フレッシュプリキュア! 13〜24話

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第13話 シフォンが病気!? パインの新しい力!!

オチは予想の範疇だがなかなか良く出来ている。
ってゆーか、ママは小学4年生の最終回を思い出したよ。

そんな今回のお話は…
シフォンの様子がなんだかヘン。熱はないけど、とっても苦しそう。困ったラブとタルトは、祈里に助けを求めたの。
どうぶつのお医者さんを目指す祈里は、シフォンのお世話を引き受けることにしたわ。
自分の部屋でさっそく診察。動物のお医者さんのお父さんをマネて、いろいろ調べてみるけど、原因がわからない。
お父さんは、牛のお産に出かけて留守。お母さんも手伝いに行ってしまった。途方に暮れる祈里。
その頃、外ではゲームキャラのモンスターがナケワメーケになって、暴れだしていたわ。
ピーチ、ベリーに続いて戦いたい祈里。だけど、シフォンを置いていけない。
祈里が涙を流した瞬間、シフォンに異変が!!
以上公式のあらすじ。

お話としては、キュアパインの販促玩具「パインフルート」出現の話。
なんだけど、それは結果であって、内容としては、具合の悪くなったシフォンをなんとかしようとするブッキーの話。
アバンでブッキー父がネコの便秘云々言っていたので、オチもそんなこったろうと思っていたら、やっぱりそうなったのだが、
まぁそれは予想の範疇だからいーのだけど、5GOGOであった、かれんがミルクの病気をなんとかする話と同様に、
ただ将来獣医になるという夢を持っているだけの中学生のブッキーに、とても具合の悪そうなシフォンを任せるのはどうなんだろうな(笑)。
正直、ラブ達が厄介事をブッキーに押し付けたように見えたなー。その辺はいじられキャラっぽくておもしろくはあったのだけど(笑)。
まぁ、獣医になるという夢はブッキーの個性ではあるのだが、それと実際の治療は関連性が無いわけで、
当のブッキーも「まねしてみても、わかんない……」と言っておりましたが、そらそうだわな(笑)。

でも、今回のお話としては割と良く出来ていて、どうにもならない状況のものすごいピンチ感があって良いです。
苦しんでいるシフォンに何も出来ないブッキー、倒せない敵と戦うラブと美希という展開がそれに拍車をかけているし、
また悪役のサウラーさんが上手いことやっていて、戦うプリキュアに「プリキュアが敵わないなんて……」とビビる町人に、
「今日でプリキュアは終わり。君たちを助けてくれる者はもういない」などと言って不安を煽るピンチ演出も光る。
販促玩具パインフルートが出る券も、散々ブッキーが何も出来ない事などのピンチ演出をしていたので、
ピーチの時と違って違和感が無かったのが良い。さすが成田良美。(今回の脚本は成田良美さんでした。)

最終的にシフォンをどうするのかと思ったら、な、なんとシフォンが喋りおったわ。
喋った理由としてはお互いの気持ちを伝えようとする想いがイエローピックルンに届いてそうなったんだとか、
それらから視察してみるに、シフォンはそういった想いとか幸せを取り込んで成長しているってことなんですかねぇ?
で、最終的にシフォンが切り札になる、みたいな?まぁ、私の予想は当たりませんが。
そーいえば、今回タルトがリンクルンでスイーツ王国の長老と連絡とろうとしておったな。
キュアビタンの時も「謎の業者」(笑)と連絡しようとしていたし。
その辺の平行世界のことは、ほとんど説明ないんだけどいーんでしょうかね。

今週のイースさんとラビリンスの方々
今回はサウラーさんのみのご登場。上記したように良い悪役であった。
さすが知略家サウラーさんだけあって、今回は結構FUKO溜まったんじゃないですかね?どっかの西の人とは大違いだ(笑)。
そして我らがイースさんは出てこなかったという事は、どうやらまた可愛いFUKO計画を練っているようですね。
今度はどんな可愛いFUKO計画を見せてくれるのか楽しみです。

今週のまたみてねは「4人目(?)シルエット+ラブ達+タルト+アカルン+西の人」でした。
次回はもう4人目云々の話みたいだけど、7月からという話らしいので、出てはこんでしょうが、あと2ヶ月も4人目の事で引っぱるつもりなんでしょうか?
イースさんが自覚無しに変身したりしないかなー。とか淡い希望を見てみる。


第14話 4人目のプリキュア!?アカルンを探せ!!

だんだんおもしろくなってきたな。
それにしてもキュアベリーがちょっと可哀想な気がするが。

そんな今回のお話は…
ピックルンの力を借りて、シフォンの言葉がわかるようになった祈里。他の動物の言葉もわかるらしいの。
ある日、ラブたち3人の前でシフォンがピックルンの名前をあげたわ。
ラブのピックルンはピルン、祈里にはキルン。まだ、ピックルンが現れない美希にもブルンがいるみたい。
最後にシフォンは「アカルン」って言ったの。他にもピックルンがいるってこと!?
それならプリキュアも4人!?さっそくアカルン捜しを始めたラブたち。アカルンの近くに4人目のプリキュアがいるはず。
祈里が動物たちから手がかりを聞き出して、居場所を見つけたラブたちだけど…。
以上公式のあらすじ。

前回出てきたキルンの特殊能力「動物の言葉がわかる」とかいう結構都合が良い(笑)というか、
常識ではありえない設定が出てきたおかげで、楽しげなドタバタ日常が見ていて楽しかった。
また、戦闘でもラビリンスの方々とプリキュアの初めてのチーム戦で、なかなか良い動きをしていたのも良い。
こういう割とドタバタな日常で、ラブ達の三人の個性の差が出て来始めたのが良いですな。
優しいブッキーに、ちょっと大人でおしゃれな美希、熱血バカなラブ(笑)が織りなす楽しげな日常は見ていて楽しい。
それにラビリンスの方々が花を添えているのだが、彼らの事は後述の「今週のイースさんとラビリンスの方々」で。
個人的には、ネコVSラブのコメディは見ていて笑ってしまったよ(笑)。
案の定やられてしまうラブに、私たちも手伝うと言うふたりを「そこで見ていて」と制し、
モデルの美希の顔に傷など付けられないし、動物と仲良しのブッキーに喧嘩なんてさせられないとして、
「だからアイツは私一人で倒してみせるニャ!」とか言って猛然と向かって切った所で、
「ラブちゃーん!」の台詞とともに、バトル物の死地へ赴く仲間のような一枚絵が出てきた所で爆笑してしまったよ。
また、この一連のネコの流れで、ラブの語尾に「ニャ」がつく所や、
結局負けてしまい「今度あったらアイツをコテンパンにやっつけてやるニャ!」と目的が変わってしまっているラブの様子が可愛い。
是非この調子でこれからも進んで行って欲しいです。

