フレッシュプリキュア! 38〜50話

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第38話 クローバーボックスをさがせ!!

蒼い人は相変わらずの扱いだな。

そんな今回のお話は…
シフォンに異変が起こるたび、クローバーボックスの子守唄を聴かせているタルトは、寝不足気味。
話を聞いた美希は、子守唄を鳴らす役目をしばらく替わることに。
そこへ小さな女の子が近寄ってきたわ。少しのつもりでボックスをさわらせた美希。
ところが女の子が、車が走る道路へ飛び出してしまったの。
とっさに女の子を抱きかかえた瞬間、ボックスはどこかへ飛んでいってなくなってしまう。
責任を感じた美希はボックスをさがして駆け回る。その頃、シフォンに異変が!
このままだと、またシフォンが消えてしまう。必死にクローバーボックスをさがす美希。
そんな時、クローバーボックスを持った女の子から、ボックスを取り上げようとするサウラーを見つけた美希は…。
以上ABC公式のあらすじ。

お話の内容としては、クローバーボックスがどっか行っちゃったので探すぜ!というだけなんですけど、
そのとき管理していた蒼い人が責任を感じてしまって……という話。
まぁ、必ず見つかる事は分かっているわけで、その事件を通して何を見せるかがポイントになるわけですが、
蒼い人が絶対に希望を捨てないであきらめないというのは良いんだけれど、
せっかくの蒼い人メインのお話でこれはちょっと弱い気がするなぁ。
そもそも、4人のうち誰がそうなろうとも、あきらめない事は変わりないので、「責任感じて必死に探す」は別に蒼い人でなくても出来る話な訳ですよ。
どうせなら、蒼い人のらしさやチャームポイントが際立つお話を作ってやれば良いのになぁと、思わずにはおれん。
まぁ、蒼い人のチャームポイントと言われても、私はパッと思いつきませんが(笑)。
チャームポイントはともかく、お話の流れとしては、まぁ悪くはなく、
色々と必死な蒼い人はそれなりに好感度を上げた事であろうから、それなりにそれなりのお話だったのかもしれん。
にしても、プリキュア本編のお話は、どう間違ってもプリキュアが勝つ事は分かりきっているので、今ひとつ面白味に欠けるなぁ。
もちっと何か変化のあるイベントが欲しい所。

その他ちょっと気になった所としましては、皆がクローバーボックスを探している間、
インフィニティになってしまったシフォンをなんとかしようとするラブが、クローバーボックスの子守唄を歌って、
何とか引き止めるというのがあるんだけど、歌った子守唄が何かしら効果があったように見えなかったのがちょっと残念だ。
お話のオチもそこへ落ち着くのであらば、ほんのちょっとだけでも何かあるように見せた方が良かったんじゃないですかね。

今週のせつなさん
蒼い人メインなので特に何もなく。
強いて挙げるとするならば、なんか異様に的確に蒼い人の事を評していたくらいだ。
最近はこっちの世界にかなり慣れたご様子で、最初の頃の知らないが故の天然が発揮されないのが寂しい。

今週のまたみてねは「なんかよく分からん物を喰らおうとする野郎にビビるラブ」でした。
次週はラブの学校が修学旅行だそうで楽しめそうですが、野郎がなぁ……いなければ良いのに。
沖縄の海でイチャつくラブとせつなさんを見たいのに。


第39話 ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!

小ネタが効いていて久々に面白かった。
つか、せつなさんヤキモチ?

そんな今回のお話は…
ラブとせつな、大輔たちは修学旅行で沖縄へ。
大輔はラブといい思い出を作ろうと張り切ってるの。ところが、ラブのちょっとした言葉にカチンと来る。
文句を言えばケンカになるから、作り笑顔でガマンする大輔。
その頃、ラブたちについてきたシフォンが消えてしまったわ。
夕暮れの森へシフォンを探しに行くラブ。するとソレワターセになったシーサーが襲ってきた。
プリキュアに変身して構えていると、ラブを心配した大輔の姿が!
とっさに大輔を守ろうとしたピーチは、海へ落ちてしまう。
なんとか浜辺に泳ぎついた2人。そこで大輔が、自分の悩みを打ち明け始める…。
以上ABC公式のあらすじ。

基本的にコメディ回の今回は、冒頭に書いたように小ネタが効いていてとても面白かった。
お話としては、修学旅行でラブいい思い出を作ろうと、ケンカしないように我慢している大輔は……という話の中に、
こっそり付いてきたタルトとシフォンを使って、プリキュアの話を入れ込んでくる辺りは上手い。
毎回なければならない戦闘も、こっちの世界に随分なじんでいる西の人を沖縄に旅行に行かせ、無理なく収めているのもいい。
まぁ、ぶっちゃけ、綺麗に百合色に染まった脳を持つ身としましては、
沖縄の海でラブとせつなさんがキャッキャウフフしている所を延々と見ていたかったので、野郎なんざどーでもいーのですが、
それに伴ってのラブが愛らしく、またそんなラブを見てのせつなさんを想像すると楽しい。その辺は今週のせつなさんで。

さて、今回のメインはむしろ小ネタの数々と言っていいが、たくさんあって拾いきれん。
全部突っ込んでいくと膨大な文章量になってしまうので、特に気になった所としましては、
学校が違うため沖縄にいない蒼い人とブッキーの使い方が上手いと思った。
さすがに今回はふたりはお休みかなと思っていたのだが、カオルちゃんドーナツ店で沖縄の名産を挙げ「いいなぁ」と声を上げる蒼い人や、
ブッキーの挙げる沖縄動物には反応しない蒼い人とカオルちゃんの様だったりは見ていて楽しい。
つか、ブッキーはオチとして使われるというのに、蒼い人はそーゆー隙がなくていかんなぁ。
そう考えると、せつなさんを抜いた仲良し三人組は、ボケふたりにツッコミひとりという所を考えるとお笑いトリオ「ネプチューン」みたいだ。
ネプチューンは名倉の見事なツッコミがないと成立しないのと同様に、なんだかんだここで言ってますが、
蒼い人はいなけりゃいないでなんかおかしな感じだし、フツーな蒼い人がいるからこそラブやブッキーが活きるのだ。
今回などは、ブッキーよりも蒼い人の方が台詞は多かったが、どちらかと言えばブッキーの方が印象に残ってはいるのは、
蒼い人がちゃんと役割を果たしているからなのだろう。
このサイトはそれとなく蒼い人を応援したりしなかったりしています(笑)。
それと、やはりコメディ回としては西の人は外せないな(笑)。南や北の人ではああはいくまい。いいキャラである。

今週のせつなさん
せっかくの沖縄婚前旅行だというのにキャッキャウフフがなく寂しくはあるのだが、
上記したように、野郎となんかあるラブに怪訝そうなせつなさんはヤキモチを焼いているように見えるよなぁ。
特にはラストのオチでは仲良くケンカしているラブと野郎にどう見てもムッとしているし。
ラブは蒼い人とブッキーに気を持たせながら、せつなさんと同棲し、しかも野郎に惚れられている……罪な女だよ、桃園ラブ。
なーんて思っていたら、今回の脚本は成田良美さんであった。さすがです。

今週のまたみてねは「ソレワターセマークに戦慄するせつなさん」でした。
次回はラブのママンが悪くなっちゃう話っぽい。
随分前のお母さんがいなくなっちゃうお話に次いで、メインターゲットの皆さんが怖がりそうですねー。楽しみ。


第40話 せつなとラブ お母さんが危ない!

