東映太秦映画村体験記5

〜5(新選組・取材編)・2002年4月7日(日)〜 
主なイベントは《ザ・撮影ショー》福本清三、斬られる!〜新選組外伝、花魁道中、
斬られる!〜新選組外伝、「ズームイン!!SUPER」の取材
です。 

今回の東映太秦映画村への旅

 何でこっそり行ったのかと申しますと…。今回の行動は「オフレコで…」という事だったのであります。
 以前から弊サイトでも告知していた18日放送予定の「ズームイン!!SUPER」の福本さん企画。この読売テレビの取材に参加する事になっていたのです。この日、福本さんの撮影ショーの初日でした。映画村に12:00集合、12:30からのショーを見た後、感想を聞くという予定になっておりました。この福本さん企画の取材が公表されて、当日現場がパニックになってはいけないので「オフレコ」での行動だったわけです。
 とはいえ、折角映画村に行くんですから、朝からしっかり楽しまないと!という事で私はいつも通り9時には入村するつもりにしておりました。  

出立

 何日も前から週間天気予報を気にしてみていたんですが、降水確率60%と出てました。もし本当に雨天だったら、ショーはどうなっちゃうんだろうかと心配でした。それにやっぱり傘を差していては、楽しめませんし。天気予報が外れて傘が要らなくなる事を祈っておりました。
 朝、例によって目覚ましより早く目が覚めてしまい支度に取り掛かります。忘れ物のないようチェック、予定通り家を出ました。
 名古屋発07:15の新幹線・こだま493号に乗り、京都着が08:07。小雨が降っていたし手荷物も多かったので奮発してタクシーで映画村に向かいました。

東映太秦映画村、到着!

 タクシーに乗った為、20分ほど早く着いてしまい門の前でうろうろ。この日は原田龍二さんのサイン会があった為、ゲートの前には長蛇の列が出来ていました。 その列を見て昨年の事を懐かしく思い出しました。昨年5月、松平健さんショーにご出演の峰様を拝見する為、朝3時から並んだんですよね(東映太秦映画村体験記1参照)。あの日も長い一日だったです。

 開村前に久保田社長さんが職員の方と出ていらっしゃいました。私に「福本清三ショー見にきたん?」とお聞きになりました。勿論そうですよ〜!
 私が物珍しさに(?)原田さんファンの列の写真を撮っていると、「写すトコが違うやん」と福本さんの写真入の撮影ショーの立て看板を指差し「ここを写さなきゃ」と仰いました。記念に一緒に写っていただきました。お会いしたのは三度目なのですが、気軽に声をかけてくださる優しい方です(東映太秦映画村体験記3 東映太秦映画村体験記4参照)

 さあ、生福ちゃんに会えるんですからドキドキ! 時間になり、いざ入村です!

またまた怒涛の一日!

 …なんでいつもこうなんだろ…? 期待に胸膨らませ、進んでいくと橋の袂に「撮影ショー」の出演者の看板が出ていました。出演者は誰かな…と見ていると、岩須透さん(人相書参照)が刀を差しながら歩いてらっしゃるのを発見!いつ拝見しても可愛い〜!大人の男性に「可愛い〜!」も如何なものか、とも思いますがホントに可愛いんだもの、私の方が5歳もおばちゃんなので許してくだされ。
 早速お願いしてしっかりとツーショットで写真を撮らせていただきました。「今日は村内をうろうろしてますんで。」との事、このあと何度もお話させていただく事になるのでした。

 今日の寺子屋の方が何方か知りたかったので学習館へ回ってみました。でも時間が早すぎて未だ写真が出されてなくて判りませんでした。諦めてようとしていたら、岩須さんが来てくださって確認してくださいました。なんてお優しいんでしょう、ありがとうございます(この日の塾長は坂東京三郎さんでした。時間がなくて見られませんでした、ごめんなさい。それから、がまの油売りも時間があわなくて見られませんでした。北村明男さん、ごめんなさい)。

 それで岩須さんと私が立ち話をしていると、6人連れの観光客が通りかかり、岩須さんを見て何やらごちゃごちゃ言ってます。よく聞いてみると「観光客が扮装しているんじゃないか?」などと話してました。遠巻きに言うならまだしも、すぐ横で聞こえるように言っているので、私思わず「この方、テレビに出てらっしゃる役者さんですよ」と言ってしまいました(ご本人が何も仰らないのに私が憤慨してどうするんだ…)。どんな番組に出てるんですかという話になり、岩須さんは親切ににこやかにお答えになられてました。んー、流石。人間が出来ていらっしゃいます。
 皆さんも是非、キャストロールをチェックしてみてくださいね!

