Yes! プリキュア5GOGO! 14〜26話

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第14回『ミルキィローズの秘密!』

人格者ドーナツ国王帰国。残念でならない。

そんな今回のお話は…
なんだかナッツの様子がおかしい…。
くるみが偶然見かけたナッツは、不思議なアクセサリーやアフリカ民族衣装のような服を着て、街を歩いていたわ。
くるみがそのことを話すと、みんなビックリ!気になって、出かけたナッツをこっそり追いかけることにしたの。
すると、ナッツはコショウをいっぱいかって、さらにフリフリのかわいいレースを選びだしたの!なんでなんで?!
一方で、ナッツはドーナツ国王にくるみの正体について聞かれるの。ナッツはくるみの正体に気付いていたの。
ドーナツ国王は、赤いバラと青いバラは力を合わせるべき…と伝える。
そんなとき、またブンビーがローズパクトを奪いにやってきて…!
以上ABC公式のあらすじ。

お話はくるみの正体がミルクだとわかってしまう話。
ここ数回ミルキィローズとかくるみとかシロップとかがメインとはいえ、戦闘でのプリキュアのおまけっぷりがものすごく、
のぞみたちがいてもいなくてもいいような話なのは、正直どうかと思うのだがなぁ。奴らはあくまでもサブキャラだと思うのだがどうか。
プリキュアが活躍しないプリキュアなんて見ていてもさして面白いモノではないな、やっぱ。
まぁ、でも今回でようやくミルクとバレて一段落ついたので、これからのお話に期待と言った所か。

そんな今回は冒頭書いた通り、人格者ドナ王ことドーナツ国王が帰国されてしまい残念至極。
個人的にはウザイミルクなんぞいらんので、ドナ王にずっといて欲しかったですよ。
今回のナッツとドナ王のシーンでの王の言葉は素晴らしく、
「王と言えどひとりでやれる事は限られている、国とは皆で力を合わせて初めて治められるもの」
なんて今の政府与党もしくは各省庁のお役人の皆さんに聞かせてやりたいですな。あとマリーランド国王とか(笑)。
ドナ王は戦闘でも力を使ってナッツを助けたりと、一回限定の盾にしかならないココナッツに比べると、随分役に立っていたので本当に残念。

他の所ではやはりブンビーさんか。
エターナルの為にお亡くなりになられたスコルプさんを蔑ろにするこの組織に対し、「私はまたなんて組織に入ってしまったんだ…」と言っておりましたな。
エターナルという組織に少なからず不信感を抱いているという事は、後々に活きてきそうな気がするので、
っていうか、なんかあって欲しいので、ブンビーさん独立とか反旗を翻すとかなんかして欲しい所。
それからナッツの謎の行動なんだけど、のぞみたちの世界の歴史を学ぶためとシナリオの都合上とはいえ、ちょいと行動が突飛すぎるような気がするな。
別に民族衣装着て歩いたりコショウ大量に買ったりせんでもいーだろ。その国へ行くというのなら話はまた別だが。
最後にこれは好きな所なんだけど、ナッツを尾行してこしょうを大量に買うのを見たのぞみが、
「ナッツハウスがラーメン屋になるよっ!」と、とんちんかんなことを自信満々で言うのは愛らしかったな。やはりのぞみはこーでないといかん。
個人的にはプリキュアの面白さは日常パートなので何とかがんばっていただきたい所です。

今回のまたみてねは「ホシイナーでまたみてホイイナー」でした。


第15回『りんちゃんと豆の木』

最近、うららんにのぞみのアホの子が伝染してるな(笑)。

そんな今回のお話は…
ナッツハウスの掃除をがんばるのぞみたち。そこに、パルミンがあらわれてみんな大慌て!
ショットするために、のぞみ、りん、うらら、くるみが追いかけたわ。
でも気付くと、いつのまにか不思議な世界にのみこまれていたの…。
そして、うららがなぜか豆の入った袋を持っていたの。
豆が地面に落ちた時、ニョキニョキと芽が出て空まで伸びたわ!
なんとそこは「ジャックと豆の木」の世界だったの。どうやら、パルミンは巨人に奪われててしまったみたい。
のぞみたちは、豆の木をよじ登り、雲の上へ。そして大きな扉を見つけて、中へ忍び込むの。
すると、眠っている巨大なホシイナーのそばの篭にパルミンを発見!
そ〜っと取り戻そうとするけど、うららのくしゃみでホシイナーが…!
以上ABC公式のあらすじ。

プリキュア童話劇場第3弾はジャックと豆の木。
クルミが増えて、だれか空気みたいになるくらいなら年上組と年下組に分けますか。
と、思ったかどうか知らないが、今回はのぞみとくるみはデフォとして、りんちゃん、うららんでなんとかするという流れ。

お話的にはめずらしくのぞみとりんちゃんの幼なじみの関係をピックアップした話で、うららんとは違った深い関係を見せておりましたなぁ。
うららんがのぞみへの憧れから同調しているのに対し、りんちゃんは立場がお母さん的。
のぞみの突飛な行動を注意したり止めたりしながらも、戦闘ではしっかりフォロー&のぞみの純粋な気持ちを応援して息の合った所を見せてくれて、
幼なじみは伊達じゃない所を見せつけてくれて、百合スキーとしてはなかなか気持ちよかったです。
またのぞみがね、自分の失敗やらをことごとく拾い上げていくりんちゃんを、やっぱりんちゃんすごいや!といった感じで思っているのが微笑ましい。
のぞみにとってはやはりりんちゃんは身近なスーパーヒロインなんだろうなぁ。
そんな二人の関係は他のプリキュア達にはないすごく深い所で繋がっている感じが素晴らしい。
まぁ、なかなかそーゆー所が表に出てこないのが残念ですが。

さて、そんな今回だったのだが、印象としてはうららんの方が強く残っていたり。
うららんとしてはのぞみ=すごい人というのがあって、その憧れからのぞみのようになりたいと思っている節がある。
のぞみの言動に対しとりあえず肯定したり、ここ最近ののぞみとの同調っぷりを見てもその辺がわかる。
深く考えずにまっすぐゴー!で最終的に結果を出しちゃうのぞみをすごいなーと思っているんだろうなぁ。
今回の豆の木登りにすぐついていっちゃったり、巨人の家の呼び鈴を鳴らそうとしたり、
のぞみの代わりにくしゃみしちゃったりってのは、きっとその辺の影響なんだろう。
で、戦闘でのりんちゃんとのぞみを見てうららんの心中や想像に難くなく、きっと悔しかった事だろう(笑)。
あの5人がずっと仲良しでいるならば、それはずっとついてくるものなのだけど、うららんは最終的にどう折り合いを付けるのだろうか。
まぁ、このアニメでそんな所を描いてくれないでしょうが。

