪の毛の色すら全員バラバラで、全く家族に見えないんですけどこれでいーんですかね? ってゆーか、中二のなぎさお姉ちゃん。中二とは思えないおっぱいの大きさですよね。 最後にOP、EDなんですが、これも歌詞が日本語でなく斬新ですよねぇ。曲もホップで可愛らしく良いです。 何クールやるかわらからないけど、このアニメ人気出てくれるといーなー。とりあえず、これからを期待していきたい。 ああ、そういえば、深夜にリピート放送で「あにゃまる探偵キルミンずぅ+」っていうのをやっているんだけど、映像特典があるとあったので、ワクワクしていたのですが、予告後に動物動画(実写)があるだけでした。 コレ、深夜でやる意味あんのか?どーせなら変身シーンをエロスな感じにすればいいのに。 |
第2話「わたしがイヌって・・・・・・ホント!?」
変身解除でまさかの! そんな今回のお話は… リコとリムのクラスにヴラドニアから転校生のカノンがやってきました。キラキラした金髪がとてもきれいな女の子です。 図書館で本を探していたナギサ姉は留学生パルスに話しかけられました。おばあちゃんが書いた本を探しているそうです。 家の屋根裏部屋でパルスが探していた本をみつけたナギサはリコとリムからキルミンの秘密をうちあけられましたが・・・・・・。 以上あにてれ公式のあらすじ。 まさか変身解除で服が脱げるとは思いませんでした。これは本当は大人向けなんじゃないんですか? ま、それはともかく、お話の方は長女なぎさもキルミンして、動物になる方法がわかりました、って話。 なんだけど、今回は伏線はりまくりでもあったのですが、それをあんまり気にさせない作りが見事。 なぎさがキルミンすることになるだが、前回もそうだったけれど、コイツらは変身したことに対して、あまり疑問を持っていない、というか、即、順応しているんだよなー。 世界観的に現実世界と接点がないので、それもあんまり気にならないのがおもしろく、また斬新だ。 お話は上記したようにお姉ちゃんが変身して、キルミンの現在の能力や動物に変身できること、そしてちょっとした事件をメインに描いているのだけど、今回リコの学校に転校してきたカノンと共に、伏線をバシバシ張っていてそっちの方がちょっと気になった。 カノンのお母さんが革命やら自然保護区を作ろうとしていたり、連れてきたスタッフがあからさまに動物っぽい所を見ると、こいつらは案外リコたちとは逆に、動物が人間になっているんじゃないのかなー。とか思ったり。 最終的に動物と人間の敵対から共存へ、みたいな流れになったりしてなー。 とてもそんな壮大なことをやるような感じでないけどな。今の所まったりと可愛い着ぐるみ着て遊んでいるだけだし(笑)。 ちょっとキルミンについて気になっていることもあるのだけど、どうも開発者のじじいは亀のドクトルのようだ。 じじいは亀になっているのか、それともなってしまったのか。 今の所は全くその辺は分からないのですが、キルミンで動物に変身できるんならば、自ら亀になっているのかもしれないな。 さて、そのキルミン。ヌグミンと発声すると変身解除して裸になってしまうわけですが、どうもあの着ぐるみは服が形態変化しているようです。 でもキルミン中は体の一部のようにくっついているんだから、どういう状況なのかがよく分かりませんな。体もちっちゃくなっちゃうし。 変身する時にコンパクトから出てくるみょーんとしたやつは、さなぎみたいなもので、中で人間の基本的な部分を残して再構成してあんな姿になっている、ってことなのかしらねー。 ということは、あの着ぐるみ部分の頭を裂いたら内蔵でてくるのかな……? ともあれ、何か大事件に巻き込まれ……みたいなことはないのだけど、可愛らしい世界観の中でまったりと可愛い感じが見事にマッチしていて見ていて楽しいです。 どーでもいーけど、他の地域は知らないが、愛知では夕方版にはEDカードないんだよねー。 ということで、深夜版を見ています。まぁ内容一緒だしね。しかし動物動画は夕方やった方が良いと思うんですけど。 今週のまたみてねは「キルミンリム」でした。書き忘れた前回は「キルミンリコ」 |
第3話「ノラネコに恋されて!?」
重要語句:アニマリアン
