東映太秦映画村体験記1

〜体験記・1(健さんショー編)・2001年4月30日(月)〜
東映太秦映画村での松平健さんのショーに峰さんが出演
主なイベントは松平健さんのショー、模擬撮影、寺子屋、がまの油売りです。

プロローグ

松平健さんのショーに峰様がご出演。

 前日の29日は早々に夕飯・お風呂を済ませ、19:40に消灯。それでも興奮の所為かなかなか寝つけず、寝返り打ってばかり。それでも何とか寝たらしく、0:00の目ざましに飛び起きました。予め支度は殆ど済ませていたので、そんなに時間はとらなかったけれど、顔の手入れやら(?)何かで出発したのは、午前1:05。
 小牧ICから名神高速に乗り、途中、養老SA・大津SAで休憩を取りつつ京都南ICまで。カーナビの指示のままに走り、映画村に着いたのは、3:40でした。辺りはまっくらけ。誰もいなくて、オイオイいいのかよって感じ。とても心配でした。かなりうろうろしましたね。それで、誰も来る気配がなく、ま、取り敢えず慌てて並ばずともいいかと、京撮の入口も見てみたかったので、確認に行ってみました。迷う事無く辿り着け、憧れの俳優会館の建物が、煌煌と光る守衛の灯りに浮かび上がっていました。とても幻想的で嫌が上にも盛り上がる私の鼓動。もう既にドキドキ。よし、帰りに写真を撮りに来よう!1日頑張るぞ!と決意も新たにしました。そして、朝御飯用のサンドイッチなどを、ゲットしに走りました。唯、走った方向が悪かったのか、なかなかコンビニがない!一体太秦の人達はどうしているんでしょう?結構走って、三条山ノ内のファ○マで購入出来ました。

薄明るくなってから、ちらほらと車がやって来ました。
5:30の時点で私達以外で3台。福山、松本、三河…あらら、最後に慣れ親しんでいるナンバーが。やっぱ強し、愛知県!←カンケーないじゃん。
 6:30ごろ、車の中で朝食を済ませ、化粧もし、天気予報の確認。夜着いた時はパラパラしていたけど、朝の時点では何とか上がって薄曇になってました。これも神のご加護!禁酒した甲斐があったってもんです!それにしても、酒好きの私に1週間の酒断ちは長かったです。それもこれも今日の為!祈るような気持ちでおりました。
 7時に、発券所横に設えてあった健さんショー用の並ばせテープに並びました。先頭!こういう時先頭ってなんで嬉しいんでしょうね。でも、対象人物が違うんですけど。ちらほら集まり出したのは8時前。30〜40くらいの人になってました。客層は老若男女、バラエティーに富んでおりました。長い時間一緒に並んでいると周りの人たちと一体感のようなモノが生まれてきます。でも、回りは根っからの健さんファンばかり。うー、私は違うんだけどな…いえ、勿論健さんは好きですけどね。『祝・ご出演・峰様』とでもプラカードを上げたい気分でした。

8:00も回ると、普通の観光目的風の家族連れも多くなります。その人達とを区分する為に、係の人が「松平健のショーの人は並んでください」というと、4〜5才の男の子、「はい!はい!はい!」と元気よくてを上げました。おお!頼もしい!次世代のちょんまげフリーク発見!嬉しかったですねー。正しい子供のあり方です!
 係のオジ様も私達夫婦には声が掛け易かったのか「何時からきたの?」など、ちょこちょこお話してくださいました。で、私達の足元においてある包みを見て、「プレゼントですか?」とオジ様。健さんじゃないんだけどなーと思いつつ、「そうです」…当然、朝もはよから、並んでてプレゼント持ってんだから、健さんのファンに見えて当たり前でしょうね。何だか複雑な気分。
 映画村の係の人って、とても親切、というか段取りがいいです。ちゃんと説明してくれるし、整列のさせ方も上手。イライラする事無く過ごしておりました(結構いい人そうだった、小柄な眼鏡のオジ様。名前聞いとけばよかったかなーと思っても後の祭。何方かご存知の方、いらしゃいますか?)。
↑ 判明しました。映画村スタッフの佐賀彰さんでした。佐賀さん、楽しかったです、ありがとうございました。つる様、ありがとうございました。…05月05日追記 

