悪/脇役の出演作と所感

◆ここでは人相書が掲載されていない悪/脇役の皆さんの出演作品のデータ・所感などをUPしていきます。「本薦」の記事を書かない作品から個々の方々をUPします。(基本的には東映京都の作品から掲載していく予定です)
「新着」以前の記事は名前順に並んでいます。
〔並び順・敬称略↓〕
朝日完記 有川博 伊吹吾郎 伊東達広 
石立鉄男 大竹修造 伊藤洋三郎 井上高志
小日向文世 佐藤仁哉 鈴木悠貴
竜川剛 滝田裕介 津村鷹志 藤堂新二
中丸新将 中山仁 峰岸徹


◆2004/11/22以前、「本薦」掲載分はサイト内検索をご利用ください◆

    
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《あ行》

朝日完記さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

望月左門(津村鷹志)配下・汐見三郎。役人風を吹かせ宿改めに来てネタを仕込もうとして、葵のご紋の印籠発見。まあ、そのときの表情といったらスゴイ。大口開けてひっくり返って驚く姿が、あまりにも新鮮でした。朝日さんのあのような姿も貴重品に思えます。

有川博さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

家老・吉崎監物。拡散からの書状・報告を受けて相当驚いて事の重大さを受け止めた表情をしてました。奥野(内田勝正)らを叱り付ける場面の怒りの表情・貫禄、老公がなかなか牢から出ないときの困惑の表情なども流石です。なんだか久々に善人役を拝見したような気もしますが、気のせいかな…。

伊吹吾郎さん

2006春の特別企画大岡越前2時間スペシャル 2006年03月20日放送分

鳶の頭・伊三郎。峰岸さん演じる弥之助とは反対の性格。悪いことは悪いと謝る潔さあり。それがぺこぺこしているように見え弥之助とは鳶仲間ながらも対立。ちゃんと火事場で弥之助と仲直りできてよかった。

伊東達広さん

2006春の特別企画大岡越前2時間スペシャル 2006年03月20日放送分

定火消・丑松。バックの旗本の力を笠に着てやりたい放題。火を消すというより、建物を壊して楽しんでます。ほんとにその姿は憎憎しく、弥之助に「獣以下の下衆野郎だ!」といわれてます。言われた本人は激怒してますが、まさにその通り。こんな役をさらっと演じてしまう伊東さんはすごいかも。

石立鉄男さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

大前屋儀兵衛。あの石立さんも今や悪役。綱豊一行を誘う場面やもてなす場面は一癖ありそうな不穏な(って、私が思ってるだけか…)笑みを見せていらっしゃいました。それが紀伊国屋文左衛門(長門裕之)が現れて一行の正体を知り、あわあわと腰を抜かしそうな表情になるところが絶妙。

大竹修造さん

水戸黄門34部 第5話 格さん不覚消えた印籠(石巻) 2005年01月31日放送分

井筒屋徳右衛門。悪人役も多い大竹さんですが今回は真面目な商いをしている井筒屋主。体を壊して長いこと床に臥せっていて娘(仁藤優子)に店を任せているようで、すまなさで一杯といった父親役でした。気弱になっている表情がよかったです。

伊藤洋三郎さん

新・科捜研の女(2) 15年前の鑑定ミス!?マリコの父が殺人犯 2005年09月01日放送分

不動産会社社長・須藤庄一。中盤に妻・ゆり子役の辻沢杏子さんと登場された時、シーンとしてはあっさりしたものだったんだけど「この二人がただの不動産屋で出るはずないし、きっと事件に絡んでるんだろうな」と思っちゃいました。普段癖のある役とか犯罪に関わってる役を多く拝見してるように思うのでどうもその方向へ…(^^;)。狐につままれたような表情や妻を守ろうと必死になる姿が印象的でした。

井上高志さん

名奉行大岡越前 第3話 炎に包まれた白州!一か八かの大勝負! 2005年05月02日放送分

藤崎道十郎。不正を許せず自分の信念を貫くために脱藩し浪人に…。不治の病に冒されながらも、武士としての誇りを忘れない真っ直ぐな父という役どころ。お若いころは善人役のほうが多かったと思うんですけど、最近は悪役の方が多いような…。個人的には井上さんの笑顔が好きなので善人役のほうが嬉しいです。このお話でも、強制的に連行される場面で、心配する妻子に向けられた「大丈夫だよ、すぐ帰ってくるから」と安心させるような笑顔がとてもよかったです。出番が少なかったのが残念。

水戸黄門36部 第6話 印籠の故郷守る師弟愛(輪島) 2006年08月28日放送分

小倉源十郎。輪島塗の技を盗ませるため送り込んだ伊之吉(前田耕陽)を鷲津弥五郎(石田登星)と共に迎えに来てます。自分の藩の利益のことしか考えておらず、問答無用で連れ帰ろうとする様が憎々しい限り。出演シーンも多く、井上さんの憎々しい表情や凄んだ表情も沢山見られて満足満足でした。



《か行》

小日向文世さん

新・科捜研の女(2) 15年前の鑑定ミス!?マリコの父が殺人犯 2005年09月01日放送分

旋盤工場元社長・楠見純一。前の週の予告を見て「あ!やじさん!ミスターパーフェクト!また出るんだ」と思ったら、よーく考えたらそれは「京都地検の女」での話でした…汗。
罪を犯したあとでの予想外の監禁状態、あの異常事態で淡々としてたりパニック状態になったり精神的に不安定になってる様がよかったです。



