あにゃまる探偵キルミンずぅ 14〜26話
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第14話「指令!ママの宿題をクリアせよ!?」
今回は良いお話だったなぁ。良く出来ていたし。 お子様に見てもらいたい。 そんな今回のお話は… 屋根裏部屋に集まって探偵団をつくろうと話しているリコたちに、ハルカ母さんは宿題を出しました。 近所の老犬のゴンが最近食欲がなくなったわけをキルミンを使わずに調べられたら探偵団を認めてあげるというのです。 ゴンの飼い主のヒデアキくんからゴンが元気がなくなったのは散歩から帰ってからだと聞いたリコたちは・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話は上記あらすじ通り、ハルカママが探偵団をやる際に発生する危険や責任を教える為に出した宿題を解決するといお話。 それと同時に、カノンもママからアニマリアンが人間に取って代わる為、コウモリ以外の動物をひとつ自由に操れるようになれるようにと言われるが……というお話も同時に進行する。 メインはもちろん、リコたちがご飯を食べなくなってしまった老犬ゴンを元気にするため奔走する様子を描く。 ハルカママが宿題を出す際につけた条件として、「キルミンを使わない」があったため、リコたちは四苦八苦してしまい、なぎさ姉は「私たちはキルミンがないと何も出来ないの?」と嘆いてしまう。 しかし、なんとかゴンを助けたいなぎさ姉は、寄り添って寝る事でゴンの思い出を感じ、それが解決の糸口になる。 こうして、安易にスーパーアイテムに頼らないで、まず自分達で出来るようにさせるハルカママが素敵だ。 ハルカママは美人で優しいし、なにより最終的に、作った動画を見せてゴンを元気づけようとするが、動かない彼の為キルミンを使ってしまうリコたちに、成功の条件の有無ではなく、自分達のことよりも誰かを助けたい気持ちが大切であると、子供達を自らが敷いてあげたレールの上を走らせるのではなく、それとなく良い方向へと導く姿勢が見事だ。 ハルカママに育てられるリコたちは、きっと良い大人になるであろう。 さて、カノンの方はと言うと上記メインのお話にはほとんど絡まず、やった事と言えば、やっとこさ一匹のカラスを使役できたのだが、これの使い方が良い。 普段は敵視している御子神姉妹であるが、彼らが犬の為に奮戦している姿を見て、言う事の聞かなかったカラスを使役し、陰ながら手を貸してやる彼女は、今回のお話には全く関わってはいないのだが、あのシーンではリコたちと気持ちが同じであり、心優しき少女だという事が分かる。 脚本としても、それでリコたちとカノンが同時に宿題をクリアしているというのも上手い。 1クール過ぎてようやく探偵団を結成し、やっとタイトル通りなアニメになってきましたが、今回ハルカママが言った事を活かす為の1クールであったのなら、なかなか良く出来ていて、これまでただ単に便利アイテムであったキルミンが、ここでリコたちの自覚と責任を知って、重要アイテムに変わっているのが上手いな。 個人的に、このアニメは全体的な事が良く考えられているような気がするなー。 |
第15話「消えたグレースを探しだせ!?」
フツーに探偵してましたな。 そんな今回のお話は… 探偵の依頼が来るのを待ちあぐねていたケンとタマオは「ネコ探してます」という張り紙を見つけて勝手に捜査を開始しました。 不思議な絵を描く前衛画家のサユリのネコ、グレースが行方不明になっていたのです。 キグルミモードに変身したリコとリムも一緒にグレースの残した跡を探しますが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 今回はサブタイ通り、いなくなってしまったネコのグレースを探すという話。 飼い主は気難しいおばあちゃんで画家のサユリさんで、手がかりは彼女の描いた抽象画しかない。という状況で探す事となるが……という流れ。 二手に別れたケンとタマオは、いつのまにか全く関係のない流れの方向へいってしまうが、リコたちは、グレースの弟分のジミーから得た手がかりと、ハルカママの言葉から真相を探り当てる。 そういったお話の中から、ネコの気持ちとその気持ちをリコたちが理解し、気難しいが根は優しく、グレースがいなくなって寂しいさゆりさんと、分け合って自ら姿を消したグレースを、なんとかしようと奮戦するリコたちの様子を優しく描いている。 展開的にはこれまで同様に大事件が巻き起こるわけではなく、カノンたちも出ないしでゆったりした進行なのだけど、グレース探しに真摯に取り組むリコたちを丁寧に描いているし、割とあっさりキルミンを使ってしまうが、それでも初日が見つからず、ハルカママの助言を受け、その言葉が解決を導くのも、スーパーアイテム頼りでなく、リコたちが考えて体験し回答を得ていく過程が良いですな。 