お薦め悪/脇役

TV時代劇作品の視聴感想と悪/脇役の紹介文です

◆作品:京都迷宮案内〔並び順↑〕
恋人を捨てた母VS母親を捨てた跡取娘! 
偽名の女、短歌に秘められた三角関係!

喪服の女・連続香典泥棒に秘められた謎! 
愛人を呼びつけた女VS殺人者を待つ女!

京都迷宮案内 恋人を捨てた母VS母親を捨てた跡取娘!

投稿日 3月15日(金)10時59分21秒

あらすじ

地下鉄で痴漢現場に居合わせた悦子は犯人の写真撮影に成功。犯人は平瀬と言う新進気鋭の陶芸家だった。写真を見た杉浦は平瀬が手袋をしていた事に不信を抱き、平瀬と被害者の女子高生・あかねに事情聴取に出かける。

本日のお薦め
  • 伊庭剛さん
    • 新進気鋭の陶芸家・平瀬。先日の「八丁堀の七人」最終回の「真面目な悪の部下」と打って変わって、情の深そうな哀しげな男性を好演されてました。あかねを気遣って「責めんといてや、僕はろくろさえ回せれば何とか生きていけんねんから」と絢子に話す哀しそうな優しげな横顔、ぐらっと来ますなー。
  • 司裕介さん
    • 骨董市の露店主。「それええやろ」と杉浦が手に取った猪口を薦めてます。まけてよと言われて「あかん!その値段で気に入らんのならやめとき!」と強気の発言も司さんにピッタリ。放り投げられた猪口を受け取り「うわっ!なにするんや!」って怒ってました。司さんのそんな場面、迫力あって好きです(単に私の好みだけだったりして…)。
  • 矢部義章さん
    • ギャラリー平瀬の従業員。聞き込みに来た杉浦に「ああ、この人なら、平瀬さんに会いにちょくちょく来てましたわ」と答えてます。ふちなし眼鏡をかけた矢部さん、とっても知的でした。作務衣もよくお似合いです。
  • 林哲夫さん
    • 悦子の見合い相手。悦子、見合い写真見ながら「年収はええんやけどなー、顔がなー」って、何ちゅー失礼な事言うねん!最後の見合い場面も汗かきキャラにされてるし、「あんな奴に振られるなんて…」って、あんな奴呼ばわり…。お気の毒。京撮の皆さん、頑張ってください。
ココ見て!
  • 冒頭地下鉄の中で悦子の足を踏む黒のサングラス=木下通博さん
  • 発表会直前最終確認の際、左の黒ブレザー=岩須透さん
  • 発表会直前最終確認の際、中央の黒ブレザー=峰様
  • 発表会直前最終確認の際、右の黒ブレザー=北村明男さん
女将所感

 杉浦が買ったお猪口、いい色してましたねー。ああいうので飲んだら酒もさぞかし旨いでしょうね。っても、何杯もおかわりしなくちゃいけないとそのうち面倒臭くなってコップ酒になっちゃったりする事も多いんですけどね、私の場合。

京都迷宮案内 偽名の女、短歌に秘められた三角関係!

投稿日 3月7日(木)22時10分00秒

あらすじ

 聴診器を持った身元不明の男性遺体が発見される。そのころ本社にいた杉浦は資料室で毎年決まった日に、新聞の「尋ね人欄」で続けられた手紙の遣り取りのようなものが今年はなかったか話を聞く。
 そんな中、登美子という女性が男性遺体を引き取りたいと申し出る。

本日のお薦め
  • 五十嵐義弘さん
    • 倉田守。いきなり冒頭の遺体発見現場、「誰がやってんの?」と思ったら、五十嵐さんじゃありませんか!びっくりしました。五十嵐さんいい声なさってるのに、死体だったんですね。一途に女の人に愛されるなんて、いい役どころじゃないですかー。
  • 岩尾正隆さん
    • 遺体発見者。いやー、冒頭のシーンだけかと思ったら、そんな筈ないですよねー。ちゃんと聞き込み場面でご出演でした。茶色の作務衣を着てる姿は、んー、似合わねー。悪者かと思いきや、単に発見者でした。
  • 川鶴晃裕さん
    • 研究所所員。杉浦が聞き込みに行った際、笑顔でお話されてます。「ええ、うちでも聴診器は扱ってます。…」。笑顔でお話されるつるさんの笑顔って言ったら、ホント言う事なし!技術者風の出で立ちながら、人当たりの良さそうなトコは、つるさんの個性でしょう。
  • 窪田弘和さん
    • 倉田の住むアパートの大家。杉浦に中見せてもらえます?と聞かれ「いいですよ」とドア開けてます。殆どお顔写ってなくて残念…。
女将所感

 35年かけて愛せる人がいるという事は羨ましい。もし本当にそれだけ自分の存在価値をかけて愛せる人がいるなら、命賭けても悔いはないと思うな。その相手と自分がどういう関係だったかなんて関係なく、例え一方通行であっても自分がその人をどれだけ思っていたかという事を大事にしたいんだと思う。んー、そんな人に出会ってみたい。出会えたら人生幸せだな、きっと。…千鶴の立場だとまた違うんだろうけど。
 この間、映画村に行った時(2/11)、色々伺った方(旗本奴のような出で立ちでした)が、京都日報記者役(小川さんがそっくり返って聴診器・樹木医の話を電話してる場面)でご出演でした。 映画村でお会いした時どこかで見た人だなと思ったんですが、その前に二度模擬撮影でスタッフ役(小道具を役者さんに渡してました)でお会いした方だと思うんです。
この話で、角刈でご出演だった貴方!お名前が知りたいです。(判明しました。田中雅俊さんでした。 2002年03月13日追記)

京都迷宮案内 喪服の女・連続香典泥棒に秘められた謎!

