お薦め悪/脇役

TV時代劇作品の視聴感想と悪/脇役の紹介文です

◆作品:三匹が斬る!〔並び順↑〕
危機一髪!罠に掛かった三匹!?夫婦逃亡者と密書の謎!!
ねらわれた“まゆ玉”娘!?花嫁衣裳に涙の刃!
相模路は酒と涙の恋の町 消えた二人!駆け落ちの罠!!
出たぞ!もののけ!怪奇の森 決死の女と幽霊藩主の謎!?
痛快!世直し旅 母の涙と嘘と百両騒動!!

三匹が斬る! 危機一髪!罠に掛かった三匹!?夫婦逃亡者と密書の謎!!

投稿日 5月28日(火)13時48分13秒

あらすじ

琢馬は何者かに追われている辰吉を助ける。だが、二人を助けた事で琢馬も指名手配され、琢馬は斬り捨ててもよい事になっていた。これを不信に思った半兵衛は、探索を開始する。

本日のお薦め
  • 中山仁さん
    • 代官・帯刀。現代劇では善人も数多くやってらっしゃるんですけど、時代劇ではすっかり悪人になられてますよね。呼び出し状を受け「嘘か誠か賭けてみる手はあるか…」と高笑いする場面、ホントに人が悪そうでした。
  • 松澤一之さんと阿知波悟美さん
    • 盗人夫婦・辰吉とおしま。「ホントにお人よしだなあ」「手を出すとこいつが死ぬよ」と悪に豹変する場面は流石でした。外道働きに嫌気がさしたという複雑な盗人一筋縄ではいかないお二人、ナイスなしたたか者夫婦でした。
  • 草薙良一さん
    • 隆蔵。粘着爬虫類系の草薙さん。外道働きの盗人、ぴったりでした。この手の役どころには欠かせない方ですね。子分達に「やれ!」と琢馬を拷問させる時の表情は冷たかったですよねー。
ココ見て!
  • 琢馬らの手配書の高札場の場面の浪人「娘!この男を知っているのか!嘘をつけ!今若大将と言っただろ」=川上真人さん
  • 琢馬らの手配書の高札場の場面の浪人「そういえば、さっきも妙な奴がこれを見て若大将と叫んでいたな」=永田周作さん
  • 琢馬らの手配書の高札場の場面の浪人「お前この男を知っているのか」=山口幸晴さん
  • 半兵衛が「死んだ妻に本当によく似てるんだ」と絵を書いて女人=井上紀子さん
  • 山狩りの場面、半兵衛に「お前も手を貸せ!百両は山分けだ」という浪人=石川栄二さん
  • 藤川代官所を半兵衛が訪れる場面「失礼致しました、中へお通ししろ」=山根誠示さん
  • 藤川代官所を半兵衛が訪れる場面「どうぞこちらへ」=田井克幸さん
  • 奥へ通された半兵衛を始めに応対する代官身代わり=松原健司さん
  • 立て篭もった辰吉らを浪人らが襲おうとする場面「いいか、賞金は山分けだからな」=内藤和也さん
  • 代官帯刀にまだ見つからんのかと聞かれ「はっ!八方手は尽くしているのですが」と答える家臣=河本タダオさん
  • 代官帯刀にまだ見つからんのかと聞かれ「はっ!八方手は尽くしているのですが」と答える家臣=河本タダオさん
  • 両悪が呼び出された場所で、始めに矢で射られる駕籠後ろの三ン下=重伸幸さん
女将所感

悪者同士が欲と保身の為に争うなんてなかなかいいじゃありませんか。結構面白かったです、ハイ。ラス立ちもすんごい人数が入り乱れて、見るのに疲れちゃうほど(私の見方に問題あり…?)。なんだかとってもエネルギー使った気がします…。ふ〜…。

三匹が斬る! ねらわれた“まゆ玉”娘!?花嫁衣裳に涙の刃!

投稿日 5月22日(水)11時41分01秒

あらすじ

勝沼で琢馬は近在一の美人に賞金を出すという「まゆ玉祭」の会場を訪れた。実はこの祭りは絹問屋の甲州屋の妾を選ぶものだった。その晩、琢馬は祭りに出ていたおみよが働く宿に泊まる事になり、そこで半兵衛と出会う。

