ハートキャッチプリキュア! 13〜24話
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第13話 真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!!
サバーク博士は親父なのか? そんな今回のお話は… おばあちゃんの薫子から「リュウゼツランの花が咲いた」と連絡をもらったつぼみ。 リュウゼツランは、何十年に1度しか咲かない珍しい花。つぼみは、大急ぎで薫子の植物園へ向かったわ。 そこにいたのは、月影ゆりさん。ゆりさんは、以前シプレとコフレがダークプリキュアにさらわれたとき、アドバイスをくれた人。 つぼみはお礼を言ったけど、「花言葉を教えただけ」とゆりさんはそっけない。 駅にスナッキー達をつれたダークプリキュアがあらわれた! えりかから、電話で知らせを聞いたつぼみは、すぐに駅へ向かうことに。ところが、つぼみよりも先にゆりが駅へと飛び出したの。 駅の売店には、ゆりのお母さんがいた!逃げ遅れた子供をかばって、おびえるお母さん。 そこへ現れたゆりは、スナッキーたちを次々と華麗にかわして、お母さんと子供をアッというまに助け出したの。 ようやくかけつけたつぼみとともに、えりかはプリキュアに変身! 2人でダークプリキュアに挑むけれど、ダークプリキュアはなぜか、ゆり1人を標的にする。いったい、なぜ? その時、ダークプリキュアがゆりに向かってあることを言ったの!その言葉に、ブロッサムとマリンはびっくりする。それは…!? 以上公式のあらすじ。 お話としましては、サブタイ通りキュアムーンライトの正体が月影ゆりだと明かすお話ですが、それだけでなく、キュアムーンライトに執着するダークプリキュアや、キュアムーンライトに関わるなというサバーク博士、ゆりがキュアムーンライトと知って協力して欲しいつぼみらと、それを断るゆりや彼女の家族の事を見せている。 冒頭にも書いたが、サバーク博士はそのままストレートに考えれば、心の大樹を探しに行って、3年も音沙汰のないゆりの父親なんだろうと思うのだが、とすると月影親子とサバーク、キュアムーンライト、そしてダークプリキュアとの関係性が今ひとつ分からないんだよな。まぁ、今ここで全てが分かるようではいかんのだけれども。 そもそも戦闘で、ダークプリキュアはキュアムーンライトを「私と同じだ」と言い、「私は一人で十分だ」というダークプリキュアの台詞からゆりとサバーク、そしてダークプリキュアが何らかの関連性がある事が分かる。 が、それ以上は分からなく、サバークがゆりの父親だとして、なんで父親は砂漠の使徒のボスに収まっているのか、そしてダークプリキュアはどういった存在なのかを上手いこと興味を後のお話に引っぱっている。まぁとりあえず、以前私が予想した、ダークプリキュアはゆりの元相方は見事に外れたってことですな(笑)。 ということで、今回を踏まえて考えてみると、ダークプリキュアはゆりの心の闇の部分だったりするんじゃないのかなー。いつもデザトリアン出す時のように、何らかの力で分化したとか。もしくは親父の心とか。それならダークプリキュアとゆりが同一だとする論理が一応成り立つがはてさて。 さて、今回のお話としては、上記の謎の部分を見せるお話のようで、上記以外ではというと、キュアムーンライトのことだろうか。 役柄的にダークプリキュアやサバークの事を引っぱって行く存在であるからして、メインストーリーに関わってくる重要人物なのだが、とりあえず 今の所はサバークとダークプリキュアに敗れた心の傷が癒えていないとし、つぼみらに協力する気はないようだが、これって物語的に難しいよなぁ。 何かイベントがあって協力する事となったとして、ゆりは変身できないのだから、助言云々だけであるならば、特に協力するぜ!という事にならないでも、10話のようにさりげなくなんか言えばいいだけの話なのであまり意味ないし、なによりつぼみとえりかが自らを模索して成長していくことの意味が薄れてしまう。 せっかく持っている欠けたプリキュアの種も、なんだかして元に戻って変身できるようになったとすると、これまたつぼみらの影が薄くなるし、意志を受け継いだという所の意味合いが無くなってしまうんだよな。そこら辺はS☆Sを思い起こさせ、満薫の存在が咲舞の影を薄くしてしまった事を考えると、ゆりの立ち位置はちょっと難しいよな。 つぼみとえりかがサバークやダークプリキュアと直接関係性が今の所ないので、物語後半でその辺がメインになってくると、それまでに上手いことやらないと、つぼみとえりかが蚊帳の外に見えてしまう恐れがある。 どうやってサバーク、ダークプリキュア、ゆりの三人の関係につぼみとえりかを入れ込んでくるか、そこがこの物語のひとつのポイントになりそうだ。上手いこと物語後半で盛り上がってくれるといいなぁ。 さて、毎週恒例の我が愛しのえりかの事ですが、今回はゆりメインという事でこれといって目立った所はなかったんですが、序盤ののつぼみ、えりか、ももかの三人デートの所で、さっくりとつぼみと腕を組む辺りがさすがなんですが、むしろそこはノンケなのにえりかとももかの腕を組んじゃう天然ジゴロのつぼみの方がさすがだと思ったよ(笑)。 なぎさ然り、咲然り、のぞみ然り、ラブ然り、プリキュアの主役はみーんな天然で相方を虜にするんだからまいっちんぐ(笑)。 今週の花言葉とウンコもとい心の種 今回のお花は「竜舌蘭」、花言葉は「繊細」。ウンコは今回でてないんで8つです。 次回は母の日ということで、それっぽいお話のようですねー。サブキャラが活きるといいなー。 |
第14話 涙の母の日!家族の笑顔守ります!!