また、依頼主のさゆりさんもリコたちにとってはちょっと怖くて気難しいおばあちゃんだが、アニマルモードで潜入した先でリコが見たおばあちゃんは優しく、グレースがいなくなった事を本当に心配していて、真相を知ってグレースを見つけたときのさゆりさんを見ると優しい気持ちになってしまう。 そんな情操教育に良いお話でした。子供たちがちゃんとこのアニメみてると良いなー。 そんなお話でしたが気になる所もあって、まず、とっても不思議だったのが、絵の具に付いた毛を、なぎさ姉がキルミンでグレースの臭いを特定するのだけど、絵の具の臭いって結構強烈なんでグレースの臭いは分かんないんじゃねーのかなーと思いますな。 それと、リコたちはリコが寒がりになったり、なぎさ姉が鼻が利くようになったり、リムがかすかな音を聞き取ったりと、人間時の時になにげに影響出ているのだけど、この辺はやっぱ最終的に(でもないかもしれないが)、何かに繋がりそうですよねー。パッと思いつく範囲では、なぎさ姉がパルスの正体に気付くとかとか。 最後にずっと思っているんだけど、リムって影薄いですよね。 メインのお話も今の所ないし、動物の気持ちを感じるシーンもリムだけ未だなくてどうしたもんですかね。 そろそろ彼女に何か欲しい所なんですが。 |
第16話「ニワトリのキモチ、コケコッコー!?」
やっぱ鳥類だからなのかなぁ。 そんな今回のお話は… カトレア学園の幼稚園では発表会でつかう「ブレーメンの音楽隊」の衣装が無くなって大騒ぎです。 しょんぼりしているさくら組のラン先生をはげますようにリコたちは衣装探しを始めます。 タマオはニワトリの役をやるはずだった園児のシューイチ君と一緒に衣装探しを始めましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 今回のお話としましては、タマオのモノローグで進んでいき、衣装紛失事件と同時に彼の悩みや葛藤を描いている。 紛失事件の方は、劇中のタマオの台詞のように、見れば最初っから分かる物だが、それを通してのタマオという部分が見ていてなかなか面白く、唯一キルミン出来ない彼が、自分は神浜キルミンズに必要なのか?と悩んだり、みんながキルミンで捜索活動をする際に、疎外感を感じてしまったり、また、それ故に何故キルミンできないのかを自分なりに考えて、実行してみたりする努力を見せ、最終的には「すごくやりたいと思っていても出来ないことがある」としても「まぁ焦らないことだ」と、頭は良くて勉強ができる彼が、やって出来ないことをそれでも諦めない姿勢を描いて、メインターゲットの方々に見せているのが良い。 そういうタマオだからこそ、ニワトリの演技がうまく出来ず、衣装を隠してしまったシューイチの心を開き、事件の解決に導いて、彼の悩みの解決を見ているシナリオの上手さが光ります。 このアニメは、派手なことがあったり起こったりはしないんだけど、丁寧に作ってあるという印象がありますな。 個人的には上記流れの中で見ていて面白かったのは、まずはなぎさ姉である。 小学五年生のパーティの中では、中学生のなぎさ姉はかなり大人であるので、タマオが疎外感を感じていることや、キルミンできないことに悩んでいることに気付くだが、でも所詮中坊であるので、それをなんとかすることはできないが、ちゃんと見守っている様子が見て取れる。また、タマオのそれにリコたちは全く気付かないってのも上手く作ってあると言える。 次は私の大好きなハルカママ。彼女は出番は少ないがキーパーソンになるようにしてあるのが上手い。 まぁ、今回はなにか事件に密接に絡んだ事をするわけではないが、何かしら核心を付くようなことを言うのである。 ハルカママといえば、今回キルミンアイテムのアイコンが全部光ったタマオが、キルミンできるかも?となったが、結局は出来なかったんだけど、その辺の事ってハルカママに聞けば、少しは理由が分かるような気がするんだけどなー。 それに関連してキルミンの事なんだけど、キルミンアイテムのアイコンって、今回ケンが「ポイントたまったかも」とか言っておりましたけど、説明まだないよねー。あのアイコンにはどういった意味があるんでしょうかね? それとタマオがキルミンできない理由って、私も色々と考えてみたのだけど、やっぱニワトリって鳥類だからじゃないんですかね。 リコたちやカノン達を含め、全員変身できるのがほ乳類である事を考えると、今の所それくらいしか理由が思い浮かばない。 ちょっと記憶に自信がないのだけど、は虫類から派生し、ほ乳類と鳥類に分化したんじゃなかったっけ? そうだとすると、生物逆進化論的に逆進化をたどれないって事なんじゃないかなーと推論していたりします。 仮にそれが本当の事だったとすると、「なぜニワトリのキルミンアイテムが存在するか?」という問題が出てくる。 まぁ、今回タマオがキルミンする際に、亀のじじいが甲羅に身体を引っ込めていたのを見ると、そういうの忘れて作っちゃったか、勢いで作っちまったとかの、元々キルミンできないアイテムのような気がしますが、その辺どーなんでしょうね。 |