そんな今回のお話は… ケンやカノンと遊んでいたリコは、へんな雄猫ブサネコになつかれてこまってしまいます。 ブサネコが教室までついて来たのでルミコ先生に注意されてしまいました。 外国から帰ってきたハルカ母さんには3人がキルミンをつかったことを見つかってしまいます。 でも「パパにはないしょ!」です。 以上あにてれ公式のあらすじ。つか、あらすじってねぇ……(´Д`;) 今回もリコたちとキルミンを取り巻くちょっとした事件をメインに、今の所謎の集団カノンたちを上手くミックスした内容。 気になるのはやっぱりよく分かってないカノンたちで、とりあえず、カノンの目的としは婿探しのようなのですが、そこで重要語句アニマリアンがでてきました。 どうもカノンたちは、やっぱり動物から人間になっている?みたい。 物語の本筋に関わるであろうアニマリアンを、最終的にどういうふうに絡めていくのかが楽しみ。 それはそれとして、カノンはケンに惚れてしまったようで、リコとの恋のトライアングルがどうなっていくかも楽しみ。 さて、メインのお話の方は前回ネコのマネの先生としたブサネコに、リコが惚れられてしまってという内容で、人間時にも異様につきまとわれるリコを可愛く楽しく描いている。 まぁ、キルミンしてさらにネコに変身して解決することは、考えなくても分かることですが、ただネコになって説得するくらいしかオチが思いつかなかったんだけど、子供であるリコがネコになってもやっぱり子供で、ブサネコの興味の対象では無くなったというオチはなかなか面白かった。 人間と違って動物にはロリなんて趣味はないからなー(笑)。あくまで交尾して子供を産めるかが重要なわけだし。 そう考えると、人間のロリ趣味であったり同性愛なんかは、どうがんばっても子孫を残せないので、そういった趣向等が普通にある人間は、種として衰退し始めているのかもしれませんねぇ。 一応念のために言っておくと、ロリ趣味や同性愛を否定しているわけではありません。自分は百合推奨です。 あとちょっと気になったのはお母さんで、変身もののタブーとして、変身することを人に知られてはいけないのだけど、このアニメではさっそく幼馴染みの男の子ケンに見られてしまうし、今回でもお母さんに秘密を打ち明けてしまうってのは斬新だ。 まぁ、どうもお母さんはキルミン開発の関係者のようなので、アドバイザー的な立場のかもしれませんが。 そのキルミン開発と、おばあちゃんの生物逆進化論(だったっけ?)、お母さんの動物の気持ちがわかるカウンセラーなどは、物語の本筋と後々かぶってくるであろうから、その辺をどう絡ませてくるかが見物です。次回も楽しみだなぁ。 今週のまたみてねは「キルミンなぎさ」でした。 次回は「誰でも変身、できないの!?」ということは、キルミンするためのは何らかの因子が必要ということか。 その辺がアニマリアンと関係してくるのかしらねー。 |
第4話「誰でも変身、できないの!?」
やっぱあの亀はじじいか。 ってゆーかパンツはダメでドロワーズはいいのか。テレ東よ。 そんな今回のお話は… 森の洋館で母親のミサにタマオと仲良くするように言われますがケンが気になっているカノンはケンの家に行ってみます。 でもお店にはケンのお父さんしかいませんでした。 なんだかあやしいリコとリムの秘密をさぐりに、ケンとタマオはリコ達の家に忍びこみます。 お庭の小さな入口から屋根裏部屋にたどり着いたケンとタマオは・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話はケンがネズミのキルミンしたら、ネコのキルミンリコが喰らおうとして逃げた所、カラスに捕まっちゃって、なんだかんだ事無きを得て、ヌグミンしたらおちんちん見られちゃったって話。 その辺のちょっとした事件はともかく、キルミンのことがちょっと分かってきたことの方が、私としましては興味深い。 前回出た重要語句「アニマリアン」は因子として人類にもあるそうで、それに反応して変身している模様。 今回タマオが変身できなかったのは、そのアニマリアン因子が少ないということか。 じじいの動画によれば、誰でも変身できる”可能性”があるということだったので、変身できない可能性もあるわけだ。 お話として、変身アイテムで誰でも変身、というわけではないことを示し、変身できることの特別性を明確にし、本筋のお話の核であろう「アニマリアン」を関連づけているのは上手い。 その辺のお話としてちょっと気になっているのだけど、リコたちのおばあちゃんであるマリアは、どうも外国の方のようで、生物逆進化論(だったっけ?)やアニマリアン研究等も考えると、カノンの母って、このマリアの系譜なんじゃないの? 全てを知っているであろうじじいが亀のままなので真相は分かりませんが、このじじい。なんで亀のままなんでしょうね。そこら辺もお話に絡んできそうですね。 