公開中のスタジオ

 撮影ショーの場所取りまで時間があるので、公開中のセットを見にいきました。現在は2箇所公開してあります。
 先ず、暴れん坊将軍で使われている江戸城御座の間、cXタジオへ行きました。すごくきらびやかな、まさにTVで見る上様の部屋です。皆さんもここで上様気分を味わってみましょう!
 ここでは武家のお嬢様風(?)に扮装した女優さんがいらっしゃって、上様の席で一緒に記念撮影させてくださいます。この日は、鳫本(がんもと)繭美さんが担当されてました。私、存じ上げなかったのですがとても可愛らしい女優さんでした。

 二つ目は、映画「千年の恋」で使用した11スタジオです。先回訪れた時は「平安絵巻」の光源氏のお芝居をしてたんですが、今月から福本さんの撮影ショーが始まったのでスタジオの公開だけになっていました。
 行ってみるとお芝居がないのに入り口に役者さんの立て看板がありました。「ここも観光客の為に役者さんがいてくれてるんかな?」と思いよく見てみると、田中雅俊さんの写真じゃありませんか!これには驚いて感激してセット内に駆け込んでしまいました。
 というものこの少し前、田中さんのお名前が判らず気にかかってたんです(本薦 京都迷宮案内−偽名の女、短歌に秘められた三角関係!参照)。そうしたら川鶴さんが確認してくださって、田中さんのお名前が判ったばかりだったんです。ですのでこの日お会い出来たらいいなあと思ってたのであります。
 田中さんは光源氏のいでたちでした。突進してきた私に少々引き気味の田中さん(そりゃそうだ。見知らぬ人間がいきなり、「田中さん!会いたかったです!」って走ってきたら「あんた誰?」って引くだろうに…)、私は慌てて「つるさんにお名前を確認してもらった者です」と自己紹介しました。お判りいただけた様で田中さんの表情に安堵の色。「よく見つけてくれましたよね、でも普通は真ん中見てますよね」と仰いました。ま、普通の人はレギュラーの人たちだけ見てるでしょうけど、私はちょっと違う…?私の習慣をしきりに不思議がっておられました。だって回り見るの好きなんですもん!
 :私だって、ちゃんと主役も見てますよ。その上で回りにいらっしゃる方がどんな演技をされているか見るのが好きなんですから。
 田中さんはとても爽やかな方でした。どこにいらっしゃってもちゃんと見てますんで頑張ってください。
 私はすぐそのセットを出てきてしまったんですが、実際に映画で使われてたセットですし華やかで美しいので、皆様はしっかり見てみてくださいまし。…セットの写真くらい撮ってくればよかったですね、間抜けでした。

 11スタジオを出て撮影ショーの行われる屋敷町へと向かいました。途中、「高津商会」(こうずしょうかい)と書かれた軽トラック発見!何だか嬉しくってその軽トラの写真を撮ってきました。んー、益々おかしな路線に走ってる自分に気づきました。←現像後写真を見た旦那様にも「何、この“高津商会”って車」と聞かれてしまいました。
 高津商会:ドラマで目にする小道具・装飾用調度品を扱っている会社。スタッフロールに出てきますんで、気にして見てみましょう。公式サイトもありますので興味のある方はどうぞ。

《ザ・撮影ショー》

福本清三、斬られる! 〜新選組外伝
  初回は10:00から。とはいっても時間ぎりぎりに行ってちゃ背の低い私は人垣で見えなくなってしまうので、早めに行って場所取りです。
 西村正樹(現・匡生)さんのサイトでイベント担当の福田さんとお知り合いになったのですが、その福田さんがこの「ザ・撮影ショー」を担当なさっているのです。お会い出来るのを楽しみにしておりました。
 屋敷町につくと、テレビクルーらしき人たちとスタッフらしき人がいらっしゃいました。一人の男性に「すみません、イベント担当の福田さんは何方でしょうか?」とお聞きしたら、「私が福田ですが」と仰いました。ありゃりゃご本人に尋ねようとは…。控えめな感じの優しそうな方でした。お会い出来て良かったです。福田さんが苦労して企画されたショー、楽しみにしております!