ショーの説明です

 ショーは12時と15時があって、出来れば2回とも見たいのがファン心理。オジ様に聞いてみると強制的に12時の回の整理券を配り、続いて15時の回へ移行とか。客に選択権はないんです。ですから、両方見たい人は(特にいい席でと言うなら)、12時の回のを貰ったらまた後ろに並んでくださいとの事。うー、そうか…。また外に出て並ぶだなんてそんなバカな…そりゃ、より沢山の人に見てもらいたいという主催者側の気持ちは判るけど。もう、いっその事2回目は止めようかと思いつつも、峰様が「健さんショー」ご出演との情報だったので、気合いれて頑張る事に。っても頑張ってくれたのは旦那様なんですけどね。
 結局、係のオジ様が言う事にゃ…15時の回は余剰分を10時ごろ中村座の前で配る事になる筈だからその辺にいると貰えるよと教えてくださいました。オジ様、ありがとう…。

 長い長い待ち時間が過ぎ、9時開門!深夜から来た甲斐あって無事、12時の回は先頭の券をゲット!嬉しいです!張りきって村内探索へ!

いよいよ大興奮の1日幕開け!

先ずは一日の段取りから

絶対見ようと思っていたのは、つるさんの寺子屋、模擬撮影。時間を見ると初回が、寺子屋が10:15、模擬が9:50。順調に行けば続けて見られる予定。おっと、拙い!そこに、「健さんショー」の15時の回の整理券がかんでしまう!でも、今のうちに見ておかないと、後どうなるか判らない…という事で、私は好きに回らせてもらい、旦那様が10時に中村座へ券を取りに行ってくれる事になりました。ありがたやありがたや。我が家はこうして旦那様の絶大なる協力で成り立っている訳であります。
 で、時間までふらっと回ろうと言う事で、取り敢えず中村座の方へ行くと、ショーのリハーサル中でした。「今やってんだー。この中に峰様がいらっしゃるのね。」と思いつつ、うろついているとジャージ姿の田井克幸さんと木下通博さん(人相書参照)発見!うわー!っと見惚れている間にお二人は撮影所の方へ消えて行きました。しまったー!思いきって声を掛ければよかった!惜しい事しました。
 大手門の方へ回っていくと…おお!学習館がありました。ここでつるさんが寺子屋やるんです。どうなってんだろうと、扉をがちゃがちゃしていると(当然開いている筈もない、だってまだ9:15くらい)、隣のドームシアターのオバ様に「そこはまだですよ。こちらへどうぞ。すぐ見られますよ。」と呼ばれ、そのままふらっと中へ。なる程、プラネタリウムみたいなドーム状のシアター。へえ、こんなんで電気消されたら、寝不足も祟って寝てしまいそうな感じ。そう思っていると携帯電話が鳴り出しました。ハンギングバスケット管理人の竹姫様からでした。いつもサイト上ではお話してますが、お会いするのは勿論初めてです。「今、中村座の前にいます」との事でしたので、旦那様を残して私は途中退場(ドームシアターのオバ様、ごめんなさい)し、再び中村座へ向いました。

 そして、初のご対面!そこには暴れん坊将軍ファンの隼人様もいらっしゃいました。竹姫様は、思ったよりもうんとステキなお母様(って三十歳超えた私がお母様とは失礼かも…)。29日も映画村にいらっしゃったようで、模擬撮影に出ていた峰様と一緒に写真を撮られたとか…思わず、「うっそ〜〜〜!」と絶叫してしまいました。周りにいた皆さん、驚かせてごめんなさい。勿論姫様と、一緒に写真など撮らせていただきました。
 そうだ!そのときその団子屋さんに、殺陣師の三好郁夫さんがいらっしゃいました!図々しくも、一緒に写真を撮らせていただきました。三好さん、周りの方に、「おい〜、メイクせんでええか〜。」などと野次られていらっしゃいました。快く一緒に撮ってくださってありがとうございました。

「手裏剣投げ」もしちゃいました。3投300円。係のお兄さんが投げ方も教えてくださる訳ですが、「投げる」事に関しちゃうるさい私。…ってもいつもは下から投げてるし(ソフトボールのピッチャーなので)、上からのスローイングは肩痛めてるしちょっと苦手、などと言い訳しながら、やってみると、これが意外と難しい…。忍者って凄い(っても、TVじゃ刺さってるトコは別撮りだし。結局、当たらなくて、口惜しくてもうワンセットやってしまいました。それでも全然駄目。残念賞(?)に昔懐かしい縁日でよくあった、吹くとぴーひょろろろろーと伸びるおもちゃを2本いただきました。悲しかったです。