案外、キルミンアイテムをどこかに無くしたとか盗られたとかして戻れなかったりしているのかもしれませんな。 さて、リコたちの方はというと、相変わらずと言いますか、なんてことのない事しているだけだが、まぁ、とりあえずは、基本設定やらなにやらを整えないといけないので、仕方ない所。 そもそも「あにゃまる探偵」と歌っている割に、全く探偵らしい所をしていないので、それはそういうことなのだろう。 しかし、今回である程度の基本を押さえたので、次回からそれっぽいことをしそうな雰囲気ではある。 それはそれとしても、お話としては、そのリコたちのちょっとした事件と、カノン達の何やら妖しげな計画をスムーズに見せ、尚かつ、しっかりお話に絡めてくる辺りは素直に上手いと思わせてくれる。 キルミンのことが分かってくると共に、カノン達の計画も進行していって続きを気にさせる上手さが光る。 リコたちの愛らしさだけで押していくのではないって所が良いですな。 どうも4クールもののようなので人気が出てくれるといいなー。子供が見ているかどうかは不明だが(笑)。 今週のまたみてねは「キルミンリコ」でした。ってあれ?もしかして、ずっと3人のローテーションだったりするのか? |
第5話「追跡!まろちゃんを探せ!?」
やっとそれらしい事をするの巻 そんな今回のお話は… 迷子になったクラスメートのユカリの子ネコを捜すためリコ達はきぐるみモードに変身して、子ネコのまろのあとをたどり始めます。 川岸で環境調査をしているミサ達と市長達からケンとタマオは、川をきれいにするためにどうしたらいいか尋ねられたりしていましたが、リコとリムに会って一緒にまろを捜し始めます。 以上公式のあらすじ。 ある程度の設定も説明し終えたので、今回は「あにゃまる探偵」らしく、迷子のネコを探すお話。に伴って、カノン達が計画遂行のために環境調査をする所を見せていて、お話の流れはとても良く出来ている。 特別何かとてつも寧事件が起きて……というのは無いのだけど、地味にお話は面白く、メインであるリコたちのネコ探しは、キルミンしたリコがネコの習性に思わず反応してしまう様子から、ネコの特性や気持ちに気付き、お子様的にはそのネコという動物の行動にについて紹介しているし、大きなお友達としましては、キルミンリコのネコ仕草が愛らしいのもさることながら、キルミンする度にその特性が身に付いていく様子を表しているのに感心する。 さらには、カノンのママンの計画が着々と進行している様子を見せながらも、ケンに関して親子で意見が割れている様子や、カノンが彼にべた惚れしている事、タマオを惚れさせるという事に反感を持っている様子も、無理なく奇麗な流れで描いていて見事だ。 今の所、このアニメは大事件が起きたりはしないのだが、お話の流れがとても綺麗で、丁寧に作ってあるという印象だ。 さて、やっぱりネコが好きなわたくしとしましては、リコのネコ仕草が愛らしくて仕方がない。 ネコの一挙手一投足を見ているだけでも癒されるというのに、ネコ着ぐるみをかぶった幼女がそんな事をしているのだから、もうどうにかなってしまいそうですよ。特にお気に入りなのは、カラーコーンにすりすりしている所。かわいいなぁ、もぅ。 それに伴って、上記の通りネコの気持ちや習性を紹介していたのも面白かったのだけど、それともうひとつちょっと気になった所があって、それは動物から見た自然を上手く見せていたのが印象に残った。 どうもこのアニメは自然や環境、動物との共生もテーマンひとつみたいです。 ちびっ子達が見ているのかどうかは知らないが、子供向けのアニメとしても、とても情操教育にいい感じであるので、上手いこと子供のハートをゲットして、長く続いて欲しいと思います。 ああ、どーでもいーですけど、私は環境問題とかに全く興味ないですけどね。はっきり言ってくだらないと思ってます。 今週のまたみてねは「キリミンリム」でした。 やっぱローテンーションみたいだな。次回のまたみてねがキルミンなぎさだったらもうやめよう。 |
第6話「恋のキューピッド作戦!?」