母の日のお話だが、実に上手く作ってある。 そんな今回のお話は… もうすぐ母の日。つぼみの店も、えりかの店も、母の日のプレゼントを買い求めるお客さんで大忙し! つぼみもえりかも、素敵なプレゼントをお母さんにあげたいと思っているけど、何をあげたら喜んでくれるか分からなくて悩んでいるの。 ある日、「笑顔が一番!」が口癖のクラスメイト、ななみがつぼみの家のお花屋さんへやってきたわ。 「お母さんにカーネーションをあげたい」という、妹のるみもいっしょ。 家に帰ったななみとるみがカーネーションを飾ったのは、お母さんの写真の前。 ななみのお母さんは亡くなっていて、今はななみがるみのお母さん代わりをしているの。 ところが、るみは「お母さんに、ちゃんと渡したい」とダダをこねる。これには、ななみも困ってしまう。 そんな、ななみの前に現れたのがサソリーナ。ななみのこころの花は、鳥かごのようなかごに閉じ込められている。 それに気づいたサソリーナは「解放してあげるわん!」と、こころの花を取り出して、近くにあった掃除道具に投げつけた。 「私だって、お母さんがいなくて寂しい!」ななみが胸に閉じ込めていた本音を叫ぶデザトリアン。 駆けつけたつぼみとえりかがプリキュアに変身すると、デザトリアンがホウキやバケツを武器に襲い掛かってくる!! 以上公式のあらすじ。 なんか成田良美さんっぽいお話の作りだなと思っていたら、ホントに脚本は成田良美氏であった。ちなみに作監は川村敏江さん。おおー、当たり回だ。 さて、当たり回はともかくとして、母の日父の日関係は毎年割りとどーでもいー話が多かったように記憶していますが、今回はとてもいいお話しになっており、メインターゲットな皆様よりも、むしろ大人の方が楽しめたんじゃなかろうか。 母が亡くなっている為にしっかり者のななみと、その幼き妹るみを中心に、母の日らしい展開ででサブタイ通り涙を誘うお話しになっている。 ななみは母を亡くしてはいるが、妹るみの母替わり足らんとし、家事に妹の世話にと気丈に振る舞っている。 何かにつけて「笑顔が一番」と常に笑顔を絶やさぬ彼女であったが、妹るみは母の記憶が殆どない為、母の日のカーネーションを直接渡してありがとうと言われたいと、寂しさから駄々をこねる。 精神的に大人であるななみは、どうしてるみがそんな無理を言うのかが分からず、自分の気持ちを分かってくれない姉に、るみは思わず「お姉ちゃんなんて大キライ!」と言ってしまう。るみの母たらんとしてきたななみはショックを受けてしまうのだが、ここからがいい。 そこまで笑顔を絶やさず「笑顔が一番」と気丈に振る舞っていた彼女が泣きながら「なんで『笑顔が一番』なんだっけ?」と、ある種、元気でいる為の呪文のようであった「笑顔が一番」に疑問を持ってしまう。そこにサソリーナが現れ心の隙をつかれてしまうのだが、彼女の心は自分で自分の心を閉じ込めている事が分かる。 その後のデザトリアンと化した彼女の心の叫びから、本当は自分も寂しいし、みんなと一緒に遊んだり部活したりしたいんだと、これまで母がいない事の負い目など気にしてはいないと思われていた彼女は、その寂しさ故の誤摩化しも混ざっていたことがわかる。 そのななみの心の声をるみが聞き、泣き言を言わない姉が実は無理していたこと、自分と同じような事を思っていた事を知り、自分が姉に迷惑をかけていた事、姉に思われていた事に気付くのが良い。 戦闘後、ななみは「笑顔が一番」が母の言葉だった事を思い出し、母の事を知りたかったるみに「笑顔が一番」の意味を伝える。 事後にはるみが手作りのカーネーションをななみにあげて、ななみが姉として、また母としての気持ちが伝わって報われたし、るみの気持ちもななみに伝わって、とても綺麗に終わっているのも素晴らしいですな。 今回のお話は、母の日の話であるのだが母は実在せず、居ない母を想う姉妹をメインに、思い出すとつらいので母の事を忘れようとしていたななみの悩みと、母を想い寂しがるるみを、えりかとつぼみがプリキュアとして、このアニメの本懐である悩める心をプリティにキュアする見事な展開が素晴らしい。 個人的なところとしては、ななみの悩みだけでも成り立つであろうこの話ではあるが、妹るみがいることによって、だたななみの悩みを解決するだけではなく、別の角度からのプラスαが加わって、プリキュアが今週のビックリどっきりモンスターをやっつけて、悩み解決!イエー!!だけでなく、姉が妹を、妹が姉を、そして姉妹が母をと「想う気持ち」の素晴らしさをメインターゲットに伝えているのがいい。 また姉のななみがその責務から心を閉ざしているのに対し、幼い妹るみがその純真さ故の行動の対比も面白く、ななみひとりであるよりも、るみがいることで、これまでと一風違った話の展開になったような気がします。 お話以外でちょっと気になった所として、これまでもちょいちょいありましたが、プリキュアという存在が一般の人に知られていますよね。今回なんかは、るみにシフレコフレの存在が完全にバレているし。 フレッシュプリキュア!で存在が知られている事が上手く使われなかったので、ハートキャッチプリキュア!では上手いこと使ってくれることを期待したい。 さて、毎週恒例の我が愛しのえりかの事ですが、最初も最初のジャーン!「焼きそばパン売り切れてた……」が愛らしい。 その後のみんなのいらないお弁当のおかずをもらう所でのウザ可愛さも健在(笑)でなによりだ。 それ以外の所では特に目立った所はなかったが、戦闘後のななみとるみを見て号泣する所は実にらしいな。 しかし、次回予告でつぼみが「生徒会長の魅力にメロメロです」などと言っており、えりかの心が心配です(笑)。 今週の花言葉とウンコもとい心の種 今回のお花はカーネーション、花言葉は「母への愛」。ウンコの数は9つです。 ここ数回、ウンコをウンコケースに入れた後、心の大樹が少し元気になるシーンと説明台詞が入ってますよねー。 いや、だからなんだ言われても困りますが。 |
第15話 なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!!
見事に生徒会長話だなぁ。 そんな今回のお話は… みんなのあこがれの人、生徒会長の明堂院いつきがファッション部をたずねてきた!えりかの誘いでデザイン画を描いてきたらしい。 描かれているのは、かわいいチュニックのお洋服!!さっそく、みんなでチュニックの材料買い出しへGO!! 最初は戸惑っていたいつきも、レースやかわいいリボンを見るうちに、だんだん嬉しい顔になってくる! 次の日は、いつきの家でチュニックのサンプル作り。 案内されたのは、飾り気のないいつきの部屋。だけど、ひきだしの中を見せてもらうと、そこには…!? つぼみたちと楽しい時間を過ごすいつき。ところがそこへ、「道場破りが現れた」と騒ぎの声が聞こえてきたの。 「明堂院流は僕が守ってみせます」さっきまで女の子の顔だったいつきが一転。厳しい表情になって部屋を出て行った。 武道館には、以前反則技を使って道場を破門になったヒロトの姿が。 「勝ったら、明堂院流の看板をいただく」そう言うヒロトの勝負を、受けて立ついつき。この勝負の行く末は…!? 以上公式のあらすじ。 今回は7話で可愛い者好きを隠さない、無理しないとした生徒会長のその後のお話で、はっきり言ってつぼみとえりかはかなりオマケっぽく、まぁ、居ないと話は進まないものの、生徒会長の「自分の心に素直になる」という部分では、登場破りのヒロトや、生徒会長の家族がメインなので、つぼみえりかの役割はあまり大きくない。 のだが、上記の通り、居ないと話は進まないようになっているので、その辺の脚本を上手く作ってあると言える。 メインである生徒会長の心の迷いは全体を通して上手く描かれており、なんだかんだでまだ可愛い者が好きな女の子と言う部分と、明堂院家の跡取りとしての自分という所で、何の為に自分が武道をしているのか、また、そんな彼女に思うように生きてもらいたいとする彼女の家族を上手く描いていて、反則がらみとは言え、破門された道場破りのヒロトに負けた生徒会長は、家の為、病弱な兄の為と思っていた事は自分の独りよがりであった事を知り、デザトリアン化したヒロトの心の声を聞き、またクモジャキーと対峙して、つらい事の連続だった武道はただそれだけでなく、家の為、兄の為だけではなく、武道そのものが好きなのだとし、明堂院家の名代として可愛いモノ好きを隠す自分や、名代としての作った自分を捨て、どちらも好きだと素直な心で笑顔でいう彼女と、それを笑顔で受け止める家族が良いですな。 個人的な所では、明堂院家の現当主であろうじじいは、私の勝手な思い込みで、明堂院家の者はこうあれと、生徒会長の可愛いモノ好きを否定しているのかと思っていたのだがそうではなく、彼女が家や兄の為に自分を殺して無理している事を気にしているという、実に物わかりの良いじじいであった事が印象に残ったよ。 道場の看板をある意味捨てるような格好になってさえ、孫の彼女に思うように生きてもらいたいとする事や、破門とした道場破りのヒロトが事後に謝りにきた時も、怒るでも叱るでもなく、心の在り方のついて説教する辺りの心意気が素敵だ。その辺、さすがあれだけでかい敷地の家の現当主という感じがするよなー(笑)。 どーでもいーけど、生徒会長のお母さんは出てきたけど、親父は何しているんでしょうかねぇ。 つか、明堂院家はまさか道場だけであれだけの家を維持しているとは思えず、7話で学校にじじい銅像がある事から察すると、学校も経営しているようなのだが、明堂院家ってすんごい資産家なのかなー。生徒会長の母は一人娘だと言っていたので、親父は婿養子で大手会社の社長とかだったりするんですかね。 今回は戦闘の展開もちょっと面白くて、変身してすぐにつぼみの堪忍袋の緒が切れて、フォルテッシモバンクが始まったので、「展開はえー!!戦闘はオマケかよ(笑)。」とか思っていたら、そこからピンチになって生徒会長の悩みの解決に導くとは思わなんだ。 毎回同じ追うな戦闘で単調にならないように工夫しているなー。感心感心。 さて、毎回恒例のえりかのことですが、上記の通り、ここ数回えりかもつぼみもお悩みカウンセラー的立場なので、あんまり面白味という所はない。 が、今回見せた生地の断裁時だったり、いつだったか、つぼみが宿題している横で、「この問題は今日教わった公式を使えばとけるんじゃない?」などと、単なるアホの子ではない片鱗を見せるよなぁ。 今回の次回予告では、演劇部部長と対決する?みたいな感じであるし、結構すごいヤツっていうポジションっぽいな。 だから「空気の読めない女」でもあるえりかは、そうであっても、劇中で色々な人に愛されているんだなぁ。 話がそれましたが、今回ちょっと気に入った所としましては、生徒会長がヒロトに破れ、じじいに稽古をしばらく休めと言われている時、思わず涙ぐむえりかに後ろからやってきた生徒会長の兄が、えりかの頭を優しくなでる所が好きだ。 生徒会長を思ってなくえりかも素敵だが、そんなえりかを気遣う兄の優しさもいいな。 どーでもいーけど、実母の前で「惚れ直しました!」とか言っちゃうつぼみは随分と百合に染まってきたな(笑)。ただ残念なのは、その気持ちが今の所えりかに向いてない事だ。えりかがんばれ! 今週の花言葉とウンコの数 今回のお花は菫(スミレ)で花言葉は謙虚。ウンコの数は10個。 上記したけど次回はえりかが活躍しそうで期待していきたい。 それと、久々に演説口調の次回予告で楽しかった(笑)。 「ああ!光速のまつり縫い!ファッション部の来海えりか!」とか、「燃え上がるふたつの魂は仲間達の心に灯をともすのか!?」とか、 すげーかっこいーんだけど、あの声だからどこか抜けていて聞いていておもしろいよなー(笑)。 次回予告はこの調子でずっと行ってもらいたいです。 |
第16話 ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!!