《さ行》

佐藤仁哉さん

八丁堀の七人6 第6話 人妻の秘密!?奉行所の中で殺人が・・・・・・ 2005年02月21日放送分

同心・柴山徳右衛門。このところ悪人役が多い佐藤さん、このお話では悪事を知りながら事を明かせないといった複雑な役どころ。ちゃんとおやいを助けてくれたし苦悩する表情がかっこよかったです。やっぱりたまにはこういう役どころも見たいものです。
 健さんの舞台を見たときの佐藤さんのかっこよさを思い出した私でした。

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

忍び・喜志十郎。名うての忍びらしくにこりともしないで苦虫を噛み潰したような表情ばかりでした。私的にはちょっと残念。もっといろんな表情を見たかったです。アキを狙って夜叉王丸(山口馬木也)の怒りを買い斬られてしまってました。←どっちにしても斬られるんだろうけど。

篠塚勝さん

水戸黄門36部 第8話 助っ人アキの越後獅子(福井) 2006年09月11日放送

旅芸人・音次郎。冒頭の登場の際、女形かと思ったんですけど、役者役ではなく手品師でした。助・格さんに助けてもらった際、助さんに向けられた「まあ、いい男〜(*^_^*)」という表情、可愛らしかったです。女らしい笑顔と物腰・仕草、それと腕っ節の逞しさがアンバランスでとてもインパクトのあるキャラでした。中盤、赤座屋一家を追い払った後の談笑場面で助さんとツーショットになってるのと、EDの「助さぁ〜ん!」には大笑いしてしまいました。

鈴木悠貴くん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

清吉(櫻木健一)・およし(三浦リカ)の息子・太郎吉。この両親にしてこの子ありというかなんとしっかりした男の子。お金を使い込んだ父親・清吉を小突き回し「親なら親らしくしろ!」って、元気がよくてはきはきしててサイコーでした。



《た行》

竜川剛さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

綱豊を狙う忍び・喜平次。こんなに目つきの悪い役の竜川さんもあまり見たことがない気がしました。化けの皮が剥がれた落ち武者風な様相がインパクト強。策を弄するも失敗を重ね、お頭の宮内源三郎(本宮泰風)にあっさり始末されてしまいました、残念。

滝田裕介さん

2006春の特別企画大岡越前2時間スペシャル 2006年03月20日放送分

老中・西尾豊後守。越前が町火消しを提案すると、不快な表情で「混乱に乗じ盗みなどの狼藉を働かんとも限らん」と。自分が“更に増強を”と提案した定火消しはなんなんだと、お茶の間の皆さんは思ったことでしょう(←伊東達広さんらが狼藉を働いたシーンが先にあったので)。

津村鷹志さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

おえんを見て「愛いやつじゃ〜」な表情がサイコ〜。その先に起こる事態を想像し大笑いしてしまいました。案の定、下帯姿でお湯バズーカを受けてました。あの役がやれるのもある意味、津村さんだけかも…!?

藤堂新二さん

水戸黄門34部 第5話 格さん不覚消えた印籠(石巻) 2005年01月31日放送分

巡検使・立岡左京之介。こちらも大竹さん同様、悪役の多い藤堂さん。普段なら巡検使役でも下々の者から賂とか取ってるてことが多いですよね。今回はちゃんとした巡検使でした。藤堂さんが真剣な表情できりっとした演技をされると如何にも生真面目な切れ者って感じです。


《な行》

中丸新将さん

銭形平次(2) 第1話 裁けぬ悪行!平次が仕掛けた罠 2005年07月04日放送分

呉服太物巴屋市兵衛。品のある大店主という風情がお似合いです。時代劇・現代劇を問わずいろんな役柄を演じられる中丸さん、よさそうな人に見せかけてほんとは悪い人なんじゃないの?と思っちゃいます。大店主の爽やかな笑顔、原田大二郎さんや木村栄さんに脅されて怯える表情、苦悩の表情など盛りだくさん。暖簾を見つめて思い巡らすところや平次が訪れてきたときなど、心情がよく出ててよかったです。中丸さん、かっこよかったぁ。

中山仁さん

2006春の特別企画水戸黄門2時間スペシャル 2006年03月13日放送分

大久保勘解由。笑顔は穏やかで素敵な方なんですけど、悪役となると何を腹の中で考えてるかわからない感があってこういう方は空恐ろしいです。ふてぶてしさがなんとも悪人然としてて手ごわそうでした。


《ま行》

峰岸徹さん

2006春の特別企画大岡越前2時間スペシャル 2006年03月20日放送分

喧嘩っ早く人情に厚い鳶の頭・弥之助。江戸っ子らしい威勢のよさなんだけど、思い込んだら頑として意見を変えないのが玉に瑕。ちゃんと火事場で伊三郎と仲直りできてよかった。
 このところ、八丁堀の七人(7)の最終回、京都迷宮案内の最終回、そしてこのスペシャルと、続けてTV作品で拝見し、先週観劇した御園座(松平健さんの公演)でも拝見し、まるで「峰岸徹強調月間」って感じです。

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