地味だけど面白かった。
それだけにちょっともったいない。

そんな今回のお話は…
ラブとせつなは、お母さんのあゆみと夕食のお買い物。その帰りに入ったカフェのトイレで、あゆみがノーザに襲われたの!
ノーザは鏡に写るあゆみにソレワターセの実を投げつけたわ。
鏡のあゆみは、本物のあゆみを鏡の中へ引きずり込んで、自分は鏡から出てあゆみになりすました。
でも、ラブはそのことに気付かない。ニセあゆみと一緒に夕ご飯を食べるラブとせつな、
その夜、ニセあゆみがシフォンを奪うためにラブの部屋に忍び寄る。
シフォンが危ない!でも、異変に気づいていたせつなは…。
以上ABC公式のあらすじ。

お話はあらすじ通り、ラブママと入れ替わったソレワターセにひとり気付いたせつなさんは……という話で、
本当の家族でないせつなさんが、自分を本当の娘のような扱ってくれるラブママを、
これまでの「おばさま」ではなく「お母さん」と呼ぶに至るイベントとして、地味であったがなかなか面白かった。
イースさん時代に得る事が出来なかったであろう家族の暖かさと大切さを守ろうとする、
今のせつなさんを描いていて実に興味深い。ので、さっさといつものコーナへ。

今週のせつなさん
なんだかんだで居候の身であるせつなさんは、素晴らしき家庭、桃園さんちのおかげで今を普通に過ごせているわけで。
まぁそれは、桃園さんちの皆さんが、悪く言えば人がいいとも言うが、大いなる愛のある家族だからなのもさることながら、
24話でもある通りラブママである所が大きく、せつなさんにとっては、それは大事な人であろう。
そんなせつなさんがいち早くラブママの異変に気付き、本当のラブママ探しに奔走する姿がいかにそうであるかを物語る。
それ故に、その辺の本当のラブママ探しはもっと尺とって、必死に探す様子を見たかったな。
ラブママがソレワターセと気付いて突き飛ばし、「本当のお母さんじゃない!」と言った所をラブに目撃された所もそうで、
ラブママが入れ替わった事でのラブとの誤解というのは、現在のせつなさんの置かれている状況としては、
全てをぶち壊しかねないことなので、ここももっとショッキングにして、ラブママが入れ替わったという一点で、
全てが瓦解してしまうような展開があっても良いような気がしますな。
せつなさんは本当の家族ではない、が、本当の家族と変わりないとしてくれる桃園さんちにとせつなさん、
それにつけ込んでくるノーザさんの奸計、というお話はとてもおもしろかっただけに、
もうちょっと突っ込んで欲しかった所がもったいないと思ったよ。
このお話は2話使ってしっかり描いてもいいようなお話なんじゃないかなぁ。

それと、もうひとつもったいないような気がするのは、ここまで家族愛云々なお話があるのであらば、
やっぱりせつなさんのご両親のお話がないのがどうしても気になってしまう。
今回のオチが愛すべきお母さんと改めて家族として迎えられたせつなさんという所なので、
せつなさんがご両親に対して、現在どう思っているのか、またご両親が今どうしているのかが気にかかってしまうし、
やはりそれは語られるべき内容であろうと思う。まぁ、これ以降そんなお話があるのかもしれませんが。

というわけで、お話が興味深かった分、粗が目立ってしまったような格好になってしまったかな。
もしくはダイジェストっぽいと言ってもいいかもしれん。もったいないなぁ。いい話なのに。

あとこれはどーでもいーっちゃどーでもいーんだけど、悪役は人質使うのが下手ね(笑)。
鏡の中に隠しておくくらいなら、連れ去って人質として使えばいいのにと思うのだがどうか。
それに、これはS☆Sのときからそうなんだけど、拠点が知れてるんだからそこを大軍で攻めればいーのに。
プリキュア5の時なんか、フツーにわざわざナッツハウスまで来ていたりしていたからなぁ。
まぁ、悪役の皆さんにも悪役なりの美学があるのかもしれませんな(笑)。これはやっちゃダメだろ的な。

今週のまたみてねは「ブッキーと金持ちのボンボン」でした。
次週は野郎がブッキーを船上デートに誘うとか。無駄な努力しおってからに。


第41話 祈里と健人の船上パーティ!

ダメだろ……。

そんな今回のお話は…
健人から船上パーティーへ招待された祈里。
豪華客船“プリンセス号”には、芸能人やスポーツ選手、有名人もたくさん招待されてるんだって!
健人からきれいなパーティードレスが届いて、祈里はまるでお姫様扱い。
「楽しんでおいで」というラブたちだけど、華やかな場が苦手な祈里は乗り気になれない。
パーティー当日。会場を抜けて甲板へ出た祈里は、動物たちのミニサーカスを見つけて、少し笑顔が戻ったわ。
そんな時、船に異変が!床や壁がゆがんでソレワターセ化してしまった。港近くで見ていたラブたちは、プリキュアに変身。
パッションは、アカルンの力で招待客全員を脱出させることにしたの。
それなのに祈里は、サーカスの動物たちを助けるため、船に残ったわ。
そんな祈里を追う健人。2人は取り残されて…。
以上公式のあらすじ。

なんだろうね今回は。全てにおいてどうかと思う。
見事なモッサリ感がぐんにょりとした気分にさせてくれます。
なんかもう色々と突っ込みどころがあり過ぎて、どこから突っ込んでいいのやらという感じですが、
まず、いくら財閥のボンボンとは言え、著名人がたくさん集まる豪華客船の責任者が中坊はねぇだろ。
まぁ百歩譲ってそれが良いとしても、野郎の父親くらい出てきても良さそうなもんだ。
それに責任者紹介の所でも、ブッキーと一緒に出てくる必要性は全くなく、
あれはブッキーに気のある野郎が、誰かに獲られないように、彼女の周りを固めてしまおうとする策略にしか見えないよなぁ。
あんな風に各界著名人の前で紹介(?)されたら変に誤解されるわけで、そらブッキーも困るというものだ。
つーか、あんな事突然されたらむしろ嫌われてしまうような気がしますけどねぇ。
西の人も脈絡なく船内に潜伏していて、なんで船を狙ったのかという理由もないし、
いつもとんでもない距離をジャンプしているプリキュアは何故か船内に入ろうとしないし、
プリキュアをぶっ飛ばして地面がえぐれるようなパワーを発揮するソレワターセは、小熊ごときに動きを止められるし、
なにより、なによりだ。見ていてまさかと思ったんだけど、ほんとにまさかパインだけでソレワターセ倒しちゃうしなー。
ソレワターセが固有技で倒せないからプリキュアフォーメーショングランドフィナーレがあるんじゃないんですか?
とまぁ、そんな感じでいい所が何一つないってのも珍しいわ。
せめて戦闘でよく動いていてくれたらまだ良かったのに。

今週のせつなさん
ブッキーと野郎メインなのでなんもない。
が、次回はせつなさんがひとりでラビリンスに行ってしまうようで楽しみだ。
一体どういった経緯でそうなってしまうというのか。
そんなわけで次回に期待だ。

今週のまたみてねは「ピーチ、パイン、蒼い人、ノーザさん」でした。
もう残りも後二ヶ月分。あとはインフィニティとせつなさん関連をまとめて終わりかなー。


第42話 ラビリンスからの招待状!