アバンは深く考えなくていーんか? そんな今回のお話は… ファッション部に、高岸あずさがやってきた。あずさは演劇部の部長。 そのあずさに「演劇部も服のデザインに詳しいんだよ」と言われて、えりかのファッション部魂に火がついた! どっちがファッションに詳しいか、対抗しあった2人はついに… 「そこまで言うんなら、舞台衣装作ってみなさいよ!」(あずさ) 「かっこいい衣装がどんなものか、あたしが教えてあげる!」(えりか) あずさに挑戦状を叩きつけられ、えりかは勝負を受けることになったの。 ケンカしているように見えるけど、本当は仲がいいえりかとあずさ。2人とも気合が入りまくり! えりかの気合に圧倒されながらも、舞台衣装づくりを楽しむファッション部員たち。みんなで意見を出しあって、とっても素敵なドレスができていくわ! 一方、演劇部では、あずさが厳しく部員を指導していたの。部員のみんなはうんざり。 ついに、「全然楽しくない!」と部員たちが去ってしまったわ。ショックを受けたあずさのこころの花がくすんでいく。 そこへ現れたコブラージャは、こころの花を舞台照明に投げつけて、デザトリアンを出現させた。 デザトリアンの光のビームに押されて、プリキュアは、手も足も出せない大ピンチに!! 以上公式のあらすじ。 今回のお話は、演劇部部長の高岸あずさとファッション部部長のえりかを対比させ、人を導く情熱とは何かを描いている。 あずさもえりかも演劇とファッションに燃やす情熱はは同じだが、えりかはその生来のノリで周りと同調し、一緒に持ち上がっていくのに対して、あずさは演劇が好き過ぎるが故に完璧を求め、周りに厳しく当たってしまい、孤立し部員が離れていってしまう。 仲間と何か一緒にする事は、リーダーが我を通して押し進めるのではなく、協調し皆と一緒に進んでいく事が大事であると、メインターゲットの皆様にお伝えしている見事な脚本だ。 最初に割と似た者通しであるあずさとえりかを見せておいて、演劇部のあずさとファッション部のえりかの違いを交互に見せて対比し、戦闘で演劇の楽しさを知ってもらいたいからこそ厳しく当たっていた事を知った部員と、ファッション部を上手くまとめているえりかを見たあずさが、自分の非に気付き、そう思うのなら今からでも遅くない、みんなきっと分かってくれると促され、一人になってしまったあずさの元に、部員たちが戻ってくるのはベタだが胸が熱くなる。今回はそういったお話の流れが見事であった。 個人的にはやはりえりか好きとして彼女は外せないがそれは後述するとして、地味につぼみも良い。 降って湧いたあずさとの勝負に邁進するえりかに対し、他人の気持ちに敏感なつぼみは、あずさの異変にいち早く気付き、部員との確執を知るのである。 また、同時にそれを知ったえりかが、自分も部のみんなに部活を楽しんでもらっているのかと胸中を漏らすと、そんな事はないとえりかをさりげなく持ち上げるのだ。 その辺のさりげない優しさが素晴らしいつぼみであるが、いかんせん地味で、いい役ではあるもののあんまり主役っぽくないのが残念だが、「ふたりは」プリキュアとしてみれば、ふたりを足してちょうどいい感じではある。 ちょっと気になった所としましては、冒頭にも書いたアバン。 14話で素晴らしい家族愛を見せてくれたななみの妹るみが普通にえりかたちの学校にいて、シフレコフレと遊んでいるのはスルーしていいのか?(笑) それと、戦闘でデザトリアン化したあずさの心を聞いた部員たち、というカットがあるが、それ以降は戦闘で彼らが出てこなくて、戦闘後にどう収拾つけたかが放ったらかしになっていたのが気にかかった。 まぁ、そこは尺の都合もあろうが、あずさとえりかという部分で良く出来ていただけに、もうちょっと細かい所も気を配って欲しい所ではあった。 さて、我が愛しのえりかの事ですが、今回はとても興味深く、我らにしてみれば「空気の読めない」ところがウザ可愛い彼女が、劇中の学校ではどういうポジションなのか、という所がよく表れていた。 一人で盛り上がってというのは予想の範疇であるが、みんなの作業を「いーねいーね!最高だよ!!」などとノリで褒めちぎり、周りのテンションをあげていったり、服のデザインのことも、私はこうだとしながらも、全員に意見も聞き最良を導き出したりと、えりかは「空気の読めない女」ながらも、無意識的にそのノリで協調性を図っているようだ。 ファッション部の皆さんが、それでたのしく部活しているんだから、えりかはやっぱりかなりの人気者なんだろうな。ただ、つぼみのような細かい配慮に欠けたり、あのテンションについていけない人も少なからずいるでしょうが。 それと上記したが、あずさと部員の確執を知ったえりかが、似たような自分はどうなのかと、つぼみにそっと胸中を打ち明けたのが意外であった。 つぼみと出会い、プリキュアになって彼女の気配りや心遣いを知り、最初の頃の空気読めてない発言で多少なりともトラブった経験からか、自分のその欠点を直そうとしているように見受けられ、彼女の心の成長を見たような気がします。 でも自分としては、えりかのウザ可愛い所が好きなので、今まだこの段階では空気を読まず突っ走って、トラブルを引き起こしてもらいたいところ。4クールの長丁場なので、もっとゆっくりと成長していってもいーんじゃないでしょうか。 今週の花言葉とウンコの数 今回のお花はブーゲンビリアで花言葉は情熱。ウンコの数は11個。 次回は久々にキュアムーンライトこと月影ゆりさんの登場です。 どーでもいーけど、次回サブタイにある「プリキュア魂」って言葉は、プリキュアオールスターズDXの舞台挨拶(だったか)で、キュアピーチ役の沖香苗さんがアフレコの感想を聞かれ「プリキュア魂をもらいました!」と発言したのが初出だったような気がします。 「もらいました」じゃなくて「受け継ぎました」だったかもですが、「プリキュア魂」なんて熱い言葉を言ってくれるなんて、夢を壊さないでくれて嬉しいなぁと思って印象に残っていたのです。 |
第17話 認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!
