人相書

管理人が描いた悪/脇役の皆さんの似顔絵です。出演作品等も少しずつ紹介しています。

中田浩二さん

中田浩二さん

時代劇、現代劇を問わず幅広くご活躍ですよね。若い頃は、地廻りにいたぶられる真っ正直な職人なんかも演じておられましたが、今では時代劇には欠かせない、悪役俳優さんです。(2004年改名、律雄⇒輝夫)

中田さんだから名台詞!−暴れん坊将軍・800話記念新春スペシャル〜江戸城乗っ取り!!人質は百万人!?八百八町が火の海に−「大窪能登守」役。

「上様は多くを助ける為ならば小さな犠牲をよしとする方ではない。ここはぎりぎりまで粘るのが我らの務めではないか。ご一同の気持ちは重々判っておる!私とて悔しい!だがここは将軍の城である!上様の御下命がない限り血で汚す訳には参らん!だがもし一人でも人質が殺されれば、私が腹を切る!その時こそ桧垣殿、一気に賊どもを斬り捨てませい!」
 江戸城を乗っ取られた時の評定で。普通の方が言えば当たり前の事。しかしあの中田さんが言うからこそ、名(迷)台詞なのです。「おいおい、本気かよ〜」と思ってしまいました。流石、中田さんですね〜!最後はしっかり、中田さんの本領発揮で満足でした。

八丁堀の七人−爆発炎上!さらば愛しき妻よ!!最後の大捕物

南町奉行鳥居甲斐守。エンディングの『罷免などは出来はせん。雨宮を捕らえて評定を覆して見せるわ〜!』『久蔵、雨宮が死んだ。これで安心じゃ、のう?ははは!』と言った、救いようのない傲慢な悪人ぶり。ホント、憎々しいんだもん。

暴れん坊将軍−老盗賊の復讐!捨てられた千両箱の謎

財前美濃守。費用・人手を自腹で江戸城下の普請をしようなんて、普通の人なら絶対考えないでしょう。ましてや中田さんなら尚更!←失礼な発言かな?「(目撃者の遺体を)どこか遠くに捨てろ!」「念の為始末する、住まいを教えろ」など冷酷無比・悪逆非道な行い、往生際の悪さといいやっぱり中田さんでした、安心安心。骨の髄までの悪人ぶりでした。

水戸黄門1000回記念3時間スペシャル

伊沢軍太夫。自ら藩主を脅すとは…。「やはり…。致し方なし」というときのお前にもう用はないと言わんばかりの冷たい目。いつものぎょろ目の中田さんとはまた違う味が出てました。

中田浩二さん公式サイト

http://www.nakata-kouji.com/

いただいた情報

▼そういや、今、野村證券のCMに出てるね〜。声優もやってるんですよね。いい声だからなぁ(こざる様)。
▼CMのナレや洋画のアテレコでもご活躍の中田氏、むかしはアニメ「忍風カムイ外伝」のカムイの声をアテておられましたよ。れっきとした「二の線」ですたい。あとは薬用育毛剤「紫電改」のCMなど。映画「必殺!」の外道仕事人・庄兵衛の配下の伝次(女郎屋を営業、ネコ殺しのイヤなヤツ)役、「鬼平犯科帳」第1話の仕掛人のつなぎ役(仕掛人の近藤正臣に依頼人の名を吐かされた上、惨殺さる)などがわっしのストライクゾーン。正月の「暴将」SPでは、女将とまったくおんなじ気持ちで観てました、アハハ。「あんた、黒幕っぽいやん…」って(しののめ様)
▼エースをねらえ!の宗方仁コーチの声を担当していたと思います。月曜日辺りの名探偵コナンスペシャルにも声優をされたそうです(安部徹様)。
▼中田さんといえば声優さんとしても有名ですが、その昔「エロイカより愛をこめて」という少女漫画がLPになったとき、大人気のエーベルバッハ少佐を担当しておられました。今思うとウソみたいな話ですが…。(わかば様)
▼先日の日曜日(2004/08/21)にNHK衛星第2の『ペット相談』という番組にゲスト出演してました。途中から見たんだけど大きな黒犬(ラブラドールレトリバーかな?)を連れていました。いつものギョロ目ではなくにこやかな顔で優しそうな方でした。(^^) 普段悪役してる方の素の顔を見るとなんだかホッとするというか癒される感じがしますね。(松井様)