模擬撮影−1

 竹姫様達も少し村内を回られるそうですし、私も模擬が見たかったので別行動に。中村座から屋敷町へ移動しました。すると9:50少し前だったのでまだお客さんはそんなに集まっておりませんでした。役者さん方もちらほら集まっていらっしゃいます。
 一際インパクトが強いのは、赤いメッシュちょんまげの有川正治さん(人相書参照)。流石ベテランの貫禄です。その有川さんが、折り畳み椅子など運んでいらっしゃるお姿は、可愛らしくもありました。私の目の前で、立ちまわりの練習をしている若くてなかなかかっこいい役者さん、お顔をよく見ると、おお!岩須透さん(人相書参照)じゃ、あ〜りませんか!思わず「岩須さんです…か?」と尋ねると「…!?はい…」とお応えになったので、「写真撮らせてください」とお願いすると、「僕ですか?」…とポーズを取ってくださいました。「あー、いきなり名前呼ばれて朝からビックリしました。何で僕の名前知ってるんですか?」と聞かれ、返答に困ってしまいました。何でって聞かれても。「…え!?、…好きです。」と言ってしまいました。いえ、ホント好きですよ!中川峰男さんもいらしゃったので、「峰男さん、写真撮らせてください。」とお願いすると、「え?」と一瞬不思議そうなお顔をされましたが、快くポーズを取ってくださいました。それから山田永二さん(人相書参照)もいらっしゃいましたね。しっかりピースしてくださいまして、サービス精神旺盛な、山田さんはとてもいいキャラです。模擬の間中、色んなリアクションで観光客を笑わせるセンスは素晴らしいです!山田さん、二の線、充分張れると思うんですが…。そんな山田さんステキです。柴田善行さんはいつ見ても、端正なお顔立ち、流石看板役者。きっと、めちゃめちゃもてるんでしょうねー。殺陣師は波多野博さん(人相書参照)、監督は有島淳平さん…なんと贅沢な!たまらない布陣です!私が夢中になっていると、旦那様が、「早めにつるさんトコ行かな。一番前に座れんぞ。」…判ったってば…。ウチの旦那様、すっごい心配性なんですよ。私は後髪を引かれながら、寺子屋へ向いました。

寺子屋

 ついたのは10:08頃。丁度つるさんが準備の為、扉を開けようとなさってる所でした。お顔を見ると、いつも拝見していてサイトでも会話しているあのつるさん!メチャ嬉しくって、目が合いましたので声を掛けさせていただきました。
 これはつるさんと事前にお話してたのですが、寺子屋の1番前に座ると「学級委員長」に任命されるので、その際、「川鶴まる子です!」と名乗ろうという事、それが初対面同士の認識合図になっていたのです。
 が!余りの感動に、屋外でいきなり「川鶴です!」…おいおい、「まる子」忘れとるやん。でも、お判りいただけたようでよかったです。TVでいつも拝見し、ネット上でも会話させていただいていたので、初対面という感じがしなくてついぺらぺらとお喋りさせていただきました。で、愛知県から遥々持って来た(って言ったって車だから関係ないんだけどね)「坂角の縁」をお渡ししました。これが香ばしくって、お茶請けにビールのおつまみにピッタリ!旨いものが少ない名古屋で、これだけはお勧め出来る逸品です(この事、覚えといてね、あとから出てくるから)。

 入室を許可され、いっちゃん前に着席。私の隣の列には、小学3〜4年程度の女の子が二人、後ろには幼い子供連れのパパ、他かなり観客が入っておりました。「寺子屋」では江戸時代のあれこれについて、川鶴晃裕先生のもと、お勉強する訳ですが、予め、「学級委員長って言っても、特にやってもらう事はないから、予習する事もないよ。」と伺っておりましたので、元々子供の頃から予習嫌い(復習はもっと嫌い…ってじゃあ、何やってたんだよ)な私は安心して臨んだ訳です。それなのに!「はい、じゃあ学級委員長。いいトコ見せてください。」って当てるなっつーの。何回も冷や汗かいてしまいました。一応時代劇ファンを自負する自分としては焦りましたね。ま、私が好きなのは「江戸時代」じゃなくて「ちょんまげ」なのよ!と心の中で言い訳をしておりました。
 …それもこれも出だしがいけなかったかな。始まる時の挨拶部分で、つるさんが隣の小学生に「何年生?そう、そっちのお嬢は?ふーん3年生か。」と言ったあと、私と目が合ったので、何か言わないといけないと思い、聞かれもしないのに「高校三年生」と言ったら「嘘つけ!」と返されてしまいました。「あれ?バレた?」…この掛け合い漫才のような出だしで躓いたのでしょう。