ああーもうちょっと深く突っ込んで欲しかった。

そんな今回のお話は…
ある日、せつなにラビリンスから手紙が届いたわ。
手紙には明日の朝、ノーザが待つ占いの館へ、イースとして戻るようにと書いてある。
ラビリンスに戻るなんて、今さらありえない。そう思っていたせつな。
だけどラビリンスに戻って不幸のゲージを壊せば、シフォンは苦しまなくてすむ・・・。
悩むせつな。その夜、せつなはラブたち家族の前で、いつもよりもはしゃいで見せるの。
そんな様子を、タルトは不審に思っていたわ。次の朝、せつなが部屋にいないことに気づいたラブは驚く。
せつなは、本当にラビリンスへ行ってしまったの?
以上公式のあらすじ。

お話は、元凶のFUKOのゲージを壊せばいい感じじゃね?になるのだけど、
ゲージ壊すとあふれた嘆き悲しみに取り込まれてヤヴァイので、それを知っているせつなさんは、
ノーザの策略に乗るフリをして潜入し、自己犠牲してことを収めてやるぜ!って話。
なんだけど、これを1話分に収めちゃうのはちょっともったいないような気がするなー。
久々に出てきた「元ラビリンスのイース」という負い目は、せつなさんを形作る上で重要な部分であるし、
ラブ達を危険な目に遭わせたくないという彼女の想いから自己犠牲に走るのも、
前述した負い目からくるものでもあるのだから、その辺のせつなさんの心情は細かく描いても良さそうなものだけどな。
そーゆーのがあってこその、桃園さんちのちょいハイテンションなせつなさんが活きてくると思うがどうか。
まぁ、そこも強いて言うならば、明らかにいつもと違うせつなさんへのツッコミは、
ラブママやラブからもっとあっても良さそうだし、嫁のラブはもっと感づいても良さそうなもんだ。

と、最初に文句ばっかり言ってしまったが、お話の流れとしては悪くなく、むしろ良い。
上記したように、せつなさんの自己犠牲やひとりで解決しようとするのは、イースさんという負い目から来ているので無理ないし、
最終的に自分はひとりでなく、プリキュアは4人であるという所も、プリキュアシリーズ全体に通してある、
「ひとりで出来なくとも、信じる仲間とならきっと出来る」にかかってくるのは、この枠のアニメとしても良いだろう。
それだけに、その部分部分をもうちょっと突っ込んで描いてくれれば、きっともっと感応的になったろうと思うと、もったいないような気がします。
ちょっと見ていて大味だなと思ってしまいました。まぁ、全体的な尺の関係もあろうから、難しい所ではあるんですが。

今週のせつなさん
そんなわけで、お話の流れとしては、実にせつなさんらしい行動であったり、
負い目から一度折れかけた心を取り戻す辺りも、まぁ、随分都合のいい友情パワーではあるものの、
それまでの彼女らという所を活かしていて、これまで熱心に見てきたものとしては思う所もあって良い。
もともとせつなさんは、元ラビリンスのイースさんであったことに責任を感じている部分があって、
今プリキュアとして存在を許されてはいるが、ともすれば、自己犠牲によってその罪が償えるのならばと思うことは容易に想像できるし、
自分が盾になってラブ達の命を守れるのであらば、せつなさんはきっと躊躇なくそうするだろう。
けれど、ラブ達がそれを良しとするはずもなく、それによってせつなさんを失うことに意味はなく、
イースでなく、せつなさんとして生き、4人で苦楽を共にすることこそに意味があるのだ。
ということを、せつなさんがラブ達の呼びかけによって見いだした。と言ったことを、パッと見て分かるようにしてもらいたかったな。
もう何度も言ったが、お話の流れとしては良かったので、ちょいと残念な感じである。

今週のまたみてねは「プリキュア達とタルト」でした。
次週から本格的にラビリンスとの対決っぽいですなー。しかしラビリンス総統メビウス閣下は全然話に絡んでこないね。


第43話 世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!

うーむ、どうも大味だなぁ。

そんな今回のお話は…
プリキュアたちの目の前で、占いの館の扉が開いた。これは、きっとラビリンスの罠。
それでも4人は、館の中へ入ったわ。待ち構えていたノーザは、香水びんから黒い霧を噴射させたの。
霧に包まれたプリキュアたちは、4人別々の異空間へ飛ばされてしまう。
そこはノーザが作り出した心の裏を映す世界。ピーチたちは悲しみに満ちた世界に閉じ込められてしまうの。
プリキュアの大ピンチに、シフォンとタルトがラビリンスと対決するために立ち上がった!
シフォンの活躍でノーザの異空間から脱出したプリキュアたち。
でも、ノーザがついに不幸のゲージをソレワターセに変身させたわ。
屋根を破って巨大化した不幸のゲージ。プリキュアとラビリンスの世界をかけた決戦がはじまった・・!
以上ABC公式のあらすじ。

お話はFUKOのゲージを破壊しようとするプリキュアに乗じて、ノーザが二重三重の罠を張る、という話。
まぁ、簡単に言うと、ピンチの連続をシフォンの力で都合良く乗り越えていくんだけど、どうにも大味なような気がしますなぁ。
個人的にはもうちょっとやる事を絞って彼女らの絆をガッツリ見たい所で、
幻覚を見せられ、同士討ちに遭い、FUKOを世界中にバラまかれそうになるというピンチピンチの連続は、
お話の流れとしてはノーザさんの奸計という部分で面白くはあったのだけど、
都合が良いというか、あっさりとくぐり抜けていってしまったような印象なので、どうにもピンチ演出が弱いなぁと感じてしまったよ。
ま、それというのも、どうやらシフォンという存在に何らかの意味を持たせたかったみたいで、
最初の幻覚以外はシフォンがなんか力を発揮して解決するからかもしれん。
せっかく前回に四人で力を合わせれば云々となったのに、今回それが感じられなかったのは残念だ。

今回ちょっと気になった所としましては、シフォンが妙に目立っておりましたな。
まぁ、重要アイテム(?)なんで、ここいらで何かしらの力を見せておかなければ……と思ったのかもしれませんが。
それでちょっと思ったのですが、FUKOが世界中にバラまかれる段になって、
シフォンが突然キュアスティックの力を自分に浴びせてくれとか言い出すじゃないですか。赤子っていう設定のくせに(笑)。
もうアイテムなんだか無限メモリーなんだか、赤子なんだかよう分かりませんな。
ここまでシフォンの事はイコールインフィニティってことしか分かっていないんですけど、
最終的になんなのかという事ははっきりするんですかねぇ。まさか投げっ放しジャーマンされる事はないだろうな?
それと今回の最後で、ノーザさんがシフォンの側で光る何かを持っていったんですけど……、
それを持っていけるなら、シフォンを持っていけば良かったんじゃないでしょうかね?(笑)
そーゆーこともあって、どうも大味だなぁと思わずにはおれませんでした。

今週のせつなさん
特に何もねぇ。
が、前回のFUKOのゲージをひとりで破壊し犠牲になるという話は、
よくよく考えたら、壊したらアカルンの瞬間移動で逃げればいいのではなかろうか?
まぁ、上記した今回のノーザさんの事を含めても、やっぱその辺は突っ込んではいけないんだろうな(笑)。

今週のまたみてねは「ピーチとノーザさんとインフィニティ」でした。
次回はシフォンが奪われるそうです。だから今回一緒に持っていけば二度手間にならずに済んだというのに(笑)。


第44話 怪しき草笛!奪われたシフォン!!