アニメーション的には結構ちぐはぐで、脚本的にもどうかと思う所もあった。
一番気になったのは豆の木を上っている途中ですべって落ちるのぞみをキャッチするりんちゃんのシーン。あれあっさりしすぎだろ。
本来ならば大事なのですが、道歩いていてこけたくらいのリアクションなので、それにびっくりしたわ。
戦闘では巨人ホシイナーの弱点はないものかという時に、のぞみが弁慶の泣き所を打った事を思い出してという流れだったのだが、
どー考えても弱点はホシイナーになっている顔だろ。そこに技をぶち込んでいつも勝ってるじゃねーか(笑)。
あとは最終的に見失ったパルミンがりんちゃんの髪の中から出てくるのだが、
それならば、そんなような事が伺えるカットがないとダメだわな。すごい突然な感じがしました。
そんなパルミンはドナ王と入れ替わりでババロア王女でした。
すごいおしゃべりという設定のようですが、ぜひともドナ王のような人格者であってほしいなぁ。次回期待。

ああ、そういえば、行方不明なったのぞみ達を探していたこまちとかれんが、
「何か連絡を取る方法はないの?」とか言っていた時に、私はキュアモで連絡とるんだろうなーと思っていたら、
どーも他のキュアモとの通信機能は付いていないらしいですよ。
携帯型のくせに変身アイテムの他にはパルミンをショットする事くらいしか機能が無いのかよ。
ま、3,675円だしな(笑)。

今回のまたみてねはシビレッタで「来週もまたみてね・ひひひひ…」でした。


第16回『かれんとこまちとお菓子の家』

キュアモはどれ使ってもいーんだろうか?

そんな今回のお話は…
ババロア女王のおしゃべりにクタクタになってしまったのぞみは、図書館にいたこまちとかれんに助けを求めにいくの。
するとこまちとかれんは、会話をせずにアイコンタクトだけで通じ合い、ローズパクトを使ってババロア女王を眠らせることができたの!
息がピッタリのこまちとかれんにのぞみはびっくり☆
そのあと、ひとりで図書館を出たのぞみは、エターナルのシビレッタが作り出したおとぎの世界にのみこまれてしまうの!
のぞみの悲鳴を聞いて駆けつけたこまちとかれんも、のぞみを助けにおとぎの世界へ飛び込んだわ。
そこはなんと、ヘンゼルとグレーテルの世界。
のぞみよりも早くおかしの家にたどりついたこまちとかれんは、シビレッタからローズパクトをよこせとせまられるの。
でもふたりの息のあった作戦で…。
以上ABC公式のあらすじ。

プリキュア名作劇場第4弾はヘンゼルとグレーテル。
なのですが、舞台がそうなだけであって特にお話とリンクしてどうこうってわけじゃないのが残念。
それよりもこまちとかれん結びつきを強調したお話でありました。
といっても、2、3回ほどアイコンタクトしたくらいでしたが。
のぞみとりんちゃんと同じく、5人とはまた違った形で結びつきがあるこまちとかれんで、
今回のようなお話であるならば、お菓子の家からの脱出でふたりでいくつかの難関を乗り越える所を見せて欲しかったなぁ。
年上組のこまちとかれんだからこそっていう、もうひとひねりにかけたのが残念。
まぁ、かれんの口からでまかせにとっさに同調するこまちは、その後のオチを含め面白かったですけど。

個人的にはもっと残念なところもあって、それは一時的にのぞみがひとりになったこと。
のぞみ好きな私としては、これはすごくおいしいシチュエーションだったのですよ。
彼女の魅力や力っていうのは誰かがいてこそ発揮されるもので、
5無印のときに散々言ってきたように、彼女自身としては劣等生で基本なんにも出来ないわけですよ。
そんな彼女が今回のようになんだかよくわからない所へ、突然ひとりでほっぽり出されたらどうなるのかとても興味があったんですが、割とあっけらかんと「おなかすいたー」等と言っていてその辺が残念。
5無印で彼女の内面を考えてきた自分と考えでは、あんなあっけらかんとできないはずなんですよ。
なぜならば、のぞみは自分がなんにもできない劣等生だという自覚を持っていて、
いつも側でフォローしてくれるりんちゃんはおろか、他のメンバーすいないという状況は、彼女にとってとてつもなく恐ろしい事のはず。
自分にもきっと何か出来る事があるはずと思う反面、なんにも出来ない自分を知っているのぞみは、きっと必死になってこまちとかれんを探すと思うんですよね。
それはもう無様に転んだりくじけそうになったりしながらも、一縷の望みをあきらめずに探すはず。
そしてこまちとかれんが残したお菓子の手がかりを見つけたら、もうあとはずっとのぞみのターンですよ。
お菓子の先にこまちとかれんがいると信じて疑わず、まっすぐ駆け出していく事でしょう。
そんなののぞみが見たかったなぁ、っていうかのぞみがひとりになるってだけで話がひとつできる。
その辺が残念だなぁと。なんか感想というよりは要望みたいですが(苦笑)。

さて、期待していたババロア女王ですが、まだ超おしゃべりってことぐらいしか見せてくれませんなぁ。
いや、きっとそのうちいい所を見せてくれるはずだ。ドナ王のようにな。
そーいえば、アバンでりんちゃんが部活の間女王をどうするかとなったときに、うららんは真っ先に「掃除当番が…」などと言っていたな。
うららんのその辺の危機回避能力の高さは抜群だよな(笑)。
そしてアナコンディさんとシビレッタさんの会話はギスギスしすぎです。
見ていて胃がキリキリするんでもうちっとソフトにお願いします(笑)。

今回のまたみてねは「たむけんの獅子舞」でした。
次回は芸人たむらけんじ(だったっけ?)がそのままの役でゲスト出演です。どーなることやら。
っていうか、あの格好を本編に出すつもりなのかよ!チャレンジャーだなぁ。