第17話「潜入!庭にはワニが二匹いる!?」
上手くまとまらなかったって感じだなー。 そんな今回のお話は… 汚水を垂れ流しているという噂の有賀ケミカルの金庫に『金は必ず頂戴する!怪盗レディ・パンサー』という黒ヒョウマークのカードが突き刺さった! たまたま有賀ケミカルの社長の邸宅に配達にやってきたケンは届けた大きな肉がペットのえさだと聞き、最近この付近で続いているペットの行方不明事件との関係を調べ始めましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話の方は、怪盗レディ・パンサーとして活動するカノンのママであるミサや、ペット行方不明事件、これまで除け者にされてきたカノン、久々登場のペット捜索課の方々、そしてワニの生態と、色々な要素が有賀邸に集約されるような形になるのだけど、ものすごく散漫な感じがあって、まぁ、有り体に言うとオチてないんだよな。 これまでと比べて、ドタバタした感はあったものの、どうも上記要素が多過ぎてごちゃごちゃした感じがまとまりに欠ける。 上記要素のあらかたは一応くらいには決着がついたものの、ペット行方不明事件は決着がついてないので、なんでこれだけ片付かせないのかともやもやしてしまう。まぁ、それは次回以降に繋がるのかもしれないが。 お話としては「なんかまとまらない」くらいしか感想がないのだけど、何しているのよく分からなかったカノンママンのミサが何をやっているのかや、今まで割と蚊帳の外状態であったカノンが、今後いろいろとしてくれるであろうフラグが経ったのは興味深かった。 ミサはどうも、水質の汚染等、自然環境を破壊するような企業とかから金を盗む、義賊のようなことをしているようだ。 それと同時に、今まで変身した姿を見せていなかった彼女が、黒豹に変身することも判明。カノンのママンなんだからコウモリかと思っていたら違うんだねー。 それはともかく、ミサの言う「アニマリアン革命」は、たぶん人間を廃して動物に住み良い世界を作る的なことだと思うが、その活動の一環として、今回のような盗人行為をしているのであらば、関連性があったであろうハルカママとの決別は、この辺りが理由なのかもしれませんね。 それからカノンだが、探偵をやっているケンに追いかけられたいが為に、母のように怪盗になろうってのは、今ひとつ思考が飛躍していて付いて行けないよなぁ。 個人的な予想では、一緒に探偵団やるんだと思っていたんだけど、次回予告でもあったように、怪盗ビューティバットとしてリコたちと対峙することになろうとは思わなんだ。 でもまぁ、なんにせよだ。これまであまり出番のなかったカノンが今まで以上に出番が増えて、リコたちと絡んでもうひと展開してくれればいいなー。 それにしても、リムって今回キルミンしてないし、特に探偵団の捜査として何かするでもないしで、ケンやタマオ以上に影が薄いんだけど、彼女は後々これという役所があるのかなぁ? |
第18話「怪盗ビューティ・バット参上!?」
いたなぁ、ケイコりん。つい忘れがち。 そんな今回のお話は… ルミコ先生が出した「想像上の生き物をつくる」という図工の宿題に悩んだリコはショッピングセンターにいこうとします。 一方、怪盗ルックに身を包んだカノンはケイコを従え、そのショッピングセンターにあるカラクリ時計の妖精の人形を盗みに忍び込みましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話は、前回「わたしも怪盗やろっと」とか言い出したカノンが怪盗ビューティ・バットに扮して、リコたち神浜キルミンズ挑戦状を叩き付け、ショッピングセンターの妖精の象をめぐってドタバタするって感じで、その辺の展開は、なんだかんだありながらも予定調和なので特にどうという所は無く、今回はむしろ、カノンの怪盗ビューティ・バット云々よりも、それ以外の事の方が興味深かったな。 まぁ、怪盗ビューティ・バットについて語らないのも可哀想なので(笑)その辺で思う所としては、彼女は小学5年生の割に胸があるなぁ……とか思ったのは置いておくとして、カノンの描いた挑戦状を、リコが水につけてしまった為に、全く見当違いの物を守っていたキルミンズにやきもきしていたりする姿が、リコたちに比べ随分精神的に大人なのに、妙にバカっぽくて可愛い(笑)。 それと、怪盗ビューティ・バットをする事にあたって、ミサママに言われた「自分のすべき事」という事を、これでいいのか?きっとこれでいいのだと自問自答している辺りに、今後なにかありそうなのが良い。 ミサママは革命がなった時の為に、カノンに王としての教養なりなんなりを、身につけて欲しいと思っているんじゃないかと思っているんですがはてさて。 個人的に気になった所としましては、やはりリコのキルミンがレベルアップして、ネコではなく「サーバル」に変身した事だろう。 