やるっしゅ! そして口の中にハート。 そんな今回のお話は… 薫子がいる植物園を訪ねたつぼみとえりかは、そこで久しぶりにゆりと再会したわ。 プリキュアの先輩であるゆりと仲良くなりたいつぼみたち。でも、ゆりはそっけない。 そんな3人に薫子は、「お茶菓子を買ってきて」とおつかいを頼むの。 おつかいの途中、つぼみとえりかは思い切ってゆりに話しかける。ところが、ゆりは冷たくこう言うの!「あなたたちを認めない」 つぼみたちが行った和菓子屋さんでは、名物の大福のことで親子ゲンカをしていたの。 息子の正広が作った大福を、お父さんが認めないらしい。正広のくやしさがよくわかるつぼみたち。 2人もプリキュアとして、ゆりに認めてもらいたい!「もっと強くなれば、認めてもらえる」そう思うつぼみだけど…。 川辺でしょんぼりしている正広。そこへ近寄ってきたサソリーナが、正広からこころの花を奪って、アンコつきのヘラを巨大なデザトリアンにしてしまう!! そこへ、ブロッサムとマリンも駆けつけたわ。正広の思いをさけぶデザトリアン!それを聞いたブロッサムは、大切なことに気づいてハッとなる。 以上公式のあらすじ。 サブタイからして、キュアムーンライトこと月影ゆりに、つぼみたちがプリキュアとして認められるまでの話のようだが、実の所はその辺の事は引っぱっており、いつものようにゲストキャラのお悩み解決話である。 とは言え、彼女らの関係に何ら進展がないわけでもなく、和菓子店の三代目になる予定のゲストキャラ正広が、自分の作る大福を親父とじじいに認めてもらえないということと、同じくゆりにプリキュアとして認めてもらえないつぼみとえりか、という所で話が進み、大切なのは誰かに認めてもらうという事ではないということに気付き、正広と共に、つぼみらも成長する過程を描いている。 戦闘でデザトリアン化した正広の心に語りかけながら気付いたその事に、認められなかったとしてもその努力に無駄はなく、努力した事はその先の未来を明るくするってのは、努力が嫌いなダメ人間の私として見ると少々都合がよく聞こえたが、この枠のアニメの説法としたら正しいに違いない。子供の可能性は無限なのだから。 努力云々はさて置き、お話としてですが、良く出来てはいたのですが、今ひとつ月影ゆりとの関わりがなくても良いような気がした。 今回のポイントとして、ゲストキャラとの共通の悩みという所で話が進むのは良いのだが、別にこれは個別の話としてやった方が個人的には良かったと言うか、正広の話とプリキュアとして強くなるだけではないという話は、どちらもじっくりと1本使っても良いと思うんですけどね。 ま、話の中で言わんとする事は同じなので、今回のようでもいーんでしょうが、私は見ていて正広の話の方がメインに見えてしまったので、プリキュアの本筋に関わることは、10話のように通常回とは少し切り離したところでじっくり描いていって欲しい。 4クールの長いスパンなので、所々でそういったプリキュア本筋だけの話をポンポンと置いていけば、これまでのシリーズのように、12月や1月あたりでやっと本筋が展開するならず、またそこまでの間にダレたりしないのではないかと思うのですが。 ……なんか感想というより要望になってしまったな。 さて毎度お馴染み、今週の我が愛しのえりかの事ですが、何はなくともまずはやるっしゅ!4回目です。可愛いから毎回言えば良いのにぃ。 冒頭にも書きましたが、今回は口の中にハートが書いてあったのが見た目の印象としてありましたが、それよりも珍しく今回は「空気の読めない女」であるえりかが空気を読んでいたのが興味深かった。 キュアフラワーことおばあちゃんの植物園で、乙女百合(だったっけ?)なんだから月影ゆりも誘ったというダジャレに、ひとり爆笑するつぼみ諌めたり。 正広の作った大福を食べたおばあちゃんの感想を伝えにいく件も、「きっと傷つくだろうなぁ」と言ったりと、とても4話でテニスのダブルスコンビが解散の危機に際し、「だったらもっと強い人と組めばいいじゃん」などと言ったえりかとは思えない(笑)。 が、その4話以降、それとなく何回もえりか自身が言っている台詞に「言わなくちゃ分からない」ってのがあって、今回も大福の感想を伝えにいく件でも言ったのだが、どうもえりかにとってそれはとても重要でいつも心の片隅にその言葉を置いているようだ。 えりかは何でもポンポン言ってしまう自分と違って、「思っている事を口に出さない人もいる」という事を心に留め置き、つぼみのように人の心を敏感に察知する人間になろうと努力しているであろう事が窺える。 それに関してはつぼみの方も、最初の頃のような言い淀んだり、思っていることを言うのに躊躇したりする事が無くなってきていて、どちらも心の成長を見えて、なんかほっこりしますな。 今週の花言葉とウンコの数とまたみてね 今回のお花はつつじ、花言葉は「情熱」。ウンコの数は12個。 花言葉の情熱って前あったような気がしたが、それはジキタリスの「熱い思い」であった。よく知らないけど、花言葉ってカブってるのってないんですよね?だぶん。 今回は10話以降変わらなかった「またみてね」が変わって「タクトをかまえるキュアブロッサムとキュアマリン」でした。 変わるスパンが短くなってきてるな。そのうち毎回変わってきたりしないかなー。ってゆーか、この「またみてね」を毎回楽しみにしている人は結構いると思うので、東映アニメーションの皆さんにはってゆーか、次回の演出の皆さんにはがんばっていただきたいです。 (またみてねは、次回の演出の方が次回の絵を使って作るらしいので) |
第18話 最強伝説!番長登場、ヨロシクです!!