第17回『たむけんさんの宝物』

人選はともあれプリキュアらしい話であった。

そんな今回のお話は…
ある日、のぞみはビラを必死に配る男の人に出会ったの。
名前はたむらけんじ。彼は、いなくなってしまった相方の獅子舞を探していたの。
のぞみは少しでも力になりたいと、たむらをナッツハウスへ連れていき、みんなで獅子舞探しを手伝うことに!
ビラ配りの方は、うららやイケメンの小々田と夏が担当して大成功!
一方で、のぞみたちは獅子舞の行方を探しに向かったわ。
どうやらたむらは、あることが理由で相方を公園のベンチに置き去りにしてしまったみたいなの。
公園に戻ったときにはもう獅子舞の姿はなかったわ…。
そこへ、獅子舞を持ったエターナルが現れた!さらに獅子舞がホシイナーに変身してしまい…。
以上ABC公式のあらすじ。

芸人たむらけんじさんがゲスト出演。なぜにたむけん?という人選なのは、まぁいいとして、
彼独特の毒のある台詞とかは一切なく、とってもプリキュアチックでありましたな。
ココナッツラジオによると別録りのだったようです。
ま、彼に関しては役柄が彼らしくないなぁと思ったくらいなのでこの辺にして、
プリキュアの話としてはブンビーさんとのぞみが素晴らしかったな。

ブンビーさんはあのギスギスしたエターナルにの中で、とっても柔軟な上にユーモアがあって彼を見ていると心が和むよ。
かっさらってきた獅子舞に愛着がわいてしまい、獅子舞をかぶって登場するブンビーさんが素敵過ぎる(笑)。
ココナッツラジオ第17回によると台詞の2/3はアドリブだそうで、中の人、高木渉さんすげーなと感心しきりです。
是非ともココナッツラジオにゲスト出演していただきたいものです。
そして今回とっても興味深かったのはのぞみ。
きっといつもあんな風に、割と強引に困っている人などを手伝っているんだろうなぁ。
と思うと、とても微笑ましいし、実に彼女らしくてよい。

さて、ちょっと気になったんだけど、今回のオチでプリキュアの事は秘密にしてねと言ったにもかかわらず、
たむけんがいつも体に書く言葉が「プリキュアありがとう」になっていたのは、
やはり、最終的にプリキュアの存在が世間に知れる事の前フリなのだろうか。
GOGOになってから「これは一般市民が気付くだろ」みたいなのが結構あるよなぁ。
ラスボス戦で皆の声援がプリキュアに力を!みたいな展開になるのかしらね?

全体的なところでは、有名人がゲスト出演で普段見ない人も見るかもしれないという事もあったのか、
全員の変身・技バンクをしっかり見せたり、話もプリキュアとして正統派なお話で、アニメファン的にこれといった所はなかったのが残念。
日常パートのコメディ部分→ちょいとシリアス→戦闘→オチ、と奇麗な流れではありましたが。

今回のまたみてねは「青空を見上げるのぞみに空にたむけんがまたみるちゃ〜」でした。
次回はうららんセカンドシングルの話なのだが、すごい作画が奇麗なんですけど!
うららんは優遇されているから、次回はいろいろと期待できそうですな!


第18回『みんなにとど届け!うららの歌声』

それにしてもネバタコス、ノリノリである。

そんな今回のお話は…
ある日シローは、うららがひとり公園で泣いているところを見つけて、ビックリ!
次の日、みんなで一緒ににいるうららは元気だけど、シローは気になってしかたがないの。
うららが泣いていたのは、舞台のオーディションに落ちてしまったことが理由みたい。
うららが心配なシローは、家に帰ろうととするのぞみたちや、ナッツハウスにいる小々田たちに「うららを励ましてやれよ」と話すの。
でも、誰もがうららの元へ行こうとしないの。
怒ったシローは自分でうららの所へ飛んでいって、うららに「どうしてつらい思いをしてまで女優を目指すんだ?」と尋ねるの。
その言葉に驚いたうららは、シローに自分が女優を目指すことになったきっかけである、お母さんの話を始めるんだ。
でもそんな時、またエターナルが襲ってきて…!
以上ABC公式のあらすじ。

いやぁ、今に始まったことではないが、さすがの優遇っぷり。
いい話にいい作画、いい演出にいい戦闘。GOGOきっての良作回となるんじゃないでしょうか。
まず何がいいって作画が奇麗。他の回もこれくらいやってくださいよってゆーくらい、
いつもなら小さい絵だとしょんぼりなことの多いこのアニメなのに、今回はしっかり描かれております。
特にうららんの表情がいーんですよ。笑顔からふっとさみしげだったり、強く決意したような感じだったり。
そこからまた笑顔に戻っていくのが自然でとてもいい表情でしたよ。
さて、お話の方はというと、うららんは仕事で辛いこともあるけれど、皆がいるから大丈夫みたいな話。
なんだけど、付き合いの浅いシロップが5無印みたいなことをする話。
前作5無印でこれ以上ない信頼を築き上げたのぞみらは、うららがアバンのように落ち込んでいたとしても、
何ら問題もないわけで、奇麗に百合色に染まった我が脳としてはそーゆー所で面白味に欠けたけども、
うららんのもとへシロップを行かせようと小々田がワザととぼけたり、戦闘でレモネのピンチに現れるドリームたちは、
しっかり固まった土台の上に成り立っている関係性が見ていて実に気持ちいい。
そしてプリズムチェーン前のレモネの口上が熱くていいな。やっぱプリキュアはこうでないといかん。

今回はうららんが女優を目指す理由が語られたのだが、亡くなったうららんの母親「春日野マリア」が女優であって、
そんな母を見た幼きうららんが女優になることを夢見るということだった。
そう言われてみればそんな感じもするのだが、個人的には結構驚いたですよ。
なるほど、うららんが女優になることにかなり固執しているのも納得といった感じ。
しかし、5無印のお母さん話の時は、小さかったからほとんど覚えていないとか言っていたような気もするが、
まぁ、その数少ない記憶のうちのひとつなんだろうなぁ。
母マリアはうららんが人語をしっかり喋っておったから3歳くらいとして、
そのくらいに亡くなったのであらば、没後10年といった所でしょうか。享年30ちょいくらいか?
夏目雅子くらいな大女優だったりしてな。とするとうららんはサラブレットだなぁ。
そのうち、母マリアを忍んで有名俳優がうららんのもとを尋ねて…なんて話があったりして。
しかしなんだな、そーなると父ミッシェルの仕事が何でどんななれ初めだったかとっても気になるが、
その辺は……描いてくれそうにないなぁ(笑)。