 さてつるさんの働くお姿と言えば、まあお喋りがお上手!立て板に水の如く、次から次へと言葉が出てきて、それもそれぞれのお客さんに合わせて違和感なく、運んでいくから凄い!頭が切れる人でないとああは、いかないでしょう。つるさんの才能を垣間見ました。TVでは見られないつるさんのお姿。やっぱり「生」ってすごいです。
 途中遅れて竹姫様もいらっしゃって、教室が終わったあとに、ウチの旦那様と4人で記念撮影させていただきました。本当にありがとうございました。
 その時、今日の玉簾とがまの油は何方かお聞きしたら、がまの油が北村明男さんとの事。これは見なければなるまいと思いました。出来れば窪田弘和さんの「芸」も見たかったです。

健さんショー直前

 11:06、「健さんショー」の入場の為、並びに行きました。11:10集合になっておりましたが、もう既に沢山の人が集まってきておりました。早速、整理券の番号通りに先頭に並ぶと朝のオジ様もいらして「もうすぐだね。」とか声を掛けてくださいました。
 ずーっとまたされっぱなしで草臥れていた私の目の前を撮影所のほうから来た白いキャップを被ったオジさんが通りました。よく見ると宍戸大全さんでした!心の中で、宍戸さんだ!忍者ショーないのに何で来てんの?えー?めちゃめちゃカクシャクとしてるじゃん、確か70歳超えてる筈よね、そうは見えないなー、流石スタントマンだ、などと思ってじーっと見送りました。角を曲がってお姿が消えてから、「あー!何で写真撮らんかったんやてー!」と気がつきました。宍戸さんのお姿だなんて、メッチャ貴重品だもの。あー、痛恨のミス。余りに悲しくて口惜しくて、その事をメモっていたら(取り敢えず気付いた事は忘れない様、小さいノートにメモるようにしておりました)、係のオジ様、覗き込んでたんでしょうね、「宍戸大全さんも知ってるの?」とちょっと意外なご様子。「ええ」と応えると、「テレビで見てた?」と仰いますので「ええ、テレビで。お若い頃はご自身で忍者役とかでお出になられてましたよね」というと、「へ〜」っと驚いておられました。きっと「普通の健さんファン」と思っておられたので意外だったんでしょうねー。「まだいらっしゃるはずだから、また会えますよ」と仰っていただきましたが、その後気にして回りをきょろきょろしてましたがお会い出来ませんでした。ああ、それにしても勿体無い事しました。今度、何方かを発見したら、猪突猛進!あとで後悔しないように、人相書製作の為にも、絶対写真を撮ろうと決意しました。

 時間が来て、中村座に入る事が出来、目出度く最前列中央に座れました。めっちゃ感激ー!こんな近くでちょんまげの生峰様を拝見出来るなんて非常に嬉しゅうございます(嬉泣)。

感激のショー!

ショーの前振り

 始めに、ビデオ・グッズ促販のコントのようなものがありました。何とそこに峰様のお姿!クリスマスパーテイーで使うようなキラキラのアイマスクに、黒のバンダナにマント、パンツと黒尽くめ。そんなお姿でも、すぐに判ります。かっこいい〜。でも、ちょっと情けないコント(関係者の皆さんごめんなさい)。う〜、役者さんって色んな事やらなきゃいけなくって大変だー。このコントに出てたのは、峰様の他に、西山清孝さん(人相書参照)、木下通博さん、田井克幸さん、浜田隆広さん(人相書参照)でした。皆様お疲れさまでした。で、係の女の子がグッズを持って出てきて観客に売る訳です。ほー、そういう事か…。何だか香港へ行った時、漢方薬屋にツアーで連れていかれて、薄暗い部屋に押し込められて説明を聞かされ怪しい雰囲気の中、漢方薬買わされた事を思い出しちゃったなー(関係者の皆さん、心外だったらごめんなさい)。ま、それはさて置き… 

ビデオ上映・殺陣“田村”・歌謡ショー

(司会大森貴人さんと新しい女庭番の方、ゲスト(?)真砂晧太さん)。
 峰様は殺陣“田村”と歌謡ショーのエンディングでご登場でした。もう殺陣に関しては何をか謂わんや。ステキに決まってます!黒の袴姿の峰様にウットリ。誰よりもステキに、輝いて見えました!←ってのも贔屓目に間違い無いでしょう。自覚してます。
 きびきびと立ち回るお姿、凛々しいお顔立ち。先ほどの怪しいコントの時とは全く違う、ステキなお姿。動きも一つ一つ決まってて、鋭い目や表情、刀を構えるお姿も決まってらっしゃる!上段や八相に構えた時に見える腕の筋肉の隆起…ステキすぎ〜。胸が早鐘を打つようにドキドキするのが自分でも判りました。…こんな近くで生で拝見出来るとは、愛知くんだりから深夜やってきて良かった(嬉泣)。出来る事なら、もっと沢山殺陣が見たかったです…。
 殺陣“田村”には、コントの皆さんの他、笹木俊志さん(人相書参照)、白井滋郎さん(人相書参照)、細川純一さん(人相書参照)、長田昭彦さんがご出演でした(瀬野和紀さんもいらっしゃったかもしれません。ごめんなさい。…05月10日追記)。このキャストもすごい豪華!まさかこんな豪華メンバーを拝見出来ると思ってなかったので感激しました。近くで拝見する笹木さんと白井さんはメッチャ威圧感がありました。槍を構えた笹木さん、かっこよかったです。