他気になった所としては、やはり4人目か。
普通のアニメなら、今回の4人目はミユキ?というのは釣りなのですが、
これが女児向けアニメということを考えると、それもどうだかあやしいのですけど、
いくら何でもそんなベタは無かろうとも思うので、やはり違うキャラなのであろう。
が、今現在いるキャラで4人目になり得そうなのは、ミユキさんかイースさんの世を忍ぶ仮の姿「東せつな」くらいなものなので、
どっちかなんでしょうね。たぶん。まぁ、新キャラ投入という手段もありますが、はてさてどうなる事やら。
それと、キルンの特殊能力で動物の言葉がわかるようになってしまうのはどうなんだ。
確かに、ブッキーの個性という所で、その能力は必要ではあるものの、ブッキーの将来として、
今ここでそんな楽をしてしまっては、大人になってからに困るんじゃねーのかな、等と余計な心配をしてしまいました(笑)。
しかし、キルンにそんな特殊能力があるのだから、ピルンにはなんかないのかねぇ。
最後に戦闘ですが、初のチーム戦という事だからか、割と良く動いており感心したが、やはプリキュアとしてみると、今ひとつ派手さが足りんなぁ。
もっともっと動いても良いし、個人的なことを言えば、もっと広さを感じられるようなダイナミックさが欲しい。
あと、最後の締めですが、ピーチとパインが販促玩具を使えるのに対し、ベリーだけないのはちょっと可哀想だ。
こーゆーのは三人とも販促玩具を使えるようになってからやれば良いのになぁ。

今週のイースさんとラビリンスの方々
ここ数回での西の人のバカっぷりが差くれるしており笑う。
プリキュア調査の為に変装して近づいておるのはいーのだが、見事にカオルちゃんにバレバーレじゃねーか(笑)。
そしてイースさんとサウラーさんにもいじられる西の人がさらに可笑しい。
しかしイースさんもサウラーさんは、なんだかんだ言ってそんな西の人を愛している模様。
でも戦闘前の健気に(笑)プリキュア達を尾行し続けボロボロになり「お前ら楽ばっかりしやがって!」等と宣う西の人に、
イースさんが「アンタが要領悪いのよ!」と言う所を見ると、あきれてもいるようですが(笑)。
ホントこの人達は「管理国家」出身だというのに、見事な個性と発揮しているよなぁ。

今週のまたみてねは「ボーリングのフォロースルーなイースさんの世を忍ぶ仮の姿東せつなさんにタルトがスジ、エ〜なぁ〜」でした。
次回は上記の通り久々にイースさんの世を忍ぶ仮の姿東せつなさん登場。
ラブとせつなさんの百合が楽しめそうで、今からワクテカです。


第15話 せつなとラブ 相手を思いやる心!

こんにちワン。ワンワン。ちくしょう、可愛いな。
それはそれとして、なかなかおもしろかったな。

そんな今回のお話は…
せつなと遊ぶ約束をして、ウキウキなラブ。
なんだか気になった美希と祈里は、ラブについていくことにしたの。
せつなの正体は、イース。彼女の狙いは、もちろんラブのリンクルン。でもラブは、まったく気づいていない。
その頃、サウラーはペットショップのオウムをナケワメーケに変身させていたわ。
人々はオウムの羽が刺さると、本音を吐き出してしまう。おかげで町中のあちこちでケンカが起こっていたの。
ボーリング場にいた美希と祈里にもオウムの羽が刺さったわ。2人は、せつなへの不信感をぶつけてしまう。
傷ついたふりをするせつなに、ラブはオロオロ。その時、ラブにも羽が刺さった!
ラブが言った本音は…。
以上公式のあらすじ。

いつもの落ち着いた感じになってしまったけれど、お話としてはなかなかおもしろかった。百合的にも(笑)。
イースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」とデートの約束にはしゃぐラブに、あまりおもしろくなさそうな顔をするブッキーと美希。
まぁ、そこは劇中でも語られる、11話でのウソ占いの事が気になっての事であるのだけど、
綺麗に百合色に染まった脳をもつ身としては、「私のラブに何ちょっかい出してんの?」と嫉妬しているようにしか見えない。
これも今回のいい所で出てくる、ラブの建前の無さ、つまりは純真無垢なラブが、
天然ジゴロとして見事に美希とブッキーの心をわしづかみにしていると言えよう。
毎シリーズ、プリキュアの主役はそんな感じで、見事に周りの女の子を虜にするのよね(笑)。
イースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」も、そのうちノックアウトされる事でしょう。ワクテカだね!
さて、お話の方はというと、イースさんがリンクルンの奪取、サウラーさんがオウムナケワメーケで、
人々に本音を喋らせ、人間関係を瓦解させ不幸をためるという2重攻勢。
という中で、あらすじにあるようにナケワメーケの羽がついて本音を喋ってしまったラブ達が、
イースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」と、どう信頼関係(現時点では偽物のだが)を回復するかという所がポイント。
ラブを想うからこそ、占いの結果だとは言え、ラブが悲しむ状況を許せない美希とブッキーに、
探りを入れているのか?等と考えてしまうイースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」は、一番本音と建前が違っているというおもしろさ。
そこで主役のラブが表裏のない所を見せつけてるのだが、そのシーンはわざわざ光の射す部分にラブ、
影の落ちている所にイースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」を配置して、立場の違いを視覚的に示している。
また、ラブに裏がないと知ったイースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」の、あの四葉のペンダントが、
半分光が当たっており、彼女がラブの本音にどう思ったかを窺い知る事が出来るのも良い。
最終的にナケワメーケを倒し、サウラーさんが壊れた人間関係は戻せないとする所も、
人間には他人を思いやる心があると、メインターゲットの方々に諭すのも、この枠のアニメとして良いオチの付け方であろう。
まぁ、大きなお友達としては、なんという善良な人しか住んでいない街なのだろうと思ったが(笑)。
もうちょっと色々と思う所はあるが、イースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」絡みなので後は「今週のイースさん」で。

さて、プリキュアと言えば戦闘、という事で今週は絵的にはさして派手ではなかったものの、
フレッシュプリキュア!としてはそれなりに動いておったのですが、それよりも、役割分担していたのがおもしろかった。
ベリーが動きを止めて、パインがオウムを浄化し、ピーチがとどめを刺す。
……ベリーが可哀想なんですけど(笑)。こんな事だからおもちゃやで青いヤツが大量に売れ残ったりするんだよ!(笑)
さっさと販促玩具出してやれよと思わずにはいられない。
まぁ、後になかなかでない美希のピックルンという所で、話を展開させるつもりなのかもしれませんが。

今週のイースさんとラビリンスの方々
どっかの西の人と違いサウラーさんは確実にFUKOを貯める計略をしてきて感心。ってゆーか西の人バカすぎ(褒め言葉)。
さて、イースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」さんですが、なかなか色々とおもしろく、
ボーリング場にて玉を選ぶ際に、ラブがピンク、美希がブルー、ブッキーが黄色と順番に選ぶ状況で、
そのとなりにある赤いボールを取るのを躊躇って、その隣の黒いボールを取る所が今後を期待させるよな!
これはもしかして、今は黒(ラビリンス)だけど、そのうち赤(4人目のプリキュア)になるかもね、ということかしら。やはりミユキさんは釣りなのか(笑)。
4人目のプリキュアになっちゃって、私は一体どうしたら良いんだと苦悩するイースさんを見たいなぁ。
そんなイースさんの世を忍ぶ仮の姿「せつな」は念願かなってラブのリンクルンを手にするも、リンクルンが発光してどうも触る事が出来なかったみたいです。
むぅ、これでどうやって4人目になれというのだ。やはりここはラブ達とどんどん仲良くなっていって、心の洗濯をして綺麗な心になった時、ということなのか。
そして4人目のプリキュアになった暁には、ラビリンスとラブ達の板挟みに苦しむのね!わぁ、わくわくするなぁ。(´д`;)ハァハァ
今回ラストで、ラッキクローバー(今この名称を思い出した!)のペンダントは全部光っていたけど、
画面全体はうすく影がかかっていたようなので、後1、2回の仲良しイベントでなんとかなるかな。かな?
今後もイースさんから目を離せません。

今週のまたみてねは「ガイコツナケワメーケのカラーバリエーション9種」でした。
どーでもいーけど、タルトとかシフォンとかプリキュア達にあんまり絡んでこないよね。新鮮だなぁ。


第16話 恐怖の文化祭!夜の学校に響く足音!!