また何か気になる事をしていましたね。 そんな今回のお話は… 学園からの帰り道、パルスと再会したナギサは彼が探している本を書いたのはおばあちゃんだとうちあけました。 一方アニマリアンたちはもみじフェスティバルを計画の舞台に選びます。 リコたちとフェスティバルにやってきたナギサがパルスと輪投げや金魚すくいをしてドキドキしていると・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話のとしては、以前図書館で出会ったイケメン野郎パルスと再会したなぎさを見つけたリコとリムは、もみじフェスティバルでふたりをくっつけてしまおうとするが、ふたりもパルスが気に入ってしまい……。 という話と同時に、カノン達の計画を見せていくいつもの流れなんですが、今回はちょっとコメディ色が強い感じ。 イケメン集団アニメリアン牙組の方々は、元々動物みたいなので、人間の女性と上手く仲良くなる事が出来ず……というのを、コメディタッチで描いているのだけど、私としてはそれよりも、噛み付いてアニマリアン因子を注入しているのかどうかは知らないが、とにかく、人間を動物に変身させて仲間をたくさん作ろうとしている事が分かった方が興味深かった。 どうも人間のいないパーフェクトワールドを作ろうとしている節がありますなー。 それの他に、パルスは神浜市にある何かを探しているようで、この辺は、おばあちゃんアリアンヌの生物逆進化論序説が関係ありそう。 まだ最終的に、カノン達がどうしたいってのは明らかになってはいないけれど、またリコたちとは接点の無いこれらの設定が、どう関わってくるかが楽しみ。 さて、メイン(?)のお話の方ですが、なぎさがパルスに惚れるのは、まぁ予定調和なのですが、最初にあったのを見ると、なぎさはそんなに気にしている風でもなかったので、もうちょっと引っぱるのかなーと思っていたので、割と唐突な感じで始まってしまったのはちょっと残念なような気がします。もういくつかの、それらしいイベントで前振ってほしかったように思います。 キルミンに関しては、毎回上手いこと変身する理由を作っていて感心。したのだけど、暴れ牛の件では赤い旗で誘導するのがちょっと気になってしまった。 よく闘牛でマタドールが振る赤いマントが有名ですけど、牛は別に赤い物を見て興奮してるわけではないんですよねー。 あれは動いている物に反応しているそうなので、その辺がちょっと気になってしまいました。おでんの旗が動いてなかったのでね。まぁ、そんな事は子供向けの番組として、どーでもいーんですけど(笑)。 そんなわけで、今回はフツーに子供向けアニメって感じで、あんまりこれといった所がなかったのでした。 ああ、そういえばパルスはクマのようなんですけど、なぎさが怪我した手にハンカチを巻く所での回想シーンって、リコたちのママンなんじゃないの? 今週のまたみてねはやっぱり「キルミンなぎさ」でした。次回からは多分このコーナーは無いです。 |
第7話「神浜峠でゾウを見た!?」
内容的には少ないが。 そんな今回のお話は… リコたちが暮らす神浜市の郊外に広がる神浜樹海を横切るフリーウェイで、チーターがスピード違反をしたとか、神浜市は野生動物のうわさで持ちきりです。 リコたちは神浜樹海のハイキングコースにどうぶつたちの調査に向かいますが......。 以上公式のあらすじ。 お話としては、サブタイ通り神浜峠にゾウとチーターを探しにいくという事に、リコとリムのケンカの話をちょっと混ぜた感じで、内容としては特にない。 だが、これまでのように、リコたちの日常に上手くキルミンや、アニマリアン関係をお話に入れ込んでいる。 今の所はリコたちとアニマリアンが画策している革命には、ほとんど接点のないのだが、こうやって今、着々と前振っているのだから、そのうち何かしらあるのであろう。 そういえば、前回パルスが言っていた宝云々と関係ありそうなシーンがありましたけど、まだなんだかさっぱりなのですが、とりあえず、棺に入っているみたい。 カノンが以前に棺で寝ていたのでなにかしら関係あるのかもしれませんね。 ってゆーか、カノンの父親が出てきてないのでその辺と関係あるのかしら。 さて、リコたちはと言うと、相変わらずの愛らしさで、リムとのケンカは見ていて微笑ましい。 特にメガネのリムと違って表情がコロコロ変わるリコが可愛らしくて良い。 それと象がいた証拠といて、足型をとろうとするとんちんかんさも可愛らしい。 とまぁ、書くとすればそんなもんで、今回はまぁ自分的にあんまり面白い所が見いだせなかったな。 またみてねはやっぱローテーションのようで。残念です。 |
第8話「学園七不思議を暴け!?」