投稿日 3月1日(金)10時21分57秒

あらすじ

 陽平は定期検診を嫌がる杉浦を連れて病院に行く事になった。陽平は病院で雅に再会。入院中の娘の為に毎日病院に通い、手術費を作る為働きづめという雅に同情してしまう。
 一方、杉浦は検診でポリープが見つかる。

本日のお薦め
  • 湖条千秋さん
    • 峰様の奥さん・ゆきこ。奥さん役があの時代劇では悪女で憎々しかった湖条さんだなんてびっくり。娘を失った失意の母親役を熱演されておられました。こんなにも変わるんですねー。ホント、お若い頃の「腹黒い女」のイメージ(心外だったらごめんなさい)から程遠いです。
  • 細川純一さん
    • 冒頭の葬式場面、受付をしている男性。湖条さんが気を失った時もしっかり駆け寄っておられます(右)。「せやから言うてたやないか、こまめに金の勘定はしとけて」って折角喋ってるのにロングでお顔判らず…。
  • 田中弘史さん
    • 杉浦を検診する医者。胡散くさーい!再検査の際、写真を見て「…ン?…」と首を傾げる辺りは「げっ!なんかあったやろか…」不安にさせるに余りあるほど怪しいです。
  • 福本清三さん
    • 香典泥棒。「勘弁してーな。出来心や〜」と大勢に取り押さえられて苦し紛れに叫んでます。ふふふ…。福ちゃんやる〜。大丈夫!福ちゃんなら、出来心に見えません。←これ褒めてるんですよ!
       取調べの場面、関西弁丸出しで「盗人の信念」を述べる福ちゃん、素晴らしい!あれは福ちゃんじゃないと!前科もある「自称プロ」、やっぱ出来心じゃないやん!
  • 徳田興人さん
    • 目撃証言する住職。お坊さんと言えば徳田さん、徳田さんといえばお坊さんてなイメージでしょうか。私の中では「和尚 = 徳田興人さん、小峰隆司さん、窪田弘和さん」です。
  • 下元年世さん
    • 雅の父親。配役にお名前があったのでいつお出になられるかと思っておりましたら、ホント最後の最後でした。待ちくたびれた…。始めは頑なな態度とってましたが、説得され苦悩の表情が浮かぶさまがよかったです。 孫娘が笑ってくれた時の、安堵した泣き笑いもよかったです。下元さんもお若い頃は、侍から商人、三ン下まで幅広い「悪人」だったんですよねー。
ココ見て!
  • 位牌を持つ峰様の前を歩く和尚さん=小峰隆司さん
  • 泣き叫ぶ湖条さんを囲む後ろ中央の女性=富永佳代子さん
  • 「私先戻ってるわ」と受付に戻り香典が無いのに気付く=鈴川法子さん
  • 犯人を目撃したとする葬儀屋=松澤一之さん
女将所感

 一番びっくりしたのは、冒頭の葬式場面。京都って受付で現金出して集計するですか?あんなの初めて見ました。あれじゃあ、香典盗ってくださいって言ってるようなものだと思うんですけど…。あれが京都の習慣なら凄い無造作だと思うし、撮影の為にああいう風にしたんならやりすぎだと思うんですけど…。
 それと、台詞喋ってんのに写ってんのは他の人だったりってのが多かった気がするんだけどな…。単に私の見たい部分が見せてもらえなかっただけかもしれないけど…。
 あ、作品と関係ないんだけど、CMが多すぎー。人気番組って証拠と思えばいいか…。
 峰様ご出演部分は「蘭ごち」にUPしておきます。

京都迷宮案内 愛人を呼びつけた女VS殺人者を待つ女!

投稿日 2月20日(水)17時52分30秒

あらすじ

空き巣の容疑を掛けられた(安藤一夫)が自殺した事が判明。ところが林の他殺説が浮上する。つた子は陽平と悦子に事件の再調査をさせる事にする。 一方、杉浦は事件の目撃者である志麻子(中村久美)を訪ねる。

本日のお薦め
  • 中島陽典さん
    • 逃走犯・クラモチ。中島さん、ちょっと気弱そうな何処となく屈折した役の多い方ですし、ホントピッタリですよね。「裏切ったのかー!」と叫ぶ時のキレた横顔が怖いくらいでした。中島さんは愛知県名古屋市出身だそうです。ちょっと親近感。
ココ見て!
  • 冒頭の記者会見、詳細を述べる3課長=白井滋郎さん
  • 横に座ってる眼鏡掛けた上司=川上真人さん
  • 会見の記者最前列 向かって一番右の眼鏡・口ひげ=空田浩志さん
  • 会見の記者最前列 その右のカメラ所持=田井克幸さん
  • 会見の記者最前列 一番左=高橋弘志さん
  • 辻本さんと共にクラモチを逮捕する刑事=西村龍弥さん
女将所感

 女から見ると、「自分がいないと駄目になりそうな男」とか逆に「危険な男」ってのは気になるもんですよねー。周りが「止めとけ!」って言うと余計にはまっちゃったりして。ま、私の場合は「自分がいないと駄目になりそうな男」より「危険な男」の方が好きです。え?誰も私の趣味なんて聞いてない?そう、失礼しました。
 熱で魘されてた時の「前話」がないです…。

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