あまずっぱ〜い(笑)。もう、西の人キャラ立ち過ぎ。

そんな今回のお話は…
ラブの学校はもうすぐ文化祭。
実行委員になったラブと大輔は、準備に大いそがし。ラブのクラスは、おばけやしきをするんだって。
衣装や小道具はテレビ局の物。大輔が姉のミユキに頼んで、貸してもらったの。
「さっすが、トリニティパワーだと思わない!?」とはしゃぐラブ。
偶然近くにいたウエスターは、「トリニティ」と「インフィニティ」を聞きちがえる。
大輔がインフィニティを持っている。そう思い込んだウエスターは、おばけやしきのガイコツをナケワメーケに変身させたわ。
大輔とラブに襲いかかるガイコツ。大輔の前で、プリキュアに変身できないラブは…。
以上公式のあらすじ。

お話は何故がこの時期に文化祭の話。最近は文化祭を秋頃にやらないのか?
まぁ、それはともかくとして、ラブのことが好きな野郎が一緒に実行委員をやるも、思春期特有の異性を意識し過ぎだとか、
素直になれなさで喧嘩になってしまうも、敵が襲ってきて何となくいい所を見せる、という話だが、
毎シリーズ言っているように、「野郎いらねー」と思っている自分としてはそんなこたぁどーでもいーんですよ。
そんな野郎よりも、西の人や蒼い人の方が気になるのだが、個人的にはラブがおもしろかった。
ラブはもちろんいい子ちゃんなんだけど、以外としっかり者であることがわかり、ちょっと意外な感じだ。
これまでの主役は、もちろん何事にも一生懸命なのだけれど、おっちょこちょいで、悪く言えばちゃらんぽらんで、
根拠無しで「なんとかなるでしょ」とか言っちゃって、パートナーに怒られるの、ってのがパターンであった。
のだが、彼女は「桃園さんがいなかったら間に合わなかった」なんて言われちゃうくらい、しっかり仕事をやれる子なのだ。
しかもだ、ガイコツナケワメーケに襲われてからも、意外としっかり状況を把握していて、
野郎の所為で変身できない状況に、とりあえず美希とブッキーにメールをしたりと、冷静な判断をしていた。
その辺がこれまでのシリーズの主役とは全然違って、随分大人だなーなどと感心してしまった。
が、逆にラブ達三人があんまり個性を発揮しないのもこの辺が影響しているんじゃないかとも思ったよ。
私が思うに、どうせならば、文化祭というイベントに話を付けるなら、主役の欠点を見せていった方がおもしろいと思うんだよな。
どうにもラブ達は正義の使者として、人格が確立しちゃっている感があって、ラビリンスの方々と比べると、どうしてもキャラ的に弱い感じがしてしまうよ。
まぁ、ラブに関しては、どこまでもひたすらにとんでもなくいい子ちゃんというのは、ある意味個性なのかもしれませんが。

戦闘ではやっぱり、というかなんというか、ひとりだけ販促玩具のない蒼い人が技を無効化されピンチを作り出し、
後に「なんで私だけ……」と思い悩んでおりました。
ああ、やっぱりこれまで販促玩具が出てこなかったのは、そーいう話の為であったのか。
この辺はプリキュアの話としては、めずらしい引きをしていて感心しました。
次回は、そんな蒼い人がピックルンを出す為にシフォンを預かって奮戦するようですが……シフォン、引いていましたね。
これで次回販促玩具が出なかったらおもしろいのになー(笑)。

今週のイースさんとラビリンスの方々
イースさんの出番はなく、今回はおバカキャラ西の人が大活躍ですよ(笑)。
なんかドーナツ好きになっているわ、「トリニティ」と「インフィニィ」を聞き間違えるわ、
そもそもインフィニティがどんな物かも知らないのに、確認すらせずになんだかわからない箱を奪おうとするし、
そして出撃してもラブと野郎を脅かしただけで、結局の所FOKOは全く溜まってないよね、今回。
そんなことだからお前は実績があがらないんだと。あ、もしかしたら蒼い人が大量にFUKO出しているかもしれませんな(笑)。
私としては、ラブと野郎の青春模様を盗み見て「あまずっぱ〜い」と宣う所が好きだ。
西の人はどんどん良いキャラになっていくなぁ。プリキュア達より目立っているような気がするのは気のせいではないだろう。

今週のまたみてねは「NHK幼児番組のお姉さん的な格好の美希でまた、みて、ねー」でした。
この美希の方が可愛いと思うんだけど……それは言ってはいけないような気がするな(笑)。


第17話 シフォンはまかせて!ベリーの新しい力!!

愛情の押し売りのように見えなくもないのだが。

そんな今回のお話は…
ラブにも祈里にもピックルンがいる。でも、いまだに美希の前には現れない。
シフォンのお世話をすれば、ピックルンがあらわれるかも。
そう思った美希は、シフォンを家につれて帰る。さっそくお世話を始める美希。
それなのに、ちょっとしたことでシフォンを叱ってしまったわ。
すっかり、ごきげんななめのシフォン。それでもママに隠れて、シフォンのお世話をしていたの。
モデルの仕事にもシフォンをつれていった美希。ところが現場でシフォンがいなくなってしまったわ!!
美希は、撮影を放り出して必死でシフォンを捜したの。偶然、ラブたちのもとにいたシフォン。
ホッとした美希が思わずシフォンを抱きしめると、シフォンの額がブルーに輝いて…。
以上公式のあらすじ。

お話としては最初ピックルンのことばかり気にしていて、上手くシフォンのお世話をすることが出来なかった美希だが、
美希ママとの思い出話や、いなくなったシフォンを探して、ただ愛情を注ぐだけでいいということに気付くという話。
なんだけど、どーにもなんか乗り切れねぇ。というのも、冒頭に書いた愛情の押し売りをしているように見えるんだよなー。
ママとの過去話からの件も、今ひとつピンとこないし。どうもこう、その過去話と今回の件がシンクロしないんだよなー。
まぁ、話の流れとしてはそんな風に見せてはいるのだけども。
そんなピックルンが出る流れよりも、個人的にはシフォンのお世話に奮戦する美希の方がおもしろかった。
子供の好きそうなキャラになりきる辺りがおもしろく、ビジュアル的にもあの格好の方が色々受けが良いように思うがそれはそれとしても、
そんな美希にドン引きするシフォンが、「らぶどこー!?いのりー!」と助けを求める様が、あまりに美希が哀れで思わず笑ってしまったよ(笑)。
それと、美希が髪の毛ボッサボサで走っている姿を見かけ、お世話上手くいってないんだと理解しながらも、
特に手助けしようとしないラブとブッキーはちょっと黒いなと思いました(笑)。
まぁ、美希の性格上、手伝ったら手伝ったで「一人でやる!」とか言って怒るんでしょうが。
そんなわけで、販促玩具が出る話としては、ピーチの時と同様にちょっと弱いなーと思わざるを得ない。
せめてブッキーの時くらいの話のテンションが欲しい。これじゃフツーに日常パートの延長という感じがします。

