人相書

管理人が描いた東映京都の皆さんの似顔絵です。出演作品等も少しずつ紹介しています。

森山陽介さん

森山陽介さん
東映太秦映画村の『忍者ショー』

年度ごとに出し物は変わりますが、映画村の中村座で行われるこのショーを演出、出演されています。現在は「服部半蔵ー伊賀越忍法帖」を上演中(大悪・乱月斉で出演)。

「森山陽介アクションチーム」の親方

本業はスタントマンで、宍戸大全氏の一番弟子。
2011年8月より、水戸黄門でのクレジットは「森山陽介アクションチーム」となっています。2012年2月、宍戸大全氏が完全引退され、映画村中村座でのショーも一新されチームのメンバーの皆さんと、東映の若手の役者さんが出演されています。
映画村でのイベント、後輩の指導など一手に任される実力派。アクションシーンの吹き替え等、「顔」の出ない影の立役者。 なんと、誰もがみんな知っている、水戸黄門の「風車の弥七」は専属(第5部より)。弥七を見て「かっこいいー!」と思っていた貴方!それは森山さんの背中です!←実は私もそのクチ。

映画「新極道の妻たち 覚悟しいや(1993)」出演。
水戸黄門22部−帰らぬ息子は船幽霊・高知

荒磯の権造の子分半助(?)。柄の悪いちょっと頼りない子分です。威勢がいい割にいざとなると意気地のない様の、ギャップがいいです。飛猿に捕まる場面と、ラス立ちのあと引き摺り出される場面―「わぁ!たっ助けてくれ!」「お許しくださいまし!あっしゃぁ、言い付け通りにやっただけでございます!」などは情けなさ全開でいいっす。これで追い込まれた外山高士さんの苦々しいお顔が引き立つんですねぇ。 

暴れん坊将軍・800話記念新春スペシャル〜江戸城乗っ取り!!人質は百万人!?八百八町が火の海に

冒頭、お静(大河内奈々子)に「気のつえぇアマだぃ、おう!みんなで可愛がってやろうぜ。」と絡むやくざ者でご登場。新之助に手を捻られ、吹っ飛ばされ(宙返り)やっつけられる場面は、印象的。とても痛そうな落ち方でした。4人組の無頼漢でしたが、あの場面は森山さんが一番目立ってました。

大江戸を駈ける!−危険な好奇心

西国屋の用心棒・野島健三。捕まえた結城を拷問にかける際、取り上げた十手を手に『姿を変えてきたのには訳があるんだろう!』と仰っておられます。うー、渋い!いいじゃないですかー!きりりと太い眉に鋭い目。キレ者って感じです。同じ浪人でも「知性派」ですね。←え?誰と比べて?

必殺まっしぐら!第8話相手は大坂の大塩平八郎

殺し屋卯之吉役でご出演。身体のキレも抜群、なかなかの殺し屋ぶり。唯、最後は弱そうな鶴瓶さんにやられたのが残念。

水戸黄門29部−危機一髪!影武者大作戦・高崎

吉保の放った忍び・音羽の六郎。冒頭、老公が高崎に居るのを確認し、見張っていた木から飛び降り、走って来て繋ぎの者に書状を渡し「ふーっ」っと大きく息をつきました。おー!大きく映ってるじゃあ〜りませんか!森山さん、目つきが鋭くて人相悪くてかっこいい!←これ褒めてるんですけど、そう聞えてます?あと、高崎を発つ老公一行を襲う場面。つづらを背負った格さんに襲い掛かる時の表情がいいですねー。あの位力入って本気で掛かってくれると嬉しいです。なかなかの露出度。

暴れん坊将軍−女医に恋した町奉行

浪人・あおちいくま。逃亡中に立て篭もった喜平を追い一気に階段を駆け上がる。忠相も上がってきたのを見て慌てて「両国屋喜平、天誅だ!」って、聞かれちゃ拙い事を娘に聞かれたからって、迷わず斬ってしまう辺りはかなり悪人。「これは天誅である、悪人を成敗して何が悪い」って忠相に堂々と言ってのける森山さんの方が余程悪人です(いえ、そういう所がいいんですよ!)。

水戸黄門30部−肝っ玉おかみの決闘(喜連川)

口入屋喜兵衛の子分。問屋場にて、宿場の状況を老公一行が聞いている時に「ごめんよ!びくびくするなぃ!殴り込みじゃぁねぇ。」と入ってきます。怖い〜〜。あのお顔と声で凄まれたら、涙ちょちょぎれちゃいます。って、「素」の森山さんはメッチャ面白くて優しくていい方です。ホント!