さて、セカンドシングル「ツインテールの魔法」のプロモーションも兼ねた今回、
劇中では駅張りポスターに、デコレーション電車、中吊り広告、街頭テレビ、プロモーションライブなど、
現実の世界なら何億かかるんだろうってなくらいのパブうってましたが、回収できるんでしょうか(笑)
これはホントにプリキュアやってる場合じゃなさそうなんですが。その辺どうなんだろうな。
そして劇中のポスターがエラい可愛い絵だったので、現実のCDジャケ絵もこれかしら!と思っていたら全然違うでやんの。
な、なんであの絵を使わないかなー!もったいないにも程があるだろ。
現実のCDジャケ絵は浜辺でうららんがたたずんでいる、なんとも微妙な絵でありしょんぼりしましたよ。

今回のまたみてねは「劇中ポスターのうららん」でした。ああ、もったいない。
次回はプリキュア名作劇場第5弾かれんとミルクで浦島太郎のようです。
ここからみてもうららんの優遇っぷりがよくわかりますな(笑)。
それにしても、のぞみ・りん、こまち・かれん、うららん・シロップときて、次にかれん・ミルクときたら、
後の流れとしては、のぞみ・ココ、こまち・ナッツかしらね?


第19回『浦島かれんと亀ミルク!?』

浦島太郎て。うららんと比べると扱い悪すぎだろ(笑)。

そんな今回のお話は…
かれんは、お父さんとお母さんから「もうすぐ演奏旅行から日本へ帰る」との手紙をもらうの。
かれんは大喜び!お父さんたちに手紙の返事を書こうとするけれど、うまくいかない。
将来の夢をみつけたことを報告したいのに・・・。
悩んでいる様子を見たくるみは、心配してかれんにアドバイスするの。
それは「思ったことをストレートに書けばいい」というコト。
かれんはくるみの励ましの言葉を聞いて、すっかり元気になるの。
でも、外に出ようとしたかれんとくるみに、エターナルが忍び寄る…。
なんとかれんたちは、おとぎ話の「浦島太郎」のような世界に入り込んでしまっていて…。
以上ABC公式のあらすじ。

プリキュア名作劇場第5弾は浦島太郎。
なのだが、やはり浦島太郎である意味は特にない。
そんな今回のお話の見どころはというと、ババロア女王がようやく力を発揮し、キョアモの通信機能をONにしたことと、
のぞみの機転で閉鎖された空間であるシビレッタの世界へ行くことが出来たと言うことか。
あらすじで、それがメインかのように書かれている、かれんの両親への手紙云々の話は割とどーでもよかったりする。
だって将来の夢の話なんてふつーに書けばいいじゃん。別にかしこまることでもあるまいて。
まぁ、両親がかれんにどーしても何かの楽器のプレイヤーになるようにと言っているのならば又それは別の話だが、
そんなことは今まで出てきてなかったしな。

さて、今回の見どころのひとつ、キョアモの通信機能ですが、あれはババロア女王が力を使わないとダメなんですよね?たぶん。
それとももういつでも通信できるのかなー。
それだとババロア女王が今ひとつ出番ってゆーか、使い所が無くなっちゃうんで、
きっと通信しようとする度に女王にお願いするんだろう、たぶん。でもそれだといちいち面倒くさいか。
しかし、このキュアモの通信機能は今後あまり活かされそうにないよな(笑)。

もうひとつの見所、のぞみが機転を利かしてシビレッタの閉鎖空間へ行くことを可能にするのだが、
シロップで移動することはさすがにオレも気付いたが、導き手としてメルポを使うとは、なかなか上手く考えたな。
のぞみはやればできる子なんだよ(笑)。
やれば出来る子かはともかく、その辺ののぞみの行動はとても主人公らしくて気持ちよいですな。
しかしさぁ、メルポに手紙渡して額から光がぴょーっと出て目的地に行けるんなら、真っ先にシロップが気付きそうなもんだがな。
ってゆーかメルポのそれも、すげー後付け設定っぽいよな(苦笑)。

今回のまたみてねは「こまちの後ろ髪誕生秘話」でした。
あんな設定だったのか(笑)。
しかし、次回はこまち・ナッツ話かと思いきや、まさかのこまち姉であるまどか話かよ。
これはちょっと楽しみなのだけれど、次回は毎年恒例のゴルフでお休みです。
日曜の朝っぱらからゴルフってマスターズだかオーガスタだか知らないが、そんな視聴率とれるのか?
プリキュア以下だったらホント怒るぞ。(大人げない)


第20回『こまちとまどか 二人の夢』

こまちかわいい。

そんな今回のお話は…
ナッツハウスで、みんなでこまちの小説を読んでいると、いきなりバイクに乗ったかっこいい女の人がやってきたの。
それは、こまちのお姉さん、まどか。
旅行帰りのまどかは、こまちの小説を見つけて、夏に感想を聞いてみたの。
夏が小説を誉めると、まどかはとっても喜んだわ。
そんなまどかの通っている大学をのぞみたちが訪れるの。
まどかは夢中で彫刻の作品作りに取り組んでいたわ。どうやらまどかには芸術の才能もあるみたい!
でも、そんなまどかを見てこまちは元気がない…。
こまちは悩んでいたの。「お姉ちゃんの夢ってなんだろう」。
お菓子作りが上手、芸術の才能もあって、旅行も大好き。
でもまどかのお父さん、お母さんは、和菓子屋を継いでほしいと思っているようだ。
悩んでいるこまちを見て、まどかは初めて自分の将来の夢をこまちに打ち明けるの。
そんな時、エターナルがまた現れて…。
以上ABC公式のあらすじ。

久々登場のこまちの姉まどかさん話で、割とのんびりした話でしたが、5無印で語られることのなかったまどかの人となりや生活、
こまちとの関係や幼き頃の話、そしてこまちの名前の秘密が明かされて、私としてはとても楽しめました。
前回のEDカードではこまちの後ろ髪のしっぽの秘密も明かされましたしね。
私は勝手にまどかは社会人だと思っていたのだが、芸大生でありましたな。
そんなまどかは大型バイクで気ままに一人旅なんかしちゃうしで男前でかっこいいです。
そんなかっこいい姉だからなのか、それとも年が離れているからなのか、こまちがすごいお姉ちゃんっ子なのがなんとも可愛いらしい。
いつもは子供っぽいのぞみやうららなんかの側にいるので大人っぽいイメージのあるこまちだが、
今回は姉のまどかとの話という事で、ちょっと子供っぽさのあるこまちが可愛らしく描かれていて新鮮でした。
特に戦闘後のナッツハウスでこまち命名の秘密をさらされて、ほっぺをぷぅっと膨らませるこまちの愛らしさは一見の価値ありなんじゃないでしょうか。
どーでもいーけど、こまちの新作小説の内容は、姉が妹を、妹が姉を思う話らしいのですが、やはりこまちさんは基本百合っ娘なんですねぇ。
ナッツ? ヤツはココとくっついてればいーんですよ!
そーいえば、まどかもこまちも確か永野愛さんが演じているのよね?
別人が演っているようにしか聞こえないよなぁ。さすがです、結婚してください。

今回のまたみてねは「手を握り合うくるみとかれん、うらら。の後ろで拍手するのぞみ、りん、こまち」でした。
次回はお弁当を作る話のようですが、一体どんな流れでそーなるのやら。
っていうか、これはドジッ娘女王のぞみのターンなのか!?期待が膨らみますな!