 それにしてもやはり、立ち回りをしている峰様は本当に輝いておられました。どんな役でも完璧に演じられますが、殺陣の魅力は殊更私をどきどきさせてくれました。ああ、最高のステージ…見られて良かったです。

 歌謡ショーの最終曲は「マツケンサンバ」!やっぱこれですか!1月にも御園座で拝見しました!で、剣会の方々が、あの恒例のキンキラ衣裳をお召しになって出ていらっしゃいました。うわっ!峰様もあの着物着るんだろうか?と、とても不安な気持ちになりました。あれだけは峰様には着ていただきたくない(着てらした皆様、心外だったらごめんなさい)!ドキドキしておりましたら、殺陣“田村”の衣裳のままでご登場で良かったです。笹木さん、白井さん、細川さんも田村の衣裳のままでした。そりゃあ、笹木さんや白井さんがあの衣裳を着た姿はちょっと想像できないです。健さんの舞台に出ていらっしゃる方が、「あの衣裳」をお召しでした。皆さんは慣れていらっしゃいますよね。清孝さんはここでもやはりノリノリで唄って踊っていらっしゃいました。清孝さんの笑顔、よかったです。勿論、最後列の峰様の笑顔が一番素晴らしかったのは言うまでもありません!ごめんなさい、清孝さん!

松平さんがお客さんから貰った花束が多すぎて、便宜上舞台に置かれるのをみて、お客様からいただいたものを直に下に置いてはいけないと、分担して持とうとしている峰様のお姿がよかったです。大勢のファンの方が松平さんに花束などを渡されている光景を最前列で見ながら、もしここで私が最後列の峰様に、何かお渡ししたらヒンシュクだろうなーと思っておりました。
 あ、私の席からは、丁度前列の清孝さんが後ろの峰様に被っておりまして、ちょっと悲しかったです。

 ショーが終わり興奮冷め遣らぬうちに会場を出、余韻に浸っておりました。お昼はどうしよう?と旦那様と話していると、木陰に山口幸晴さん発見!スタッフの方とお話されているようでした。「山口さんですよね、写真撮らせてください」と声を掛けると「僕?…いいですよ。」と仰ってくださいました。そしたら、一緒にいらっしゃった方が、一緒に撮ってあげるよと言ってくださったので、ご一緒させていただきました。ありがとうございました。

 さて、休日で多くの観光客でごった返す村内、昼時にすぐに入って食べられる場所がある筈もなく、中村座の前の団子屋で、みたらしを食べました。そう言えば29日の夜からまともなもの食べてないな…。今夜は美味しいもの沢山食べてやるぞ!と力んでみたらしを食べる私…かなり寂しい…。

生峰様!

(写真©東映)

 みたらし団子を食べたあと、中村座の前で峰様にお会い出来ました!!ちょんまげに剣会のスエット姿。かっこいい〜!硬直しつつもご挨拶。このサイトをご存知なので、会話はスムーズに。持っていった名古屋名物(こういう時、美味いもんがない名古屋は困る…)もお渡しし、少しお話をしていただきました。とは言うものの、何せ人気者の峰様、ちょんまげにスエット姿というお姿では余計目立ちますし、観光客の「写真お願いします」攻撃に遭われていらっしゃいました。嬉しいやら口惜しいやら…。

 間近に拝見する峰様は、かっこいいとかステキと言うよりも、「美しい」!整った彫の深い目鼻立ち。まさに、うっとり。特に、目が澄んでてとても綺麗。じっと見られると吸い込まれそう。うー、でも峰様の目なら吸い込まれてもいい…というより吸いこまれたい…(*^_^*)。←また馬鹿な事書いて大丈夫だろうか…。
 今死んでも本望!と思ったけど死んじゃったら、その後の展開(?)も無いしやっぱりそれは駄目です。