サービス回でおもしろかった。が、内容は無いな(笑)。 そんな今回のお話は… クラスメイトの番ケンジくん。番くんは、とっても強いらしくて“伝説の番長”って言われているの。 街の番長集団をギラリとにらんだだけで追いやった伝説を持つ番くん。そんな番ケンジの家へわすれものを届けに行くつぼみとえりか。 でも本当は、お花が好きで少女マンガを描くことが好きなやさしい男の子だったの。 番くんが描いたマンガを見せてもらったつぼみたちは、登場人物にビックリ!!だって、主人公はまさかの…!? 完成したら、マンガコンクールに応募したい番くんだけど、しめきりはあさって。そこで、つぼみとえりかがマンガのアシスタントを引き受けたの。 マンガを描いていることをお母さんにはナイショにしている番くんのために、えりかの部屋に3人は集合!そこへ番くんのお母さんがあらわれて、3人は大あわて!! その頃、クモジャキーはマンガ「伝説の番長」を読んで、大興奮!“番長”と勝負するため、新しい必殺技を完成させようとしていたの・・・。 以上公式のあらすじ。 ゲストキャラに置鮎龍太郎に井上喜久子17歳、プリキュア百合マンガに「始めるザマスよーっ!」に「なんじゃこりゃぁ!」と、全体的にコミカルであり、冒頭に書きましたがサービス回みたいで見ていて楽しかった。 内容としては、身体が大きく目つきが鋭い番ケンジくんは、伝説の番長と噂されているのだが、実はお花が好きで漫画家志望で家は裕福なおぼっちゃま。 そんな彼は、可愛らしくて箱入り娘な母に心配かけたくないし、厳格な家で育った母は将来漫画家になると言う夢を、反対されるだろうと思っているのだが……と言うお話。 ここだけ抜き取ってみると、いつものプリキュアの様ですが、というか、いつものプリキュアだったのですが、今回はふたりが何したかっていうと、マンガのアシスタントをしていただけ、お悩みの解決は可愛らしいお母様と番くんが勝手に終わらせちゃうしで、まぁぶっちゃけ変身して今週のビックリどっきりモンスターをやっつけただけである(笑)。 なので、内容的には「無い」のだが、お話はハートキャッチプリキュア!らしいコミカルさで進んでおり、そういった意味では見所は多い。 もしかして、来週の放送はお休みなので、大きなお友達に「サービスサービスゥ」なのかもしれんな(笑)。 劇中マンガのラストが百合展開なんて、同人誌描く方達から見たら、本編でやるなよって感じだよな(笑)。 そんな今回のお話で気になったのは、つぼみがボケであった事だろう。 どっちかっていうと、冷静な方であるつぼみの方がツッコミ役であると私は思っているのだが、その辺、プリキュアオールスターズDX2のような違和感を感じるが、そこは転校してきたつぼみが噂を知らないという事と、彼女が人の心の本質を見抜くことに長けているということで、うまーく気にならないようにはしているのは見事だ。 しかし「空気の読めない女」えりかでさえ、番くんの目つきの鋭さに視線をそらしているというのに、全く気付かないつぼみっていうのは、やっぱりちょっと気になってしまったな。 それ以外でいうと、やっぱり番くんの可愛らしいお母様が印象に残ってしまいますな(笑)。 さすがは井上喜久子17歳。ト書きであろう「プンプン!」を、ああも自然に言える人間は少なかろう(笑)。 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかですが、井上喜久子17歳のお母様が可愛らし過ぎてあんま印象に残ってない(笑)。そらあんな可愛い母親なら番くんもマザコンになるというものさ。 それはさて置き、今回のえりかで印象に残っている事と言えば、上記した「始めるザマスよーっ!」じゃなかろうか。 やるっしゅ!と同様に、なんで突然ザマス言葉なのかと思っていたのだが、これは「怪物くん」のOPのパロなんだろうな。 あと、マンガのラストシーンの参考の為の演技ですが、抱き合ったよ、抱き合っちゃったよ。きっとえりかはウハウハだった事と思います。そしてみんなそんな二次創作をするんじゃないかと思います(笑)。 今週の花言葉とウンコの数 今回のお花はハナミズキ、花言葉は「私の想いを受け入れて」でした。ウンコの数は13個。 次回はえりかファミリーのお話のようで、えりかメインになるであろうから楽しみなんですが、来週の放送はお休みだそうです。 くっそー、今年はなんだ?ゴルフか?マラソンか?駅伝なのか?日曜の朝っぱらからそんなの誰が見るってゆーんだよぅ! |
第19話 涙の嫁入り!父の日の記念写真です!!
俺を殺す気か! そんな今回のお話は… えりかのパパ・流之助の思いつきで、えりか一家とつぼみは旅行へ出かけることに。 着いたのは農家の堀内さんとアキさん親子のおうち。ここで畑しごとのお手伝いをさせてもらえるんだって! ジャガイモやトマトの収穫に、大ハシャギのつぼみとえりか。とれたて野菜をみんなでワイワイ料理して、テーブルにはごちそうがズラリ!! 楽しい夕食タイムの話題は、もうすぐおヨメさんになるアキさんのこと。だけど・・・おめでたい話なのに、アキさんはときどき暗い顔になるの。 アキのこころの花が弱っていることを見ぬいたのは、コブラージャ。こころの花を奪い、畑のカカシに投げつけてカカシ・デザトリアンを出現させたわ。 すかさず、つぼみたちはプリキュアになって向かっていく。暗い顔をしていたアキの気持ちを叫ぶデザトリアン! そんなデザトリアンに、えりかのパパが1枚の写真を見せると動きが止まった!!写真に写っていたものって・・・!? 以上公式のあらすじ。 んもう、えりかが愛らしすぎて死ぬかと思ったよ!東映アニメーションは俺を萌え殺す気マンマンだな。良かろう!もっとやり給え!! さて、えりかのことは後述するとして、今回のお話としましては放送日が父の日ということで、それっぽいお話になっております。 自分が嫁に行ってしまうと父が一人ぼっちになってしまうことを危惧したアキは、一緒に町で住もうと申しでるが、農業を営む父はそれを頑なに拒否する。父を大切に思う娘と、これから嫁に行く娘を心配させたくない父。というところでのお話プラス、いつも「ディス イズ ツボーミ!」とか言ったりするえりかの父流之助は、なんだかんだですばらしい写真家で父であるというところを見せている。 アキが父を心配して、一緒に来てくれないなら嫁に行かない言い出したことを聞いたつぼみとえりかは、流之助にアキを説得させるのだが上手くいかず、頼りない部分を見せるのだが、デザトリアン化したアキに、以前流之助が撮った家族写真を見せて見事に説得し、流之助が写真家としてすばらしいこともさることながら、父としても、頼りない部分もあるけれど、自分の好きな写真を通し、一本筋の通った人間であることを示している。 個人的なことを言えば、今回のゲストキャラや流之助を通して見せる親子愛というところを、父の日だからということで、変に賛美した作りになっていないのが好印象で、いつものハートキャッチプリキュア!らしいお話になっているのが良い。正直、父の日だからということを全く意識せずに見たくらいだ。 毎回このアニメらしさを失わない楽しいお話を作ってくるあたりの技量には感心しきりだ。この調子で最後まで突っ走っていただきたい。 今回は戦闘でも印象に残ることがありまして、それは伝統とも言える手繋ぎですよ。 地面に縫いとめられたふたりが、懸命に手を伸ばし手を取り合ってパワーを発揮。くぅ〜!やっぱり「ふたり」はプリキュアはこうでなくてはいかん。全シリーズを見てきた者としては、たまらない演出ですよ!そのシーンでテンション上がってしまいましたよ。 いい事ばっかり書くのもなんなので、戦闘で気になったところとしましては、せっかく心の種を使ってスピードアップしたんなら、もっとそれとわかる作画が欲しかった。 赤い閃光がぴょんぴょん飛び回っているだけでは、ちとそのスピード感に欠けたな。 さて、毎回恒例の我が愛しののえりかのことですが、やるっしゅ!5回目です。今回は「来るな」という感じがしたよな(笑)。 それ以外にも、夏仕様の髪を後ろで二つにくくった姿や、農作業用もんぺえりか、トマトはぐはぐ、意外にもカエル嫌い、そして猫の手にゃお〜などなど、えりかの愛らしさが大爆発だ! 前述したが、東映アニメーションは俺を殺る気マンマンだよ。もっとやれ。いえ、もっとやってください。 ちょっと気になったのは太字にした「猫の手にゃお〜」で、いきなりそんなことを言い出したもんだから、「猫の手も借りたい」の「猫の手」のことを言っているのかと思って、姉のももかにちょっかい出してきたのかと思ったよ(笑)。そしたら、「左手は猫の手、料理の基本だよ」とか言ってきゅうりを見事に切るし。 えりかって、自分で服を作ったりもするし意外にも器用なんだよなー。なにせ「光速のまつり縫い」だし(笑)。 やんちゃでお転婆で空気の読めない女という、はちゃめちゃなイメージがあるんだけど、意外や意外、というところをちょいちょい見せてくれるので、やっぱりえりかは見ていて飽きないしそこが愛らしい。 だが、最近は空気の読めないウザ可愛いところが落ち着いちゃっていて寂しい。その辺が直るのは、もうちょっと後でもいいと思うんだけどなー。 今週の花言葉とうんこの数。 今回のお花は蜜柑。花言葉は花嫁の喜び。うんこの数は今回一つ使っちゃったので、13個と変わらず。 しかし次回は心の大樹から第3の妖精が生まれるそうで、13個で新たな妖精が生まれるなら、うんこケースの大きさからしても、30個くらい集めれば心の大樹って復活するんじゃね?とか思ったり(笑)。 |
第20話 第3の妖精!ポプリはかわいい赤ちゃんです!!