大味でなんか盛り上がりに欠けるなぁ。

そんな今回のお話は…
ダンス大会の再開が決定した!今度はせつなもいっしょに4人で出場することに決めたラブたち。
翌日、公園へレッスンに行くと大輔、裕喜、健人の姿が。ナント、大輔たちも大会に出場するんだって!!
3人の本音は、ラブたちにダンスでカッコイイところを見せることなんだ。
ダンス大会当日。予選通過の発表を待つ出場者たち。
そんな時、ナケワメーケになったアンプが怪音波を発しながら現れた。
観客たちは怪音に大パニック。ラブたちはプリキュアに変身して、ナケワメーケに立ち向かうわ。
でもそれは、ノーザの立てた作戦の一部だったの・・・。
騒ぎの中、シフォンの額が黒く光りだした。タルトがクローバーボックスの子守唄を聴かせても元に戻らない。
そこへソレワターセが現れて、シフォンへ襲い掛かった。シフォンが危ない!!
以上公式のあらすじ。

お話はサブタイ通り、シフォンが奪われるという内容なんだけど、これがまた大味でどうにも乗り切れねぇ。
今となっては割とどうでもいいダンスのことは、まぁさることながら、野郎とかホントいらん。
野郎云々の話を出すならば、以前イースさんがぶっ潰したダンス大会という所で展開すればいいのになぁ。
プリキュア本編のお話としても、前回ノーザさんがシフォンから奪った謎の光で、謎の黒い葉っぱを作り、
その謎の葉っぱで草笛を吹くと謎の力でシフォンが強制的にインフィニティになってしまう。
といった感じで謎だらけなのはどうか。
あの光は何で、どうして黒い葉っぱができて、どういう理屈で強制的にインフィニティになるのか、
という理由がさっぱり提示されていなくて、そういうことになってしまっているで話が進んでいるのが残念だ。
野郎がダンスをがんばっている様子を見せるくらいなら、上記その辺をしっかり説明すればいいのに。
ダンスも結局うやむやになってしまったしで、もうそれなら最初からダンス云々は無くても良いような気がします。
どうせダンスやるならば、小さな大会とかでもいいので、それなりの結果を与えてやって、ここ一番の大舞台の時に潰してやれば、
プリキュア活動との両立も保てるし、ダンスがんばるの話もそれなりに意味も出てくるしで良いような気がしますな。
といった感じで、どうにもこれっていう見せ場が無くて残念です。
なーんかフレッシュプリキュア!は全体的に大味過ぎるような気がするんだよなぁ。
せめて最後はちゃんと締めてくれればいいなと思います。

今週のせつなさん
上記しましたが、イースさん時代にぶっ潰したダンス大会、という所で、心を痛めるせつなさんというシーンがあり、
そこで展開していくのかと思いきや、どーでもいー野郎で日常パート作ってくるとは思わなんだ。
どーせくっつかない野郎なんざ出してどうしようというのか。ってゆーか、ラブの嫁はせつなさんだ!野郎が入り込む余地なんざねぇ!
まぁ野郎はともかく、お話として、イースさん時代の所業に苦しむせつなさんで一本お話が作れそうなのに、これはちょっともったいないような気がしますなぁ。
せつなさんがそういったことを乗り越えていく所を見たかったんだけどなー。

今週のまたみてねは「笑顔のラブでいっしょにいこう!」でした。
後6回あるかないかですが、最後は盛り上がってくれるといいなー。


第45話 4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!

あれだけ露出しといてこれだけ?
でもアズキーナ出てきた。

そんな今回のお話は…
商店街はクリスマスムードで大にぎわい。だけどラビリンスにシフォンを奪われたラブたちは、そんな気分になれない。
1度、スウィーツ王国へ帰ると言うタルト。ラブたちもついて行くことにしたわ。ところが王国の様子がおかしい!
美しかった森がブキミなメタリックの森に、長老は「我が名はティラミス。総統メビウス様がしもべ。」とつぶやいている。
スウィーツ王国はすでにラビリンスに管理されている。
シフォンという無限メモリーを手に入れたメビウスは、すべての世界を管理しようとしているんだわ。
このままでは、人間の世界もラビリンスのものになってしまう。「シフォンを取り返しに行こう!」と立ち上がったラブたち。
出発する前に、お父さんやお母さんに自分がプリキュアであることを明かす決意を固める。
以上公式のあらすじ。

お話は、インフィニティを手に入れたラビリンスが、全パラレルワールドを制圧しようと侵攻を開始し、
プリキュア達はラビリンス総統メビウス閣下の野望を打ち砕きシフォンを取り戻す為に、
ラビリンスへ向おうと決心するが、どうなるか分からないため、両親に自分達がプリキュアであることを明かす。
それを知った両親は、娘達を危険な目にあわせられないとして引き止めるが……。という話。
とまぁ、あらすじ通りなんですけど、どうもなぁ。これでいーのかしらと思わずにおれん。
プリキュア」だということをばらしてしまうのは、まぁいいのだけれど、
あれだけ世間に露出していたプリキュアが、この為だけってのは展開としてかなり弱いのではないだろうか。
世間に知られていたことをこんなあっさり終わらせてしまうのは、あまりにもったいない。どうも今後その辺で展開しそうにないしなぁ。
それと、両親達が送り出すのも、突然折れてしまったように見えるのが何とも。
まぁ、最終的には絶対に送り出さなければいけないのだけれども、今回丸っと一本それで話を作ってあるんなら、
両親の決意と一時の別れはもっとドラマチックでも良いような気がしますな。
妙にあっさりとしていたように見えましたよ。

その他気になった所なんですが、今回初めてラビリンス総統メビウス閣下のお顔を拝見できたのですが(ですよね?)、
メビウス閣下って、全パラレルワールドを管理下においてどうしようってのがさっぱり分からない。
ただ単純に世界征服したぜ!的な目的なんでしょうか?
なんでそういうことをしようとしているのかという理由が語られていなんですよね。
どうしてラビリンスが「管理」された国家なのかもよくわからないし、管理することでどうしていきたいのかという閣下の思想が分からない。
なので、メビウス閣下がどうにも薄っぺらく見えるんだよなぁ。
GOGOの館長と同じで、悪いヤツっていう設定なので、悪いコトしているという風に見えてしまいます。
まぁでも、それは最終決戦で語られることなのかもしれませんが。
最後に、アズキーナが久々の再登場でちょっと嬉しい(笑)。京都弁なのが可愛いんだよねー。

今週のせつなさん
ラビリンスに戻るとイースさんになってしまうかもしれない。
ってのは個人的にちょっと面白そうなので、そうなってもらいたいと思ってしまったよ(笑)。
閣下とのラストバトルの前に、パッションからイースさんになってしまったせつなさんと、対決とか面白そうなんだけど、たぶんやらないんだろうなぁ。
さて、今回としましては、どうせならラブママはせつなさんとも、何かあれば良かったんですけどね。特に何もなかったので残念でした。
というか、せつなさんの本当のご両親のことは全く触れられていませんけど、これでいーんですかね?