遠藤憲一さん

遠藤憲一さん

若手サイコ系では女将もお薦めの方です。

暴れん坊将軍・800話記念新春スペシャル〜江戸城乗っ取り!!人質は百万人!?八百八町が火の海に

冒頭、峰様がやられる場面のエンケンさんの妖しげな目!いいですね〜。「お前一人で逃げんじゃねぇ!」と思ってしまいました。特筆すべきは、庵主様も仰った「ヨロヨロ、ヒュ〜」な『やられザマ』ですね。あの蛇っぽい目付きとあの最期は、いいマッチング(?)です。

京都迷宮案内−昔話にさようなら

愛人の現夫・長谷川。エンケンさん、いいですね〜、系統としては立川さんと同じ匂い。妻を愛しながらも疑心暗鬼に苛まれる悩める夫。マンションに訪ねてきた陽平と杉浦に告白する場面がグ〜!思い込みが激しく他には何も考える余裕がないといった目付きがいいです!「だあれも心の中は覗けん。」と言った辛そうな寂しそうな風情もよかったです。エンケンさんって背中大きいんですね。後ろ姿にちょっとドキっとしちゃいました。

天罰屋くれない闇の事件帖 13年目の絆!自分の始末を依頼された刺客!!

蝮の治郎(お琴の叔父)。極悪非道な外道の鑑!仲間の失敗にキレる姿も文三を痛めつける横顔も異常性をこれでもかと見せつけていらっしゃいました。非の打ち所の無い(?)悪人ぶりに「エンケンさんすごーい!」と拍手しちゃいました。

茂七の事件簿3「ならず者」

一太郎。幼馴染・お仲(熊谷美由紀)に思いを寄せるも、道を踏み外し病に犯された身ではどうすることも出来ず、影から見守ろうとしてました。追われながら境内の縁の下で寂しく息を引き取るんだけど、片思いの幼馴染を想うエンケンさんの寂しそうな幸せそうな表情がなんとも切なくてとてもよかったです。

ごきげんよう、ゲスト出演

2004年05月28日放送。チャネルを回してたらエンケンさんが写ったので「うお〜〜!素の笑顔のエンケンさんだ!」と感激してしまいました。「情けない話」でカクレンジャーの貴公子ジュニア役の話をされてました。余りに面白すぎて手を叩いて笑ってしまいました。この作品見たことが無いので、ぜひ一度見てみたいです。近所の子供に避けられるようになり物陰から罵声を浴びせられるエンケンさん、本当にお気の毒でした。子供向け番組の悪役って大変なんですね。エンケンさん、笑顔がとてもキュートでした。(下につっちー様談があります)
31日(月)は「うるうるした話」(途中から見たのですが、自分のシーンで自分が泣かなければいけないのにそれまでの間が長く、肝心なときには涙が枯れてしまってたというような話をされてたようです。ほか、撮影の長い待ち時間の間に失敗したことなど話されてました)
6月1日(火)は「当たり目〜こう見えても私」(飼っているマルチーズに噛まれる・お酒が好きなんだけど弱い・高いところが苦手・お酒を飲むと女の人が好き)で会場を盛り上げてました。