本日のお薦め
  • 武井三二さん
    • 甲府勤番組頭あきつきひょうご。冒頭の登場シーンからして不遜な態度。絶対なんか企んでるって言う表情してましたね。金の亡者の組頭を怪演されておられました。
  • 川鶴晃裕さん
    • 冒頭のまゆ玉祭りの場面。番組始まっていきなり「さ〜〜さ〜、まゆ玉娘祭りが始まるよー!」と声が聞こえました。来た来たー!と喜んでいると、接客(?)つるさんのお顔!ホントに楽しそうにしておられました。その後、もたつく琢馬の財布から勝手に一分銀を取り上げてました、しっかりしてる…。やっぱ金儲けなのね。それにしても、投票するのに一分も取るなんて高いなー。
ココ見て!
  • 富蔵一家。まゆ玉娘祭の際、お玉を捕まえ「みんなよく見ろ!こいつもインチキ陰陽師の仲間だ!」=司裕介さん
  • 安次の母=鈴川法子さん
  • おみよの働く宿の主=江原政一さん
  • 賭場の合力「壷入りました、さ、はったはった!」=菱谷昌功さん
  • 賭場の合力、反対側=高橋弘志さん
  • 賭場の場面、甲州屋用心棒(長身面長)「なんだとー!邪魔するとたたっ斬るぞ!」=入江毅さん
  • 甲州屋用心棒(隻眼)=笹木俊志さん
  • 大月屋番頭?、江戸へ向かう場面「命に換えても!」=山根誠示さん
女将所感

 富造一家に泣きつきに行った時、「影ながら応援してえのよ」「俺の気持ちだ」って武器等をくれるところで怪しいと思わないかんなー、まゆ玉職人。本当に応援してくれるなら子分が出張ってくもんねえ…。やっぱり、物事は冷静に見ないと判断を誤ります。
 ラス立ち場面、笹木さんの「裏切り者めー!」との台詞に極楽は「ふっ、おもて返っただけだよ」。黄門の飛猿と一緒の台詞。「あんたは畳かー!」と思って聞いてたけど、またこんな所で耳にするとは…。

三匹が斬る! 相模路は酒と涙の恋の町 消えた二人!駆け落ちの罠!!

投稿日 5月10日(金)12時22分08秒

あらすじ

腹をすかして途方にくれていた琢馬は、ならず者に絡まれていたお夏を助けた。お夏は蔵元・秋葉屋の娘で、琢馬はお夏の父・惣兵衛の元に厄介になる。
 その後、琢馬は秋葉屋の商売敵の店の用心棒が半兵衛である事を知る。

本日のお薦め
  • 石倉英彦さん
    • 秋葉屋用心棒・倉橋玄蕃。食事をご馳走になっている琢馬に「新入りのようだな」と警戒心を露わにしてます。用心棒にぴったりなすんごい迫力。岡田さんを斬り殺した後の不遜な笑み、良かったー。
  • 六平直政さん
    • 良庵和尚。始めロミオとジュリエットな若者カップルに「その板挟みになっているお前達が見ていられん」と会う場所を提供してました。思わず「それ本気かいな〜」といってしまいました。んー、まさか六平さんがそんな当り障りない役で出る筈がないと思いました。「顔ぶれが揃うまで待っているんだな」と言った後の嘲笑、気色悪くて良かった!
  • 岡田和範さん
    • 「秋葉屋が町総代になったらこの町はお終めえだ!」と叫んでる赤鉢巻の町人。岡田さん、元々お優しいお顔されてますが、血相変わってましたね。遺体のお顔、思わず私も身体横にして見入っちゃいました。
  • 山田永二さん
    • 「町総代は秋葉屋の旦那しかいねえんだよ!」と叫んでる襷がけの町人。辻斬りに出くわした時の驚いたお顔、良かったなー。山田さん、目を開けて死ぬのは気色悪いです。生々しい死に顔をありがとう。
ココ見て!
  • 冒頭、お夏に絡むならず者「なめた真似しやがって!」=清家利一さん(JAE)
  • 冒頭、お夏に絡むならず者(赤茶着物)=稲田龍雄さん(JAE)
  • 冒頭、お夏に絡むならず者(茶白格子)=奥深山新さん(JAE)
  • 駆け落ち後の揉め事場面「清之助が唆したに決まってるよ!」=小泉敏生さん
  • 駆け落ち後の揉め事場面「うるせー!横手屋の旦那はなそんなお人じゃねえやい!」=大矢敬典さん
  • ラス立ち前、極楽を抑えてるならず者=川上真人さん
  • ラス立ち前、惣兵衛を抑えてる浪人=吉田信夫さん
女将所感

 んー、用心棒の皆さんまで「役」とは「三匹」って太っ腹。

三匹が斬る! 出たぞ!もののけ!怪奇の森 決死の女と幽霊藩主の謎!?