サーバルとはどんな動物かを知らない私のような人の為に以下wikiより引用。 サーバル(英名Serval;Serval cat、学名Leptailurus serval)とは中型のネコ科の動物の一種である。 「サーバル」とはポルトガル語で「猟犬」を意味する。毛皮をとるため狩猟され個体数が減ってきている。 頭胴長67〜100cm、尾長24〜40cm、体重10〜18kg。ほっそりした美しい体型をもつ。体毛は短くやわらか。 毛色は黄褐色で小さな黒い斑点がある。また首の後ろ、肩に6本ほどの黒い線がある。 顔の大きさに比べると、耳は他のネコ科の動物に比べても際立って大きく、敏感である。 その聴力は土の中にいるネズミの動きも感知できると思われている。 耳のほか、後ろ足も大きく発達しており、高さ2メートル、距離4メートル前後のジャンプも可能にしている。 と、上記のような動物であるが、先に述べた通り、私はサーバルなんて動物を初めて知りましたよ。つーか、タマオはよく一発でサーバルなんて名前出てきたよなー。 まぁ、タマオやサーバルはともかく、問題はキルミンがレベルアップしたって事だ。まさか経験値溜め込んでるとは思いもよりませんで、ビックリしてしまった次第です。 しかしながら、個人的にはネコになれるだけでも随分とメリットがあると思うので、ネコ以上に強力な動物になってしまうのがちょっともったいないような気がする。 それで都合良く難関を突破してしまうのはちょっと面白くなく、何かしらの不都合を、タイミングよくレベルアップしたぜ!で解決してしまうよりかは、あーだこーだしながら問題を解決に導いて欲しい所だ。 レベルアップ自体はまぁ、別にいいのだが、もっとネコでがんばる時間をとっておいてもいいと思います。 しかし、どこまでレベルアップするか知らないけれど、最終的にどんな動物になるんですかねー。トラとか? それと、事後にリコのキルミンアイテムのアイコンが全部光っていて、その所為みたいな感じでしたけど、 んじゃ、前々回のタマオのアイコンがが全部光ってなんもないのは何故なんでしょうね。 キルミンの謎っぷりは深まるばかりだが、ちゃんと説明してくれるんだろーか。 それを投げっ放しジャーマンだと、お話ぶっ壊れちゃうのでそんなこたぁないと思いますが。 最後に、カノンって言われてみれば「外国の人」なのであったなぁ。 挑戦状を書く為に、日本語に四苦八苦している様子を見て、そーいやそうだったなと妙に感心してしまった。 だから何だと言われても返答に困りますが(笑)。 |
第19話「輝け!匂いは七色に!?」
メインターゲット的な見方をすれば良く出来ているのではなかろうか。 そんな今回のお話は… お赤飯の急な注文が来たためにお父さんと海洋博物館に行けなかったトシキは、シーラカンスを見るために、大雨の中、愛犬のトトと2人だけで家を抜け出してしまいました。 クラスメートのアカネから弟のトシキがいなくなったことを聞いたリコたちは、匂いをたよりにトシキを探し始めましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話としては、行方不明になったトシキをキルミンズが捜索発見し、めでたしめでたしという内容なんだけど、物語全体としては、なぎさ姉のキルミンがレベルアップするためのお話。 レベルアップして何になるのかと思ったら、小型犬が中型犬(シェパード?)になり、警察犬的な働きが出来るようになった事からもわかるように、どうもこの2クール目は探偵業とキルミンのレベルアップに使うみたいだ。 なので、個人的には今回のお話云々としては、トシキの捜索・発見・救出にキルミンズ全員にが関わって、それぞれに役所を作ってあった所には感心したが、お話的に面白さという部分では特になかった。 なぜならば、お話としてトシキを探していただけだし、それは必ず発見して救出するものなので、見ていてどうなるんだろうなぁと展開に期待する所がなかったからだ。 劇中、雨が降っていて臭いがたどれないというピンチも、知恵を絞るわけでもなく、分かっていた事とはいえ、都合良くキルミンのレベルアップで解決してしまったしな。 でも、上記したように、なぎさ姉のレベルアップを主眼にしながらも、全員にそれなりの活躍をさせている辺りのシナリオは上手く作ってある。 そういった意味で、メインターゲット的な見方をすれば、実に「あにゃまる探偵キルミンずぅ」のタイトル通りのお話で、主役達が変身アイテムを使い見事に活躍する、ということを考えると、本来見てもらいたい対象に対してのお話として良く出来ているんじゃなかろうか。 まぁ個人的には、いくら警察犬云々であったとしても、結構な量の雨が降っていた状況で臭いをたどれるものなのかなぁ、ということと、警察犬は訓練をして、その能力に磨きをかけているわけだから、キルミンで変身して、いきなりその警察犬になってしまうってのは、どうも納得がいかないな。 