個人的な所として、久々登場の美希ママが美希が妊娠でもしているかと勘違いするかと思って、
どんなドタバタが繰り広げられるか期待していたのだが、特に何もなく残念。
だが、美希ママはママの割にバカっぽい可愛げがあっていいよねー。娘もこれくらいの可愛げが欲しい。
それと過去話のかくれんぼの件だが、隣町の公園にいるのは完璧通り過ぎて反則だろ(笑)。
フツー最初にここまでの範囲と決めるもんだがなぁ。などと思ってしまいました。

今週のイースさんとラビリンス
今週も西の人だけでしたが、相変わらずのバカっぷりがステキ(笑)。公園でのんびりしている場合じゃねーだろ!
しかも美希にスルーされるし(笑)。
そして戦闘では「プリキュアサンドイッチの出来上がりだ!」などとどーでもいーことで喜んでいるしなー。
さて、我らのいじられキャライースさんですが、AB公式の方で4人目のプリキュアの画像が公開されているのだけど、
どーみてもイースさんです。本当にありがとうございました。いやぁ、これからが楽しみで仕方ない。

今週のまたみてねは「クマ着ぐるみのシフォンとラブ達三人」でした。
次回はプリキュアファンの病気の子の為にプリキュア出張訪問のようでなんだか楽しそう。
しかしこのプリキュアは随分世間に露出しているなー。後に上手く繋がればいいけど。


第18話 プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!

この枠らしいお話でいいですね。

そんな今回のお話は…
美希の弟、和希が病院へ運ばれたの。ラブたちは様子を見に行ったけど、和希は元気だったのでひと安心。
病院で、ラブたちは小さな女の子と出会ったわ。その子の名前は、千香ちゃん。プリキュアが大好きなんだって。
明日、手術をすると聞いたラブは、「プリキュアがはげましに来てくれるよ」と約束したの。
ラブは千香ちゃんを喜ばせるため、ある作戦を思いついて準備をはじめたの・・・。
次の日、病院へ向かう途中、テレビ局の電波塔がナケワメーケになっていた!
プリキュアになって立ち向かうピーチたち。そうとは知らず、千香はプリキュアが来るのを待っているわ。
ピーチたちは、手ごわいナケワメーケに苦戦。そんなピーチたちの姿が病院のテレビに映し出されて…。
以上公式のあらすじ。

実に「らしい」というか、基本的にはベタな話ではありますが、よく考えてみれば、
入院中のお子様を励ますというベタな話は今回が初めてで、この枠のアニメとして情操教育にもいいし、なかなかおもしろくもありました。
今回を見ていたメインターゲットの方々も、きっとTVの中の子供達同様「プリキュアがんばれ!」と思ったことだろう。たぶん。
戦っている様子を中継され、それならばきっとみんな応援してくれているはずとし、絶対負けられないと力を発揮するという、
「皆の応援が力になる」様子がらしくていい。そう、この「らしさ」がいいのだ。

私としては、まずプリキュアが雑誌に大々的に特集組まれていること。
まぁ、これまで散々その存在を知られるようなことをしていたわけですから、当然といえばそうなのかもしれませんが、
これまでのシリーズでは、学校新聞にちっさく記事が載る程度だったのが、今作は市販の雑誌で特集ですからね。
存在がおおっぴらになっているのってのはやっぱり新鮮だなぁ。これが後々にどう展開してくるか楽しみだ。
それとシフォンの事。お話的にはプリキュアが戦闘を切り抜け千香の前に姿を現せばOKではあるのだが、
夜の病院にシフォンが独断で忍び込み励ますシーンは、お話にひと味付け加えたような印象があり感心。
シフォンとの事があるのとないのでは、お話の印象は結構違ったんじゃなかろうか。
そーいえば、シフォンで思い出したが、前回登場した青いピックルン「ブルン」はシフォンを着せ替えが出来るようです。
ブッキーのキルンは動物の声が聞けるようになるという特殊能力で、ラブのピルンは何なんだろうと思っていたら、
どうやらシフォンの食い物を出せるという事みたいだね。
だからピーチロッドの話で他のリンクルンからキュアビタン出さなかったのね。ようやく気付いたわ。
最後に、プリキュアが千香に直接会わなかったのも好印象。
直接会って「がんばって!」とか言っていたら、きっと白々しかったように思うので、その辺も今回は上手いなと思いました。
そんなわけで、今回はフツーにおもしろかったです。この調子で行ってもらいたいなー。

今週のイースさんとラビリンスの方々
西の人は活字も知らんのか。まぁ、そんな感じですが(笑)。
そんな西の人はプリキュアの載っている雑誌の写真に自分がめちゃちっさくしか写っていなくてご立腹です。
その様子にイースさんも「え、そこなの?」とあきれ顔ですよ。
しかし、西の人も言っていたけど、最近サウラーさんもイースさんも西の人に冷たいですよねぇ。
西の人、そろそろお亡くなりになりそうな雰囲気ですが、4人目のプリキュアがイースさんなら、
常勤幹部(幹部?)がサウラーさんだけになっちゃうので、きっと大丈夫なことでしょう。
こんないいキャラを捨てちゃうのはもったいないものな。

今週のまたみてねは「にやりと笑うイースさん」でした。
次回は久々のイースさん話で今から楽しみです。


第19話 新たなカード!イースの新しい力!!

我らがイースさんにM属性が付くの巻

そんな今回のお話は…
ラブたちは、ダンス大会に出ることにしたの。全国のダンス好きが集まる一大イベント。
ミユキたち、トリニティもこの大会で優勝して、スカウトされたんだって。
だからラブたちも優勝めざして、いざレッスン!だけど、3人の動きが微妙に合わない。
呼吸を合わせようと、練習するラブたち。そこへせつなが現れたわ。
ダンス大会のことをラブはうれしそうに話したの。でも、せつなは何か考えごとをしている…。
「寂しいの?」と聞くラブ。その言葉に腹を立てたせつなは、1人になるとイースに変身。電柱ナケワメーケを出現させたわ。
ラブたちはプリキュアになって立ち向かいナケワメーケを圧倒。
そのとき、イースがなにかを取り出して恐ろしい力を発動させる!
以上公式のあらすじ。

もうサブタイの時点でイースさん4人目じゃないですか。「〜の新しい力」はキュアスティック出たときのサブタイだし。
そんなイースさんの事は今週のイースさんで語るとして、お話の方はと言うと、サブタイ通りなのであります(笑)。
でもお話としては転換期であり、次回予告後にキュピィーン!というSEとともに4人目のプリキュアもうすぐ登場!なんてして、
メインターゲットを煽っているのだから、このイースさんが新たなカードを得てと言う件は重要だという事です。
とは言っても、まぁ、この枠の事ですから、最終的にはその新たなカードの所為で、
イースさんがヤヴァイよとなった時、プリキュアが助ける云々なんでしょうねぇ。
お子様はともかく、大きいお友達としてはその分かっている事をどう見せてくるかが興味を引く所で、
今、ラビリンス総統メビウス様に崇拝しているイースさんを、プリキュア達がどう持っていくかが楽しみ。

