人相書

管理人が描いた悪/脇役の皆さんの似顔絵です。出演作品等も少しずつ紹介しています。

江幡高志さん

江幡高志さん

小ずるくて狡猾な悪役。すぐ仲間を裏切りそうな変わり身の早さも特徴。フリークには人気が高いお方です。参考:意外に描くの難しかったです。いつもビデオを静止させて描くのです。普通の方だとその停止中(4分)で描けてしまうのですが、氏はその三倍近く掛かりました。

いただいた情報

▼東映映画では若山富三郎作品によく出ています(五名の清エ門様)。
▼『極道vsまむし』ではスケコマシの悪徳警官に扮し、若山富三郎にボコボコにされた挙句、警察を首になり、暴力団が経営する悪徳警備会社のガードマンとなってしまいました。また、『ゴジラ』では冒頭に漁船の船長を演じ、ゴジラの養分を吸って巨大化したフナムシに体液を吸い取られてミイラになってしまいました。そして『座頭市』では陣内孝則演ずる役人にボロ雑巾のように突き刺され、出血大サービスで死んでしまうやくざものを演じておられました(ざと様)。
▼1968年の映画「博徒列伝」(小沢茂弘監督、鶴田浩二主演)で江幡さんは悪徳暴力団組長(河津清三郎)配下の愚連隊監獄一家(団長天津敏、その弟名和宏、その他汐路章、北村英三、八名信夫と言う強力キャスト)の一人を演じています。鶴田浩二が取り仕切っている人足と江幡さんがもめ、割ってきた鶴田浩二にいきなり指を詰めさせられます。その後監獄一家は指を持って鶴田が世話になっている建設会社に乗り込みます。最期は鶴田と北島三郎を焼き殺そうとしてサブちゃんに刺されて死にます。この「博徒列伝」、有川正治さんが珍しく善玉サイドで、ラストの殴り込みにも参加しています。(板倉将監様)
▼1984年に放映された「星雲仮面マシンマン」で、江幡さんは編集長役でレギュラー出演をしていました。(峰様まかり通る様)
▼荒木しげる(クレジットは茂)さん主演の『仮面ライダーストロンガー』第七話で、ワニの怪人に体をのっとられて、大前「俺にこんなモン食えってのか!」江幡「そぉです。」と、大勢で客の大前均さんを力ずくで押さえつけ、サタン虫を食べさせて奴隷人間にしてしまう、ICのレストランのオーナー(確か)としての出演。なかなかきつい化粧でした。「豪快なパパ」役の大前さんというのも珍しいように思います。加えて特撮ファンには、怪人「おのれ、なぜガスが効かなかったぁ!」荒木「そんなもん俺が知るか!」の迷台詞で有名な回でもあります。(犬丸詮晤様)
▼ドラマ「俺たちは天使だ!」では最終回にゲスト出演。石橋蓮司さん扮する、見るからに胡散臭い殺し屋と手を組むライトな親分を快演されていました。実はこの方の武士姿を一度も拝見したことがなかったりします…(佐島昌軒様)
▼江幡氏は、ここ10年来悪役と並行しながら「善人役」も務めておられますな。ドラマ「温泉へ行こう」の番頭さん、三谷幸喜の映画「みんなの家」の大工役などなど。必殺スペシャルでも鍛冶屋の政の隣家に住む漁師役なんかもやってましたっけ。以前氏が「徹子の部屋」に出演した折、黒柳女史に「あぁ、よく『金さん』のお白洲でおみかけしますよね?」と言われて「いや、あんまりお白洲のシーンまで生き残っていたことはないンですがね(苦笑)。」とコメントされてました。ワルはワルでもいつも“小悪党”なのでドラマの中盤で黒幕に口封じに消されちゃったりするんです、との補足トリビアに当時腹を抱えて笑わされましたですねぇ。(しののめ様)
▼大河「新選組!」に土方歳三と一緒に売薬売りとして、出演していました。相変わらず、せこい役でした。まず、歳三が道場破りとして道場に赴き、怪我した頃を見計らって江幡さんが売薬の声を上げて通るというものでした。(ご連枝様)
▼2008年10月博多座公演『恋ぶみ屋一葉』にご出演なさるようです。今回の博多座公演はコミカルに描かれているお芝居のようなので、江幡さんは『悪役』ではないだろう…と思います。江幡さんは、今年12月で80歳になられます。「自分は、話の途中で殺されてしまう悪役が多い。お白洲の場まで行ければ、マシなほうだ」と、ご自身で仰っています。(しげお様)

石倉英彦さん

石倉英彦さん
峰様が大活躍の 暴将10・罠に落ちた女の夢!あの頃の私に戻りたい……

部下の梶原を演じていらっしゃいました。

銭形平次(欣也版)−危険な関係

他家へ嫁いだ蝋燭問屋佐野屋の長女おそのの夫・喜三郎。悪事の算段をする時のちょっと下品な(ごめんなさい)、悪賢そうなお顔がいいです。普段(?)は、悪代官などの家臣ナンバー2的存在です。石倉さん、人相悪くてごめんなさい。

オヤジ探偵…捜査課長役でレギュラー。美人刑事監禁!笑う容疑者!?