 サイト用にお顔のUP写真が欲しかったので、お願いすると、「いいですよ、何枚でも」と仰ってくださいました。っく〜(>_<)、この満面の笑み!ステキすぎです〜(*^_^*)。やっぱり死んでもいいっ!
 握手もしていただきました!大きくて暖かい手。「峰様の魅力」に「大きく骨っぽくて指が長い!(更に、甲に血管が浮いていると完璧に私の好みなのですが、残念ながら画面からは、この位しか判らないです」と書きましたが、適度に血管も浮いてて(何処見てんだって言わないで!)、完璧、モロ好みの「手」をしていらっしゃいました。これだけで悩殺寸前!う〜、持って帰りたいっ!と言う位です(*^_^*)。←更に馬鹿な事書いてるし。 

十手人について

 先日、重要なキーパーソンだった「十手人」。今後、回想か何かでご出演されるのかお聞きしてみましたら、そのような予定は今の所ないとか…。フイルムはあるので、使いまわしならあるかもしれませんが、との事です。酷い…。東映様、母親出すなら、父親も出してください!女一人じゃ子供だって産めないんですから!(ってそういう問題じゃないし)。峰様と加賀さんの絡みも見てみたいです。
それから「新・暴将 第2話」にご出演だそうですので、皆様ご覧くださいまし!(放送順変更あり、放送日は現在の所、不明。07月14日追記) (08月02日オンエア済み) 

サイトについて

 サイトに関しては、昨年私が東映本社へ写真掲載を申請した際、御本人に「許可していいですか?」と問い合わせがあったそうです。峰様は快くご承諾くださったという訳でして…。その後も、ちゃんと東映のチェック(見張っているらしい)があったり、お仲間の皆さんが覗いてくださっていたりされているそうです。「サイトのおかげで今じゃ僕、会社で有名人ですよ。」と仰ってくださいました。何と嬉しい事!こんなサイトが無くても峰様は充分有名人でしょう!なのにそんな風に仰ってくださるなんて、何てお優しいんでしょう(嬉泣)!また惚れ直してしまいます(*^_^*)!
「ホント、結構“蘭蘭”有名ですよ。」と仰っていただき、嬉しいやら恐いやら…。皆さんが見てくださってるって、それじゃあ滅多な事、書けないじゃないですか。←って思いきり書きまくり。それに東映作品に駄目出ししてもいいんでしょうか。
 東映関係の皆様へ:偽名(?)でも結構ですので、ご感想等ご一報いただけると嬉しいです。苦情などもありましたらお寄せください。お待ち致しております。
 …こういう事を思うと、東映本社に申請し、散々待たされたあの3〜4ヶ月は無駄じゃなかったなあと思えました。 

ショー 2回目

 15時の回の集合時間が迫り、所定の列に並び、待っているとあのオジ様ご登場。「券取れた?良かったね、もうすぐやし。」
 今度の回は結構後ろの方の番号でした。でも先ほど直にお会い出来ましたし、そんな事は何のその。人波に飲まれつつ入場すると、やはりかなり席は埋まってて何処に座ろうかと見まわしていると、オジ様が「ここ二つ空いてるよ。」と教えてくださったので、着席しました。係のオジ様…本当にお世話になりました。優しかったです、あのオジ様。お名前くらい伺っておけば良かったです…。

 ショー内容は先ほどと同じです。峰様は何度見てもステキ。お声もいいんですよ!張りがあってよく通るんです!やっぱり、ウットリ。ホント、峰様しか見てませんでした。
 ショーのあと、中村座前で峰様のお帰りをお見送りしました。ステキな笑顔と素晴らしい思い出をいただきました。快く対応してくださって本当にありがとうございました。峰様ー、ホントに大好きです〜!←壊れっぱなしでごめんなさい。でも本当に大声で叫びたいような気持ち。

模擬撮影−2 と がまの油売り

模擬撮影 2回目

 15:43、最後の模擬撮影に行き、人垣に入る事が出来ました。リハの合間に思いきって「有川さん!写真いいですか?」と聞くと、何と驚きです!「俺一人?一緒に撮ろう」とお答えがっ!「えっ?…でも今、拙いですよね」と言うと、「おい、○○、ちょっと!」と撮る人を呼んでくださって、ロープの中に入れてもらって、一緒に写っていただきました。本当にありがとうございました。めちゃめちゃ感激。そう言えば○○と呼ばれた、去年もいらっしゃった若い方と、ベテランの方、きっとあのお二方もスタッフロールでおみかけする方なんでしょうね。あ、それとカメラやってらした方もTVでお見かけするんですが、お名前が判らず申し訳ありませんでした。(カメラやってらした方は林哲夫さんでした。つる様ありがとうございました。05月13日追記)
 で、私の目の前にいた波多野さん、何度か声を掛けたんですが殺陣の事で頭が一杯だったのか、返事もしていただけず、「まさか名前間違ったかなァ?」とも思いました。