どうせなら別の動物に変身した方が、ビジュアル的にも良いかと思うが、イヌ科の動物っていうと、パッと思いつく動物と言えば、オオカミ、キツネ、タヌキだからなぁ。 コヨーテもそうみたいだが、これらは特に犬以上に鼻が利くってわけでもなさそうだし仕方ない所か。 どーでもいーけど、イヌってネコ目なんだねー。知らなかった。 動物界・脊索動物門 ・脊椎動物亜門 ・哺乳綱 ・ネコ目(食肉目)・イヌ亜目 ・イヌ科 という分類らしい。よー知らんが。そんなわけでwiki見ていたら、 他のさまざまな動物に比してイヌの嗅覚だけが特別に秀でているということではない。 イヌ同様に探索目的での使役が多いブタ(イノシシ類)も引けを取らないと考えられているし、 クマの研究者によればクマ類の嗅覚はイヌ(イエイヌ)の約7倍とされている。 ゾウは嗅覚細胞の総量から言っても、能力においてイヌやクマを遥かに上回る動物として知られている。 (以上引用) 等と書かれており勉強になる。世の中知らない事だらけだなー。 次回はようやくというかなんというかの、リムメインのお話っぽい。20話にしてやっとか(笑)。 |
第20話「恋するウサギと吸血鬼!?」
プププイ! 今回は実に良く出来ていたなぁ。 そんな今回のお話は… 「桜屋敷」に吸血鬼が現れたという噂を聞いたリコとリムが旧市街の古い屋敷に行ってみると、アキトという不思議で神秘的な雰囲気の少年が住んでいました。 アキトがアニマリアンではないかとカノンもコウモリに変身して向かいますが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 リムの出会いと初恋と言う所をメインに、小学五年生の恋や動物の悩み、吸血鬼の噂、キルミンレベルアップ、カノン達の活動、ペット行方不明のフリ、アニマルモードの謎と、見せるべき事が多い中、それらを見事にまとめて一本のお話に落とし込んでいて、これだけの要素があるにも関わらず、見ていてストレスを感じなかったのはすごいと思う。 今回の感想はこれだけでいいような気がするのは、私は褒める事への語彙が少ない所為だ(笑)。(文句はいくらでも書けるっていうのはイヤなヤツだなぁと自分で思う/苦笑) まぁ、それでもがんばって感想を書くわけですが、20話にしてようやくリムがメインとなる話になるが、リムの一目惚れから、これまで彼女のキャラクターとしての引っ込み思案で目立たない、取材には燃える、という部分も含め、それ以外の少女趣味であったり、ゲストキャラ「アキト」が吸血鬼であるという噂を払拭するために、夜中に彼の家に忍び込んだりする大胆な所なども紹介している。 その辺はリムの初恋としっかり絡んでいて、彼女の恋あってこその今回の行動がある。 恋に関しては、小学生らしく(今時はどうなのかは知りませんが)、別に特別な事があるわけでもなく、リムの片想いで終わってしまうが、その何もない事であったり、リムに想いを寄せるタマオ、そして同じくパルスに恋する乙女のなぎさ姉とリムの語らいなどは見ていて微笑ましい。 お話の構成としても、まず「吸血鬼の噂」から始まり、「恋のおまじない」が付与し、そこからリムの恋とゲストキャラ「アキト」のアニマリアン疑惑をメインに進行し、アキトの飼っているウサギの悩みとリムの無鉄砲な行動と噂からのちょっとした騒動を起こし、その後、キルミンレベルアップ、アニマリアン疑惑と噂、ウサギの悩みの解消、そして恋の終わりとスムーズに繋いでいて見事。 それだけでなく、17話からちょいちょいフリを入れてある「ペット行方不明事件」を今回も入れたり、なぎさ姉がパルスの正体に気付くであろうフラグなども盛り込んでいて、ひとつのお話として今回はこのアニメの見所といえるが、物語とは別にアニメ好きとして、この話の組み上がりという部分も見所と言えるんじゃなかろうか。 今回気になった所としましては、上記しました「ペット行方不明事件」。 これ17話以降、ちょいちょい話に出てくるのだが、これまでそれがどうなったかとか、それに対して何かしらをしたわけではない。 が、これは8話の最後に出てきた謎の第三勢力が絡む出来事なんじゃないかと私は思っていて、こうまで前フリを入れてくる辺りを考えると、第3クールくらいから展開していくんじゃないかろうか。 もひとつ気になる所としては、キルミンのレベルアップ。レベルアップというよりは「キルミン深度」。 リコとなぎさ姉の時は、私、「キルミンシード」って言っているのかと思った事は横に置いておいて(笑)、深度(たぶんこの字だよな)なわけだから、逆進化レベルが深く潜ってるってことだよな。 まぁ、イメージ的に系統樹を遡っているイメージだが、それってどーゆー意味なのかなぁ。 というのは、キルミンは何のためのアイテムなのかという事で、最初はハルカママのように、動物の気持ちを理解するためアイテムなのかと思っていたんだけど、最近はむしろ動物になるためのアイテムのように思える。 それは動物に「変身」する事が目的ではなく、動物に「なる」という意味。 どちらにしても、このキルミンアイテムは本来どういった用途が目的なのかが全くの謎で、その辺、気になってしょうがない。 が、キルミンアイテムはこの物語の核なので、解るのは最後の方なんだろうなぁ。 |