 開演時間までまだ少しあったので出演者の看板の写真を撮っていたら、波多野博さん(人相書参照)が歩いてこられました。またまた私は感激!猪突猛進、図々しくも超ベテランの波多野さんに話し掛けておりました。波多野さんは善人も悪人も幅広く演じておられます。最近ですと、「水戸黄門・天橋立」編でも大店主の役どころでご出演されてました。波多野さんも快く記念撮影してくださいました。波多野さんはPCもおやりになるそうで、しっかりこのサイトの宣伝までしてしまいました。すごく優しい笑顔を見せてくださるんですよ。ホント嬉しかったです。ありがとうございました。

 時間が近づいてきたので現場に移動すると、清家三彦さん(寄せ鍋・映画村イベント情報 東映太秦映画村体験記3参照)がいらっしゃいました。タイミングを見計らって近寄っていきました。私は清家さんの仕事振りを拝見出来るのを楽しみにしてましたんで、お会い出来てめっちゃ嬉しかったです。こんな変な私にも親切にお話くださって、おまけにかっこいい(*^_^*)。へらへらしてしまいました。
 なんてすごい皆さんに会えるんでしょう…、ちょっと興奮気味の私でした。

 テレビクルーらしき人たちが福本さんのお姉様ご一行様とお話されてました。読売テレビの方は午前中からショーの取材をされるという事だったので、きっとその皆さんだろうと思いました。待ち合わせはお昼だったのですが、朝から近くにいて目立たなきゃいいんだろうけど他人様から見ればきっと私は挙動不審、挨拶をしないのも如何なものかと思い、取り敢えずご挨拶だけさせていただきました。皆さん、とても感じのよさそうな方で、これなら緊張しなくて済むかも…と思いました。

時間になりショーの開演です

 清家さんの司会で始まります。
 浪人:福本清三さん 監督:清家三彦さん 土方:柴田善行さん 沖田:井上紀子さん おみつ:平井三智栄さん 倒幕派浪士:木下通博さん(人相書参照) 高橋弘志さん(人相書参照) 山田永二さん(人相書参照) 中川峰男さん 河本タダオさん(人相書参照) 内藤和也さん

 新選組屯所の門から出演者の皆さんが出てこられます。福本さんが登場されると一際大きな拍手と歓声。流石に京撮の有名人です!本物ですよ、本物!福本さんの生の芝居をこんなに近くで見られるとは、なんというありがたいイベントなのか…(嬉泣)。

 いきなり本番から入ります。流石に本番の空気は違いますね。見入ってしまいます。
 しかし、待てよ?以前の模擬撮影とは少し違うらしいし、このまま本番だけでショーが終わっちゃったら、清家さんの殺陣師姿が見られないじゃん…。どうなるんだろう、と思ったら緊迫した場面で本番が中断、そこから殺陣をつける模様を見せてくれました。良かった…ほっ。

 殺陣をつけながら動く福本さんと清家さん!感動的(当たり前だ、動かなくてどうする…。大体そこで喜んでいるのは私だけかもしれない…)!これだけでも相当有り難いのに、いつ見ても美しい柴田さん、木下さんの堂々とした生演技、高橋さんの正統派浪人(?)、山田さんの珠玉のキャラ、浪人にしておくには可愛すぎる中川さん、迫力満点クールガイの河本さん、内藤さんのイキのいい浪人、男役がお似合いの井上さん、とっても可愛らしい平井さん…。皆さんのお姿を見られて私には美味しすぎます。

 殺陣の段取りも出来、リハーサルのあと本番再開です。殺陣の迫力ってすごいですよ、ほんとに間近に見ると息が詰まります。このショーに出られてる方々はホントにお上手な方ばかりですから、生で見られるなんて貴重な体験です。
 福本さんが脇役の主役(?)ですから、最後は土方(柴田さん)との一騎打ち。皆さんご存知のあの斬られ様を見せてくださいます。迫力満点で斬りかかり逆に斬られ…呻き声とえびぞり、ガン!と倒れる様が目の当たりです…これで興奮しない方がおかしいです!ひえ〜〜!本物だー!拍手喝采、私は相当興奮してしまいました。やっぱり、生で見る迫力と素晴らしさ!皆さんも是非映画村へ行ってこのショーをご自分の目で見てくださいまし!