 途中、修学旅行の中学生らしい男の子が二人、やって来ました。その二人、「見えないもん」「こっちも。駄目」などと言っているので、「ボク、ここへおいで」と前にいれてあげました。私自身、身長が無い方なので、あまり大きな子だと困りますが小さい子だったので…。で、その子達の会話。
 少年A「うわー!かっこいい!」
 少年B「ほんとー!すげえー!」
 余りの嬉しさに、「ボク達。これからちゃんと時代劇見るんだよ!」と言うと
 少年B「え?いつやってるの?」
 少年A「知ってるよ!見てるもん。木曜日にやってるよね。」
 少年B「え?何時から?」
 少年A「木曜のね…7時だったかな?」
 エライ!君は凄い!思わず「君はエライねー!」と見ず知らずの男の子のいがぐり頭を後から、かいぐりかいぐりしてしまいました。その修学旅行の中学生…一年生ぐらいでしょうか、「あ!後3分で集合だよ!」と言いながら、模擬撮影に見入っている姿がとても嬉しかったです。こういう若者がちょんまげフリークになってくれると嬉しいなァ。←わたしゃ、時代劇の広報かっちゅーの。

 ここで内心焦っていたのは、16:20からの北村さんの「がまの油売り」が始まる事。模擬撮影が16:21頃終わり、「記念撮影」をしてくださると言うので、一番に撮っていただきました。写真を撮ってくださる方が「いきますよー」と言うと、私の斜め後にいた山田さんが「何処へー?」…耳に入ってしまい大爆笑!思わず「ちょっとー!山田さん!」と言うと、有川さんがすかさず「お前何言うたんや?!」…いいコンビネーションでした。本当に笑わせていただきました。

 その後、そこにいらっしゃった波多野博さん、有島淳平さんとも一緒に写っていただきました。お二方とも「俺も?」と仰いましたが、快く一緒に写真を撮ってくださり、本当に幸せ。もう、こんなありがたい事はございません!波多野さん、「若い頃は顔が半分だった!」とか色々言ってごめんなさい!もう言いません!って一緒に写真撮っていただいたから言う訳ではありません。ホントにいい方だったんだもん。←じゃあ、今まではどうだったって突っ込まないで!

 延々「記念撮影」が続いてて、川上さんと松永さんには声が掛けられません。このお二方の写真を撮らせていただいてなかったんです。北村さんの「がまの油」が始まってる時間だし…。そこで、取り敢えず「がまの油」へ行って北村さんの写真を撮って、模擬現場に戻って川上さんと松永さんの写真を撮らせてもらおう…、と思いつきパディオスへ行きました。 

がまの油売り

 行ってみると「がまの油」が丁度始まった所。北村明男さんの写真を勝手に二枚ほど撮らせていただきました。見ててふと思ったのは「感じが何だかつるさんと似てる…」って事。風貌からお話口調まで似てる…(お二方、心外だったらごめんなさい)。「きっと、つるさんが年取ったらこんな風かなァ」と思いました。…そして早々に模擬へ戻りました…「おい!行ってまうんかて!最後まで見てかんかい!」というような北村さんの視線(って私が思ってるだけです)を感じながら。

で、模擬現場(屋敷町)へ戻ってもまだ記念撮影中。あ〜、良かった!間に合った!と言いつつも、今度は逆にどんどん並んでいく観光客(自分は観光客じゃないのか!)に「模擬見てない癖に、並ぶな(怒)!」と 思いながらも、こうやって写真を撮るだけでも、ちょんまげフリークの裾野が広がれば良いのかなァと、見ておりました。
 やっと記念撮影が終わり、川上真人さんと松永吉訓さんにUPの写真を撮らせてくださいとお願いしました。お二方とも快く、いいよと仰ってくださり、まずは川上さんから。とても良い笑顔で写ってくださり感激。では松永さんお願いします、というと私のカメラが、「ジーーー」…???がーん!!こんな時にフィルムが終わってる!!「え?今のでフィルム終わっちゃったの?」と松永さん。「あ!すいません!今すぐ入れ替えますんで!」というと、「いいですよ、忙しいけど」…えー!?「焦んなくていいですよ、ゆっくりやってください、時間無いですけど」…えー!?「ひょっとして、松永さんって山田さんと同じ路線ですか?」と聞くと、「あー、似ちゃうんですかねー」と仰ってました。…楽しませていただいて有り難うございます。何とか、装填も済み写真も撮らせていただいてメデタシメデタシ。
 再び「がまの油」を覗くと、丁度終わった所でした。そこで北村さんとも一緒に写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。
 今回、石川栄二さんと小泉敏生さんのお顔も拝見しましたので、覚えておきます。