第21話「湯煙の向こうに猫又の影!?」
前回から一転、こんな話だし。 そんな今回のお話は… 家族そろって猫又温泉にやってきたリコたちは、楽しみにしていた鍋の材料が盗まれてしまったと聞いて、犯人捜しを始めました。 旅館の稲葉さんは巨大ネコ妖怪「猫又」のしわざだと言いますが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 内容的に、じじいの動画さえ入ってれば良い、みたいな内容だったな。いいのか?こんなんで。 お話としては御子神家が、何の理由も無しに温泉へ行き、監視しにきたアニマリアン牙組の姿を見るも、旅館のオヤジに、それは猫又だと言われ続ける、というお話。随分端折ったが、ホントこんな感じであった。 何かしらのフラグになってそうな所もなかったしなー。 今回はあまり出番のない御子神パパや、牙組の人達を出してあげよう的なお話なのかもしれない。 ああ、そういえば、御子神夫妻は水質調査をしているような感じではあったな。 でもそれくらいで、内容はないと言って良い。まぁ、その内これはフラグだったのかー!という事があるのかもしれんが。 というわけで、今回としましては、何故か勝手に御子神家上がり込んでいたケンとタマオが、じじいの動画を見て、キルミンレベルアップについての情報を得た事くらいしか書く事ないな。 それも、珍しく前回の予想(?)が当たってしまって、やっぱ進化の系統樹を遡っているようで、次の枝分かれの部分まで逆進化が進む、という事みたいです。 しかし、色々知っているであろうと思われたハルカママは、キルミンレベルアップについて知らなかったようで、あんまりキルミンに頼る事をよく思ってはいないみたい。 ハルカママは、じじいがカメになっている理由を知っていると思われるので、やっぱキルミンは、動物に変身できて「わーい」ってだけではなさそうだな。 リコたちも動物的特徴が身に付いてきている事を考えると、案外諸刃の剣的なモノなのかもしれんなぁ。あんまりやり過ぎると、人間に戻れなくなるとか。 キルミンの謎は尽きないが、最終的にちゃんと全部説明してくれるのかしら? |
第22話「アライグマがやって来た!?」
お話の面白味としては無いな。 そんな今回のお話は… ミサのお仕置きから逃げ出した牙組の新井くんは、アライグマの姿で御子神家に潜り込み、「ラクちゃん」と呼ばれてかわいがられています。 神浜自然公園でアライグマが目撃されたという話を聞いたリコたちは、ラクちゃんの飼い主を探しに向かいましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話としては、人間と野生動物の共存の難しさや、飼うのが難しい動物をペットとして飼っておきながら、手に余ったらそのペットを捨てる人間の愚かさ、そして捨てられたペットが野生化し、害獣化してしまうイタチごっこ。それらに対して問題提起をしているんだと思う。 その辺の事はハルカママが語っていて、いつの日か、そういう事が無くなる日が来る事を信じている、という事で落ち着けている。 人間の文明社会と野生動物の生活は相反しているので、問題の解決策は出ないしな。 今の人間の生活は、色々なモノを切り捨てていった結果であり、そこから得たモノを捨てて今更逆行するようなマネは出来ない。 野生動物にとっての楽園は、今や人間のいない世界なのだからな。 それ以外でというのなら人間が文明を捨て、原始時代のような生活に戻らなくてはならない。が、そんなことは今更出来っこない。 今回はメインターゲットな皆様に、そういった事がある事を教えるのがメインで、冒頭書いたようにお話としての面白味としてはあまり無い。 とはいえ、それだけで終わるのはなんなので、このアニメの本筋(?)としての所としては、パルスが新井くんに「ここはお前がいるべき所ではない」と言った事か。 私はハルカママとミサママは目的としては一緒なのだが、手段が違うのだと思っていて、そうすると新井くんは何故、御子神家にいてはいけないのか。 そして御子神家の人々をいい人達だとしながら、何故新井くんはミサママの元へ戻ったか、という事が気にかかる。 おそらく新井くんは、御子神家の皆さんを思って出て行ったはずだが、その理由がよく分からないのよね。 ハルカママとミサママは動物のためにも自然の保護、という部分で一緒だと思うのだが、ハルカママが人間と動物の共存を望んでいるのに対し、ミサママはアニマリアン革命によっての人間の排除でそれを成そうとしているような気がする。 仮にそうであったとしても、新井くんが御子神家にいてはならない理由にはあんまりならないんだよなー。 新井くんが出て行った事で、御子神家に何かしらのメリットがあるはずなのだが、それが見えてこない事を考えると、上の仮説は何かしら違うんだろうな(笑)。 ものすごくどーでもいーんだけど、カノンの「怪盗ビューティー・バット」は、もうやらないんですかね?あの場限り? |