今週のまたみてねは「南と西の人で、またみるんだ」でした。
どうやら次回以降はいわゆる「ここは俺に任せて先に行け!」展開になり、
次回はパッションVS西の人、蒼い人VS南の人となりそうです。熱血展開だなぁ。
そーいえば蒼い人で思い出したのですが、弟君は最後まで特に何もなかったなぁ。パパも出てこなかったし。蒼い人の家庭環境はスルーかよ。
一本話作れそうなのにねぇ。
どーでもいーけど、今回は文句ばっかりになってしまいましたなぁ。


第46話 サウラーとウエスター 最期の戦い!!

うあー、惜しい!
ベタだけど、いい話だったのに。

そんな今回のお話は…
ラビリンスの世界へやってきたピーチたちは、メビウスの城へと向かう。
周りにはラビリンスの人々。みんな「全てはメビウス様のために」と言いながら、命令どおりに動いている・・・。
ピーチたちが城へ潜入しようとすると扉が勝手に開き、ソレワターセが突進してきた!
すかさずソレワターセを追い払い、シフォンのいる場所を目指す。
ところが足元に穴が開き、ベリーはパッションと、ピーチはパインといっしょに別々の場所へ落ちてしまう。
ベリーたちが落ちた場所は、壊れた機械が捨てられた空間。
そこへ「戦いにけりをつける」とサウラーとウエスターが現れて猛攻撃をしかけてきた。
お互いの気持ちをぶつけあう戦いは、以外な結末に・・!
以上公式のあらすじ。

今回はみんな美人だなと思っていたら、作監が川村敏江さんでしたな。
まぁ、それはそれとして、今回のお話としましては、サブタイ通りサウラーと西の人がお亡くなりになる話。
サウラーVS蒼い人、西の人VSパッションとなるが、メビウス閣下が彼ら共々プリキュアを消そうとし、
サウラー、西の人は初めて自分達の間違いに気付くが、プリキュアを助け自らを犠牲にするという流れ。
お話の展開としてみたら、まぁそんなこったろうという展開なんですけど、南、西と闘いながら説得していく様子や、
閣下の裏切りによって目の覚めるふたりというのはベタだが熱い。のだけど、冒頭書いたように、これか実に惜しいのである。
何故か。それは南・西の人のふたり及び、ラビリンスの国民の皆さんが、何故メビウス閣下を崇拝しているのか?
という理由がさっぱり語られていないからだ。
メビウス閣下に裏切られ、殺されかけて初めて気付くほど、崇拝しきっていたのだから、
やはり、それなりの理由があるのだろうと思うし、だからこそ、今回プリキュアとの戦いで説得に応じなかったわけで。
パッションなんかは、元ラビリンス国民という事もあるしで、説得に力があったと思うのだけど、
それでさえも、おバカな西の人を懐柔するにたり得なかったのであらば、
それなりに尺を使ってでも、崇拝するに足る理由を提示するべきであったし、
理由をちゃんと見せてくれれば、その崇拝が無駄であった事の悲劇や、プリキュアが語った事がもっと意味を持ったであろうし、
改心してプリキュアを助け、自ら命を散らしたふたりがもっと感動的であったろうと思うと残念でならない。
残念ついでに言うと、ラビリンス国民の皆さんは、まるで洗脳されているようであったのに対し、
ノーザさんやサウラー、西の人達幹部は、かなり個性的であるのは一体どういった理由なんでしょうね?
あと、どーでもいーけど、ラブが助けようとしたおじいさんだけ、段ボールを抱えているのが謎過ぎます(笑)。
とは言え、物語終盤のクライマックスの盛り上がりとしては、なかなか良く出来ていて、上記したようにベタだが熱い展開は嫌いじゃない。
個人的にはパッションさんが良いので以下のコーナーへGOだ。

今週のせつなさん
敵幹部説得の部分で、蒼い人がこの時間のスーパーヒロインらしい綺麗な文句を並べるのに対し、
せつなさんは、元イースさんであった事もあって、言う事に説得力があって良いですな。
なにより「必死さ」を感じる演技が見事でした。この辺は中の人、小松由佳さんに拍手です。
それだけにやはり、サウラー、西の人が頑にメビウス閣下を崇拝する理由があればと思わずにはいられない。
あと、せっかくの敵幹部との決着なので、戦闘がもっと動いてくれればと思うのですが、まぁ、それは色々と事情があろう。
しかし、このふたり。私はこの枠のアニメの事だから、きっと助けてしまうのだろうと思っていたのだけど、
あっさりお亡くなりになってしまいましたなぁ。
見ていて思わず「死んじゃうのかよ!」と言ってしまったよ。

今週のまたみてねは「でっかいノーザさんと、ちっちゃくタルトとアズキーナ」でした。
次回は前回カオルちゃんがくれたドーナツがなんかあるらしく、ラビリンス国民のちびっ子が出てきましたが、
今回出てきたちびっ子は全く関係ないようです。せっかくだし使えよと(笑)。
(ちびっ子は次回以降ちゃんと使われました2010.02.00追記)


第47話 世界が変わる! ドーナツが起こした奇跡!!

ちょっと強引なような気もするが、こういう事はないといかんだろうとも思う。
ああ、あと崇拝する理由みたいなのは一応出てきたね。

そんな今回のお話は…
とうとう全パラレルワールドがメビウスに支配されてしまった。
ショックを受けるピーチとパインは、それでもノーザの攻撃に立ち向かうわ。
その頃、街へ放り出されたタルトとアズキーナは、元気のないラビリンスの世界の女の子にドーナツをすすめていたの。
ひと口食べた女の子はたちまち笑顔に。そして街の巨大テレビに映るプリキュアとノーザが戦う姿に釘づけになるの。
女の子は目を輝かせてプリキュアを見ている。女の子にぶつかった青年も、その青年にぶつかった女の人も足を止めてテレビを見たわ。
ラビリンスの人たちが自分の意思で足を止めてテレビを見るなんて、ありえない光景!
苦戦するピーチたちのために、タルトがオルゴールを奏でたとき、街の人たちが思わぬ行動を取って…。
以上公式のあらすじ。