エンディング

 閉村まであと30分。村内をぐるっと回ろうと旦那様と歩きお化け屋敷の方へ行くと…。向こうから3人のスタッフジャンバーの男性が歩いていらっしゃって左側の方が…ん?ひょっとして…と思い、「すいません、杉山さんですよね」と恐る恐る尋ねると「ええ、そうですけど」…!間違い無く杉山幸晴さんでした!一緒に写真を撮っていただいて嬉しかったです。ありがとうございました。あとから思ったんですが、「この間のNHK見ました!」って言えばよかったです(川上さんには申し上げましたのに…)。あ、杉山さん、パッと見、眉毛が無くてちょっと恐そうでした。実は全然そんな事無かったんですけど。

 いよいよ時間も無くなって、旦那様と「最後につるさんに会いたかったねー。もう帰っちゃったかなァ。」と往生際悪く、寺子屋へ行ってみると、いらっしゃいました!後片付けをしているつるさんとネットの常連さん達。いやー、嬉しかったですね。時間が無いのに、しっかりまた上がってしまいました。
 で、隼人さんが「これどうぞ」と出された御菓子…。ん?何処かで見たような…。「坂角の縁」!つるさん!さっき私が持ってきたやつやん!思わず名古屋弁丸出しで、「ちょー!ここでひゃー出しとるんかて!信じれん!」(通訳:ちょっと!ここでもう既に出してるの!信じられない!)と言ってしまいました。余りにも…。ちゃんと奥さんにもあげてください。

私の怒涛の1日が終わろうとしておりました。その「怒涛」を物語ったのが私の目。私、コンタクトですし元々目は強い方ではないので、疲れはすぐに出てしまいます。つるさんに「何でもええけど、目、真っ赤やで。」と言われました。後で鏡で見てみたら、ホント!真っ赤っか!いつからあんなに赤かったんでしょう?

 閉村時間が来て、慌てて土産を買い、出口を出たのは17:10。その足で、京撮の正門へ回り、憧れの俳優会館の写真を撮りました。何だか入口を見てるだけでも幸せ。いい締めくくりが出来、実に内容の濃い1日が終わりました。
快く写真を撮らせてくださいました、京撮の皆様、ありがとうございました!

エピローグ

前の晩からまともな物を食べてなかったので、夕飯は美味しい京都の物を食そうと思っていましたが、余韻と疲労で、店を探す気力もなく、たまたまそこにあった「○将」で、夕飯を済ませてしまいました。「○将」ならここにもあるっちゅーのに。
 帰途につき、疲れてたので寝ちゃうかなと思いきや、やはりかなりの興奮状態なのか、寝てしまいませんでした。そう言えば、寺子屋で竹姫様が「寝ないよー、今日の事ずーっと再生するもの、ある一部分だけね」と仰いましたね。「そうそう」とつるさん。「だいじょーぶ、つるさんの所も再生するから。」と言うと、「ん、2回くらいね」…ははは、読まれてる。やはり私は相当判り易い人間らしいです。 

おまけ

 早速フィルムを現像に出し、仕上った写真を見ました。元々、ウチの旦那様、カメラって得意じゃ無いんですよ。私はと言えば、若い頃は一眼レフを持ってあちこち撮り歩いたカメラ少女(風景専門)。旦那様のアングルには非常に不安がありました。で、出来あがった写真を見ると、その構図は犯罪級。もー!だからちゃんと撮ってねって言ったのに!よりによって峰様との写真を旦那様に撮って貰うんじゃなかったです。自分で、峰様と私のツーショット写真が撮りたかった…(って無理に決まってるし)。
 と、文句を言いましたが、それ以前に私の顔が強張っておりました。隣の峰様は満面の笑みで写ってくださってるのに、私と来たら固まってるんですもん。他の役者さん方と写ってる自分と見比べても明かに顔が違う。やはり、相当緊張していたようです。
 今度の目標(っていつなんだか):にっこり笑って、いっちゃんいい顔で峰様と写真に収まる事!

 と、「太秦ルポ」というより「京撮俳優ルポ」といった感じになってしまいました。 長々と私の体験記にお付き合いいただきましてありがとうございました。




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