第21回『友情たっぷりみんなでお弁当!』

りんちゃんは丸くなったなぁ。

そんな今回のお話は…
ある日のぞみのお母さんが、仕事の関係で旅行へ出かけたの。
そんなのぞみに、りんたちがお弁当作りを教えることになったの。
のぞみ・こまち・ナッツ・りんのりんチーム、うらら・かれん・シロップ・ココ・くるみのくるみチームに別れて、お弁当作りのの特訓を開始!!
くるみチームはホットケーキ・サンドイッチに取りかかるけれど、うららやかれんが上手く作れない…。
一方でりんチームは、玉子焼きを作るんだけれど、こまちが羊羹を混ぜようとしたり、のぞみが玉子焼きをぐちゃぐちゃにしたり…。
でもりんのアドバイスで、もう一回玉子焼きに挑戦!
そんな中、途中で買い出しに出かけたのぞみとりんに、ネバタコスが忍び寄る!
以上ABC公式のあらすじ。

お話的には皆でお弁当を作ってわーいな話。
なのですが、メインはのぞみとりんちゃんはいいコンビだよねっていう話。
しかしまぁ、冒頭にも書きましたがりんちゃんは丸くなったなぁ。
5無印の時は結構きつい事ガンガン言っていましたが、GOGOになってからそういうきつい言い方をしなくなりました。
その辺の文句言ったりする役をくるみが持っていった事もありますが、印象的にはりんちゃんが成長して角が取れたって感じがします。
今回のアバンタイトルでも、これまでならお弁当のおかずくらい自分で作りなさい!とか言っちゃって、
半ば強制的にお料理教室を始めてしまう所だけど(まぁ、今回もそんな感じと言えなくもないが)、
今のりんちゃんは「やってみようよ」的な、実にりんちゃん的にやんわりと言っておりますな。
のぞみが玉子焼きをスクランブルエッグにしてしまっても「あらあらまぁまぁ」だし、
「玉子が巻くの難しいよぅ〜」にも「出来るまで一緒にやってみよ、ねっ?」ですよ。
なんかまるでのぞみのお母さんのようだなぁ。

そんなりんちゃんの相方のぞみもなかなか興味深くて、アバンタイトルでりんちゃんの「やるよ!お弁当の特訓」に、のぞみはすごい苦笑いしているんですよね。
おそらくは、ちっこい時からの付き合いでりんちゃんはのぞみが料理が出来ない事を知っていて、
なおかつ、のぞみは色々と出来ない事を自覚しているので、基本的に他力本願なところがあり、
今回で言えば今日明日くらいならみんなに分けてもらえばいいじゃんと思っていた所だったので、なんで今更といった感じなのだろう。
上記の「玉子が巻くの難しいよぅ〜」のシーンものぞみの思考パターン的には、
そうやって何でも出来ちゃうのぞみのスーパーヒロインりんちゃんに甘えればやってもらえるという腹があったに違いない。
今の今までのぞみが料理できないってことは、おそらくこれまでならりんちゃんが、
「もう、しょうがないなー」とかいってちゃっちゃとやってしまっていたんだろうなぁ。
しかし、今のりんちゃんはお母さんなので、正直のぞみをこのままにしておいたらいかんと常々思っていたのだろう。
最終的には、失敗作のスクランブルエッグの簡単な再利用を教えてもらい、「料理って楽しいね」となれば、
5無印11話でも分かる様に、のぞみは興味を持てば「やれば(なんとか)できる子」なので、
ラストの茶巾玉子焼きロシアンルーレットに繋がっていくわけですよ。
のぞみとりんちゃんはうららん達にはない、ふたりだけの別の繋がりってのがあって、百合脳な私としてはこのふたりの関係が実に良いのです。

その他といえば、料理できない組のうららん、こまち、かれんですが、コイツらは相変わらず。
うららんは余計な事するし、こまちはなんでも羊羹入れようとするし、一番質悪いのがかれんで、知識だけは余分にあるのだが、
如何せん超の付くお嬢さまっぷりからくる世間一般からのズレがいい感じに最悪です(笑)。
個人的に気になったのはナッツで、彼らしく料理本を熱心に見ながらアドバイスたれておりましたが、
彼には「本を読まないと豚になる、が、本から学ぶと犬になる」という言葉をプレゼントしたい。
ああ、あとネバタコスがなんかヤバそうな感じですね。そろそろお亡くなりかしらねぇ?

今回のまたみてねはブンビーさんで「転職しようかなぁ〜でも今よりいい条件は難しいしなぁ〜」でした。
次回はりんちゃんの双子の弟と妹「ゆう」と「あい」の先生をのぞみがやるみたい。
これはのぞみのドジッ娘教師っぷりを期待できそうですよ!