今回は3つの要素で形作られていて、1つはサブタイ通りタルトとドーナツと管理国家ラビリンス国民、
2つはピーチ&パインVSノーザがする論戦「管理されるとは」、最後は幽閉されていたシフォン、の3つ。
メインはラビリンスタワー(勝手に俺命名)から放り出されたタルトとアズキーナが、
ラビリンス国民と協力して、闘っているプリキュアにオルゴールの音を届けるという所。
最初ラビリンスに付いた時に、見つからないようにみたいな事をしていたので、
ラビリンス国民はみんな反プリキュアで意識統一されているのかと思っていたのですが、全く知らされていなかったんですねぇ。
まあ、それはそれとして、タルトがひとりの少年にドーナツをあげたことから始まり、
全てを決められた通りに行動するラビリンス国民が、プリキュアにオルゴールの音を届ける為に協力する。
随分都合が良くはあるが、管理体制による支配に反対する側としては、こういった展開は必要だろう。
が、これちょっと唐突感があるよな。
「おいしいって何?」と言った少年が、ドーナツ一口喰って「おいしい!」はないだろうよ。
お前「おいしい」が何か知らなかったじゃないか。「奇跡の人」で三重苦のヘレンが、物に名前があると知る事のように、
ラビリンスの少年は「おいしい」の意味を教えられていないのに、喰った瞬間に、美味い物を口にした時に発する言葉だと理解する。
むしろこれこそドーナツの奇跡だよ。まぁ、人間だし、食い物の力は大切よね(笑)。
それと音を大きくする為に協力し出すラビリンス国民ですが、これは前回くらいから前振った方が良かったんじゃないですかね。
プリキュアが闘っている様子をちょっと街頭テレビで見たくらいで、何かが変わるとは思えん。
どうせなら、管理される事を頑に拒否し、その先に苦難があろうとも、自分の進む道は自ら決めると反論する、
プリキュアとノーザの論戦を聞かせ、プリキュア論に感じ入るラビリンス国民のシーンが欲しい。
それから立ち止まってテレビを見て……というラビリンス国民の行動なら違和感ないのだけどなぁ。
とは言え、ドーナツをやるというタルトに、今は食事の時間じゃないと言い、全てを気蹴られた通りに行動する彼らが、
自らの意思で行動する様は熱くて、この枠のアニメとして良いだろう。

次にプリキュアとノーザの論戦ですが、やっとここで「管理国家とは」という事が出てきたな。
ラビリンス総統メビウス閣下に決められた通りにすれば、失敗もなく苦しい思いもしなくて済むし楽だ。
ということで、ああ、なるほどそういう事なのかとは思うんだけども、もうちょっと突っ込んで欲しい所。
何を突っ込んで欲しいかと言うと、サウラーや西の人達が崇拝する理由にはなっていないからだ。
それがどんなに素晴らしくて益があり、管理しているメビウス閣下を尊敬するに至るかがよく分からないんだよな。
まぁ、管理する国家としては、食いっぱぐれはないし、人間関係のような事で悩む事もないみたいなので、
それを支持する人がいてもおかしくはないとは思うんだけど、それはその体制を支持しているのであって、
メビウス閣下を崇拝するには至らないと思うんだよな。
閣下がどのような思想があってその体制を作り、崇拝されるに至るのかがないので、どうにも閣下の影が薄い。
プリキュア達の方はと言うと、実にこの枠のヒロインらしく、自分の決めた道は、
遠回りになっても、苦しくて戻っても、悩んで迷って立ち止まっても良いのだと反論する。
正直、「随分強い意志だなぁ。くじけてしまう弱い人もいるだろうに」と思ったのだが、
遠回りになっても、苦しくて戻っても、悩んで迷って立ち止まっても良いのだから、
そういう人にもちゃんとフォロー入れていて、困難に立ち向かって行く先に、
きっと幸せがあるであろう事をメインターゲットの皆様に教えているのだから素晴らしい。
なんて情操教育に良いんだプリキュア。これを見ているお子様は結構な数のはずなので、日本の将来はきっと明るい。はず(笑)。

さて、最後のシフォン関係ですが、捕われていたあの球体はタルトがぶっちぎったコードの所為で壊れたらしい(笑)。
まぁ、なんか謎の力がペカーと光り、都合良くシフォン復活だ!イエー!!となるよりかはずっと良い。
そーいえば、あの球体がなんなのかの説明ないよね。インフィニティ=シフォンが何者なのかも語られないし。
その辺最後までにちゃんと説明してくれるのかしら?投げっ放しジャーマン喰らいそうな気もしますが……。

今週のせつなさん
せつなさーん。アカルンアカルン。アカルンで移動しろよ!
ダンス合宿で行った事のない合宿所に移動できたんなら、ピーチとパインの所にも行けるだろ。
ぶっちゃけアカルンの瞬間移動って、作っている人達も「ついやっちまったな」とか思っていそうね(笑)。都合良く事を運ぶ事が出来るからなー。
そーいえば、前回のサウラーと西の人も、瞬間移動で助けようと思えば助けられたよなぁ。あーやっちまったね。

今週のまたみてねは「羽を拾う手」でした。
次回は映画であったキュアエンジェルに変身するそうですが、衣装が変わっているのはピーチだけでした。
全員の衣装変えてやれよとは思うが、まぁ、作画が大変だしな。
しかし、ミラクルライト無しでどーやってキュアエンジェルになるつもりかしらねー。その辺も楽しみだ。


第48話 最終決戦!キュアエンジェル誕生!!

超熱い展開!ってゆーか、サウラー!西の人ーっ!

そんな今回のお話は…
太い枝をムチにして、襲い掛かる巨大ノーザに苦戦するピーチたち。
その時、メビウスの塔に淡く輝く光が見えたの。タルトが奏でた癒やしの曲がシフォンに届いたんだ!
同じ頃、タルトたちはプリキュアのもとへ向かっていたわ。
プリキュアの戦う姿に心が動いたラビリンスの世界の人々も作業をやめて歩き出した。
クラインが戻るように命令しても人々の歩みは止まらない。
ようやく巨大ノーザを倒したかに見えたプリキュア。ところが今度は、ドラゴンの姿になったクラインが現れたの。
クラインはノーザのパワーを取り込み、巨大化したわ。ピーチたちは4人の力を1つにして、ドラゴン・クラインを迎え撃つ。
だけど究極の技がまったく効かない!あきらめそうになった時、プリキュアに奇跡が起こる!!
以上公式のあらすじ。

お話は、クラインとノーザさんが合体し、ドラゴン・クライン(って名前なんだねー)になったので、
グランドフィナーレぶっ放したけど効かなくて倒れていた所、ラビリンス国民とサウラー西の人がやってきて、
「プリキュアがんばれ!がんばれ!」でサブタイ通り4人がキュアエンジェルになる、という話。
さすがに後今回含め3回ということもあってか、フレッシュプリキュア!としては良く出来た戦闘であったし、
闘っているプリキュアの元へ続々と集まラビリンス国民や、帰ってきたサウラー、西の人、
そしてなにより、ラビリンス国民の「がんばれ!がんばれ!」の熱血展開がたまらない。見ていて時間を忘れました。
戦闘も優勢時と劣勢時が交互にあり、また技バンク無しに技を使ってのプリキュア達の連携があったりで見ていて楽しい。
最終的には必殺のグランドフィナーレが破られるが、そこでラビリンスに来た時に出会った少女(役名がないんだよね)が、
逆転フラグとして使われ、言う事を効かないプリキュアもろとも国民を消去しようとするクラインに、
「プリキュアは私たちを助けてくれたじゃない!」と現体制に異議を唱え立ち上がる国民や、
忘れがちだが、プリキュアはただ悪いヤツをやっつけるだけじゃなく、レスキューも基本にあって(Pretty Cureだしな)、
立ち上がるラビリンス国民の前に、ちゃんとそういう事をやっているのも逆転フラグになっていて、見ていてい気持ちが良い。
そういう流れがあるので、予告やサブタイでキュアエンジェルになると、見る前から分かってはいるものの、
奇跡のプリキュアになるまでの盛り上がりを上手く作っていて感心しました。