投稿日 4月22日(月)23時18分35秒

あらすじ

刈谷藩に向かう途中、琢馬はお玉から今川宿で物の怪騒ぎが起こっていると聞いた。真偽を確かめに向かった二人が今川宿で見たものは、祈祷を行っている右京の姿だった。

本日のお薦め
  • 深水三章さん
    • 草薙民部。「目をかけてやったのに」とあっさり自分に尽くしてきた女を始末する辺りは、酷い奴です。深水さんも結構陰湿な役どころがお似合いの方ですが、今日はちょっとあっさりしてたかな。ま、藩主がかなりイッてたので、二人もそんなんじゃくどいか…。
  • 波多野博さん
    • 宿場世話役。「お陰様で旅籠は何処も満員で、宿場に久々活気が戻ってきました。」とお礼を仰ってます。んー、流石の安定感。大店主あるいは世話役のような役どころ、ぴったりです。
  • 木下通博さん
    • 朝倉軍太夫警護。右京(内藤剛志)が朝倉の屋敷前に座り込んでる場面、「貴様!何をしておる!」「ふざけた事を申すな!」と左側で押さえ込んでます。結構な迫力。後半、野菜を買ってるお玉を見つける場面のお顔もかなり迫力あります。お玉じゃなくても叫び声あげます。
       この場面で、野菜売ってるのってJAEの太田雅之さん?
  • 西村龍弥さん
    • 朝倉軍太夫警護。右京(内藤剛志)が朝倉の屋敷前に座り込んでる場面、「お役宅はここだ!」と仰ってます。「待て!」「朝倉郡太夫様だ!」って台詞言ってるのに、ロング・写ってるのは内藤さんだわ、お気の毒に…。ま、他の場面で写ってたんでいいと言えばいいかもしれないけど…。
ココ見て!
  • 地響き係、右、茶色着物=稲田龍雄さん
  • 地響き係、中、青色着物=白井滋郎さん
  • 地響き係、左、灰色着物=小谷浩三さん
  • 土井頼信=浅田祐二さん
女将所感

 頼信幽閉の建物、「剣客」の「秋山小兵衛宅」でしたね。こうしてたまには活用されてるんですね。今は普段トタン板で囲ってあるんですけど。
 それから、竹バズーカって毎週出るんですね。旅から旅の右京、持って歩いてる姿なんて全然出ないのに、ちゃっかり使ってるって事は宿場から宿場に送ってる訳?ま、「殿ふら」の二人の早変わりよりいいけど。
 冒頭のキャストロール、レギュラーの名前だけパチンコ屋の看板みたいに派手でドデカイのに、なんでゲストとスタッフの字はあんなに小さいんですか?非常に見辛いし、ミョーに差別化してるみたいで変です。
 それと、タイトル長いって…。

三匹が斬る! 痛快!三匹世直し旅 母の涙と嘘と百両騒動!!

投稿日 4月16日(火)14時00分48秒

あらすじ

琢馬、右京、半兵衛の三人はお玉と共に掛川に向かう。ある日琢馬は生き別れの息子を探しているお光という女性に遭遇。

本日のお薦め
  • 谷口高史さん
    • 戸塚左門。谷口さん。同心でレギュラーなのかと思いましたら違いました。作次を拷問にかける場面の粘着乱心系演技、虫唾が走るほど良かったです(褒めてるように聞こえてますよね?)。
  • 藤沢徹夫(現・徹衛)さん
    • 原田政十郎。怪我をした辰之進を「千代の気持ちもお察しください」と留めようとしてます。娘とその婿になる男を思いやる父の表情でした。
  • 窪田弘和さん
    • 備前屋番頭・徳次郎。半兵衛が用心棒の売り込みにくる場面。手前で帳簿をつけながら盗み聞きしてる挙動不審な姿が良かったです。裏切って斬られちゃうし、窪田さんの悪事を働く姿ってのも(小悪党だったけど)非常に珍しいです。
  • 大矢敬典さん
    • 飲み屋親爺。「もうおめえにはツケでは飲ませねえ!けえれ!」と飲んだくれて所持金のない作次を放り出してます。横顔だわ後姿だわお顔があまり写ってない…。先回の黄門に続いてお気の毒…。
ココ見て!
  • 「旦那!そこの若造をとっちめてやって下せえ!」という子分=河本タダオさん
  • 「さっきまでいたんですけどね、旦那!旦那!」と右京を呼ぶ子分=山田永二さん
  • 始めに辻斬りに斬り殺された商人=吉田信夫さん
  • 回想で子供の辰之進を引き取る同心=笹木俊志さん
女将所感

「三匹が斬る!」であって「三匹が斬る!」でない…。んー、複雑な作品だ…。バズーカは出てくるし、先生が一番立ち回り苦手そうだし…。この日の昼、高嶋さんが「○子の部屋」に出演されてました。この作品のことを「荒唐無稽な楽しめる時代劇」と仰ってました。そう、色々考えてはいけないんですね。どっぷりはまって中から楽しまないとね(変な日本語…)。
 半兵衛の襟巻き(OPでは赤いの巻いてましたね)。アウトローの中心人物に襟巻きは必須アイテム?私の襟巻き(特に赤)といえばやっぱ「破れ奉行」のヨロキンさんです。かっこよかったな〜。
 BGM(効果音?)が十手人と同じだった気がするんですけど…。使いまわしなんですね。

Page Top ▲