第22回『のぞみ先生大いに頑張る!』

販促玩具をCMで先行させないでくださいよ。
それはともかく、のぞみのポジティブシンキングはすごいな

そんな今回のお話は…
りんは、弟のゆうと妹のあいの宿題を見てあげることが出来なくて、困っていたわ。
お父さんとお母さんが仕事で家に居ない間、りんはお花屋さんの仕事でとっても忙しいんだ。
そこで、のぞみが代わりに教えてあげることになるの。
のぞみの「夢」は学校の先生になること。だから大張切り!
まずは「算数」。ゆうもあいものぞみの教え方がオモシロくて大喜び。
次は「理科」。「ヒマワリの双葉はどれ?」という問題では、種を植えて芽が出るのを待つことにするんだ。
でも、のぞみがその植木鉢をナッツハウスに持って帰ると、シロップがバカにするの。
小々田は、先生になる夢に向かってがんばっているのぞみを応援しようと言うけど、
シロップはそんな小々田に「自分は何かがんばっているのか?」と言い返し…。
そこへ、またエターナルが現れて…!
以上ABC公式のあらすじ。

なんかシロップがココに食いついてきて、どうも昔にシロップの約束を守らなかった様なんだけど、
ま、それは次回以降が詳しいはずだから放っておくとして、
GOGOが始まってから思っていた事があったのだが、今回でああ、やっぱりそうかと確信した。
今回のシロップがのぞみに言った言葉はどー考えても励まそうとはしていなよな。
なのにのぞみは「励まそうとしてくれていた」と考えてしまう。
どうものぞみは、基本的には「悪意ある人などいない」と思っているみたい。
GOGO第1回で今は亡きスコルプさんが突然現れて、偽物かもしれないから鑑定してあげるとか言って、
ローズパクトと取り上げようとしたときに、のぞみはスコルプさんがあからさまに怪しいのにも関わらず、
警戒したそぶりをまったく見せなかったのは、そういう考えが根底にあったのだかなんだろうな。きっと。
5無印7話で今は亡きギリンマさんの「騙されるヤツが悪いんだよ」から、
彼女としてはめずらしく烈火の如く怒っての名台詞「騙す方が悪いに決まっているじゃない!」は、
のぞみがただ優しいだけじゃなくて、そういう彼女の思いがあってこそと考えるとしっくりくる。
彼女としては「悪意ある人などいない」と思っているわけだから、
自分達の欲の為に悪意むき出しで人を陥れる様な事などはありえないことなので、そういった事をする人がどうにも許せないのだろう。
のぞみはただ単に優しいってだけじゃなくて、そういったバックボーンを伺い知れたことが、今回の面白いポイントでありました。
しかし、のぞみが基本そんな風な事が頭にあるってことは、彼女がどれだけ周りから愛されていたか。
母、恵さんはなかなかの子育て上手。ってゆーか、愛情をたっぷりのぞみに注いでいるんだなぁ。

さて、今回はもうひとつの目玉(?)として、のぞみの先生っぷりを拝見させていただいたわけだが、
分数の事はまぁ、いいとして、向日葵の双葉の件はどうなんだろうな(笑)。
まぁ、情操教育として、疑問から実践と言う形では良いのだけれど、
明日までの宿題という期限付きの中で、あまりに悠長な事を言い出してくるのでちょっとビックリしたよ。
「先生もきっと待ってくれるよ」なんて言っちゃうあたり、普段ののぞみが課題をどうしているか伺い知れますな(笑)。
それはそれとしても、のぞみの先生っぷりはもっととんちんかんなことをするのかと思ったら、それなりにそれなりなコトしていましたな。
のぞみ自身「できない子」なわけだから、特進クラスみたいなエリート養成みたいなのには向かないだろうが、
マンガで良くある様な問題クラスみたいなのを任せると、劇的な効果を発揮しそうだな。
そーゆーことを考えると、のぞみは教師という職業は向いているのかもしれません。

冒頭にも書きましたが、今回CMで「キュアフルーレ」なる販促玩具をCMしておりまして、
モノはサーベルみたいな形状なんだけど、まぁ、それはどーでもいい。
だが、CMでネタバレせんでいただきたいのだがどうか。
本編に出てくる前にCM打ってもメインターゲットはピンとこないと思うんだがなぁ。
本編に出てきてからの方が購買意欲が大きいと思うんだけどその辺どうなんだろ。
個人的には先にCMで見ちゃうと「これの事か」と思って冷めちゃう様な気がするのだが。

今回のまたみてねは「ローズパクト」でした。
販促玩具の発売日が7/19なので、次回は前後編の前編っぽいですな。
7/19の回にパワーアップしたネバタコスさんあたりを販促玩具で消すわけですよ。

あ、言い忘れていたけど、ブンビーさん。アレはまずいわ。立場悪くなっていくなぁ(笑)。


第23回『シロップが裏切った!?』

シロップってどうなのよ。

そんな今回のお話は…
シロップは、自分の正体が分からなくて寂しがっていたの。
だからココは、必ずローズガーデンを見つけて、シロップの過去を見つけだすと約束したの。
でも、まだローズガーデンのことがわからない・・・。ココはその事をずっと悩んででいるんだ。
そんなとき、シローのところにアナコンディがやってきたの。なんと“シローの過去”(を記した書類)を持っていた!
アナコンディは「のぞみたちからローズパクトを盗んできたら、かわりにシローの過去を教えてあげる」といったの。
シローは、どうしても自分の正体を知りたかったから、ローズパクトを…。
以上ABCのあらすじ。

シロップのキュアローズガーデンへ行けば自分が何者か分かるような「気がする」という確証のない話に、
ココが、らしく親切に調べたのだが分からず「もうちょっと待ってくれ」というのを聞かずに、
嘘つき呼ばわりするシロップってどうなの? これは逆恨みだよなぁ。
前回見た感じでは、ココが約束を破ったというようだったので、
もっとシロップが裏切られたと思うような何かだと思っていただけに、なんかものすごいガッカリ感なのだがどーしよう。
しかも今回のシロップときたら、ローズパクトをエターナルに持っていって、
完全に裏切るならまだしも、土壇場で「やっぱりダメだ!」とか言い出す始末。
そんなんなら、のぞみからローズパクトを受け取った時点でそう思えよ。
そんなどっちつかずな彼にすごくイライラさせられたのは俺だけなんだろうか?
どうせなら、苦悩しつつもローズパクトを渡してしまって、
その後にのぞみ達に会って「なんてことをしてしまったんだ」と絶望してくれた方が俺的にはおもしろかったのだがなぁ。
アナコンディの資料も悪の組織エターナルがわざわざそんなことを調べるはずもなくフェイクで、
自分の過去も見つからず、のぞみ達も裏切ってしまって……となった方が、後の逆転劇がおもしろそうな気がする。まぁ、あくまで個人的に、な話ですが。