ショーのあと

 出演者の皆さんと記念撮影が出来ます。自分のカメラで撮ってくれるのでお金もかからないし嬉しいサービスですよね?見取り図
 早々に並び順番を待っていますと、ふっと横から現れたスタッフジャンパー着用の男性、岡田和範さん(人相書参照)じゃありませんか!岡田さん、お優しげなお顔立ちで年齢不詳。「水戸黄門」の春の2時間SPで公家衆を演じてました。酒宴の席で近衛関白に「召し上がれ」とお酒勧めて「お〜お、よき踊りじゃ〜」と井上紀子さんの舞姿を喜んでおられました。岡田さんの白塗り公家化粧の酔っ払い姿に、相当びっくりしたんです。こんな所でお会い出来るとは!岡田さんが映画村内にいらっしゃるのを見たのは初めてだったので、このチャンスを逃しちゃなるまい!と思いました。とはいっても記念撮影の列に並んでるので出られません。ですので列に入ったまま、「岡田さん、写真撮らせてください!」と叫んでおりました。岡田さんは狐につままれたようなお顔をなさって、「え?誰?この人知り合いだったかな?」と考えておられるように見えました。ですので、「唯のファンです。いつもテレビ拝見してます」と申し上げましたら、やや納得されたような…。出来上がった写真を見てみたら、岡田さんの笑顔の中にも困惑の色が出てました。驚かせて済みませんでした。お会い出来て嬉しかったです。

 私の順番が来て出演者の皆さんの中央に入れてもらいました。私のすぐ後ろに福本さんがいらっしゃいました。密かにドキドキしていると、私の右側にいた木下通博さんが抜刀し私の肩口を掴んで刀を突きつけてくれました。びっくりしましたー。でもめっちゃ嬉しかったです〜。すっかり緊張も解けてしまった私は、その気になってそれなりの表情で記念撮影させていただきました。いい記念写真になりました。

花魁道中

 記念撮影が終わり花魁道中が始まる時間だったので移動しました。もう何回も映画村に行っているのに、花魁道中を見るのは初めてでした。この日の担当は川鶴晃裕さん(つるさん)。裃姿のつるさん、凛々しくて可愛い…(一体どんな表現なんだ…。でも、実際にお会いしたら判りますって!)。口上も慣れたもので、お客さんを乗せながら楽しませながら進んでいきます。花魁役は小野亮子さん、男衆は菱谷昌功さん、中村裕一さんでした。中村座の案内をされてた平井力さん(カナフレックス新作CMにご出演だそうです)が、スピーカーを引いて同行しておられました。
 この日やっと小野さんのお顔とお名前が一致したのですが、本当に綺麗な花魁姿でした。めっちゃ綺麗な方で見惚れちゃいますもの。結構私のタイプかも(おいおい、同性で「タイプ」ってのもあるんかいな…)。花魁独特の八の字を書くようなあの歩き方、近くで見ると大変そうです。捻挫しそう…。それにきっと筋肉痛に襲われます。女優さんも普段の鍛錬が大変なんでしょうね。
 中村座を出て吉原通りまで練り歩いていきます。この間、観光客の写真撮影し放題で、列の中に入り込んだり口上してるつるさんの横に立って写真に収まったり出来ます。ホントに間近に接する事が出来るのでお薦めです。物怖じせずにどんどん撮ってもらいましょう!

 道中のあと休憩に入るつるさんが着替えると仰るので、私待っておりました。その時、目の前を林哲夫さんが通りかかりました!最近の印象深かった作品といいますと「京都迷宮案内−恋人を捨てた母VS母親を捨てた跡取娘!」。悦子(大路恵美さん)の見合い相手役でした。「年収はええんやけどなー、顔がなー」って言われちゃうし、汗かきキャラにされてるし、「あんな奴に振られるなんて…」って、あんな奴呼ばわり…。ホントにお気の毒でした。
 林さんは撮影ショーの音響をやっておられたのですが、ショーの最中は話し掛けられないし、そのあとは記念撮影のカメラマンをされてたので声をかけるタイミングがありませんでした。ですので、今がチャンス!とばかり近寄って話し掛けました。「林さん、一緒に写真撮ってもらえますか?」と。するとびっくりしたお顔をなさって「何で僕の名前知ってるの?!」と聞かれちゃいました。…またこの質問です、んー、何でって聞かれても…。一番返答に困るんですよね、「知ってるから知ってる」としか言いようがない…。
 控え室から出てらした京都スタジオのマネージャーの本田さん(ソバージュヘアがとてもよくお似合いでキャリアウーマンという感じの颯爽とした女性)が、シャッターを押してくださったんですが、「変わった趣味してるわねー」と仰いました。「変わった趣味」…か。脇役ウォッチング、確かに変わった趣味かもしれません。林さんは最後まで不思議がっておられました。