さて、個人的な所としましては、久々にダンスを真面目にやっているなぁ、と。
トリニティがアマチュア時代に出て優勝し、プロになるきっかけになったダンス大会に出場する事になり、
今までの趣味の延長上みたいな感じではなくがんばっておるわけですが、
どーせそんなんも今回限りだろうなんて思っていたら、その為に疲労がたまって……という展開に次回以降なるとは思わなんだ。
(この感想は既に次回を見た後で書いております。)
そういう事もあって、この辺の件が物語において実に重要であるという事が分かるな。
ちょっと残念な所としては戦闘なんだけれど、ピンチになって「ダンスで行こう!」と、
ダンスレッスンでのチームワークの話を引き合いに出した割に、さしていつもと変わりないのが残念であった。
残念ついでに言ってしまえば、キメ技なんですけど、あれって出す時に全く踏ん張っている感がないので、どうにも迫力に欠ける。
今回は、パワーアップナケワメーケ(?)が押し返そうとし、それっぽいのがありましたけど、
そういう事を考えると、初代プリキュアはマーブルスクリューはよく考えられていたなぁ。
んでも、あんまりアクション派手にすると「こわい」とか苦情がくるんだからなんとも。世の中なかなか思い通りにはいかない物だ。
そーいえば、戦闘後にぶっ壊れた物とか元に戻っていませんでしたね。
んじゃ、以前の戦闘でぶっ壊れた建物の持ち主なんかは、結構な量のFUKO出してんじゃないの?

今週のイースさん
なんと言っても今回のメインは我らがイースさんであろう。
メビウス総統から、ナケワメーケよりも強力な力を発揮する、たった一枚のカード(といっても4回使えるんですが)を受け取るのですが、
その力の代償として、命を縮めてしまうかもしれないほどの激痛を受ける、としても、イースさんは「私は耐えられます!」と強力なカードを求める様子がそそるな。
それにしても、メビウス閣下はそのカードを渡すのを「お前にそのような事は……」とか言って躊躇ったりする所を見ると、
目的の為に手段を選ばないような冷血非道ではないようですな。まぁ、イースさんがそう言うだろうと思っての事かもしれませんが。
イースさんの世を忍ぶ仮の姿、東せつなとしてもご登場の今回、以前もらったラッキークローバーを「もう必要ない」とし、
ゴミ箱に捨てようとする所をラブに見つかり、「ラブ〜(はぁと)」とかいってちゃっかり付けていたりする所が可愛い(笑)。
だが私としてはそこよりも、ラブに「いつも一人でいて寂しいのかなって……」などと言われ、
図星(笑)なイースさんの世を忍ぶ仮の姿、東せつなが「バカにするな!」とキレてスイッチオーバーする辺りがステキ(笑)。
見事ないじられキャラですよねー。
話を真面目な方に戻すと、ラブが本気で心配しているのに、イースさんにそれが上手く伝わらないのがおもしろい。
今後、どういう状況でラブの気持ちが伝わるのか、という所に興味を引かれます。
そーいえば、美希がせつなのポケットから出ているカードをちらっと見たり、どこに住んでいるんだろうと、
勘のいい所を見せておりましたが、まぁ、明らかに正体バレのフラグですよね。どうなるんだろうねぇ。ワクワク。
あ、4人目がイースさんとして、OPどうなるのかな?やっぱ替えるのかな。

今週のまたみてねは「タルト画伯の描いた(?)ラブ」でした。


第20話 ダンスとプリキュア…どちらを選ぶ!?

ごはんはちゃんと食べよう!っていう話?(笑)
それはまぁ冗談ですが、お話は静かにおもしろい。

そんな今回のお話は…
ダンスの大会まであと1週間。ラブたちはミユキのきびしい特訓を受けていたの。そのせいで、3人はクタクタ。
そんなラブにせつなが近づいて、「2つのものを手に入れようとすると、結局どちらも手に入らない」と占いの結果を伝えたわ。
せつなの狙いは、ラブがダンスを選んで、プリキュアをやめること。
でも「せつなのおかげで迷いが吹っ切れた」とラブは笑顔に。ダンスもプリキュアもあきらめない。そう決心したんだ!
思い通りに行かなかったせつなは、パワーショベルのナキサケーベを出現させたわ!
せつなの仕業とは知らないラブたちは、プリキュアになって戦う。
ところが疲れのせいで、3人とも思うように力が発揮できず…。
以上ABC公式のあらすじ。

あれはナキサケーベっていうのか!あらすじを見て初めて知る事実。
ま、それはともかく、サブタイはプリキュアとダンスのどちらを取るかとなっておりますが、お話的にはそこは全くメインではない。
今回は好きな事だからと無理し続けるのはどうなのよ?と、いう所と、そういう友人をどう止めるべきか、というのがポイント。
プリキュアとダンス、どちらも好きでやっていて努力している事だから、その努力を知っている周りは、おいそれと「それどうよ?」とは言えない。
まぁ、本来ならば、タルトが壁の似顔絵に言ったように、ガーッと言ってしまえば案外伝わる物なのですが、
苦言を呈するとその努力を否定してしまうような気になってしまい、なかなかそう言えるもんではないわけで。
がんばっているラブ達を見ているからこそ苦言を言えない周りと、
自分達の事に必死で無理を押し殺してしまっているラブ達、そのバランスが見ていておもしろかった。
そこへイースさんの世を忍ぶ仮の姿、東せつなが登場し、心配して苦言を呈してくれるのだが、
その後のラブがおもしろくて、弱音を吐きそうになったとしたり、「二兎追う者は一兎をも得ず」に欲張ってどっちも獲るなどと言う。
個人的には別に弱音を吐く事が悪い事とは思わないのだがなぁ。
二兎追う物は〜は最終的には「結果を怖がって逃げるより、結果を信じてがんばる」と上手く締めたものの、
現実問題として、どうにかしなければならない事なので、じゃあ両方取るは問題解決になっていない。
のだけど、「好きだからがんばれる」は素晴らしい事だけど、それで無理を通そうとしている事に自覚がないのがおもしろい。
それで今回のラストで倒れてしまい引っぱったのが、次回にそれをどう決着させるのかが見物です。
まぁ、物語的にはプリキュアもダンスもやめるわけにはいかないので、どちらかを捨てることはないだけに、
ここの落としどころに注目しているんだけど、なんかこの枠のアニメ的にはエラい都合良く事が運んだりしそうだなぁ(笑)。

さて、イースさんの持っているカードも今回も使って、4人目のプリキュアになるまで後2回くらい。ということで……

今週のイースさん
イースさん的に切羽詰まってきていて、メビウス様の為なら命など!と命すら捨てる覚悟であるものの、
せつなとして自覚無しに心配してしまう辺りが可愛い。
ラブに「なんでもない」と言われあっさり去られて「えっ……?」となったり、戦闘前に苦言を呈し、
忠告を聞き入れられなかったとして怒ってスイッチオーバーしてしまう辺りがステキ(笑)。
スイッチオーバーしてからが特におもしろく、「私の忠告を聞かなかった事を後悔させてやる」や、
駆けつけたラブが「せつなはどこ?」と聞かれ「そんなヤツはいない!」と逆上したりする辺りは、
せっかく本人を思って忠告したのに聞き入れてもらえなくて怒っている友人のようであり、
イースさんのその怒りは、ラブに対する想いの裏返しなんだけど、本人にその自覚が全くないのがおもしろい。
またラブがせつながいないと分かり「よかった」とつぶやく事に怒るのも、せつな=イースであるのに、
自分の気持ちが伝わらない事へのジレンマが、無意識的に表層に現れたかのように見えますな。
まぁ、せつなの正体をラブは知らないので、当たり前にせつなとイースさんを分けて考えているのに対し、
イースさん本人に取っちゃ同じ自分なので、ごっちゃになってしまっている辺りの、見事な噛み合なさが逆に気持ちが良い。
しかしイースさんは今のこの状態から、どのようにしてプリキュアになるのかよく分かりませんなー。
やっぱり、最後のカードでヤヴァイって所をプリキュア助けられ、都合良くいってしまうのだろうか。
「今作はストーリー重視」なんていっているのだから、なんか一捻りというか、納得いくような形になってくれればいいなー。