それよりも、今回は(も?/笑)やっぱりのぞみだろうよ。
前回の感想に書いたように彼女は「悪意ある人などいない」と思っているようで、
「ローズパクトを貸してくれよ」とあからさまに怪しいシロップになんの躊躇もなく自ら手渡してしまう。
のだが、あの時のぞみは、もしかしたらシロップのそれに気付いていたかもしれない。
のぞみはこれまでちょいちょいあったように、意外に周りをよく見ていて、結構的確に相手の心情を読みとっていたりしていた。
前回から唐突にココに噛み付いてきたシロップを見ていたことを考えると、
当然のぞみとしては、彼がなにかしら悩みを抱えていることを感じ取っていたことだろう。
そこへきてのあからさまに怪しい「ローズパクトを貸してくれよ」に、自らローズパクトを手渡してニッコリ笑う。
おそらくのぞみの思考としては…
「なんかシロップ悩んでいるみたい」→「(大事な)ローズパクトを借りたい?きっと悩んでいることに必要なんだね」→
→「ハイどうぞ。これで悩みが解決するといいね!(ニッコリ)」
ということなんだろう。「悪意ある人などいない」と思っているのぞみは躊躇もなければ微塵も疑っていない。
ましてや仲間であるシロップなんだから、彼がローズパクトをもって何をしようが、何か不都合が起こるはずがないのだ、のぞみにとっては。
だから戦闘でネバタコスからシロップが裏切ったと聞いても「裏切ってなんかいない」だし、さらには「シロップを迎えにいこう」となる。
誰もが「シロップの野郎、裏切りやがった」と思っていた中での彼女の口上は、
そんなのぞみの人柄に魅かれて集まった者たちとしては、そうありたいと追従させる力があるな。
のぞみがそんな風に考えるのは周りからとても愛されて育ったからなんだろうなぁ。
それを一身に受けてまた周りにそれを返していくんだから、なんて情操教育にいい番組なんだプリキュア。

で、次回そんなのぞみと対面したシロップがどうでるか、またのぞみがどう対応するかとても楽しみだ。
まぁ、ナイトメアのボス「デスパライヤ」でさえ、その大いなる愛で受け止めたのぞみの事ですから、
過程がどうあれ受け渡しを拒否しローズパクトを守ったシロップを受け止めるんでしょうな。
そして彼の弱みに付け込んだエターナルに対して怒り爆発→キュアフルーレって流れですかね?

今回のまたみてねは「黒バックに白の小々田」でした。
さて、今回CMで映画の宣伝が入ったんだけど、
同時上映で「ちょー短編 プリキュアオールスターズ-GOGOドリームライブ!-」やるそうですよ!
日記の方で我が愛しの輝く生命!シャイニールミナスの登場は微妙だなぁなどといいましたが、確認したらルミナスいるねー!あーもう絶対見に行くから!
ああ、また動くひかりんが見れるなんて。ありがとう!プリキュアありがとう!ポワワ。


第24回『プリキュア5新たな力!』

ずっとココのターン!

そんな今回のお話は…
シローはローズパクトをもってエターナルへ行ってしまったの。
だからドリームたちプリキュア5は、シローを迎えに行くため、ネバタコスの体に捕まって、
瞬間移動ででエターナルまで一飛び!シローを早く探さなきゃ!
アナコンディはプリキュア連れてきてしまったネバタコスにカンカン!!
クビになったネバタコスは、怒ってドリームたちに襲いかかってきたの。
シローのことはココにまかせて、プリキュア5は戦うことにしたわ。
でも、変身したネバタコスはとっても強くて、プリキュアの技が全然通じないの!
一方で、ココはやっとシローを見つけたの。でもそこにいたのはエターナルの館長。
シローにローズパクトを渡すようにせまる館長だけど、渡すわけないじゃない!
でも、その所為でふたりは危険な目にあってしまうの。
プリキュアたちもアナコンディとネバタコスに攻撃されて、大ピンチ!
そんな中、ココに大きな異変が…!!
以上ABCのあらすじ。

販促玩具が出るまでは、エラい熱い展開でなかなかおもしろかった。
冒頭書いた様に、お話的にはずっとココのターンで、ココが王としての資質を見せる内容。
館長室での小々田の口上は、帰るにに帰れなくなったシロップを諭し、エターナル館長には見事な正論で切り返して、
外に出てからはアナコンディの攻撃から自らの体を盾にしてシロップを守り、最後は王の力を発揮してキュアフルーレを出す。
と、見事なココ回であったが、今までやさしいだけで、さして役に立たなかった(笑)ココが、見事な口上と行動を示したので気持ちよく見る事が出来たな。
それにしても、次期パルミエ王国国王はココってことでいーのかしらね?
5無印の時にどっちが国王になるかでもめた事もあったし、これでその件は一件落着かしら。
ってよく考えてみたら、二人で王様やるっていってたね(苦笑)。

さて今回は、少年マンガ誌のような熱い展開がたまらない。
プリキュア達がネバタコスを足止めし、ココの行く手を遮るアナコンディを今度はローズが足止めするという、
少年誌で言う所の「ココは俺に任せてお前は先に行け!」展開がぐっとくる。
またローズのところで、ドア越しに彼女の悲鳴が聞こえつつも「私は大丈夫ですからシロップを!」と聞いたココが、
断腸の思いで先に進んで行く様子がベタだが危機感を見事に演出していて気持ちいい。
そこから上記した様に、シロップに帰りたいと言わせ、さらにはエターナル館長を見事な正論で言い返すのが胸をすく。
そして外へ出てからのシロップの盾になるドリームとココ。
ココなんか2度も攻撃を喰らって「シロップにこんな事しかしてやれない」ですよ!
漢になったなぁ、ココ。ただの優男かと思っていたが、立派に漢に成長しているではないか。
固く閉ざしてしまったシロップの心を、一連の熱い展開からそれを溶かして行く様子が見て取れて、そういった所も素晴らしい。

そしてやっぱり最後は愛しののぞみの事も。
エターナルから帰ってきてシロップが申し訳なさそうに、のぞみにローズパクトを返そうとすると、「ローズパクトはシロップが持ってて」ですよ!
今回の一件はこの時点でもう済んだ事として、シロップに対し誰も何も思ってはいないのだけれど、
彼自身としては事の元凶であったとして負い目を感じていて、その場を収める方法として、
彼にローズパクトを管理させるのは、のぞみたちがシロップを疑っていない事を示し、
尚かつ、彼が持っている事でそれは元々シロップが持っていてもいいことになり、
今回の一件をチャラにしてしまいシロップの負い目をなくしてしまう最善の方法だろう。
それをのぞみは考えて言ったわけでなく、彼女の大いなる優しさから大正解を導き出すのが実にのぞみらしい。
こーゆーのを見ると、のぞみは将来大人物になりそうな気がしてくるなぁ。いやぁ、のぞみはでかいな、存在が。