話の構成が見事だ。 ってゆーか謎の第三勢力が。 そんな今回のお話は… 学校新聞のスクープを捜しているリムに、タマオがカトレア学園の学園七不思議と呼ばれる伝説があることを教えてくれます。 リムたちはこっそりと夜の学園に伝説の秘密の取材に向かいます。 ところが誰もいないはずの学園には怪しい人影が・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話はサブタイ通りリコとリムの通うカトレア学園の七不思議を暴くことに引っ掛けて、パルスの変身や謎の第三勢力の存在を見せるお話。 メインはもちろんリコたちの学園七不思議で、六つしかない七不思議は「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花」なんだけど、そこへ行き着くまでに工夫してあって、リムがジャーナリズムに執着してキャラが変わる様子であったり、ケンがガキ大将でありながら恐がりであったり、好奇心旺盛ながらもビビリなリコであったりを見せて、ただ七不思議解明でイエー!となるだけじゃなく、特にケンは他の三人とは夜の学校に忍び込む理由が異なるが、七不思議と第三勢力、そしてオチに関わってお話を見事に紡いでいて見事な使いどころをしている。 さて、七不思議の最後のひとつと言えば、普通は最後のひとつを知ると呪われるとか死ぬってのが定番なんですが、七つ目の不思議、時計塔の怪人は第三勢力の布石として使われて、ここはパルスがなぎさ達の前に登場して、カノン達アニマリアンの仲間達かと思わせておいてあるのが上手い。 また、時計塔の怪人である所のゴリラを回収していった謎の集団が、今の所ホントになんだかわからない所が、不気味さを醸し出していて良いな。 物語としても、これまでのリコたちとアニマリアン立ちの計画進行具合を見せるというパターンを、別方向から横やりが出てきた事で、いつも通り的なパターン化を避けているように見受けられる。 とりあえずは、リコたちキルミン、カノン達アニマリアン、そして謎の集団の三つがあれば、話を作る上でのバリエーションは、ふたつよりかは随分増えるだろう事を考えると、ここで謎の集団が出てきた事はよく考えられているのではなかろうか。 上記の三つが最終的に、どういう風に交わっていくかが楽しみだ。 話は変わるが、以前パルスはクマのアニマリアンみたいとか思っていたらオオカミでしたな。 まぁ、その方がカッコいいのでいいのだけど、一対一ならオオカミよりゴリラの方が強そうな気がするんだけど、どうか。 どうせならクマの方が強そうで良いかなーと思うが、まぁ、オオカミの方がカッコいいもんねー(笑)。 と、そんな感じでお話は随分と楽しんだのだが、個人的にはちょっとおとなしい感じがするな。もちっと騒がしくドタバタしても良いような気がします。 特にここ最近は、なぎさ姉がちょい役すぎてもったいないし寂しい。 |
第9話「屋根裏の白い恐怖!?」
ロボット三原則ならぬ、キルミン三原則出てきた。 そんな今回のお話は… いつものように言い合いをしてルミコ先生にしかられたリコとケン。 ケンは店のお肉を届けた中華料理店から最近ネズミがいなくなったと聞いて、とても気になります。 中華料理店の屋根裏に忍びこんだケンは・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話は上記あらすじ通りで、中華料理店に住み着いているネズミがいなくなったことを調べていると、そこに逃げだしたペットの白蛇が住み着いていて……な話なんだけど、本当は冒頭に書いた「キルミン三原則」を紹介するためだけのお話だったりする。 しかし、その三原則を説明するだけなら数分で終わってしまう所を、ネズミの話や、逃げたペットの白蛇の話、そしてカノンママの計画進行具合などを絡めて、上手く1本のお話を作っているという点でよく出来ているのではなかろうか。 そういうことを考えると、お話はとても丁寧に作ってあるような気がします。 とまぁ、お話のメインとしましてはネズミとヘビの関係性を示しただけなので特に何もなく、やっぱり本来言いたかった「三原則」についてふれるべきであろう。 さて、その三原則が以下。 第一条 キルミンを使って動物、人間等に危害を与えてはならない。 第二条 むやみに人前で変身してはならない。 第三条 完全変身した場合、99分以内に元に戻らなければならない。 上記を読む限り、ロボット三原則みたいな絶対的なものとは違い、単にじじいからの注意事項って感じですが、第三条だけはどうもやってはいけないことのようで、今回99分近くまでネズミに完全変身していたケンが、途中から自我を失いネズミとして行動していたことから、それ以上の変身は本当の動物になってしまう、ってのが大体の所だろう。 