そーいえば、戦闘でキュアスティック技が届かないってのは笑ってしまったな。あんまりにもしょんぼり過ぎるわ(笑)。
まぁでも、その後の「ならば近くから」として突っ込んで行ってからが、おもしろい作画と構図なので、コマ送りで見れる方は見てみると良いかも。
ついでに次回予告で4人目がミユキさんだと、盛大な釣りを仕掛けているのだが、メインターゲットじゃあるまいし、そんな事で釣られたりしないっつーの。
ってゆーか、ここでホントにミユキさんが4人目立ったらズッコケるわ(笑)。

今週のまたみてねは「ミユキさんシルエットに、まってたでー!!なタルトとプリップー!なシフォン」でした。


第21話 4人目のプリキュアはあんさんや!!

タルトの必死さにウルッと来る。

そんな今回のお話は…
極度の疲労で、入院することになったラブ、美希、祈里。
ラブたちが体力を失ったのは、ダンスとプリキュアの両方をこなしていた所為。
このままでは、ラビリンスに太刀打ちできなくなる。
そう思ったタルトは「4人目のプリキュアになってほしい」とミユキのもとへお願いに行ったの。
驚いたミユキの返事は…!?
ダンス大会当日。ラブたちにダンスをやめてほしいタルトは、今度は衣装トランクをこっそり持ち出したの。
そうとは知らないラブたちは、楽屋で大騒ぎに。しばらくすると、せつなと一緒に衣装トランクを持ったタルトが帰ってきたわ。
ホッとしたのもつかの間。衣装トランクがナキサケーベになって暴れ始めた!
以上ABC公式のあらすじ。

上手いこと両立する事を落ち着けたな、という印象。
ミユキさんにプリキュアの事がバレる事によって、無理をする必要がなくなったわけだが、
理解され、そして応援される事で、どんな大きなものを背負っても重荷にならないとして、
まぁ、都合が良いと言えば都合が良いが、これまでのシリーズと比べると、随分自然にまとめてあると言える。
とりあえず、これでダンスとプリキュアを天秤にかける事はなくなったわけだ。
今回としては、もちろん上記もメインのうちのひとつではあるものの、そちらは割と地味に、というか、あまり前面には出てこない。
それよりも、ラブ達の為にもプリキュア一本に活動を絞って欲しいと願うタルトや、
無理やプリキュアのことを気付いてあげられなかったと悩むミユキさんに焦点が当てられていた。
もちろん主眼は、プリキュアとダンスで無理がたたってという事をどう解決するか、という事なんだけど、
それに連動した形でタルトとミユキさんという所で派手に動き、上記の問題解決に至るまでを上手く組み上げているおかげで、
「随分都合が良いなぁ」などと感じずにいる事が出来ました。その辺上手く考えられているような気がします。

さて、個人的な所では、冒頭書いたようにタルトの必死さが良い。
特にはカオルちゃんの店で、土下座してミユキに4人目のプリキュアとして早く覚醒してくれと頼み、
アカルンを探す様が実に格好悪く、それが逆に彼の必死さを際立たせてくれる。
また、ダンス大会当日でも、「こうまでせんとあきらめんやろ」と衣装の入ったトランクを勝手に持ち出しながらも、
ラブ達がプリキュアであった事、また、出会えた事の喜びを思い出して「自分はは何やっとるんや」と自問し、
「なんでわいが選ぶんや!選ぶのはピーチはん達や!」と号泣し、
トランクをラブ達に届けようと疾走する空回りぶりが、これまた逆に彼のラブ達への想いが強く強調されていて良いです。
またミユキさんの方もおもしろい所があって、自分が4人目のプリキュアであったとしても、ダンスとプリキュアの両立は無理ときっぱり言い切るのだ。
ラブ達が両立を目指すのに対してのそれは不正解ではない。上記でタルトが言ったように選ぶのは本人だからだ。
それはそれでひとつの答えである、ということを、メインターゲットの方々に知って欲しかったのではなかろうか。
ああ、なんて情操教育にいい番組なんだろうなぁ。

今週のイースさん
わざわざ病院にお見舞いにきて、さらにはタルトが側溝にはめてしまったトランクをとってやり、
あまつさえ届けてくれる彼女は、もはやただのいい人ではないか(笑)。
病院ではベットに伏せるラブ達を見て「だから言ったじゃない」などと、心配の裏返しをしているし。イースさん、あんた、ええ人やなぁ。
そんなイースさんは今回もナキサケーベカードを使い、憔悴しきってボロボロの姿がステキ。
そこへサウラーさんに「我々はメビウス様に全てを決められている。それ以上が手に入ると思っているのか?フハハハ」などと
嫌味を言われる様がまたイカす。ああ、守ってあげ……いや、どっちかってゆーと、
オレもサウラーさん見たくちょっと意地悪してあげたくなります。だってすごいいじられキャラっぽいんだもん(笑)。
それはそれとして、サウラーさんが言った事はちょっと気になる所で、
全てを決められて云々ならば、やっぱりメビウス閣下はイースさんを捨て駒にする腹づもりみたいだねぇ。
ああ、なんて不憫なイースさん。きっとメビウス総統閣下もイースさんいじって遊んでいるんだと思います。
ゆ、ゆるさねぇ!イースさんをいじって遊んでいいのはオレとラブ達だけだ!(結局いじられるのか、ひでぇw)

今週のまたみてねは「変顔のラビリンスの方々」でした。
さて、再来週に4人目のキュアパッション登場らしいので、次回、次々回が山場っぽい。
予告もそれっぽかったしなー。うわーちょー楽しみ。
ってゆーか次回のサブタイ「せつなとラブ あなたがイースなの!?」って「今更かよ」と思わずにおれんのは、
きっとオレが汚れた大人になっちまったからなんだろうなぁ。ああ、よごれちまったかなしみに。


第22話 せつなとラブ あなたがイースなの!?

おおお、引きの後が見たいのに!!