「ふたり」はプリキュア!でいいのに……。 そんな今回のお話は… ある日、ももかから「雑誌のモデルをしてほしい」とたのまれたつぼみ。 妹役のモデル、かりんが急にやめて、スタッフが困っているんだって。しかたなく引き受けたつぼみは、ガチガチに緊張して撮影スタジオへ。 そんな様子をこっそり陰で見ていたかりんのこころの花は、しおれていたわ。 その頃、シプレとコフレが持つココロポットが輝き出した!これはスゴイことが起きるしるし! ナント、「こころの大樹」から第3の妖精“ポプリ”が生まれていたわ!!そこへサバーク博士とダークプリキュアが現れた! こころの大樹をほろぼそうとするダークプリキュアの前に、ポプリが飛び出して叫ぶの!「こころの大樹を傷つけちゃダメでしゅーーー!!」 一方かりんは、サソリーナにこころの花を奪われ、マネキンデザトリアンにさせられてしまう。 駆けつけたブロッサムとマリンは、大暴れするデザトリアンに挑んでいく。が、そこには今までにない、予想外の大ピンチが待ち構えていたわ!! 以上公式のあらすじ。 お話は第三の妖精ポプリの出現というプリキュアの本筋のお話と、いつものボトルショーであるお悩みカウンセラーのお話のふたつだが、それらを前半はザッピング的に切り替え、後半はそのふたつを戦闘という所でミックスしており、話の構成としては上手く出来ている。 カウンセラーの方はまぁいつもの感じで、自意識過剰気味なかりんが、ももかを親の七光りでモデルをやっていると思って駄々をこねる、と、冷静に考えればそーゆー話なんだけど、プリキュアやスタッフの第三者の言葉がない限りは、それが解消されることはなかったであろうので、ももかがかりんをよく思っていたことや、プリキュアの行動や言動に大きく意味を持たせたお話であった。 そういった毎回のお悩みカウンセラーなお話は、ちゃんと一本のお話として成り立っていて感心しきりだ。 個人的には本筋の方が気になっていて、大ボスと思われていたサバーク博士はラスボスではなく、デューンという黒幕が現れたこと、そして彼はキュアフラワー時代の敵でもあったことが語られた。 これまで「伝説の戦士」という肩書きのプリキュアは、現職以前のプリキュアについて一切語られることはなかったが、今作はキュアムーンライトにキュアフラワーと、連綿と続いてきたであろうプリキュアたちの歴史を見れるのが良いな。 また、その流れからして、砂漠の使徒対伝説の戦士という歴史の裏で行われている戦いが、大きなスケールであるように見せているのもいい。 そして今回、第三の妖精が現れたことによって、三人目のプリキュアがいるという事になったのですが……いるのか?三人目。と、思っているのはきっと自分だけではあるまい。 それはともかく、デューンがキュアフラワーに敗れた一因として、新たな力を手に入れたことを挙げていたのだが、それを三人目としているのだろうか? もしキュアフラワーの時点で、プリキュアがひとり増えたとあらば、デューンそう言うと思うのだけど、そうじゃないのだから、三人目は別として、新たな力って言うのは何か別の、おそらくは販促玩具がらみの何かなんじゃないかなーと思っていますがはてさて。 そーいえば、OPでブロッサムにシフレが取り付いて「光のマント」になるあれは、劇中で使われるんですかねー。あのマント、カッコいいから使って欲しいんだけどなー。 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかのことですが、今回はあまりこれといった所がなかったけれど、つぼみの生足に抱きついたのが印象的であった(笑)。 つぼみが突然のモデルの依頼に動揺している最中に、さりげなく(?)そんなことをしてくる辺り、ただのアホの子ではない片鱗が見えるな。 こんなえりかとつぼみをずっと見ていたい私としましては、正直三人目は邪魔なのだが、三人目っているのかなぁ。 それと割とどーでもいーのですが、ももかが実の妹でなくつぼみを妹役のモデルに選んだのは、似たような身長だからだったんですが、えりかがつぼみよりちょっと身長が低いのは皆さんご存知の通りだと思いますが、歴代プリキュアの中でも一番低いようで、年下のルミナスやレモネードより背が小さい。 といっても、そのふたりは中一の平均身長より背が高いという設定なので、えりかがとりわけ背が低いということでもなさそうだが。 まぁ、でも、えりかの将来の夢としてファッションデザイナーであっても、モデルでないのは身長のことがあってのことかもしれませんなぁ。 今週の花言葉と心の種 今回の花言葉はブロワリア、花言葉は「あなたは魅力に富んでいる」。ウンコの数は14個。 次回は妖精たちが三人目を探すようですが……、オレ、ネタバレ画像見ちゃったんだけど、これホントかね? |
第21話 妖精アドベンチャー!プリキュアスカウト作戦です!
正にサブタイ通りの内容だ(笑)。 そんな今回のお話は… 第3の妖精、ポプリの誕生につぼみとえりか、シプレとコフレは大ハシャギ。 ポプリが生まれたということは、3人目のプリキュアもいるはず。そこで、シプレとコフレ、ポプリがプリキュア探しにのりだしたわ。 シプレたち人間の姿に変装して向かったのはつぼみたちの学園。はりきって“プリキュアスカウト作戦”にレッツゴー! 「あなたにプリキュアになってほしいです!」みんなに声をかけてプリキュア探しをがんばる妖精たち。3人目のプリキュアは見つかるのかな・・? ところが、妖精たちのおかしな変装姿をスクープ大好きな多田かなえに撮られてしまった!おかげで「ナゾのオバケがでた!」と学園中にウワサが広がったわ。 生徒たちのために“ナゾのオバケ”を捜索するつぼみたちの担任、鶴崎先生の前にコブラージャが現れた!先生があぶない! 以上公式のあらすじ。 お話としては、サブタイ通りに妖精たちがこれまでのサブキャラをスカウトに回って……というだけの内容で、いつものお悩みカウンセラーな話もオマケ程度だったりする。先生の「お化け怖い」は、もはや悩みじゃねーしなー(笑)。見ていて「今回は一体誰の心からデザトリアンと出すというのだ?」と疑問に思ったくらいだ。 そんなわけでお話としては、これといって特になく、三匹の妖精が「スカウトだー」とか言って遊んでいる様子を眺めていただけのような気がします。 なので、思う所はないと思いきや実はあって、キュアフラワーことおばあちゃんと、キュアムーンライトこと月影ゆりに、事情を知らないポプリが「すごい力を感じるでしゅー」と言っておりましたが、おばあちゃんは自分のパートナーの妖精はコッペだと説明したのはいいが……、あれ?月影ゆりにパートナーの妖精はいないの?という所に今更気がついたのである。 第1話のアバンで、すでにシフレコフレがいた事を考えると、パートナーはその2匹で、やっぱりダークプリキュアは相方なんじゃねーのかとも思いましたが、それならばシフレコフレがダークプリキュアについて何も語らないのはおかしい。とすると、彼女は一体誰からプリキュアの種をもらって、どういう経緯でプリキュアとなったのかが気になりますな。 そもそもダークプリキュア自体が、サバーク博士が対プリキュアとして生み出した。ということ意外分かってない。 ゆりはおばあちゃんと違って直近のプリキュアだったわけだし、つぼみとえりかは彼女からもちっと詳しい事情を聞くべきなんじゃなかろうか。 冷静に考えると、プリキュアたちは心の大樹を元気にして世界を守るぜー!とか言っていながら基本的にいつも受け身で、「敵と知り己を知れば〜」で敵情を探ったりするようなアクティブさが全く無いよな。 まぁ、それは毎シリーズ同じだし、そこを突っ込んではいけないんでしょうが(笑)。 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかの事ですが、妖精どもがメイン過ぎて全く印象に残ってねぇ。 戦闘がいつもと比べると割りかし良く動いていた事と、久々にフォルテッシモ使ったくらいの印象しかない。 そーいえば、今回の作監は稲上晃氏だったなー。久しぶりにお名前拝見したような気がします。 今週の花言葉とウンコの数 今回のお花はシャクナゲ、花言葉は威厳。ウンコの数は15個。 次回は「ついに見つけました!!3人目のプリキュア!!」との事ですが……釣りっぽいよね。 それでつぼみが掛け持ちしている園芸部のお話のようなんですけど、掛け持ちしていた事なんてすっかり忘れていましたよ。 |
第22話 ついに見つけました!!3人目のプリキュア!!