それはキルミン自体の効果なのか、それともアニマリアン因子の活性化を押さえられないのかは不明だが、とりあえずは、亀のじじいはそれで戻れていないわけなのだな?どうやら酔狂で亀をやっているわけではないようだ。 と、するならばだ。キルミンがアニマリアン因子をなんちゃらして、マリアンヌおばあちゃんの言う生物逆進化をさせているのだから、完全に逆進化したとして、その後に人間には戻れないということか。 まぁ、そういうよりかは完全に動物になってしまうわけだから、知能的にも人間に戻るということ自体を忘れてしまうのかもしれん。 そう考えると、キルミン状態、いわゆるキグルミ状態は緩衝剤みたいな役割なのかもしれんなぁ。 と、ここまで考えておいてなんだけど、それだとカノン達のことが今ひとつ釈然としなくなってしまうな。 彼らは元が動物みたいだけど、よく考えてみたら彼らの事ってどうも革命を画策しているという事が分かっているだけで、それ以外の事はよく分かっていないんだよなー。 ともあれ、キルミンやカノン達アニマリアン、前回出てきた第三勢力など、お話的には結構謎だらけだが、メインを日常パート(?)に見せかけて、それらの謎を小出してしていて、お話の作りとして興味を引くように作っているのは好印象だ。最終的にそれらをどう持っていくのかが楽しみですな。 |
第10話「もんもんモンキーパニック!?」
情操教育にいいお話だなぁ。まぁ俺はどーでもいーんですけど。 そんな今回のお話は… 5年2組のみんなと西森山へ写生遠足に出かけたリコたち。 ミサからタマオをアニマリアンにするように言われたカノンですが、タマオはケイコにまかせて、ケンのハートを射止める作戦をたてはじめます。 みんなが絵を描いていると子ザルが現れて・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話としては、遠足に行って……な、お話なんだけど、たぶん言いたい所は別にあり、子ザルによって奪われたお弁当を取り返そうとするリコとリムが追いかけていった先で見た光景は、行き過ぎた資本社会の開発による環境破壊がいかに愚かであるかを語っている、ような気がします。 それはお母さんの「他人の家に入り込んでいる」という台詞にかかっており、動物の住処である山を人間の勝手な都合で開発し、動物達が食うに困るようなこともあるという事を通して、メインターゲットであるお子様に環境について考える余地を与えている。 と、ここ最近のエコとかいう世界的な流れとしてみたら、情操教育に良いのでしょう。 その辺をメインとしてどーんと持ってくるとあざといので、あくまでさりげなく見せているあたりが上手いと感じる。別にこのアニメは教育番組ではないのだしなー。 まぁ、私はエコなんてエゴと言い方を変えれば良いなどと、最近の地球環境云々などバカらしいと思っている人間としたら、どーでもいーんですがね。私は文明の利器大好きです。文明最高。 というわけで、私としての今回の見所としては以下。 今回はなんと言ってもカノンだろう。 これまでリコの愛らしさに目がいっていたが、カノンは小学5年生(5年生だったんだねぇ)のくせに妙にエロく、甘ったるい声の「ケンくぅん」は、その手の趣味の者として劣情を誘いますね(笑)。 しかしそれと同時に年相応の恋であるのが実に微笑ましく、同い年のリコたちと比べ、随分大人っぽい彼女なのだが、アニマリアンの仲間を増やさなくてはならないと分かっていても、母のタマオを落とせの命令に拒否感を示し、私なんかは、それはそれとして割り切ってやれば良いのにと思うのだが、彼女としたら、好きでもない野郎に色目をかけるのはイヤなのだろうし、リコたちを出し抜く為に立てる計画も、粗が目立つのもさることながら、好きなケンが簡単に乗ってくると思っている辺りの浅知恵が、逆に大人びてはいても子供らしくて可愛いですな。 キャラクター的立場として、損な役周りの多い彼女ですが、なんか応援したくなってきましたよ。 さて、その他ちょっと気になった所としましてはアニマリアン関係なんですが、単に噛み付いて仲間を増やす為にアニマリアン牙組の皆さんが女を落とそうとしているのかと思ったら、惚れられている状態で噛み付かなければアニマリアンにはならないようですな。 とすると、牙組のやつらとかは元々人間なのかしら? にしては随分と野性的なのでやっぱ逆なんでしょうと思うのだけど、とするならば、動物から人間になるのにはどうしているんですかねぇ。 それとも、アニマリアンになってしまうと野生の本能的なものが強く出てしまうんでしょうかね? 彼らに関してはどうにも謎が多いですなー。そーいえば、宝云々のお話も6話以降出てこないな。 ああ、ちなみにカノンはアニマリアン同士の子供なので純粋種なのだそうです。 それにしてもこの物語は最終的にどういう方向へ持っていこうとしているのかしら? |