と、上記したようにとても良かったのですが、それだけにちょっと気になった所もある。
まずラビリンス国民が立ち上がるという部分が、どうも唐突感があり、突然コロッと意識が変わったように見える。
せっかくタルトとアズキーナをプリキュアと離したのだから、国民を扇動するような事をさせれたらもっと良かったように思う。
それから、ある意味こっちこそ奇跡なサウラーと西の人の復活ですが、どうして助かったのかが語られていない。
もうここはどう都合が良くてもいいので、何らかの理由は示すべきなんじゃなかろうか。
一番気になったのはみんなの「がんばれ!がんばれ!」ですよ。
私はこれまで街の人達にプリキュアという存在が知られているのは、最終的に今までレスキューしてきた街の人達の「がんばれ!」で、
何かしら奇跡が起こるもんだと思っていて、その為に知られているのだろうと予想していたのだけど、
ラビリンス国民のそれでも十分感動的ではあったが、せっかくプリキュア達が住む街の人に知られているのであらば、
そっちにいた時間の方が劇中的にも長いわけだし、街の人達が絡んだ方がもっと感動的だったのではないかと思うと残念でならない。
まぁ、その辺はラスボスであるラビリンス総統メビウス閣下戦で起こる事なのかもしれませんが。

最後に管理国家ラビリンスの事なんですが、てっきり私は国民に皆さんが、
ラビリンス総統メビウス閣下の現体制に、それを良しとして(もしくはそういうものだと思って)自ら従っていると思っていたのだが、
実のところは、メビウス閣下がなんなのか、どうして命令に従わなければならないのかも知らされていなかったんだねー。
よくこれで今までクーデターなりレジスタンスが密かに発足していたりしなかったなー。
まぁ、よくよく考えてみると、イースさんや国民が普通の品減のようなのに対し、
クラインが化物に変身したりする所を見ると、メビウス閣下と極一部が国を乗っ取っていたのかもしれませんねぇ。
その辺は事はシフォンの正体を含め、投げっ放しジャーマンされそうだな(苦笑)。

今週のせつなさん
今回は特に誰かをピックアップとかではなく、キュアエンジェルになるというのがメインなので、
特にせつなさんがどうこう言う所はないが、むしろ予告でイースさんがワンカット出てきた事が気になります。
メビウス閣下の力で戻っちゃうのかなぁ。ワクワクするなぁ。

今週のまたみてねは「キュアエンジェルピーチ」でした。こういう名称でいーんですかね?
残り後2回か。今シリーズは珍しく50話あるねー。ま、曜日の関係もありますが。
いつも急いでエピローグって感じなので、エピローグに尺取れてるといいなぁ。


第49話 驚きの真実!メビウスの本当の姿!!

熱血展開でいいなぁ。ちゃんと説明もするし。

そんな今回のお話は…
キュアエンジェルに進化したプリキュア!
4人はノーザ・クラインが吐き出す竜巻のような炎を蹴散らして、2人を倒したわ。残るは総統メビウス。
メビウスの部屋へ乗り込んだキュアエンジェルたちだけど、目の前のメビウスは仮の姿。
メビウスの真の正体を知ったエンジェルたちは、愕然となる。
そんな中、シフォンを見つけたキュアエンジェルたちはらせん階段を飛び越えて、助けに行こうとする。
ところが重力の力で地面に叩きつけられてしまったわ。
仕方なく階段を上ろうとしたとき、邪悪な美希が現れた。これはメビウスが作り出した幻。
次々に現れる恐ろしい幻に行く手をさえぎられながら、ようやくシフォンのもとへたどり着いたキュアエンジェルたちだが…。
以上公式のあらすじ。

お話は前回あんだけ強かったノーザ・クライン(って言うんだねぇ)をキュアエンジェルカナンしたプリキュア達があっさりやっつけ、
ラビリンス総統メビウス閣下の元へ行き、シフォンを取り戻そうと最後の戦いを仕掛ける。という流れ。
Aパートはノーザ・クラインをホントあっさりとやってしまい、サウラー、西の人がシフォンの力で助かったことを見せ、
最終目標を確認させて、最終にして最大の関門「打倒メビウス」にのぞむ。
前回説明がないじゃないと思っていた西の人達のことは、随分都合が良いのだけれど、
彼らがラビリンスに必要な人間なんだと結論付けたのは、あのまま投げっ放しジャーマンされるよりかはよっぽど良い。
が、ちょっとその辺のシーンは落ち着き過ぎちゃって、辺にノッタリしていた感があったのが残念で、
状況としては緊迫しているので、そのテンションのままBパートへ突入して欲しかった所ではある。
私としては、ラビリンスタワー(勝手に命名)に全員で上る際、キュアエンジェルの羽を使って、ナケワメーケではなく、ホホエミーナを作り出すのが好きだ。
ナケワメーケで始まって、ナキサケーベ、ソレワターセと来て、最後に改心したサウラーが作り出したのが、
ホホエミーナであることは、せつなさんやサウラー、西の人、そしてラビリンス国民を象徴しているようだし、
なにより、いままでただ単に使い捨てられていた「今週のビックリどっきりモンスター」が、救われたような気になるのが嬉しい。
それから、VSノーザ・クラインでの「プリキュアかんばれ!」は、熱血展開に華を添えていて良いのだけど、
個人的にはやっぱりそれはプリキュア達が住む街の人々にやってもらいたかった。
まぁ、メビウス閣下はラビリンスから動かないし、ラブ達がいる街でこの最終戦闘やってしまうと、正体をさらしてしまった以上、事後に救世主になっちまうからなー。
まぁ、正体はさらさなければ使えたような気がするが、するとラビリンス国民を救えないので難しい所。

Bパートからは、サブタイ通りメビウス閣下の正体を見せ、閣下がなぜ国を管理する方向にしたかを説明し、大きな力を見せつけ最終回に引っぱっている。
ここも熱血展開は変わらず、重力制御でとべなくなってしまったプリキュアとサウラー西の人、
タルトアズキーナが脱落していく中、「メビウスーっ!許さないっ!!」と激怒するラブが熱くて良い。
特にお気に入りなのが、活路を開いたサウラーがやられ、「振り向くな!先を行けプリキュアーっ!」と
叫びながら落ちていく彼がカッコよくて良い。やはりクライマックスはこうでないといかん。
さて、閣下の正体が割れるまでは、せつなさん絡みなので、そこは「今週のせつなさん」で語るとして、
これまで語られなかった「メビウスとはなんなのか」「なんで管理国家なのか」と言う部分に説明がありましたな。
まぁ、設定的には映画ターミネーターのように、文明の発達したラビリンスが作り出した、
国の粋を集めた管理用コンピュータ「メビウス」が自ら思考して……という物だったんだけど、
知ってしまえば「ああ、そうか」という感じだが、これまで対無機物という構図はなかったし、
なにより劇中の台詞でもあったように、人間が作り出した物に支配されていたという展開はなかなか面白い。
「なんで管理国家なのか」という部分も、楽ばかりしようとするおろかな人間から世界を守ると判断したからと言うのも面白い。
おそらくは、これも対ノーザ戦で語ったようなことを言って論破するんだろうけど、
対人戦でないので、自分達が設定した悪を問答無用で滅ぼしてしまうような感じが無いのは良いですな。
プリキュア達と常に平行線であっても無理ないのも良い。
あとは、シフォンが何者なのかを次回最終回できっちり説明してくれれば、設定的に言う事ないなぁ。