 着替えが終わったつるさん、少しお話してくださいました。そうそう、裃から着流しに着替えたつるさん、まあかっこいい!着物も綺麗!緑色の落ち着いた綺麗な柄でした。よくお似合いでした。
 サイトの事やら作品の事、趣味の事やらその他もろもろお話させていただきました。漫才か何かやってるような乗りで。
 途中「まる子さん仕事は?もうしないの?」と聞かれたので、「うん、取り敢えず今は旦那様に食べさせてもらう。んー、復帰するならドライバーかな?」というと「ドラえもん?」……誰がドラえもんやねん!私がドラえもんになってどうすんの、まさか私の体型見て言ったんじゃないでしょうね…。「今のは本気で聞いたのか、わざと言ったのかどっち?!」と突っ込んだら、笑ってごまかされてしまいました。…わざとですね…、つるさん?

映画のヒミツ、うそほんと

 この日の担当は、窪田弘和さん(人相書参照) 池田篤樹さん 山本辰彦さんでした。11:30からの上演です。
 お客さんで満タンでした。やはりガラガラよりは満員御礼のほうがいいですよね。
 ここでは、天候の効果や、種々の効果音などを披露、その後で一連のストーリーになる過程を見せてくださる訳です。普段はテレビを当たり前のように見ていますが、効果音一つでその場の状況が把握出来たりするんですから重要な要素ですよね。
 相変わらず窪田さんの声って素敵。展開も快調で客席は盛り上がっている様子でした。池田さんと山本さんの息もあっててしっかり笑わせてもらいました。
 終わったあと、窪田さんも少しお話してくださいました。パソコンのことを少し伺ってみると…。先回お会いした時、ご自分のサイトが作れればと仰ってたので(東映太秦映画村体験記4参照)お聞きしてみると、資料集め等に時間がかかってまだまだサイト立ち上げは遠いような状況とか…。「2〜3年待ってください」と仰いました。では私もこのサイト存続させて、その時にはリンクさせていただきましょう!頑張らなくっちゃ!
 新作では5月9日スタートの「おみやさん」第二回にご出演だそうです。強盗の被害者だそうですので是非ご覧ください。また、5月1日(予定)NHK「その時歴史は動いた!」の親鸞編にご出演ですのでこちらも宜しかったらどうぞ。←ドキュメンタリーなのでお姿だけのご出演の可能性大ですが…。

《ザ・撮影ショー》二回目と読売テレビ取材

 指定された時間に集合場所へ行くともう既にクルーの方々と福本さんのファンの方々(はてな様とお嬢さん・ゆーちゃん様ご一行)が集まっておられました。私が行くと「女将さんですよね?」と声をかけられびっくりしました。声の主ははてな様でした、「サイト見せてもらってますよ、お気に入りに入れてますし。女将さんに会えるのを楽しみにしてました」と仰っていただけて感激しました。
 というのも、今回のファンの人選はテレビ局の方がこざる様のサイトの掲示板をご覧になられてお決めになられたそうなんです。私も普段は自分のHPアドレスを入れてカキコしてますから、皆さん私がこのサイトを開設してるのはご存知でしょう。「何で福本ファンの中に入ってんねん」と思われないだろうか…、私だけ浮いたりしないだろうか…と少し気がかりだったのです。←結果的には自分が心配したのとは違う意味で浮いていたかも?
 すっかり打ち解けて、ショーが始まる前に福ちゃん・峰様・脇役談義に盛り上がってしまいました。「女将さんトコ、サイトは見てるんだけど、濃くて書き込みできない〜」との事、う…、ウチって濃いですか〜?自分で今まで気がつきませなんだ…。