第11話「暗闇でドキドキどっきり!?」
やっぱり何かしらの関係性があるようですな。 そんな今回のお話は… 冬休みが始まり、今日はリコたちの家にみんなが集まってパーティーをひらくことになりました。 ケンに誘われてやってきたカノンはヴラドニア風のお菓子を持ってきてくれました。 御子神家の中でリコたちのヒミツを探し始めたカノンは・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話の方は、クリスマスパーティーに乗じて、リコたちの秘密を探ろうとするカノンは……という話で、キルミンを無くしたと思って探すリコと、秘密を探ろうとするカノンのドタバタ?といった感じ。 まぁ、個人的にその辺のお話としてはクリスマス仕様のカノンとなぎさの服が可愛かったくらいしかないのだけど、冒頭書いたように、カノンの家はやっぱり御子神家と何かしらの関係性があることが分かった方が興味深い。 今回ラストでカノンの母がリコたちを「裏切り者の孫」と呼んでいたり、パルスがなぎさから借りたおばあちゃんの本「生物逆進化序論」に反応していたことでも分かるように、やっぱりおばあちゃんマリアンヌは、アニマリアン関係のキーマンなのだろう。 裏切り者の孫ってことは、マリアンヌがアニマリアン革命とやらに加担しなかったこととなる。 となると、カノンらとどう関係してくるかってのがポイントなのですが、今回カノンを見ていたリコママを見ると、どうもカノンママとリコママは見知った仲なのではなかろうか。そこから遡る所でマリアンヌがいるわけだから、おそらくはそうなのだろう。 やっぱりと言うかなんと言うか、案外このふたりは姉妹だったりするんじゃないですかねー。 リコママとカノンママの結婚前のフルネームを知りたい所だ。 お話としましては、上記のようなよく分かっていない部分を小出しに見せつつも、リコたちのキルミンをメインにお話を作っており、興味を誘っている辺りが相変わらずの上手さだ。 まぁ、それがメインターゲットの皆さんの興味を引いているかどうかは不明だが、とりあえず、私としてはその辺をどうもってきて、最終的にどうなるのかが楽しみだ。 さて、以下割りとどーでもいーのだけど、リコママって出番が少ない割に印象に残っていて、それはとてもいいお母さんだからなんだけど、すばらしいですよねー。ちっさい子供を保つ母として。 優しいこともさることながら、子供のいうことを否定しないで信じてくれるんだよなー。 遠足のお話の時は、さりげなく注意喚起させるし、学校の七不思議の時は、夜に(こっそり)出かけようとするリコたちをちゃんと理由をいえば良しとしてしまう。 そのケアとして、ちゃんと長女なぎさを後で派遣するしなー。大人の自分が出て行くような無粋をしない。 子供の自尊心や探求心を邪魔せずのばしているんだから良いママであるし、良いキャラクターだ。 そんなリコママだから、きっとこの物語の核となる部分に関わっていることだろう。 キルミンやじじいの事も知っているようだし、どの辺でキルミンやアニマリアン関係にママが介入してくるか楽しみ。 最後にちょっと気になったのだけど、モルモットが妙にカノンになついていたんですけど、アレってなんでなんですかね?なんか意味あんの? |
第12話「ラッキーサインの謎を解け!?」
おお!待て次回!だ。 そんな今回のお話は… 神浜港のカウントダウンイベントに来たリコたちは、ケガをした迷子の犬をみつけ、フーコ先生にみてもらいます。 にぎやかな港で犬の飼い主を捜し始めたリコたちはディナークルーザー・喜代志丸で開かれるパーティーに「探偵ラッキー」を一目見ようとやってきたケンたちと一緒に・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 久々に「あにゃまる探偵」らしいお話で、あらすじ通りに迷子の犬を見つけ、その飼い主の捜索をするというお話。だが、結末は次回へ引っぱった。 お話としては上記の通り、犬の手がかりを探すという所なんだけど、個人的にはリコが犬の気持ちを感じ取ったという所だ。 