刑事課新任係長で初登場。始めに眞由美と黎の後ろに刑事三人が映り、「ん?真ん中は石倉さん?なんで石倉さんが仕出しやってんの?」と思いました(刑事課の場面ではレギュラー以外は皆さん、京撮の方だと認識してたもんですから)。…と、思ってましたら石倉さんにズームUPしたので、「だよねー、役でのご出演なんだ。でも、一体何の?」と思ったんです。そしたら、新任係長って呼ばれてるんですもの、志賀勝さん演じる小野寺ひろみはどうなっちゃったんでしょう?放送された話の順番が入れ替わってたようなので、いきなり石倉さんに変わってたんでしょうか?

八丁堀の七人−対決!北町の剃刀VS南町の狼

夜烏の清三配下・丈吉。石倉さんだ〜!と喜んでみていたら、口封じの為あっという間に斬り殺されちゃいました。残念…。 余談ですが、昨年、9月4日に映画村で「八丁堀」のオープン撮影を見た日の事。とある方から「八丁堀なら石倉と○○と○○がいるんじゃないかな」と伺いまして、「やった!石倉英彦さんが拝見出来るんだ!」と喜んでおりましたら、「石倉」違いで「三郎」さんでした。私の中では「石倉」=「石倉英彦」さんなんですよねー。「八丁堀」なら「石倉三郎」さんがレギュラーなんですから、普通連想できるのが当たり前ですよね。 因みに東映の公式サイトのバックナンバー見てみましたら、「丈吉」が「石倉三郎」さんと表記されてました。う…あんまりだ…。余りに英彦さんが可哀想です。

京都鴨川東署迷宮課・おみやさん−時効直前 逃亡犯人を待つ女

地上げ屋。冒頭、住人の峰様を脅してます。「判ってんのか!コラ(怒)!」ってちょっと巻き舌入ってて迫力ありすぎです。なんてぴったりなんでしょう。峰様びびってびくっと固まってました。そのあと石倉さん、直ぐ遺体で発見されちゃって「うそ!?これだけ?」と思ったら、回想でご登場されてました。でも、ちょーロングだし、大きく写ったと思ったら、逆さで血まみれですもん、吹き替えしてても判らないっす(ンな事はないか…)。もっと近くで河相君をいたぶるところがみたかった(って、ちょっと過激か…)。

三匹が斬る!−相模路は酒と涙の恋の町 消えた二人!駆け落ちの罠!!

秋葉屋用心棒・倉橋玄蕃。食事をご馳走になっている琢馬に「新入りのようだな」と警戒心を露わにしてます。用心棒にぴったりなすんごい迫力。岡田さんを斬り殺した後の不遜な笑み、良かったー。

水戸黄門31部 第21話 黄門様と七化けのお京(広島)

役人・吉岡。梅屋を訪れ「いいから、ここ4〜5日の泊り客のことを調べるんだ。宿帳をここに出せ。急ぐんだ!」と役人風吹かせてお京に迫ってます。お京にやり込められ、事情を喋ってしまうあたりちょっと可愛げのあるお役人でした。

水戸黄門32部 15話 おいらの馬は日本一(三春)

稲垣配下・岡崎。太吉を馬泥棒と決めつけ捕らえに来ます。子供相手に容赦ない姿はほんとに憎々しかったし怖かったです。一番冷たそうに見えたのは石倉さんかも。

和久峻三ミステリー・京都殺人案内・雪降る北の港町

田代孝次。妙子(南條玲子)の元・内縁の夫。元・暴力博打夫だわ、何年もたって妙子が一緒に暮らしてる景山(佐藤慶)から金を取るために子供を誘拐するわ、お金を引き出せないと判ったら今度は景山の息子の洋介(杉本哲太)を恐喝するわ…。まあヒドイろくでなしを演じてました。(2005/02/10再放送)

いただいた情報

▼Vシネ「くノ一忍法帳」シリーズの悪役レギュラーといっても良いそうです(しののめ様)。
▼テレビシリーズ「影の軍団」では2回ぐらいゲストで出演していたと思います。最初が服部半蔵・影の軍団の25話(サブタイトルは忘れてしまいましたが)に出演しておりました。2回目が影の軍団2の22話「甲賀忍法・必殺の賭け」に汐路章さん、岩尾正隆さんととに出演していた記憶があります。ちなみにこの回は睦五郎さんが大岡二十六人衆の一人として出演しておりました。(峰様まかり通る様)

掲載中の出演作品等につきましては、主に私が「お薦め悪/脇役」に書いたものを掲載しています。各役者さんの全ての作品を網羅しているわけではありませんのでご了承ください。皆さんがご存知のお薦めの出演作品をご紹介ください、掲載させていただきます。よろしくお願いします。
※再放送作品等でこちらの方々を拝見したときには追加掲載しようと思います。

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