遠藤憲一さん公式サイト

http://www2u.biglobe.ne.jp/~ENS/

いただいた情報

▼あの人、かなりサイコ系の芸風のくせにちょっとした間抜けな演技でも笑わせてくれます。特にやられるトコ!『痛快!三匹のご隠居』第7話『無理難題お茶壷騒動・まろが関白でおじゃる(これまた間抜けなサブタイトル…)』でも水野図書役で出演されましたが、クライマックスで張り飛ばされて「ヨロヨロ、ヒュ〜」と壇下に落ちていくシーンはかなりの爆笑度でした。『あば将SP』でも新さんとの立ち回りで「ヨロヨロ、ヒュ〜」の片鱗を見せてくれてはおりましたが(『劇場版・鬼平犯科帳』で、「堪忍や、カンニンや・・」と泣き喚きながら平蔵にどつかれ続ける彼も、それまでのふてぶてしさが印象的だっただけに、余計間抜けな感じがしましたね)。皆さん、エンケンさんの『やられザマ』にも注目してみてくださいね!(御鈴広輝様)。
▼やっぱエンケンといえば“小雨坊”っすね(ゆき姫様)。
▼彼も結構以前から悪役やってまして…またしてもですが「必殺仕事人5」の最終話にて辻斬りを繰り返す将軍家のゆかりの若殿を見事な乱心ぶりで好演。目の前に仕事人(花屋の政)が立ちはだかるや怖じ気づき、お庭番に絶叫して助けを求めるあたりの芝居は真骨いただといってもいいね。最後は手前ェの葵の紋が入った刀で主水に殺られます。あと女将も引用の劇場版「鬼平」の外道盗賊・狐火文吉役も良かったなぁ。捕物シーンでは平蔵に頬を切り裂かれた上に、さらに峰打ちで腕を叩き折られてピクピク痙攣する演技はサイコーやね。牛乳協会?のPRCMも面白かった。頭に牛乳入りのコップを乗せたウシが電線の上をソロリソロリと歩いている夢をみているエンケン…シュールや。(しののめ様)。
▼『あば将5 第22話 無法街の花姉妹』再放送に、女将さんお勧めのサイコ系の双璧・立川三貴さんと遠藤憲一さんが出演なさっておりました。立川氏は一帯を仕切る侠客の元締め・伊皿子屋。そしてエンケンさんは彼が溺愛するひとり息子・・という設定(すげー親子!)。エンケンさんは、棒手振りの魚屋の女から自分の犯した殺人を奉行所に通報されて逆ギレ、彼女の妹を拉致して死に至らしめる・・という、まさに外道チックな役どころです。立川さんは彼を、ほとぼりの冷めるまで江戸から離れさせようと腐心するのでありますが…(結局両名ともラス立ちで成敗されますが)。あと、同じく東映の戦隊モノ『バトルフィーバーJ』の第32話『ふるさと殺人村』にも、バトルジャパンの幼馴染み役として出演なさっていたという情報、あり(御鈴広輝様)。
▼今日の昼(2004年05月28日)の「ごきげんよう」にエンケンさんがご登場。爆笑トーク炸裂でした\(^o^)/ヒーローモノに出てたんですね〜、しかもオネエ言葉でギター弾きながら去っていくって...シュール過ぎます(^.^)(つっちー様)
▼金曜エンターテイメント「ハマの静香は事件がお好きepisode2」と土曜サスペンス劇場「華麗なる復讐」の2時間サスペンスに出演されていました。金曜エンターテイメントでは妹(上原さくらさん)思いで、最後に真犯人に殺されてしまう組員役、土曜サスペンス劇場ではヒロイン(葉月里緒奈さん)の周りをかぎ回るカメラマン役でした。どちらも印象に残るいい役どころでした。脇役で渋かったのは、野沢尚氏脚本「氷の世界」での本庁1課・管理官役が良かったですね。最終回の場面で仲村トオルさん扮する同僚の刑事から、わけあって警察手帳を受け取る場面が渋くてよかったですね。(*ドラマの最終回の展開そのものには、賛否がありましたが。(ヤマサン様)
▼スカイパーフェクトガイドブック(2004年)8月号(東京ニュース通信社版)の30ページにインタビューが載っています。カクレンジャーでの悪役した話とか、興味深い話が盛りだくさんです。興味ある方は、立ち読みでもどうぞ。又、今夏公開予定の戦隊シリーズ劇場版でも、人間体の悪役を演じられるそうです。(ご連枝様より)

掲載中の出演作品等につきましては、主に私が「お薦め悪/脇役」に書いたものを掲載しています。各役者さんの全ての作品を網羅しているわけではありませんのでご了承ください。皆さんがご存知のお薦めの出演作品をご紹介ください、掲載させていただきます。
※再放送作品等でこちらの方々を拝見したときには追加掲載しようと思います。

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