 ショーの開演時間(12:30)が近づき現場へ移動しました。ファンの皆さん(勿論私も含めて)揃って観劇した後、感想等のインタビューに答えるという段取りでした。
 一回目は右サイドから見たのですが、今回は正面の堀端で皆さんと並んで見ました。気をつけなきゃいけないのは堀に落ちないように…。出演者の皆さんが真剣に芝居してる正面で、夢中になって身を乗り出し堀に落ちたら洒落になりません。
 大体の流れは判っているので余裕を持って見ることが出来ました。
 福本さんはホントにカッコいいんですよ。構えても斬りかかっても斬られても「かっちょええ〜!」と声が出てしまいます。やっぱり圧巻は土方(柴田さん)との立ち回りですね。拍手せずにはいられない素晴らしさ!正面から拝見する福本さんのお姿、めっちゃ素敵でしたよー!その上、山田さんはめっちゃめちゃ面白いし、あの木下さんが結構お茶目だし楽しくて楽しくて。こんな楽しいショーを企画してくださってありがとうございます。どうぞ末永く続けてください。

読売テレビ取材

 ショーのあと、感想等を聞かせてくださいと国木田かっぱさんのインタビューが始まりました。
 私が何人目かよく見てなかったので判らなかったのですが、順番がきてカメラの前に立たされました(って、表現がおかしい?…いたずらした小学生じゃないんだし)。
 ひえー、こんな近くにカメラがあるじゃん…と緊張のメーターは振り切る寸前。ですが、かっぱさんの癒し系のお顔を見たらちょっと落ち着きました。それにかっぱさんのお話が上手なので、何とか話せたと思うんですが……?
 でも、話してるうちにショーの興奮が蘇ってきて熱くなっちゃいました。一生懸命福本さんの素晴らしさを伝えようと思ったんですが…。何を喋ったか半分くらい覚えてない…。
 一通りインタビューが終わったあと、記念撮影の列がちょうど終わるところだったので、ゆーちゃん様たちが並ぼうとされたらしいんです。でも「次の回でお願いします」と言われたそうで…。するとカメラマンの方が「折角だから福本さんの傍に行かないと」と仰ってくださったので、一団で福本さんの所へ。流石にテレビクルーご一行様では映画村スタッフの方もストップもかけられなかったのか、福本さんに群がる私達。私も握手していただけて嬉しかったです。とても暖かい手をしておられました。
 終始、気恥ずかしそうにしていらっしゃる福本さん、演技の時の鬼のような表情(これ、褒め言葉ですよ)とは180度違った表情で素敵でした。こりゃあ、一日福本さんの傍から離れられません!

 それから、読売テレビの企画担当のT様、カメラさん、音声さん、アシスタントの方、国木田かっぱさん、お世話になりました。今回の取材に参加させていただけて本当にありがとうございました。
 結局インタビューはカットになったらしいですが(…でもホント、私の興奮した姿が全国に流れなくてよかった)、貴重な体験が出来、また沢山の方にお会い出来た事に感謝します。


 ショーのあと、福本さんのお姉様と山口幸晴さんが歓談されていました。山口さん、「八丁堀の七人−捨て身の人質救出!愛する女を守れ」では、盗賊の文五一味の浪人役でご出演でした。時代劇では浪人が良くお似合いです。山口さんとも写真を撮らせていただきました。大人しそうな方なんですが愛想よくお話くださいました。
 福本さんのお姉様も物腰の柔らかな素敵な方です。こんな私にも「わざわざありがとうございました」と深々とお辞儀なさってご挨拶してくださいました。私の方が恐縮してしまいます。

映画のヒミツ、うそほんと・原田龍二サイン会

映画のヒミツ、うそほんと
 撮影ショーの三回目まで時間があるので、ウソホントを皆さんと一緒に見に行きました。やはり場内は観客で一杯、盛り上がっていました。終わったあと窪田さんに取材の件を報告させていただきました。無事に終わってよかったですねと微笑まれた表情がホントにお優しそうでした。お忙しい所、時間を割いてくださってありがとうございました。