てっきりつぼみは園芸部に一回も行っていないのかと思ってました(笑)。 そんな今回のお話は… つぼみは、ファッション部だけではなくて、お花をそだてる園芸部にも入っているの。 園芸部の部長、水島アヤは、ドジですぐ泣きそうになっちゃう女の子。でも、誰よりもお花が大っっっ好き! 花がうまく育たなくて悩んでいたアヤは、つぼみにお願いしておばあちゃんの薫子とお話させてもらうの。 薫子は「たっぷりの愛情で、じっくりと時間をかけることが大切」って、教えてくれたわ。 アヤは薫子のやさしさに大カンゲキ! 妖精のシプレたちは、そんなアヤを見て「アヤが3人目のプリキュア!?」と注目するの。 ある日、台風が近づいてきたの。大事に育てていたアサガオが、飛ばされてしまうかも! アサガオを台風から守るため、風よけを作ることにしたつぼみたち。その時、アヤは自分が育てたアサガオの葉っぱが枯れているのを見つけてしまう。 花をそだてる自信をなくしたアヤの前に、クモジャキーがあらわれた! 以上公式のあらすじ。 今回は最初と最後だけあればいいんじゃないか?って言うような内容であった。 まず、サブタイの三人目の事ですが、そこは全く今回のメインではなく釣りにもなっていない。 もうCMで思いっきりネタバレしているので言ってしまうが、最後に明堂院いつきがポプリを見つけてポプリが彼女の力を感じ取った、という部分だけがサブタイの部分である。正直このサブタイこそが釣りである(笑)。 そして今回のお話ですが、園芸部部長なのに上手く植物を育てられないアヤの悩みは、キュアフラワーことおばあちゃんがお話の前半にとてもいいことを言って解決に導いてしまっている。 むしろいつものプリキュアよりも良いこと言っているので(さすが年の功)、プリキュアたちは戦闘しただけだし、つぼみとえりかとしても、その後のフォローをしたくらいだ。 だから、今回お話と本筋の三人目のプリキュアとして、最初と最後だけあればいいというような内容だった。 むしろおばあちゃんの言葉は後に持っていった方が良かったんじゃなかったのかなーと思います。 しかし今回のお話が無駄かと言うとそうではなく、おばあちゃんの言葉こそが今回最も言いたかった事なのではないだろうか。 植物を上手く育てられないアヤへ向けての言葉であるが、その言葉はとてもこのアニメらしいポジティブシンキングで、全文を紹介いたしますと…… 「何故ダメか?そんな事ばかり考えてつまらなくない?ごらんなさい、この世界は美しい物であふれているわ。それなのにこの美しい世界を楽しまないなんて……。もったいないと思わない? 生命って素晴らしい。でもその生命を育てるのってとっても大変な事なの。誰だってすぐ上手くはいかないわ。グリーンハンドかどうかなんて気にしない事。大切なのはたっぷりの愛情でじっくりと時間をかける事よ。あなたなら大丈夫、自信を持って。」 ……以上がおばあちゃんの言葉ですが、これ、ちょっと単語を変えれば誰に対してへのメッセージにもなりますよね。 メインターゲットはもちろん、メインターゲットの子育てに悩んでいるお母様、生きる事に疲れた大きなお友達(笑)も、はっとさせられるような言葉なんじゃないでしょうかね。 ありがとうプリキュア!オレもうちょっとがんばって生きてみるよ!せめて10月の映画を見るまでは!(笑) そして10月の映画でまた勇気もらって生きていくことでしょう(笑)。 さて、毎週恒例の我が愛しのえりかの事ですが、えりかはよっぽどつぼみの事が好きなんだなーと思ったよ。 園芸部につぼみをとられまいとしているようでしたが、実際は自分の目の届かない所でなんかしているのが心配で仕方ないのでしょう。 別にいかなくてもいいのに園芸部に混じっていたり、台風だというのにつぼみを想って一緒に学校までいくしなー。 しかし、えりかはつぼみの掛け持ちをどう思っているんでしょうね? 植物が好きなつぼみに園芸部辞めろとは言えないし、自分のファッション部にも専念して欲しいだろうしで、案外、家で「どうすりゃいいんだー!」とか言って、人知れず悩んでいるのかもしれませんねぇ(笑)。 今週の花言葉とウンコの数 今回のお花は「サザンカ」、花言葉は「ひたむきな愛」。ウンコの数は16個です。 次回は三人目のプリキュア「キュアサンシャイン」の登場です。 が、今回ちょっと放送形態がいつもと違ってBパート終わりでCMが入らずEDになだれ込みいつものように予告へ繋がり三人目が登場すると予告。その直後に三人目の販促玩具のCMですよ。商魂たくましいねー。 しかし、スポンサーあってのTVシリーズ。バンダイ様々です。おもちゃいっぱい売れてプリキュアシリーズが長く続きますように。 |
第23話 キュアサンシャイン誕生ですっ!!
兄の事はもうちょっと突っ込んでも良いような気がします。 そんな今回のお話は… ポプリが、生徒会長のいつきに見つかってしまった!ポプリのことをぬいぐるみだと思って「かわいい〜!」と抱きしめるいつき。 でもいつきの家では、もっと大事なことがあったの。いつきのお兄さん、さつきの大事な手術がひかえていたわ。 どんなときでも、笑っていたさつき。それなのに、手術のことを考えると、こわくてたまらない。 ふさぎこんでいる兄の姿を見て、心配するいつき。 手術当日。さつきは、病院のベッドでふるえていたわ。その姿を見たサソリーナは、さつきのこころの花をうばう。 車イスの形をしたデザトリアンが病院の庭に現れて…! 以上公式のあらすじ。 お話はサブタイ通り、いつきがキュアサンシャインに変身し、少し戦闘をこなして名乗りを上げて次回へ引っぱった。 いつきをプリキュアに決めたとするポプリから、いつきの兄の手術、守りたい者たちと守る力からのキュアサンシャインという流れはさすが成田良美といった感じではあるものの、個人的には今回のお話としてちょっと弱いような気がします。 それは今回のキーポイントのひとつである兄が、一体どういう状況なのかがよく分からないからだ。 身体の弱い彼が、元気に動けるようになる手術であるのだが、待ち望んでいたはずの手術を怖がってしまう。 その辺は、身体にメスを入れるのだからそういう不安もあって然るべきなので良いのだけど、その手術は夜も眠れなくなってしまう程の大手術なのか、医者は成功すると言っていたそうだが、どれくらいの成功確立なのか、第15話でいつきの為に泣いたえりかの頭をさりげなく撫でた優しい彼が、デザトリアン化したとは言え、大事な妹に危害を加えようとするほどの心の闇を作ってしまう事なのか。そういった所が分からないので、今ひとつ話に乗り切れなかった。 そういった事が分かるなら、いつきを守ったポプリの言葉や、サソリーナにやられながらも「ポプリは渡さない!」とするいつきの行動、そして力は無くとも何かを守りたいという気持ちが大きく広く伝わったと思うのだがなぁ。 そんな片手落ち感を感じてしまってらしくなかったが、あんまり兄に死のイメージがあるとまたなんかクレームも来そうなので、案外そういった所を削った結果なのかもしれないな。 とはいえ、キュアサンシャインという所では良く出来ていて、えりかとつぼみの変身シーンとは違い、カッコイイ中にも美しさのある変身バンクや、割とへっぽこっぷりの目立つブロッサムとマリンとは対照的に、強いデザトリアンの攻撃をさらりとかわし、攻撃を極めるプリキュアらしいアクションは見ていて久しぶりに気持ちがよかった。 でも、空中での方向転換はやって欲しくなかったなー。あれはS☆S(スプラッシュスター)の専売特許なのにー。 それはともかく、いつきが明堂院流の武術の習っているだけに、マリンやブロッサムとは段違いの強さを見せつけたわけですが、その辺の設定はこの為だったんですかねー。しかし、そうだったとしても強過ぎるような気がしますなぁ。 そういうわけで、キュアサンシャイン登場回としては、サンシャインを見事に印象付けた戦闘パートではあったのだが、今の所、三人目のキュアサンシャインとしての立ち位置がよく分からないな。 「守る力」を随分と押していた所を見るとサポート的な役割なんだろうか。いや、そうするとプリキュアにした意味がよく分からなくなるしなー。 フレッシュの時のように、敵から味方へという劇的変化があったわけでもないので、これまでの経緯として、絆を深め合ったブロッサムやマリンより前に出るのもなんか変な感じだし、私としては立ち位置がすごく難しいような気がしますけど、案外、フツーに「三人で」プリキュア!として、フツーにいくのかもしれんな。 さて、毎回恒例、我が愛しのえりかの事なんですが、今回はいつきとサンシャインがメインという事もあって、あまりいい所はなかったんですけれど、私としましては、病院で兄の事を聞こうとするつぼみが言い出せないでいる時に、つぼみといつきの顔を交互に何度も見て、我慢しきれなかったのであろうか第一声を発する辺りがえりからしくて可愛らしい。 それと戦闘時に上半身を思いっきり掴まれて、上下逆状態になっておったので思わず笑ってしまった(笑)。 アレはいくら何でもパンツ見えるだろ(笑)。ああ、そういえばスパッツ履いていたっけね。 今週の花言葉とウンコの数とまたみてね 今回の花言葉はお話の途中だったのでなし。当然心の種も出てないので、数は変わらず16個。またみてねは大方の予想通りに変わって「キュアサンシャイン」でした。 そして次回!これまで何回か言ってきた光るマントが遂に登場のようですよ! またダークプリキュアとの戦闘もあるようで、戦闘でも期待していきたい。楽しみだなぁわくわく。 しかし、光るマントで空を飛べるようで、S☆Sが唯一持っていた特技を与えてしまうのはなんかS☆Sが可哀想な気がします。 いや!S☆Sにはまだ2段変身が残されているから大丈夫だ!(映画オールスターズDXの時だけだけど) |
第24話 こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!!