第23話「ラブラブオカメインコの暗号!?」
なんだろう。すごい肩すかし感だな。 そんな今回のお話は… なかなか変身できないタマオはナギサに動物と仲良くなることから始めるように言われて、ふれあい広場のニワトリに近づこうとしてみますがうまくいきません。 しょんぼり家に帰ったタマオの部屋の窓から、突然、鳥が飛び込んで来ました! 以上公式のあらすじ。 お話は、キルミンできないタマオが、迷子のオカメインコを世話して飼い主に返すという話。 インコが喋る「ニジノシタ」「サラワレタ」をヒントに神浜キルミンズが大活躍! なんて事は無く、インコは勝手に飼い主の元へ行くし、キルミンズが何かするわけでもなく、お話としては、インコに夢中になってちょっときもいタマオを眺めていただけのような気がします。 とはいえ、そういう中で、いつも良いことをおっしゃるハルカママから「生き物を飼う事の責任」が語られ、今回はむしろそっちがメインで、メインターゲットに生き物を飼うのなら、最後まで面倒を見なければならないという事を教えたかったのであろう。 と、いうわけで、話の進展度としては殆どないし、お話の面白味という所もなかった。 個人的にはクラスの担任が面白いことを言っていたのが気になっていて、最近の研究では、恐竜がは虫類よりも鳥類の方に近いとか、今は化石からDNAが採取できるけど昔は出来なかったとか言っていた。 化石からのDNAはともかくとしても、タマオがキルミンできないってのは、一旦キルミン深度を恐竜ら辺まで遡ってから鳥類の方へ移行しなければならないってことなのかもしれんなぁ。 まぁ、あくまで想像ですが。とすれば、タマオは随分とポイントを溜めなければならないな。 どーでもいーけど、ペットに好きな女の名前つけるのってどうなんだろうね(笑)。しかも喋る鳥に。 と、いうのもあって今回はタマオがかなりキモイな(笑)。 どーでもいーついでに、次週は久々に怪盗ビューティーバット参上のご様子。 カノンがまたあのエロ衣服を着るかと思うとワクワクしますな(笑)。 しかしここ数回はホント書く事ないな。もちっと何かあって欲しい。 |
第24話「守れ!ふれあいのヒツギ!?」
ドタバタしてるけど、内容は無いな(笑)。 そんな今回のお話は… もうすぐ課題曲のテストがあるので、リコーダーの練習をしているリコとリム。 リムは上手ですが、リコは変な音を出してしまいます。 ミサがパルスに探させている「棺」を探偵団に調べさせようと、怪盗ビューティーバットからは、またもや挑戦状が届きましたが・・・・・・。 以上公式のあらすじ。 お話としましては、ミサママが探している棺がなんか知りたいカノンが、キルミンズ利用して棺を調べようとするが……な、お話。 プライドが高いくせにちょっと抜けているカノンだけに、前回の怪盗ビューティバットの時と同様に、カノンの思うようにはいかず、ホントにただドタバタしただけで終わる(笑)。 一応パルスとなぎさ姉の話の挿入されるのだが、こっちも特に進展しないのでホント内容としては無いと言っていい。 そんな今回、意味があるとすれば、メインキャラであるはずなのに、あんまり出番のないカノンが中心となっているので、上記しっかりしているようで抜けている所であったり、変にプライドが高く、本来ターゲットでないひつじを盗むハメになってしまったりする、美少女であろうのに三枚目な役回りが見ていて可愛らしい。 どうせなら、前回の怪盗ビューティバットの時のように、なにかしらあればいいのにと思うのだけど、ただドタバタしただけで終わってしまったのは一つのお話として残念。 キルミンの事を含め、今回でも話の出た「棺」や、あれ以来出てこない第三勢力など、謎の部分が結構あるので、その辺少しでも振っておけばいいのになーと思う。 まぁ、今回はカノンと同じくあまり出番の無いパルスとなぎさ姉という部分を、今後の展開の為にも、少しでも印象付けておこうという思いだったのかもしれませんが。 個人的にはカノンとキルミンズメインのドタバタは楽しく見れたのだけど、ホントただそれだけなのがちょっともったいないような気がしました。 |
第25話「進め!キルミンUFO探検隊!?」