今週のせつなさん
旋回予告であったイースさんはメビウスが作り出した幻であったか。残念。
まぁ、それはそれとして、今回は仮の姿の閣下と対峙するせつなさんが良いな。
この期に及んでも「メビウス様」と言って、間違っていることを諭そうとする優しさがいい。
(まぁ、ある一時期「メビウス」と呼び捨てにしていたこともあったが、そこはスルーしてあげるのが粋だぞ/笑)
そういうシーンがあったからこそ、閣下が人でなく、機械であったことに意外性が出たと思います。
そーいえば、仮の姿の閣下がせつなさんに対して、「父であり母でもある」と言っていた所を見ると、せつなさんは案外、試験管ベイビーなのかもしれませんね。
ラビリンスの人口を増やすのも、そうやって管理していたとすれば、せつなさんにご両親がいないのも辻褄が合う。
その辺も説明してくれないかなー。ってゆーか、次回大団円の後、せつなさんはどっちの世界に行くのかなー。
やっぱラブと同棲を選ぶんだろうな(笑)。

今週のまたみてねは「ホホエミーナに乗るプリキュア、南、西の人、タルアズシフォン」でした。
次回最終回かー。なんだかんだ言っていたが楽しく見たなー。そしてやっぱ寂しくなる。


第50話 笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!

大味だなぁ。
野郎のことなんて忘れてたよ(笑)。

そんな今回のお話は…
巨大コンピューター・メビウスの内部に侵入したキュアエンジェルたち。
シフォンを助けようとしたとき、黒い稲妻が直撃した。4人は稲妻の電流を浴びて倒れてしまう。
そんなキュアエンジェルたちに無数のコードがからみつき、プリキュアのデータを読み取り始めたの。
メビウスはプリキュアのことも管理しようとしているんだ。
勝ち誇ったように「わが名はメビウス、全世界の統治者なり!」と宣言するメビウス。
果たして、プリキュアは全世界をメビウスの管理下から救うことができるの?
シフォンは元に戻って元気な笑顔をみせてくれるの?大輔に対するラブのへんじは?
せつなはラビリンスに帰ってしまうの?・・・ついに最終回!
以上公式のあらすじ。

お話は当然ラビリンス総統メビウス閣下を倒し、大団円を迎えるわけだが、
最後の論戦をVSノーザ戦で語ったことと同じであったし、ラストバトルもいつもと変わらない戦闘で、
特にどうということもなく、最後に閣下に「あなたの幸せは何?」と問いかけるも、
まぁ、相手機械だし、平行線だったのは仕方ないとしても、自爆ではすっきり感がないなぁ。
今ひとつ達成感を感じられませんでした。
前回あんだけ熱い展開であったのだから、最後までそんな感じでいけばいいのに。
その後はエピローグに突入するのだが、野郎への返事なんてすっかり忘れていたよ。
しかもラブの答えが「言わない」だしな(笑)。どーでもいーことをホントどーでもよく流したよ。
最後にダンス大会で優勝するのだけど、どうせED曲で躍らせるのであらば、
もうそのままEDになだれ込んでしまえばいいのではなかろうか。
しょぼしょぼのダンスであったし、EDはせっかくポリゴン組んでモーションあるんだから、
衣装のポリゴン組んでやって綺麗に躍らせてやればいいのに。
そして大会の結果や、その後のことはその前に語っているから、別段なくてはならないわけではないので、
そのままダンスとED曲終了と共に終劇であった方が綺麗だったかと思う。
わざわざきっちりと「夢に向ってがんばってますよ」「そして幸せゲットだよ!」と締めにかからなくても良かったんじゃないですかねー。

今週のせつなさん
意外にもラブとの同棲生活を止めてラビリンスへ帰って行ってしまいました。まぁ、故国だし仕方ないかなー。
しかし、どうせなら別れのシーンくらい入れてやって欲しかったですな。他に削れる所もあったろうに。
というわけで、以下全体の感想を。

フレッシュプリキュア!を全体的に振り返ってみると、けっこう大味な感じである。
ピークとしては、第2クールのイースさんがキュアパッションになるまでで、
それ以外の印象はと言うとあんまりなく、ゴレンジャーストームやり始めた(笑)くらいだ。
せっかく街の人に随分と知られる存在になりながらも、最終的にそこに大きく繋がらなかったり、
結局シフォンが何者なのかは投げっ放しジャーマンされてしまったのは残念だ。
ラビリンスが何故管理国家で、閣下がどういう理由で管理することに執着しているかということを、
しっかり説明したのは良かったと思うが、それを論破するのも、よくよく考えてみると、
私たちは自分で考えて自分で決める方がいいんだもん!と主張しているだけであって、
やり込めた感というか、ひっくり返した感じがしなかったのも残念だ。

とはいえ、このフレッシュプリキュア!は、なぜかこれまでこのプリキュアシリーズを見ていなかった方が見ていたようだし、
私の兄も娘と一緒に見ながらも「普通に見れた」と言っていたので、
ターゲットの年齢層をあげて云々であったり、新規客層のゲットという部分で成功したと言えるのではなかろうか。
お話の展開としても、これまでに無い、かなりの熱血展開はなかなか面白かった。
個人的な所を言えば、最初からラブ、ブッキー、蒼い人が仲良しなのがとてももったいなく感じる。
おそらくは、イースさん関連が始めっから決まっていたので、そこに注力した結果なんだろうが、
それならばラブとせつなさんの「ふたりはプリキュア」で良かったんじゃないのかなー。
あんまり4人いるってことのメリットが感じられなかったよ。
せっかくなんだから、ラブがブッキー、蒼い人を仲間に引き入れる、仲良くなっていく、っていう様子を描いていった方が良かったような気がします。
そうでなければ、せめて3人が仲良しになるに至ったイベントを紹介すべきかなと思います。

というわけで、最後にして文句ばっかり垂れ流してしまったが、
これまでのシリーズを欠かさず見てきた者としましては、それなりに楽しんで見ました。
が、アクションシーンは全く大した事無いし、お話は大味な所が多くあって結構残念な感じだ。
だが、上記したように、これまでのシリーズは気にならなかったが、これは見れるという意見もちらほら見たので、
このフレッシュプリキュア!は、むしろ、そういうこれまでを知らない人が見た方が楽しめるのかもしれません。


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