原田龍二サイン会
 そのあと折角だから原田龍二サイン会を見てみようと中村座へ行きました。この日二回目と言う事もあるんでしょうが、思ったより入りが少なかったです。後ろの方に陣取っていると、原田龍二さんご登場。遠かったのでちょっと見難かったんですがそれでも判りました、原田さんはスリムでかっこいいですね。ちゃっかり記念に写真を写してきました。
 ファン層は茶髪の綺麗なお姉さんが多かったみたいです。んー、その点からしても私は入れないかもしれない…。

 サイン会場を出ると入り口付近に空田浩志さんがいらっしゃいました。先日最終回を迎えた「京都迷宮案内4」では記者クラブの記者役でご出演されてました。 勿論見逃さず「空田さん、写真一緒にお願いします」とお願いすると「…え?」と一瞬フリーズされてたようです。「どちらさん?」と言わんばかりの反応…。「いつもテレビ拝見してます」と立て続けに申し上げ、狐につままれた状態の空田さんと記念撮影させていただきました。
 ホント、色んな方に会えるので映画村って楽しいです。チャンスを逃さないようにキョロキョロする私、やっぱり挙動不審?

《ザ・撮影ショー》三回目

 三回目は14:30から。現場で待っていると、通りを河本さんと共に白井滋郎さん(人相書参照)、不破万作さん、加勢大周さんが歩いてくるじゃありませんか!コリャびっくり!白井さんまで拝見出来るなんて!白井さんを追って走り出す私、近くまではいけなかったので遠巻きながらちゃっかり写真撮らせていただきました。
 加勢さんはTシャツと綿パン・スニーカーといういでたちで爽やかな若者って感じ。芸能人らしからぬ雰囲気でした(私の芸能人のイメージに問題があるかもしれない…?)。不破さんはフツーのオジ様で、よーく見ないと判らないほどでした(ごめんなさい)。かなり有り難い出来事でした。

 この回は浪士の皆さんの写真を撮ろうと思ったので、始めに皆さんがスタンバイする橋の袂におりました。出てこられた皆さんがこちらに走ってきます。福本さんが私を見て「まだおるんかいな」と照れくさそうに笑って仰いました。その福本さんの笑顔のお優しそうな事!勿論、最後まで見ますよ、この福本さんのショーを見る為に来たんですから!
 立ち回りの際、抜刀した福本さんと土方(柴田さん)が対峙しする場面があるんですが、この橋からだと土方を睨みつける福本さんを正面から見ることが出来ます。いやー、すごい迫力ですよ!正面の堀端もいいですが、ここもなかなかいいです。
 この回は内藤さんが近くにいらっしゃったんですが、パワーのあるリアクションを間近で見られて楽しかったです。

 ショーのあとの記念撮影も待っておりました。皆さんの撮影が終わってから高橋さん(昨年剣会に入られたとか…)とツーショットで撮らせていただきました。先々月の「水戸黄門−津軽」編では困窮する百姓を熱演されてました。ホント真面目そうな方です。高橋さんは元々無口な方なのか、他の方に「写真一緒にって言ってくれてるのに、“はい”だけ〜?」と突っ込まれてました。いいです、「はい」だけでも充分です!

花魁道中・散策

そのあと丁度、花魁道中(最終回)が始まるところだったので、皆さんと一緒に中村座へ行きました。看板の写真を撮ったりつるさんとお話したりしました。その後は皆さん、用事があったり他に廻る所があったりというので別々に。
 私はストーカーのように(…おいおい)つるさんに張り付いて道中についていきました。ホント花魁は何度見ても美しいし、つるさんの笑顔って優しそうでいいんだもの。
 道中が終わったあと、つるさんが「取材どうだった?」とお聞きになられたので状況をお話ししました。「でも、ばっさりカットになってるかもね」と言ったら「だいじょーぶだよ。キャラ濃いもん」…え?「私ってキャラ濃い?」と聞き返すと、満面の笑みで「濃い濃い」…そうですか、やっぱり私って濃いんだ…。サイトも濃いわ、キャラも濃いわ…。いや、キャラが濃いからサイトが濃いのか…?まいっか…。←付け加えると、私の趣味(好み)も濃いらしい…。 お忙しい中、お話くださってつるさん、ありがとうございました。