なんかエラい突飛だな。 そんな今回のお話は… リコが見た不思議な光の謎を解明しようと神浜自然公園にくりだしたキルミンズのメンバー。 そこで見たのは、動物たちをつぎつぎと捕まえていくUFOの姿だった! なんとか動物を助けようと奮闘するリコ・リム・ケン。そして、3人がピンチに陥ったそのとき、ついにタマオが・・・!? 以上公式のあらすじ。 あらすじが要領得ないので補足すると、神浜自然公園付近の住民から、野生動物の目撃と被害の報告があがってきた。 カノン達は野生動物が駆除されないよう保護するため、神浜自然公園で動物を捕まえていた。 リコたちが見たUFOはその為の建造物だったのだが、オートメーションで動物を捕まえてしまうその機械に、リコたちも掴まってしまった。 ってところで引っぱった。 ま、そもそも、なんであんなUFOっぽい建造物である必要があったのかとか、その謎過ぎる建造物が突飛すぎて話についていけないよ。 なので、お話としてはリコたちがなんか変なのに掴まっちゃった、ってことを知ってれば良い。 それよりも、今回はキルミンできた?タマオの方が興味深い。 リムを助けようと、ダメ元でキルミンしたタマオは鳥でなく卵になってしまった。なんとなく「ああ、そうか」という感じだよなー。 タマオのキルミン深度は、ようやく鳥類とほ乳類の分化すると事まで行って、少し遡って卵まで来たという事か? 次回はその卵が孵るみたいで、今の所タマオのレベル的に、リコがそうだったように子供、つまり雛で、それには卵から孵るという段階を踏まなければならないってことなのかなー。ま、その辺は次回が詳しかろう。 それはそれとしても今回のこのお話、どう決着つけるつもりなんですかねー。 ちょうど次回で2クール目終わりなので、何かしら一段落つけるような気がしますが、落ち着けどころが全然わからねぇな。 このUFO騒ぎからどういう方向に持っていこうっていうのが全然見えてこない。 とってつけたUFO騒ぎにただドタバタしているっていうだけの印象だ。 とりあえず、タマオをキルミンさせるってことだけの目的なのかなー。 まぁなんにせよ、今回は物語的に展開してないので書く事ないな。 たぶんきっと次回で3クール目に続く何かがあるんだろう。 |
第26話「宇宙探偵キルミンずぅ!?」
内容は……ハルカママとミサママの事以外はどうでもいいな(笑)。 そんな今回のお話は… キルミンズと動物たちをつかまえたUFOがついに宇宙に飛び立った?! もし宇宙人の星に行ったら大変!なんとか地球に戻ろうと操縦室を探し始めたリコたちですが、中はまるで遊園地のアトラクションのような施設ばかりで・・・。 はたして!リコたちは無事に地球に帰れるの? 以上公式のあらすじ。 お話としては、前回からの謎の建造物の中に入っちゃったリコたちが、なんやかんやで外に出るまでで、基本、リコたちがキルミンでアトラクション的な事をしているのを眺めることとなる。 正直その辺はホントどーでも良くて、内容的には前回の感想には書かなかったが、駅でリコたちが会ったあからさまに(見た目も)怪しい人物がミサママと繋がっているようである事と、UFOのような謎の建造物は、その怪しい人物のものらしいって事と、ミサママとハルカママが顔見知りではなかったが、とりあえずミサママは御子神博士を裏切り者と思っていると言う事の方が物語としては重要だ。 怪しい人物に関しては、8話以来音沙汰ない謎の第三勢力は案外こいつの事なんじゃないかと思うんだけど、ミサママとアニマリアン革命にどう繋がってくるかが気になる所。 自分としては御子神家とミサママの関係がやっぱり一番気になって、ミサママ曰く生物逆進化序説の著者、リコたちのおばあちゃんでハルカママのお母さん「マリアンヌ」は、ミサママとそのお父さんを裏切ったとかなんとか。 どうもハルカママは事情はある程度師って入るようだけど直接は関係していないみたい。となると、その辺の確執を一番良く知っているであろうのはカメのじじいなんだろうが、今の所はカメのじじいとマリアンヌおばあちゃんとの繋がりって語られてないし、じじいはそもそもミサママらと密接に関係しているかどうかも不明だな。 まぁ、キルミンなんてものを作っているんだから、重々関係しているはずだが、ミサママはマリアンヌおばあちゃんやハルカママを敵視してはいても、じじいに関してはなんも言ってないんだよなー。 でもじじいは、アライグマの新井くんが居候していた時に隠れたりしているので、案外彼らから身を隠す為にカメになって時期を待っているのかもしれんなぁ。 しかし、この辺の設定はちゃんと最後に説明つくのかしら? さて、その他はと言うと、劇中リコたちにスルーされてしまったタマオのキルミンですが、卵から雛、そしてクジャクへと変身しましたけど、なんでタマオのだけそういう段階を踏まなければならないんだろう。やっぱり鳥類ってのがポイントなんですかねぇ。 その辺も開発者であるじじいが説明してくれないとなんともならん。という事を考えると、すべては「じじい待ち」ってことになるな。 マリアンヌおばあちゃんが亡くなっている以上、全てのキーポイントはじじいが持っているみたいなので、ヤツが動かない限りはどーにもならなさそうだなぁ。 ま、とりあえずタマオもキルミンした事だし、御子神家とアニマリアンとの確執も動き出しているので、今回からの第3クールで、もっとキルミンや革命云々も解ってくる事であろう事に期待していきたい。 |