水戸黄門30部−古都に消えた!双子の秘密(京)

すすき党・店では板前。盗人装束もかっこいいけど、真っ白な前掛けの板前姿もかっこよかった!おるいらが店を訪れた場面、ひゃー!森山さんが何か(里芋?)皮むいてる!と見入ってしまいました。中盤、店でおゆきに客が絡んでる時、にゅーっと出てきて睨みつける場面。台詞なくて立ってるだけなのにすんごい迫力・眼光。蛇に睨まれた蛙ですわ。「どないですおゆきさん、頭の具合は」と心配する時は全く表情変わってます。盗賊場面は「茂子の命はわしらが預からせてもろうとる」って脅しちゃって悪人全開だし、色々見られて満足です。

水戸黄門30部−決戦!村人たちよ立ち上がれ(津和野)

恵美是人(成瀬正孝)配下。おるいが多胡の元へ行こうとする場面、「おっ!逃げるぞー!」と立ち上がり追いかけてます。結構な形相…目鼻立ちのはっきりした方なのでこういう時のお顔はやっぱ怖いです。ラス立ちで女の子を浚って人質にするなんて、流石にやる事があくどいっす。

水戸黄門31部−忍びの決戦!母子の再会(伊賀上野)

十兵衛一派・大猿。おようが里に忍び込んだ時、一番に気がつき「何奴だー追えー!」と叫んで呼子吹いてます。鬼若に鎖鎌を投げつける時の形相の凄い事!冒頭の騒ぎが起こる前の里の場面の笑顔とはエライ違いです。街中に出てアキと鬼若の消息を聞きまわり「泊まってないか!心当たりでもあるのか!」と問い詰める場面の形相の必死な事!いいっすねー。まさに血眼って感じ。色んな場面で血の気が多そうで如何にも悪党って感じでした。

水戸黄門31部 第18話 消えた御老公(福山)

庄屋・善太郎(佐野圭亮)を慕う村人。森山さんが善人を演じる姿を見るのは初めて!? 村人を守ろうとする善太郎を助けるため決起しようとします。ちょっと血の気は多そうだけど、庄屋を思う心根がよく出てました。ED、庄屋の元に駆け寄って「みんな頑張ってますよ!」と嬉しそうに微笑む姿がよかったです。いつも悪人姿を拝見してましたが、善人役もグーッ!です。

水戸黄門32部 第6話 肝っ玉女将と意地比べ(高山)

津上屋総兵衛の手下。お顔つきもメッチャ怖いし、総兵衛の第一の子分らしく悪事を先頭切ってやってる感じ。それなのにお八重・おしのに苛立ちながらも「うるせえ!どうしてみんな声がでけえんだぃ!」なんて呆れて(?)言ってるところは悪党にしちゃぁ可愛げがあったりして…。

水戸黄門18部

玄竜(川合伸旺)、青竜(浜田晃)配下の清国の忍び役でセミレギュラー出演。1、2、3、4、5、9、12、15、16、17話。

水戸黄門34部

伊達藩家老大沼(林与一)のお抱え忍び、からす組の首領役で、1、2、3、4話に出演。

【女将のつぶやき】

森山さんも整ったお顔立ち(モロ、私のストライクゾーン、直球ど真ん中)で非常に苦労しました。他のページの皆様、「俺とはエライ違いやんけ(怒)!」と思われてもお許しください。うー、かなり贔屓目に描いたかなあ…(^^ゞ。

いただいた情報

水戸黄門19部に黄門暗殺を企む鬼巌坊(山本昌平)という、祈祷師崩れの一団の1人として第1話、2話4話、5話、7話、9話と計6回出演されております。役名は、鬼巌坊配下(by安部徹様)。
水戸黄門10部3話狐が化けたお姫様・小田原に森山陽介さんが悪家老配下の天津敏さんの家来の侍役で出てました。25年程前の作品ですのでかなり若いです。あの鋭い目付きは今と同じですが、ならず者のギラギラした感じは無く侍らしい目付きでした。まさに『キラリと光る涼しい目!』って表現がぴったりだと思いました。台詞は少しであまりアップもありませんでしたが、ちょこちょこ見られて立ち回りもしてました。水戸黄門第11部14話に出演されてました。役はラス立ちの一捕り方でしたが、最後は格さんに投げられて自ら井戸の上の桶の山に飛び込んでました!スタントアクションが売りの森山さんらしい起用で、まさに体を張った演技で「一瞬のシーンだけど良い演出だな〜!」と非常に嬉しかったです。
今日(2005/01/22)本屋に行った時ふと旅のコーナーで京都のガイドブックが目に止まったんです。何気に中を見たら映画村のページがぁ!この雑誌では映画村の話題が1ページまるまる載ってました。そして昨年の中村座での新撰組ショーの写真がそこそこ大きく載ってました。階段の下から宮部を睨み付ける近藤勇役のリー村山さんと上から近藤を睨み付ける宮部役の森山陽介さんで、森山さんほぼ正面の構図の写真でビックリしました。森山ファンとしては見逃せずソッコー購入しました(^^)。昭文社発行の『まっぷるマガジン 260 京都』(まっぷる2005)114ページです(松井様)

掲載中の出演作品等につきましては、主に私が「お薦め悪/脇役」に書いたものを掲載しています。各役者さんの全ての作品を網羅しているわけではありませんのでご了承ください。皆さんがご存知のお薦めの出演作品をご紹介ください、掲載させていただきます。よろしくお願いします。
※再放送作品等でこちらの方々を拝見したときには追加掲載しようと思います。

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