 撮影ショーの四回目まで若干時間があったのでぐるりと一周廻る事にしました。お化け屋敷の辺りを歩いていると、ファーストフードを購入しようとしている山本辰彦さんを発見(ウソホントご出演)。財布からお金を出そうとしてらっしゃる時に「写真お願いします」と言ってしまいました。とても明るそうな方でした(実際、明るくて楽しく「いいキャラ」な方らしいです)。店のオバ様が「私が撮ってあげるわよ」と仰ってシャッターを押してくださったのですが、「もっとくっついて。いい雰囲気じゃない」と、まあ乗せ上手。傍で何かを食べてた観光客の若い男の子まで「カップルに見えますよー」と声をかけてくれました。わたしゃいいですけど、こんなオバちゃんとカップルにされた山本さんが可哀相。

 そのあと中央広場に向かいました。イベント担当の福田さんから伺ったんですが、この日は西村正樹(現・匡生)さんが中央広場の写真担当だったんです。午前中に行った時は何処にいらっしゃるの判らなくて戻ってきちゃったんです。でも、今見つけられないときっと今日は会えないだろうと、意を決して建物の中まで覗き込みました。そしたらいらっしゃったので、お声をかけましたら西村さんが出て来てくださいました。まるで「桃太郎侍」のような派手派手のオレンジ色の着物に身を包んだ西村さん、近くで拝見するとホント凛々しいです。
 この日ひょっとしたら撮影ショーの土方役をやるかもしれないと言うお話を聞いていたのですが、スケジュールの都合で違ったそうで…。基本的には西村さんと柴田さんが2週交代で土方役を務められるそうです。今度は是非西村さんの立ち回りも拝見したいです。

《ザ・撮影ショー》最終回

 この日の最終回は16:00から。時間が遅い所為もあるのか観光客の数は先ほどまでの回に比べると、若干少なめのようでした。
 この回は再び正面の掘端から見ました。出演者の皆さんが出てきて芝居が始まります。
 何度見てもいいですよー。演じてる皆さんの迫力って凄いんですもん。気がついたら、観光客も増えて黒山の人だかりになってました。福本さんが登場する時、斬られる時、紹介された時、一際大きな拍手が起こります。本当に人気者なんだなあと感じる時でした。

 この日は少々雨が残っていたので、地面が緩かったんですよね。演じる皆さんドロドロになりながら頑張っていらっしゃいました。特に、山田さんはアクションもショーUPも凄いので、全身ドロドロ。「一番手を抜いてる僕が一番仕事してるように見える」と笑って仰ってました。ホントに面白くていい方なんですよ。一度あのキャラを拝見したらファンになっちゃう事間違い無しです。

 ショーのあとまたもや最後まで待ってまして、今度は河本さんと写真撮らせていただきました。ひところより少しお痩せになって、精悍なお顔立ちの素敵な笑顔を見せてくださって嬉しかったです。先月「八丁堀の七人−母と名乗れない女!わが子と涙の対面」で金で雇われ悪事を働く遊び人を演じておられました。柄の悪い役はホントにピッタリな方です!若手(と私が思っている)の中では傍若無人な振る舞いさせれば右に出るものなし!とは言うものの、「洋服の○山」のCMのように笑顔も本当に素敵な殿方です。

 しっかり4回全て見せていただけて良かったです。やっぱり、撮影ショーは映画村の看板です!このイベントが復活してくれて嬉しいです。

 改めて、私って濃くて変わり者だったんだ(…おいおい…)という事が痛ーい程判った一日でした。
 この日ご一緒させていただいた皆さん、お世話になりました。快く一緒に記念撮影してくださった京撮の皆さん、ありがとうございました。 また機会がありましたらどうぞよろしくお願いします。

 この日も残念ながら峰様にお会い出来なかったので、今度行く時は是非お会いしたいです。

今日の迷台詞?!

 『この人よ、林君と一緒に写真撮ってって言った物好きな人』
 なんという紹介……とうとう私も「物好き」になりましたか。だって、いつもテレビ拝見してる皆さんに遭遇したら、じっとしてられないんですもん。今度映画村へ行く時は変装していこうかな…(行動したらすぐバレそうなもんですが…)。開き直って益々「濃い」「物好き」路線で行きたいと思います。
 最後に京都スタジオの本田さんが「みんなの事覚えて応援してね」と仰いました。勿論「はい!」と即答しました。ははは…、流石にサイトの宣伝は出来ませんでした。皆さんの応援ならお任せください!頑張ってますよー!

Page Top ▲