そんな今回のお話は…
ミユキに、自分たちがプリキュアだということを告白したラブたち。
タルトは、ミユキが4人目のプリキュアだって言うけど、4体目のピックルンのアカルンが出てくる様子がない。
「ピックルンが出てくるのは、大ピンチで危機一髪のとき」。
タルトの言葉を聞いて、ミユキは不安になるの。そこで、ラブたちがミユキをボディーガードすることに。
トリニティのイベント会場で、張り切るラブ。
そんなとき、美希が客席で倒れるせつなを見つけたわ。せつなのポケットからラビリンスのカードが見える。
「もしかして…!?」。ハッとした美希のもとへかけつけたラブは、せつなを医務室へ運んだの。
目を覚ましたせつなは医務室を飛び出し、ナキサケーベ・カードを取り出した!!
以上ABC公式のあらすじ。

なにはなくとも今回はイースさんだろう。と、いうわけで。

今週のイースさん
イースさんを愛して止まない自分としては、彼女に注目せざるを得ない。と、いうか普通にイースさんが興味深い。
自分の命が尽きてもと、ラビリンス総統メビウス閣下をイースさんが崇拝する理由はなんなんだろう。
今までそんな描写ないよなー。などと思っておったら、今回それらしい事が分かりにくく説明しておりましたよ。
前回のサウラーさんの台詞や、イースさんの「私を見て!」や、イースさんの世を忍ぶ仮の姿せつなが倒れて医務室に運ばれてからのラブとの会話から察するに、
メビウス閣下への崇拝というよりかは、自分の努力や思いを認めてもらいたいということなんだろうかね。
それを一番理解していた、というよりは、感じ取っていたのがラブで、またイースさんと全く反対に、自分の事をわかってくれる人間が周りにいてるのもラブ。
イースさんの心中としては、ラブにはとにかく痛い所をつかれてしまうわけですよ。
倒さなくてはならない相手は、自分が得られないものを持っていて、尚かつ、自分が欲しいものを与えてくれるのです。
医務室でのラブの台詞「応援してくれたり、心配してくれる人がいる」は、イースさんにとってラブなのだ。
それが如実に表れるのが、戦闘でピーチがイースさんに抱きついてからだ。
ピーチの「あなたの心が泣き叫んでいるんじゃないの?」や「本当は命が尽きていいなんて思っていないんだよね?」は、
「私はどんな痛みにも耐えられる。泣いたりなどしない!」と言ったイースさんが見せた一筋の涙が、それを図星だと物語っている。
イースさんは初めて自分を理解してくれる人間を見つけたが、それは倒すべき敵であり、また、図星を指摘された事を認めたくないのだ。
だから戦闘後に「無事で良かったね」と心配してくれるピーチに「だまれ!」と言い、
自ら世を忍ぶ仮の姿、東せつなになって、せめてもの負け惜しみでラブ達を困惑させ、
そして今まで自分を培ってきたであろう「ラビリンスのイース」を守ろうとしたのだ。
ナキサケーベカードを失ったイースさんとしては、もはや退路をも失っているのだが、
現時点でイースさんは最後まで「ラビリンスのイース」である事を望んだ。という事なんだろう。
メビウス閣下はイースさんがダメでも代わりはいくらでもいる、などと言っており、
捨てられる事は決定なのですが、次回、ピーチとの最終決着とキュアパッションをどう持っていくか楽しみです。
あ、そーいえば、もしや次回以降「イースさん」になることはないというのか!
うぉっ!なんかそれはすごく残念なような気がするのだがっ!!
どーでもいーけど、サブタイ直後のFUKOゲージの前でうなだれて弱っているイースさんは異様に可愛かったよね。
そんなシーンはもう見られないというのか。残念だなぁ。

その他と言えば、今回はプリキュア伝統の手つなぎが目立ちましたな。
ミユキさんがラブに、ラブがせつなに、そしてピーチがイースさんに手をつなぐカットがあり、大事な思いを伝えようとする様がよく分かります。
このフレッシュプリキュア!は、あんまりお肌のふれあい(笑)がないので、
めずらしいなーなどと思っていたら、脚本が成田良美さんであった。なんか納得だ(笑)。

今週のまたみてねは「イースさんVSピーチ アーンドタルト」でした。
次回ついにキュアパッション登場。どうイースさんをプリキュアにするのか楽しみだ。


第23話 イースの最期! キュアパッション誕生!!

なんか少年マンガみたいな展開だったな。
友情シェイクハンドするのかと思ったよ。

そんな今回のお話は…
せつなの正体を知って、ショックを受けたラブ。せつながラビリンスのイースだなんて…。
ラブは自分の部屋に閉じこもったきり、だれとも会おうとしないの。そんなラブのところへ美希と祈里が訪ねてきたわ。
でもラブは、ベッドから起き上がろうとしない。
美希はわざと「せつななんて子はいなかったのよ!」とキツイことばをあびせたの。
素直に美希のことばを聞けないラブ。思わず、部屋から飛び出してしまったわ。
「私に出来ることはなんだろう?」。せつなのことを考えながら町を歩くラブ。
せつなを探して、占い館がある森へ向かった先で…。
以上ABC公式のあらすじ。

「心を鬼にして」とか「罪を憎んで人を憎まず」とか、そんなん慣用句ちょいちょい出てきますよねぇ。メインターゲットに教えてるのかしら。
ま、それはともかく、今回は我らがイースさんが4人目のプリキュア「キュアパッション」になる話。
なんだけど、その前にラビリンスと決別しなくてはならないので、そこをどうするかという事と、
どのようにしてプリキュアにするのか興味深く見守っていたのわけですよ。
そしたらエラい少年誌的熱血展開でちょっとビックリしてしまいました。
男なら分かるんですが、メインターゲットな女児には今ひとつピンとこなかったんじゃなかろうか、と、ちと心配ではあるものの、
男の子の私としてはなかなか結構、そんなベタな展開を楽しく見させてもらった。
せつながイースさんの世を忍ぶ仮の姿とわかり、ショックで落ち込むラブに、ワザとキツく当たる美希とか、
ピーチとイースさんのタイマン勝負に駆けつけた美希とブッキーに「ふたりは手を出さないで!」とかいうピーチとか。
極めつけはタイマン勝負で、互いの気持ちを吐露しながら殴り合い、果ては同時に倒れ込んで、
「変ね。あれだけ激しく戦ったのに、心が清々しい……」ですよ。
これはもう少年マンガ的に言う所の「お前、なかなかやるな。」「お前こそ」ってヤツじゃないですか。
冒頭にも書いたが、あの後友情シェイクハンドするのかと思ったよ。
そして「明日のジョー」の力石よろしく、握手しようとする所で寿命が尽きて、そのまま絶命するんじゃないかと予想していたら、
四葉のクローバーを見つけ、それを手に取ろうとした所で……という「あ、やっぱり」と思いつつ、
そんなベタな展開はそれはそれで安心してみていられるからおもしろいな。
ただ、イースさんがお亡くなりになられる所は、もっとショッキングでも良いような気がしましたな。
なんかあっさり味であったので、その後の「ねぇ、起きてよ。起きてよせつな!」があまり感動的ではなかったな。
まあ、あまり死を強烈にイメージさせるとクレームが来るからなんでしょうが(全くバカバカしい話だ)、
そういったショッキングな出来事があるからこそ、後にキュアパッションとして生まれ変わる(?)事に、
大きな感動があるのだと思うのだが、やりたくでも出来なかったのかなぁ。その辺がちょっと残念でありました。

さて、どうやってプリキュアになるのかと思っていたら、ラビリンスによって寿命データを改竄され死ぬ事により、
ラビリンスという括りから解き放たれ、アカルンが接触できるようになり「新しく生まれ変わった」と言う事になりました。
変身バンクもなく、キュアパッションになりはしたけど、「あなたたちの仲間になるには、私は手を汚し過ぎた……」とか言って去って行く所で引っぱるし。
仲間になるとか、バンクとかは次週へお預けです。
しかし、この辺も少年マンガらしくて、大概、最初敵だったヤツが戦闘を経て仲間になるというイベントでは、
そんなんはありがちで、その後、どうしたって仲間になるって知ってはいるものの、どういう経過でそうなるのかは楽しみだ。