今回のまたみてねは「新敵キャラ2人で、またみるか…またみるぞ…」でした。
どーでもいーけど、次回はナッツハウスへ住む事になるシロップの身の回りの物を買いに行くらしいのだが、
5無印の23、24話の大事件直後(25話)も買い物に行っているねー。
なんか意味があったりして。


第25回『真夏の悪夢の二人組』

あー、わかるわかる(笑)。

そんな今回のお話は…
待ちにに待った夏休み!
どうやって過ごそうか、のぞみたちがナッツハウスで話しているとシローがしょんぼり、入ってきたの。
夏休みで、学校のカフェテラスのホットケーキが食べられないからだって。
そんなシローに、ナッツと小々田が夏休みの間、ナッツハウスに泊まり込みでお店の手伝いをしてほしいって、提案をしたわ。
シローの為に、お部屋も用意されていたの。そうと決まれば、シローの部屋に必要な物を買わなくちゃ!
早速、のぞみたちはシローをつれてショッピングモールへゴー!
でも、欲しい物がアレコレあって、シローを忘れて自分たちがお買物に夢中になっちゃった!
のぞみたちがナッツハウスへ帰ってくると、ふたりのお客さんがお店の前にいたの。
ところが、その正体はローズパクトを狙うエターナル。どんなものでも必ず手に入れる、最強ののハンターたちだったの。
簡単にローズパクトを取られちゃった・・!
以上ABC公式のあらすじ。

日常パートなお話の流れとして、夏休みにカフェテラスが休みになって食うに困ったシロップを、
ナッツハウスの手伝いと言う名目で泊まり込みで手伝わせて、居着かせちゃおうって計画で、シロップの部屋のいる物を買いに行くっていう流れ。
それでのぞみに強引に連れて行かされたデパートで、女子の買い物にうんざりしてしまうわけだが、
あー、わかるわかる(笑)。疲れるんだよなー女子とお買い物に行くと。
自分なんかは行く前にこれを買うと決めてから出かけるので、
目的の物を買ったらさっさと帰ってしまうのですが、なんでか買う予定のないものを見て回るよねぇ。
いや、別に悪いわけじゃないんだけど、そーゆーことしない者としてはめんどくさいんだよねー。
と、いうところで、シロップにすごい共感したわ(笑)。

さて、今回としては新敵キャラ「ヤドカーン」と「イソーギン」の顔見せといった感じ。
ふたり組の最強のハンターと言う事で、プリキュアの必殺技は効果なし、
ミルキーローズブリザードとプリキュアシューティングスターの会わせ技でさえ少しのダメージしか与えられない始末。
しかも、まさかのスピードタイプで通常攻撃すら当たらないのだが、これから一体どーすると言うのか。
ここらでちょいとパワーアップとかしないと、キュアフルーレ頼りみたくなってしまってつまらないなぁ。
変身中の一定時間内だけ一時的にパワーアップみたいな、そんなんはないのかしらね。

実のところ、今回より次回の方が気になったり。
今回でうららが大きな街のパレードの中継の仕事をすると前フリをしたように、
次回はその大都会へ行く様なのですが、どうもプリキュアの存在がバレしちゃうみたいなんだよねー。
おお、やっぱりOPのアレはそういう事だったのかーっ!
最終的に世界の大ピンチに、魔女の宅急便よろしく、みんなの「がんばれ!がんばれ!」が奇跡を呼ぶのか!?
うわー楽しみだなー。でも、そんな大事になっちゃうと、3年目に続きそうにないのだが……(´・ω・`)
それはそれとして、のぞみたちのいるサンクルミエール市(?)は、結構大きな街かと思いきや、
次回大都会へ云々というならば、けっこう田舎の方(田舎って程でもないと思うが)になるのかしら?
それにしちゃ街並がヨーロッパ風だったりしてハイソな感じだけど、割と自然たっぷりな感もあるしなぁ。
以前のシリーズの時は大体の街のイメージみたいなのはわかったんだけど、
プリキュア5は無国籍すぎて、今ひとつピンときませんな。もしかしたらその辺は狙ってやっているかもだけど。

今回のまたみてねは「夜景バックのブンビーさんとホシイナー」でした。
しかしブンビーさんは愚痴言いまくりだねー(笑)。ホントそのうち独立するんじゃないかしら?


第26回『プリキュア大都会に現る!』

なんかエラいあっさりしておったな。

そんな今回のお話は…
うららの仕事のついでに、大都会のパレードへとやって来たのぞみたち。
しかしそこに待っていたのはブンビーだった。
巨大なホシイナーによってパニックにおちいる大都会!
この危機を救えるのはプリキュア5しかいない!
以上東映公式の次回予告より。

折角大都会へ行ったというのに、さして何も無くあっさり終わってしまっただよ。
一応、りんちゃん、こまち、かれんが将来の夢のフラグになるのかもしれないような人たちにであったのだが、
それも特に進展せず、日常パート的はこれといった所が全くなく残念。
戦闘の方も、大都会のパレードでブンビーさんがオーロラビジョンに大写しだったり、
プリキュアが映し出されたりなんかして、一般市民に姿バレしたというのに、こちらも特に盛り上がりがあったわけでもなく。
一体なんだったんだろうと思ってしまうようなあっさり加減であり、結構しょぼーんな感じだ。
ってゆーか、変身する所は人に見られても仕方ないような状況だったのに、その辺が言及されていないのもなんだかなーといった感じだ。
どーせなら、せっかくうららんの仕事がパレードの中継だったのだから、それをもっと上手く活用すればいいのになぁ。
プリキュアの戦闘が中継されて一般家庭のTVに写って子供が見てるとか、
変身する所も、レポーターうららんがそこだけなんかして、それが移らない様にごまかしたりだとか、
舞台設定をもっともっと利用する事が出来た様に思えたのだが、そーいった所が全くなく、
「伝統って大事よねー」みたいなテーマだけで終わってしまって、期待していただけに正直がっくりでした。

そんなわけでむしろ次回予告の方が面白かったですよ。
今年の怪談話はお祭りで肝試し(?)の驚かし役をやるようで、やっぱりこまちさんはノリノリのようです(笑)。
ってゆーか次回予告で切り貼りしているカットが、気になる所ばっかりなんですけど。
うわー楽しみだなーって来週休みかよ!ちくしょう!責任者出て来い!
つかなにで潰れるんだ?オリンピック?ウザイナー。

今回のまたみてねは「浴衣のりんちゃんとこまち」でした。


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