ラピュタだ!ラピュタは本当にあったんだ!(ちがう) それはともかく話は良い。 そんな今回のお話は… キュアサンシャイン誕生!サンシャインが出したのは、シャイニータンバリン。 サンシャインが技をくり出す!「花よ舞い踊れ!プリキュア・ゴールドフォルテバースト!」デザトリアンをみごとに浄化したわ! 3人目のプリキュアは、いつきだったんだね!つぼみとえりか、妖精たちも大喜び!!いつきのお兄さんも、手術をうける勇気がわいてきたの。 そのとき、ポプリたちが空を指さして、「“こころの大樹”が近くにきている」と言い出したの。 シプレ、コフレ、ポプリが、マントに変身して、つぼみたちの首にまきついた!そして、空にビューンと飛んだわ!! 高いところが苦手なつぼみは怖がっているけど、えりかは大はしゃぎ!そして、ついに“こころの大樹” のもとにやってきた! でも、ダークプリキュアが・・・。 以上公式のあらすじ。 お話は前回からつづき、デザトリアン化したさつきの心をキュアサンシャインが浄化し、その後はあらすじにある通り、プリキュアが三人になったので、心の大樹が近くまで来ているとし心の大樹へ向うが、第三のプリキュアが現れたとの一報をサソリーナから聞き、駆けつけたダークプリキュアが後を尾行していた……って感じ。 前回同様、今回も新加入のキュアサンシャインがおいしい所を持っていくのは仕方ないが、お話としてはとても良く出来ており感心する。さすが成田良美。 前半のデザトリアンの方は、前回からの流れでサンシャインが全て持っていくいつもの感じなのは、サンシャイン登場の為引っぱったからなので、この辺はいつものお悩みカウンセラーの流れであるが、ちゃんとさつきが夢で女の子に逃げてばかりの自分を励まされたと、毎度の事だが悩みの解決に導いているのは良い。 だが、個人的にはその後の展開の方がおもしろかったしメインとしてもそっちの方だ。 まずはなには無くとも光るマントの登場だろう。 OPであるので使わないのかなーなんて言っていたのだが、ついに来た。やはり風になびくマントはカッコいい。もうちょっと戦闘で上手く使ってくれたらもっと良かったが、それは追々そんなシーンもあるだろう。 お話の方としては、後を尾行してきたダークプリキュアの悪役っぷりがいい。 彼女が現れるまで、心の大樹が素晴らしく、人々の心と繋がっていて、キュアムーンライトとの戦闘で花が散ってしまった心の大樹がつぼみたちの活躍(心の種を集める)によって花のつぼみをつけた様子なども見せているので、ダークプリキュアのオッドアイの力によって、そのせっかく付き始めたつぼみが落ちてしまうのはショッキングで、その悪役ぶりが際立つ。 そのシーンでは、ポプリがあわてて落ちたつぼみを拾おうとした所にカメラがすっと引くと、大量のつぼみが落ちているという演出も効いていて、つぼみたちが発憤する理由となっている。 個人的にお気に入りなのがその後の展開で、三人が力を会わせ、ダークプリキュアを撃退するわけではないのがいいのだ。 サンシャインのゴールドフォルテバーストで動きを止め、ブロッサムとマリンのフローラルパワーフォルテッシモぶち当てるのだが、それは囮で目的は心の大樹にシールドを張って守り、砂漠の使徒に見つからないようにするための時間稼ぎであったのが印象的だ。 プリキュアは悪いヤツをやっつけるのが目的ではなく、PRETY CUREの名の通り、大切な何かを守り、助けるのが使命なのである、ということがここから強く感じられる。 現時点でダークプリキュアはプリキュア三人でも敵う相手ではないのは、それまでの肉弾戦や、ブロッサムのピンクフォルテウェイヴが片手であっさりと消されることなどで証明済みなので、プリキュアたちは玉砕覚悟で戦いを挑むよりも、大切な心の大樹を守る為にダークプリキュアから心の大樹を遠ざけた、彼女らは今その時に出来る最良の選択をしたのだ。それによって圧倒的だったダークプリキュアに一矢報いた形になったのも良い。 そんなプリキュアの伝統ともいえる本懐を見せてくれたのが見ていて気持ちがよかった。 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかの事ですが、百合的にピンチである(笑)。何がピンチって、そら三人目のいつきの事ですよ。 彼女が初登場の時も、つぼみは「これは恋?」などとときめいていた事だし、今回でも心の大樹へ行く際に、高い所が苦手なつぼみにいつきは「手を繋いでいれば、少しは怖くなくなるだろう?」とか言って、手を繋いで一緒に空を飛んでいく。 ダメだろ。そこはえりかがやらなきゃいけない所だろ!ってゆーか、えりかはその時、光るマントで空を飛べるのに夢中で、その辺頭から抜け落ちていた感があるのは実にえりからしくて良いのだが、手を繋いで一緒に飛んでいるつぼみといつきを見て、きっと心中穏やかじゃなかったんじゃないのかなー、とか思ったり(笑)。 今週の花言葉とウンコの数とまたみてね 今回のお花は「カモミール」、花言葉は「苦難に耐える」、ウンコの数は17個。 またみてねは「ドレスコンテスト(だったっけ?)」の優秀作で、劇中につぼみがどれを着るのか当てる内容でした。 ダークプリキュアのおかげでつぼみがたくさん落ちちゃったので、ウンコはもっとたくさん集めないといけないのかなぁ。 さてさて、次回はファッション部で夏合宿という事で、サブタイ的にはまだいつきをプッシュするような話のようだが、予告を見る限り、我が愛しのえりかの魅力が遺憾なく発揮されそうで期待大だ!楽しみだなぁポワワ〜。 |