今週のイースさん
来週からは「今週のせつなさん」にコーナー名が替わります。
それはともかく、今回のイースさんは、何度も言ったが見事に少年マンガ的な「昨日の敵は今日の友」な役所で、
ピーチとのタイマン勝負で胸の内を語ったり、その後に仲間になりそうな所で邪魔が入ったり、
都合良く仲間の印を手に入れたりと、実にそれっぽい所がステキ。
それとタイマン勝負の後の「羨ましかった。羨ましかったんだ……。」の台詞も良い。
タイマン勝負は胸中を語るのがイースさんだけで、ピーチは語らないのよね。
イースさんが寿命が後わずかと知って、気持ちをラブにぶつけてくる様子がよかった。
ちょっときになったのは、お亡くなりになる際に倒れる時に、ピーチは受け止めてやれよと思わんでもなかったな(笑)。
さて、世を忍ぶ仮の姿でなく、これから「東せつな」として生きていくわけですが、どうも次回予告を見るに、ラブとひとつ屋根の下になる模様。
こ、これは美希やブッキーの嫉妬がものすごい事になりそうな気がするんですが……。
ラブのいない所でいじめられたりしそうだな。ってゆーか、絶対そう(笑)。きっとなにげに足踏まれたり、つねられたりするんだぜ。
そして「あ〜ら、こめんなさい。つい」とか言われて「い、いいのよ。気にしないで」とかいって耐えるんだぜ。
ラブの友達なんだからとか思いながら。やっぱイースさんは見事ないじられキャラだな(笑)。
そしてなにげにそんないじめに加担するブッキーは黒い(笑)。ってゆーか美希はいつもキツい事言ったりする役回りで不憫です。
そんなんだからおもちゃ売り場で青いのが売れのk(ry

今週のまたみてねは「イースさんとキュアパッション」でした。


第24話 せつなの苦悩 私は仲間になれない!

パッションの変身バンクが一番カッコいいじゃないですか。

そんな今回のお話は…
4人目のプリキュア“キュアパッション”はせつなだった!だけど、せつなは悩んでしまう。
今までラビリンスの一員としてさんざん人々を苦しめてきたのに、いまさらピーチたちの仲間としてプリキュアにはなれない。
帰る場所もなくなってしまった…。行くあてもなく歩いていると、せつなを探していたラブとバッタリ。
今日は、ラブ一家がレストランで外食する日。ラブに誘われて、せつなもお店の中へ入ったわ。
ラブ一家に囲まれて、楽しく過ごすせつな。
そんなとき、街ではイースを連れ戻そうとナケワメーケが大暴れしだす。
逃げ惑う街の人々をみて、せつなが遂にリンクルンを手にとった!!
以上公式のあらすじ。

お話は、あらすじにある通りに、今まで人々を不幸にしてきた自分が、今更プリキュアになるなんてと悩み、
ラブ達と食事をする事で幸せを実感し、街の人々をFUKOにするナケワメーケを見て、ラビリンスと決別する。という話。
このお話のおもしろい所はせつなさんの心情がメインである事。と、いうわけでいきなりですが……。

今週のせつなさん
何が良いって、せつなさんの心情がよく分かるという所だ。
あらすじにある通り、今までさんざ人々をFUKOにしてきた自分が、今更プリキュアになんてなれないとラブ達と距離を置くも、
導かれるようにラブ達とばったり出会ってしまい、せつなさんがラブ達を求めていた事は、
ラビリンス時代の回想で、光の向こうにラブ達を見た事でよく分かる。
そしてラブの家族との食事で、誰かと一緒に食べる事の楽しさや、味のある食事のおいしさ、団欒を知り、改めて自分の行ってきたことを悔やむ。
それがあって、西の人がイースさんを取り戻そうとナケワメーケを暴れさせ、人々をFUKOにする様を見て、
それがいかに愚かであるかを知る。この流れが見事だ。単純に仲間になったぜ!イエー!出ないのが良いな。
この枠はともすれば、そんな事をしてしまいそうなのでちょっと戦々恐々としていたのだが、とりあえずは良かった。
戦闘後に「自分は幸せになってはいけない気がするんです」と言うせつなさんに、ラブママが「ひとつひとつ、やり直していけばいいのよ」と諭すのがまた良い。
というか、今回の一番言いたかった事はそれだろう。過去の行いをなかった事には出来ないが、悔い改めてまたやり直す事は出来る。
な、なんという前向き発言。すばらしいなラブママ。
そしてその言葉に、イースさんの頃に「私は泣いたりなどしない!」などと言っていたせつなさんがボロボロと涙を流す様に、
優しさや愛情に飢えていたせつなさんが、どれほど嬉しかったかを思うとぐっとくるものがある。
今回はそこへ至るまでの、せつなさんの心の揺れが見て取れてとてもおもしろかったし、上手く話を作ってあるなと感心しました。
でもさ、どーでもいーんだけど、トリニティライブ襲撃事件以外は、あんまり大人数をFUKOにしてないよね。
街をジュースの海にしてやる!とか可愛らしいことしてたイメージしかないよなぁ(笑)。
だからそんなに悩む事ないのにとか、ちょっと思ったり。

ちょっと気になった、というかおもしろかった所として、
ラブの家族とせつなさんが食事をするシーンは、顔のアップがすごく多いんですよね。
ラブ達の笑顔を印象的に見せていると思うのだけど、それを見てせつなさんが自分が壊してきたものの大切さを知るシーンとして、
おもしろい演出したなーと思いましたよ。
それと戦闘なんですが、ナケワメーケが街を絨毯爆撃していましたな(笑)。
前々回の一件で、今までのシリーズのように全頭語に勝手に元通りにならない事が確定なので、
今回は街にエラい被害が出たんじゃないでしょうかねぇ。やったね!西の人!
ってことを考えると、きっとクローバーストリートタウン(だったっけ?)にはラビリンス保険とかあるに違いない(笑)。
「プリキュアが壊したものに関しては対象外です。」みたいな事がちっこい文字で書いてあるのだろうなぁ。
プリキュアが激突とかして壊れた物は、また別口で「プリキュア保険」に入らないといけないわけですよ。難儀だなぁ(笑)。

個人的になところでは、ラブがすごくせつなに気を使っているのがおもしろい。
いや、気を使っているとか、そういうところだけでなく、この桃園ラブというキャラクターは弱点がないのだ。
西に困っている人がいたら助け、東に悩んでいるせつなさんがいればなんとかしてあげて、
天真爛漫で人望に厚く、勉強ができないという事も今の所ないし、運動音痴というわけでもない。
そう、この人には隙が見当たらない。強いて言うならば、おっちょこちょいぐらいなものだ。
それ故なのか、自分は彼女に全く感情移入が出来ない。隙がないから入り込む余地がないのだ。
それだからなのか、そうにも主役として今ひとつ浮き上がって見えないんだよなー。
どっちかって言うと、せつなの方がよっぽど主役らしい隙があるように見える。趣味を差し引きしたとしても。
その辺はちょっともったいないような気がしますな。もっとこれという個性がラブ、ブッキー、蒼い人に欲しい所だ。

今週のまたみてねは「せつなさんの影にイースさん」でした。
よく考えると、もうイースさんになることはないのね。これもちょっともったいないような気がしますな。
イースさんはイースさんであのデザインはステキなので、せっかくなのだから二段変身とかすれば良いのに。


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