リコママが動物カウンセラーとして、動物の気持ちがわかる人という設定は1話で紹介されたが、その時もその能力がキルミンによって培われたかのような台詞だったので、そこはおそらく物語の核となる所なんだろう。 そこでだ、今回リコが犬の気持ちを感じ取ったわけだが、これまでキルミンしてきて、リコはネコ、リムはウサギ、なぎさは犬の特徴を、変身していなくてもそれとなく出してきていて、今回で言えばリコが妙に寒がっていたり、いつだったかは変身していないリムが小さな音を聞き取ったりと、どうもキルミンしていくうちに、動物の特徴を得ているようである。 そうして動物と近づいていくことで、ママのように動物の気持ちを分かるようになる、とか最終的にそんな感じなのだろう。 カノン達とか、あれ以来姿を見せない第三勢力とかと、最終的にそこらがどう繋がっていくか楽しみですな。 さて、今回のお話としましては、上記したように「探偵」らしいことをしてはいるのですが、どうにも落ち着いていると言うか、もちっとドタバタといいますか、もうちょっと騒がしくても良いような気がしますな。 まぁでも、他の子供向けの作品なんかをたまに見ていると、これでいーのか?と思うような話ばっかりだったりするので、そーゆーことを考えると、このアニメはよく出来ていると言えるかもしれん。 無理なく変身しているし、変身する為の理由もちゃんと作っているし、特に目的のない今の状況で、架空の世界での日常に即した、ちょっとした事件を作ってちゃんとお話を組み上げている。 ただ、どうしても、ちょっとした事件にしか今の所ならないので、どうもノッタリした感じがあるのが残念だが、その辺は話が進むにつれ、色々と展開があるであろうから、今の所はしょうがないのかもしれませんな。 それにしても、毎回御子神三姉妹は愛らしく描かれており、見ていてほんわかしますな。特にお気に入りのリコがらしくて可愛らしい。 どーでもいーけど、今回、隙間に挟まって出れなくなってしまったリコが、キルミンして出てくるんだけど……、どー考えても、あの頭の方が見事に突っかかるような気がしますけどな(笑)。 |
第13話「急げ!キルミン・レスキュー!?」
サブタイの割にレスキューした感がないなぁ。 そんな今回のお話は… ようやくフナコツさんをみつけたリコたちは港のネコたちの助けをかりたりして、フナコツさん救おうと頑張りますが、なかなかうまくいきません。 変身したリムは助けを呼びに走りますが......。 以上公式のあらすじ。 前回の引きからの今回は、サブタイ通り、テトラポットに挟まってしまったフナコツさんを助けるお話なのだが、冒頭に書いたように、あんまりレスキューしたような感じではなかったな。 彼らがやった事と言えば……1.消防に連絡 2.暖かい飲み物を買ってくる 3.ネコの大群で暖める だもんなぁ。 前回キルミンの姿でフツーに出歩いていたので、助けた後にフナコツさんに姿を見られた所で支障なさそうだし、せっかくなんだから、知恵とキルミンを使ってフナコツさんを助けて欲しかった。と、いうか、そうなるものだと思っていたので結構がっかり感があるな(笑)。 その後のオチで、1クールにしてようやく「探偵団を結成して困っている人を助けようぜ!」となったのに、事件にさして助けた感がないので、探偵団結成に至る発想がちょっと弱いような気がします。 個人的にはその後に繋がるであろうお話の展開の方が興味深かった。 カノンは何も教えてくれない母親に腹を立てているし、ケンに惚れている事もあって、その内仲間になりそうな雰囲気ですが、やっぱりそれまでにいろいろと悶着あって然るべきなので、おそらくはそうなることであろうが、その辺はどうもリコたちの変身が絡んでくるのだろうなぁ。 でもカノンはまだ、リコたちが完全変身して動物になっている姿を見た事がないのだけど、そこがどう展開してくのかはちょっと分からないなぁ。 やっぱケンがコウモリじゃなくてネズミだったんだー!とかなって逆上(?)してかしらねぇ。 もうひとつは、前回も言ったような気がするが、リコママとカノンママだろう。 今回それっぽいシーンがあったが、やはり何らかの理由で敵対している、もしくはカノンママが敵視しているっぽい。 カノンママの計画や、パルスの探している秘宝であったり、ママンの敵対する理由は、まだなんも分かっていないのだけど、1クール過ぎて探偵団が結成された事だし、2クール過ぎる辺りでようやく分かってくるのかもしれませんね。 どーでもいーけど、リコたちの先生がとても奇抜な(笑)ドレス姿で登場したけど……見事な貧乳ですね(笑)。 |